私は「クリスチャン」でもないし、あるいは「エホバの証人」でもないが、聖書の記述については、身逃がせない不思議な事実があることは否めないと思う。
昔、子どものための聖書物語を読んでいたときに、「バベルの塔」の話があった。
人間は天に届くほどの高い立派な塔をつくり、人々が集ってきたという。
それで、神がいかり、その塔は一瞬にして崩れ去り、それから神が人々の言葉を通じさせなくしたために、人間はばらばらに散っていったということだった。そのときに様々な言語が生まれ、様々な国に分散したということだったと思う。
神は人間が権力のもとに集合するのではなく、世界にちらばって平和に暮らすことを望んでいるということだったと思う。
こんな話は作り事だと思っていた。巨大な塔が一瞬のうちに崩れるなどということはない、たとえ大地震などで損壊したとしても、完全にばらばらになってしまうことなどはないだろうというのが常識的な考えだったと思う。
しかし、それを覆すようなことが、実際に起こったのだ。あのアメリカ同時多発テロ事件の時に、「世界貿易センタービル」が数時間もしないうちに、原型の面影も残さず、ばらばらに崩落してしまったのだった。
ここで私は、世界貿易センタービルが「バベルの塔」だと言っているのではない。
人間の文明技術を駆使した現代の頑丈で立派な建造物でさえもが、本当に一瞬のうちにあとかたもなく崩れ去ることがあり得たことに驚いたのだった。
構造物が一瞬にして破壊されるというその物理的根拠があったということである。
それで、他の気になる聖書の記述と言えば、預言の書のどこかに、人間の肉体が生きているうちにみるみるうちに朽ち果てるというようなものがあったと記憶しているのである。
立っている人間の足がその場でどうかなってしまうというような聖句があったように記憶している。いくら伝染病とかで急死したにしても、そんなことはありえないであろうと思うのだった。
ところで、この前書いた鳥の大量死のことだが、北海道でスズメをかわいがって庭で餌などを与えている人の証言によると、スズメが元気に餌を食べているにも関わらず、その最中にポトンと落ちて、見るともう死んでしまっているということだった。スズメの体の中でいったい何がおきているのであろうか?本当に不気味だ。こんなことが人間にもおこらないという保証はない。
近年夏、東京の練馬区などでは、はるか遠くの海岸のビル建設の影響で海からの風がとおらなくなり、異常に気温が上昇するということで、集中豪雨が発生している。練馬のみならず都心のにわか雨の降り方が尋常ではなくなっており、それは都市化によって異常に大気が熱せられるからだ、などといわれている。
しかし、このような一部の都心地域の一時的な状況のみならず、地球の温暖化によって南極や北極の氷が解けてしまい、海抜の低い珊瑚礁のきれいな島国が海に沈没しているという事実もある。
東京で昨年、練馬・杉並・中野・新宿などで並々ならぬ集中豪雨があり、浸水被害が続出したが、激しく降り続く大雨について語るときに、「ノアの洪水のようになるのかと思いこわかった」と形容する人もいた。
地球の環境が破壊された場合、ノアの洪水もけっしてありえない話ではないかもしれない。
今、世界の共通語は「英語」になりつつある。つまり英語を使う人間が主導権を握り、そこに権力と富が集中しようとし、それを求めて世界中の人が集っている。
世界貿易センタービルは、バベルの塔ではないし、神の怒りで崩れたのでもない。悪質な人間のテロ行為によるものだった。
しかし、人間の多くは富や名誉などの欲に支配されて、なにか間違った方向に進んでいるのではないかという疑問は拭い去ることができない。
経済の発展ばかり考えず、エネルギー問題、核兵器、放射性廃棄物、汚染、自然破壊など、地球のために今すぐ真剣に取り組まなければいけないことがあると思う。
昔、子どものための聖書物語を読んでいたときに、「バベルの塔」の話があった。
人間は天に届くほどの高い立派な塔をつくり、人々が集ってきたという。
それで、神がいかり、その塔は一瞬にして崩れ去り、それから神が人々の言葉を通じさせなくしたために、人間はばらばらに散っていったということだった。そのときに様々な言語が生まれ、様々な国に分散したということだったと思う。
神は人間が権力のもとに集合するのではなく、世界にちらばって平和に暮らすことを望んでいるということだったと思う。
こんな話は作り事だと思っていた。巨大な塔が一瞬のうちに崩れるなどということはない、たとえ大地震などで損壊したとしても、完全にばらばらになってしまうことなどはないだろうというのが常識的な考えだったと思う。
しかし、それを覆すようなことが、実際に起こったのだ。あのアメリカ同時多発テロ事件の時に、「世界貿易センタービル」が数時間もしないうちに、原型の面影も残さず、ばらばらに崩落してしまったのだった。
ここで私は、世界貿易センタービルが「バベルの塔」だと言っているのではない。
人間の文明技術を駆使した現代の頑丈で立派な建造物でさえもが、本当に一瞬のうちにあとかたもなく崩れ去ることがあり得たことに驚いたのだった。
構造物が一瞬にして破壊されるというその物理的根拠があったということである。
それで、他の気になる聖書の記述と言えば、預言の書のどこかに、人間の肉体が生きているうちにみるみるうちに朽ち果てるというようなものがあったと記憶しているのである。
立っている人間の足がその場でどうかなってしまうというような聖句があったように記憶している。いくら伝染病とかで急死したにしても、そんなことはありえないであろうと思うのだった。
ところで、この前書いた鳥の大量死のことだが、北海道でスズメをかわいがって庭で餌などを与えている人の証言によると、スズメが元気に餌を食べているにも関わらず、その最中にポトンと落ちて、見るともう死んでしまっているということだった。スズメの体の中でいったい何がおきているのであろうか?本当に不気味だ。こんなことが人間にもおこらないという保証はない。
近年夏、東京の練馬区などでは、はるか遠くの海岸のビル建設の影響で海からの風がとおらなくなり、異常に気温が上昇するということで、集中豪雨が発生している。練馬のみならず都心のにわか雨の降り方が尋常ではなくなっており、それは都市化によって異常に大気が熱せられるからだ、などといわれている。
しかし、このような一部の都心地域の一時的な状況のみならず、地球の温暖化によって南極や北極の氷が解けてしまい、海抜の低い珊瑚礁のきれいな島国が海に沈没しているという事実もある。
東京で昨年、練馬・杉並・中野・新宿などで並々ならぬ集中豪雨があり、浸水被害が続出したが、激しく降り続く大雨について語るときに、「ノアの洪水のようになるのかと思いこわかった」と形容する人もいた。
地球の環境が破壊された場合、ノアの洪水もけっしてありえない話ではないかもしれない。
今、世界の共通語は「英語」になりつつある。つまり英語を使う人間が主導権を握り、そこに権力と富が集中しようとし、それを求めて世界中の人が集っている。
世界貿易センタービルは、バベルの塔ではないし、神の怒りで崩れたのでもない。悪質な人間のテロ行為によるものだった。
しかし、人間の多くは富や名誉などの欲に支配されて、なにか間違った方向に進んでいるのではないかという疑問は拭い去ることができない。
経済の発展ばかり考えず、エネルギー問題、核兵器、放射性廃棄物、汚染、自然破壊など、地球のために今すぐ真剣に取り組まなければいけないことがあると思う。