山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

打ち込むもの

2010-10-31 22:26:02 | 放送大学


若い時は、物事に打ち込んでたもんだ、と思った。
近年になってから打ち込んだものと言えば、運転免許の取得だった。
何かに打ち込んでいた時のことを考えると、とても充実していたと感じた。
でも、本当にそうだったのかな?
最近、放送大学の宿題をやり終えるのにものすごく苦労してしまった。
それはもうめちゃくちゃで、結局時間ぎりぎりになって、
内容をよく確認もしないまま郵送。
こんなことでよいのか・・・。
でも、思い出したら、昔もそうだった。
いつもいつもぎりぎりまで遊んでて、最後になってあわてだして、
そして、中途半端のまま、苦し紛れに間に合わせる。
何も変わっちゃいない。
昔から、そんなふうに、きちんとしていない人間なんだ。
もう恥さらしだ。
いい結果なんか出るはずもない。
ちゃんと打ち込んでいるわけでもないんだ。
それでも、後になってみると、打ち込んでいたと感じることができるなんて、
人間の記憶とは、どれだけ都合よくできているんだろう。
昔は頑張ってたっていうのは、勘違いだ。
そして、今も頑張っていないんだ。
手ばかり抜いているんだ。
それでも、自分をやらなきゃ仕方がない環境に無理やり置けば、
多少なりとも、最低限の努力はしなければならなくなる。
昔も今も決して楽しくなんかなかったんだ。
苦しいだけだったんだね。

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渋谷発 野沢龍雲寺循環バス

2010-10-31 09:34:30 | 運転・車・道路の事


 昨日は、台風の中、放送大学の世田谷学習センターに行ってきました。この学習センターは、距離にすると自宅から一番近いのかもしれません。ドライブルート検索でしらべると、25分くらいで着きます。環七を南に進み、下馬通りに左折すればいいようです。しかし、適度な駐車場はないので、車で行くわけにはいきません。台風の中の運転は怖いし、もし天気がよかったとしても、コインパーキングはべらぼうに高いです。方法としては、タクシーで行くのが一番簡単ですが、4000円くらいかかるらしい。だから、電車とバスで行きます。それなら400円くらいです。安いですが、片道1時間半は見なくてはなりません。

 久しぶりに渋谷からバスに乗りました。それで、びっくりしたのが、自分が変っていたことです。なんと、バスがどのように走ったかを把握することができる能力を身につけていたのでした。
 バスは渋谷駅西口を右に曲がって玉川通り(国道246号線)に出て、南西に走っていきました。「大橋」という交差点を直進。三宿で左折。ここは三宿通りというらしい。(帰宅後地図で確認)。その先、下馬通りに右折し、その先の学芸大学附属高校でバスから降りました。



 帰りは、同じ停留所から渋谷行きに乗ろうとしたら、1時間に3本しかなく、ちょうど行ったばかりでした。対向車線の降りた停留所に行ってみると、もっとたくさんのいろんな方向へのバスが通るようで、乗って来たバス路線は、循環して渋谷に戻ることがわかりました。とりあえず待っているとほどなくそのバスがやって来たので乗りました。乗った次の停留所が「放送大学学習センター」というものだったので驚きました。逆から来たらそこで降りた方がいいのかもしれませんが、学芸大附属高の方が近いようです。
 バスはその先、大きな通りの手前で右折、前方は環七かな?と思いました。するとやはり見えた通りは環七で、少し進んだ先で環七にぶつかり、右折で環七に出ましたが、またすぐに右折して普通の道に入り「龍雲寺前」と言う停留所がありました。この通りは野沢通りというようです。その先「世田谷観音」と言うバス停があり、このあたりの寺など見てみたいなと思いました。それから「下馬1丁目」でバスは左折し、来るときに通った「三宿通り」に戻ったことがわかりました。「自衛隊中央病院入口」というバス停がありました。自衛隊の病院があるのですね。その後「三宿」を右折し、玉川通りに出て、「大阪上」「道玄坂上」と言う停留所があり、渋谷駅に到着。
 雨が降っていて、交通量が多く、そのうえ駐車車両も多い中、さすがに運転士さんの運転は安全でスムーズです。そういえば、バスの車両が全く同じで、来る時に置き忘れの傘が座席にあったのですが、帰りも同じ物がありました。運転士さんも同じだったかどうかはわかりませんが、どちらも発車するとき、指差し確認をしていました。大型二種免許、さすがのプロの運転に敬服します。

 以前にもこの路線に乗って世田谷学習センターに通ったことがありますが、その当時は、どこを走っているのか知ろうとも思わず、わけもわからず運ばれていくだけでした。しかし今回は、もし自分が走るとすれば…と思って、どんな道路状況なのか前方をよく見ていました。渋谷は難しそうなので、あんまり走りたくはありませんが、かなり参考になり勉強になりました。


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ラミーチョコ、その後

2010-10-31 00:17:48 | 運転・車・道路の事
夫が帰宅したので、「ラミーチョコってほんとうに運転できないんだね」と言った。
(バッカスは腹の中に消滅済み)
「そうだよ。だから、言ってるだろ」
「言ってるっていっても、ただ、適当なことを言ってただけでしょう。箱に運転は遠慮しろって書いてあるじゃん」(ラミーチョコの箱を示す)
「だから、前から食べたら運転しちゃだめだって言ってるじゃないか」
「だったら、なんで、箱に書いてあるって言わないの。言えば信用するのに」
「そんなこと言わなくたって、酒の入ったチョコレートを食べたら運転できないのはあたりまえだろ」
「酒の味がしたって、アルコール分がどれだけ入ってるとか、裏付けがなかったらわからないでしょうが」
「そんなこと関係ない。常識で考えれば運転できないにきまってるだろ。長年生きてる者の言うことを聞けばいいんだ」
「はっ?ノンアルコールビールも運転前に飲んじゃ駄目だとか言っているし、そんな人間の言うことが信じられるわけがないでしょ」
(夫はいつも、ノンアルコールビールにもアルコールがわずかに入っているから、運転はダメだと言っている。0%と書いてあってもだ)
「ラミーチョコは運転はダメなんだよ」
「だから、それはわかったけど、何で箱に書いてあることを説明しないの」
「説明しなくたって、運転はできないんだから、できないって言ってるんだよ」

なんだか、堂々巡りだ。
だいたい、箱に記載されていることを夫が知っていたのか知らなかったのかも、わからずじまいだ。もし、知っていたのなら普通の人間だったら、それを言うはずではないか。

こういうのが、普段仕事をしている会社の人間たちと大きくちがう部分である。
理系の人間は、必ず数値の裏付けを持ってきて、それを理由として結論を出すから、理路整然としているのだ。
夫のアタマは支離滅裂だ。

運転できないから運転できない、で強引に押し切る。
全然説得にならない。

「じゃあ、酒が入ってるものは、何でも運転できないんだ」
「そうだよ」
「へえ、じゃあ、酒蒸しまんじゅうもダメなんだね」
「そうだよ」
この男の主張、やっぱりラミーとバッカスの箱の記載に基づくものではなかったようだ。

 それにしても、長年ラミーとバッカスを食べているのに、箱の記載に気がついたことがなかったのも、我ながら不思議だ。運転をしない人間だったからアルコールがあろうとなかろうと関係なかった。そして「お酒が入っていますので、運転時などはご遠慮ください」という文字は、老眼鏡をかけないと、私の目には読めない大きさである。ただ、アルコール分○○%は裸眼でも読める。考えてみれば、どんな商品もいちいちパッケージを見ていないというガサツな人間だ。


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バッカスとラミー

2010-10-30 17:06:36 | 運転・車・道路の事
私が好きな食べ物の中に、バッカスとラミーチョコがある。

 チョコだったら、これでなくてはというくらい、普通のチョコに比べておいしい。
その他に、フルーツケーキとかパウンドケーキとか、サバランとかが好きだけど、結局こういうのって洋酒が入っているから好きなのかな?私は洋酒を飲む習慣はないけど、こういうのが好きってことは、もしかしたら洋酒も好きになる可能性が高いのかもしれない。

 このあいだ、夫が、これを食べたらクルマの運転はできないぞ、と言っていたので、
「またそんなバカなことを…。洋酒っていったって、アルコール分なんか抜けてるんじゃないの?」と思っていた。
 昔、小学校のころ、同級生の弟が幼稚園くらいだったが、お酒の入ったチョコレートを食べて酔っぱらってふらふらになった、という話を聞いたことがあった。夫の話でそのことを思い出したが、その話とこれらのチョコとは何ら関連性はないと思っていた。でも、その子の食べたチョコっていうのはアルコールが残っていたのかな~と、ちょっと不思議に思った。

 その後、何の疑問も持たずに、今日バッカスとラミーを買ってきた。そして、ふと見ると・・・。



えっ???? あらまあ、本当に運転できないじゃん。
「お酒が入っていますので、運転時などはご遠慮ください」だって。本当か~。

 
見ると、バッカスには
「洋酒使用 アルコール分3・2%」


 

ラミーには、
「洋酒使用 アルコール分3・7%」とある。

 へえ、ラミーの方が強いのか。それにビールが5%くらいだとしたら、それよりちょっと低いくらいで、極端に低いとも言えない。
 しかし、量から考えたら、バッカスを1箱食べたところで、1粒5・7g×12粒で68・4gだから、チョコ全体でもコップに半分もない。そして、アルコール分もビールより少なく、一箱あたりで68.4g×0.032で2.1888gってこと。こんなものでもやっぱりお酒はお酒か。となると、やはりケーキでも洋酒の入ったものは運転禁止かな。
 裏面を見ると「この製品には洋酒が入っていますので、お子様やアルコールに弱い方、妊娠・授乳期の方、運転時などはご遠慮ください。」と書いてあるのだった。

 ちょっと残念だけど、運転前は禁止だな。
 今日は運転をする予定はないので、バッカス1箱平らげました。
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秋の夜長といえば

2010-10-29 23:20:31 | トラックバック練習・ご意見板
ちんちろちんちろちんちろりん
秋の夜長を鳴きとおす~ ああ面白い虫の声~

何なんていう童謡を思い出してしまった。



いや、これって、秋っていうか、夏の終わりころでしょうね。
昨日今日に至っては、虫なんかもう凍え死んじゃってますよ。
そういえば、今年はいつまでもものすごく暑かったから、涼しいなあという感じの日がなかったように思います。
虫の声も聴こえたには聴こえましたが、なんか期間が短かったのかもしれませんね。
虫が鳴くころはまだ日が暮れるのもそんなに早くはなかったような・・・。
秋の夜長っていつのころを言うんでしょうね。
だって、本当の夜長は12月ですよね。

全然、トラックバック練習版の内容からそれているようですが、
そうそう、秋の夜長は何をしているかって、
夏のようにいつまでも明るくないから、当然さっさと帰宅するようになってきますが、だからといって、時間が伸びるわけでもないから、別に変ったこともないかな。
いつもと同じようにブログを読んだり書いたりしています。

夜が長いっていうよりも、昼間が短いのが堪える。
仕事から帰って来ると真っ暗だから、夏のように夕方洗濯して干すっていうのも抵抗があるし、暗くてベランダに出ないので、ベランダの植物の手入れがおろそかになってしまいますね。水やりもあんまりこまめにしなくなってしまいます。
夏みたいに蒸発しないけど、ちゃんとやらないとかわいそうだな。

この秋は、放送大学の面接授業をいっぱい取ってるので、自宅でも、予習復習等いっぱい勉強しようと思います。
って、思うだけかな。行って来るだけで疲れちゃうもんね。
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解約終了

2010-10-29 15:40:33 | 日記


 新宿の銀行まで行かなくちゃと思っていたけど、どこの支店でもできることがわかり、地元の支店に行って手続きを完了してきました。これで、クルマの保険が引き落とされても、マイナスにはなりません。それにしても、20万解約して、利子が15円ってなんだ!ばっかみたい。区の駐輪場に置くと100円かかるから、2時間まで無料のスーパーの駐輪場に置こうとしたら満車で置けず、結局銀行の前まで自転車で行き「路上駐車は撤去します。罰金3000円」と言う看板の前に駐輪して用を済ませました。まあ、短い時間なら大丈夫でしょう。しかし、月末で銀行も結構混んでいました。そのうえ新宿に行ったら電車代もかかるところだったから、地元でできてよかった。
 銀行手続きが終わってから、お蕎麦屋さんでお蕎麦を食べました。これが、たいしておいしくない。深大寺のそばはおいしかったな~。まあ、値段もてんぷらがついて950円ですから、しょうがないですけどね。そばもつゆも全然違う。どうせ食べるなら、おいしいお蕎麦がたべたいものです。
 そのあと、婦人科に行って子宮筋腫の定期検診を受けてきたが、特に変化もないそうで、安心しました。悪性のものではないようです。3分の1くらいの人にあるそうです。次回は半年後でよいそうです。先生は30代くらいで若く、なかなかのイケメンでした。感じも良い。好感度100点。
 もう50歳だから、女性ホルモンは減る一方で、筋腫も発育しなくなるらしい。喜ぶべきか悲しむべきか。それにしても、子どもが産めない娘に代わって50代の母親が代理母になり、娘夫婦の受精卵を子宮に着床させ、出産するということが、実例としてありますが、それってすごくないか?と驚きます。私は50歳ジャストで、まだ閉経はしてませんが、とてもじゃないですけど、出産なんかできないなあと驚くのでした。そんなことできるのかな~。体力も女性ホルモンも全然足りないぞ。産婦人科では、お腹の大きい奥さんとその夫という男女のカップルをよくみかけ、一緒に診察室に入って行きます。超音波画像でも見るのかな?私のころは、夫婦そろって産婦人科を受診するなんて人は、見かけたこともありませんでした。時代が変ったな~と思います。
 思ったよりも早く終わったので、そのへんをぶらついてこようかと思ったけど、セーターの上に上着を着ないで出てきたので、寒い寒い。まっすぐ家に帰って来ました。今日の夕飯は、あるもので済ませよう。
 貯金については、11月からクルマのローンがなくなるので、そのぶん、毎月の積立額を増やすことにしましたが、これからも低金利で貯金の効果はほとんどなさそうです。それでも自動積立にしないと、全部使ってしまいそうなので、することにしました。また来年一部を解約してクルマの保険を払うことになります。その時もまた15円とかしか利子がついてないようです。なんだかな~
そういえば、このあいだ郵貯で20万円を4日間、自分の貯金から借り越していたら、利子が9円とられてました。こっちも解約してマイナスを解消。現在残高は35円。悲しい~。
なんとかしてくれ~。
お金持ちになりたい。。。
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レポート

2010-10-29 10:15:58 | 日記
 レポートの作成に苦しんでいます。放送大学の課題です。
 内容にも困りきっているのですが、それ以前にワード2007の使い勝手がよくわからないんです。以前のパソコンはXPでワードは2003。会社のも同じ。それなら使い慣れているんですが、windows7になったら、ワードは2007でずいぶん変わってる。以前の操作に相当するアイコン?ボタン?(これもなんていうのかな?)がどこにあるのか、探すのに大わらわ。こういう言葉もわからないので、言葉で質問することも難しい。
「ページ設定」で文字数や行数を決めるのにも、「ページ設定」がない!!!ということで、どこだろうかと探しまくって一晩過ぎてしまいました。以前だったら左上「ファイル」のところにあったかな。今度のは「ファイル」っていうのはなくて、「ページレイアウト」というのがあり、そこを開くと「ページ設定」というのがあり、その端っこの小さい四角のところをクリックすると文字数行間などが設定できる画面がでる。それが、今朝になってようやくわかりました。昨夜は「ページレイアウト」を出しても「余白」や「段組」などはあるものの、その下の「ページ設定」の中の右の小さな四角に気がつかなかったのです。そういえば最初のころ「印刷」もどこにあるのか分からず困りました。
 ネットを介して、質問とかQ&Aとかもあるようですけど、それさえもどのような仕組みになっているのか分からず、おろおろするばかり。昨夜は夫がパソコン回線のスイッチを切って寝てしまったので、再度夫の部屋につけに行くも面倒だからそのまま。ワードは使えてもオンラインの部分は使えず、操作方法を調べることはできず、わからないまま結局あきらめて寝ました。
 縦書きで2桁の数字を横並びにするってのもできないもんだと思っていて、全部漢数字で記載していたのですが、縦中横とかいうもので、できることがわかり、それもやり直し。それにしても3桁になると横並び数字3文字ってわけにはならないから、やはり縦書きでアラビア数字ってのは不便。それにしても漢数字ってのもなんか古めかしい。やっぱり日本語もだんだん横書きになって行くのか。
 日本語を入力するには「一太郎」が向いているそうです。ワードはもともと買ったパソコンについているからそのまま使っているけど、もともと英語用にできているから、日本語を入力するには不便なのだそうです。道理でおかしな変換になってしまうことも多いし、いきなり均等割りとかになって、とんでもないところで自動的に字間が妙に開いてしまったりする。会社で資料を作成するときも、勝手になった均等割りを解除して字間を詰めるという操作は頻繁にする。それから勝手に箇条書きの「・」が2行目以降の行頭に入ってしまったりする。あらかじめそうならないようにセットしておく方法もあるのだろうか。ちゃんとパソコンを習ったことがないからわからない。かなり不便な使い方をしているのかもしれない。つまり効率的に使いこなしていないようだ。パソコンが言うこときかない。余計な動きを自動的にしてしまう。思い通りにならないこと多々あり。
 それにしても、今日はたまたま休暇をとっているので、昨夜、はかどらなかったレポートを書こうかとも思ったけど、私はどうも夜行性なので昼間は集中力がないのだ。やっぱり外にでかけるとしようか。つまり銀行巡りなんだけど、近々、車の保険が引き落とされるので自分の定期預金を解約。ああ、・・・。夫は自分の相当分3万円だけを出すそうだ。どこから3万円という計算が出てくるのか? 全額15万近いんだから最低5万くらいだしてもらいたいものだ。最近は夫婦でも配偶者の貯金を解約できないから、自分で自分の貯金を解約するしかなく、私の貯金がどんどん減るばかりだ。夫婦の共有財産のはずなのにね。
 話があらぬ方向に進んだが、相変わらず寒々しい天気。新宿にでも出かけてこよう。(つまり銀行は新宿です。)ついでにおいしものでも食べてこようかな。
 レポートは今日の昼間は書かないことにしたという話でした。
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初心者マークを外してみた

2010-10-28 18:21:37 | 運転・車・道路の事
 雨はかなり降っています。それに12月下旬並み寒さです。
ついこのあいだまで、暑い暑いと大騒ぎしていたのに、ちょうどいい期間はほんのわずかで、いきなり寒くなってしまいましたね。

 昨日は、家族が集まる曜日だったので、4人で夕飯を食べました。長女を迎えにいくときに、初心者マークをつけないで運転してみました。駅まではすぐ近くですし、もう何十回も同じコースを走っています。それならば、若葉マークはなくてもよさそうです。  駐車して待っていると、長女がマークのないことに気がついて驚いていました。遠出するときにはまだつける予定ですが、近隣ではもう卒業としましょう。
 思えば、初心者マークにはお世話になったものです。これつけてるからなんでしょうか、譲ってくれる人が多いです。それがないと、周囲の車はどのように変化するんでしょうか、それとも変わらないでしょうか? 初心者マークにいっぱいお世話になったということは、いっぱい乗る機会があったということだから、それはいいことなんだと思います。

 そういえば、昨日初心者マークをつけないで、自宅から最寄り駅に向かっているとき、信号待ちで止まっていたら、すぐ後ろに私が卒業した自動車学校の送迎バスがやって来て止まったのです。自動車学校の名前がルームミラーに映っていました。なんだか、嬉しくなってしまいました。初心者マークが取れたことをまるで見守ってくれているような・・・。いえ、誰が運転しているとか卒業生の車とか、そんなことわかるはずもないし、自動車学校側の方にはまるで知ったことではないでしょうが、私はなんだか心強い感じがしたんです。単なる偶然なんですけどね。
 そして、免許取って初めて道路を走り始めたころ、交差点の曲がり方も不安だったころ、自分の前にこの送迎バスが居ることに気が付き、この後についていけば自動車学校の前の通りに出られる、と思って、もうやっぱり守り神みたいに思ってくっついて行ったことがあったのを思い出しました。その時も今回もすごいグッドタイミング。というか、自動車学校の車、単にしょっちゅう走っているってこと。つまり1時間に1回は、駅と学校を往復してるってだけですけどね。でも、やっぱりその直後とか直前に並ぶってのは、なかなかあることじゃないかも。信号待ちのあと、自動車学校の車は私とは反対の方向に曲がって行きました。
 駅では、ちょうどそのバスが生徒を乗り降りさせるあたりの場所で、私も長女を乗り降りさせてます。自分が乗せてもらうほうじゃなくて、乗せるほうになっているなんて、当時は想像もしなかったな。だいたい、クルマを買おうなんて思ってなかったし、とりあえず免許だけ取っておこうと思っていただけだった。ある意味、ずいぶんと非現実的な話だった。運転は免許を取ればもうそれでできるものだとおもっていたのだった。たまにレンタカーを借りて乗ればいいと思ってた。それが、甘い考えだったことは、後になってわかったことだ。毎週運転しててもなかなか上達するものじゃないということがわかった。
 
 これからは、年齢との戦いともなりそうだ。ボケるのが先か、上達するのが先かみたいな感じ。ぼやぼやしてられない。でも、限界ってものがあるから、若者みたいにガンガン走りまくることはできないだろう。無茶はせず、それでも地道に頑張っていきたいと思う。
 当面、高速も怖いけど、少しずつ経験して行きたいと思います。

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久々の1人

2010-10-26 20:22:32 | 日記


 この3日間、夫が休みだったんですよ。どうせそれぞれに勝手なことをしているから、関係ないですが、それでも、なんか行動が縮小されてしまうんですよね。
夫は土日休みってことはほとんどないのですが、先週末、京都のほうに1泊の旅行にでも行こうかと土日月と休みを取っていました。ところが、予算がないぞ、ということになり、結局中止。もう銀行残高に余裕がないんです。子どもを養っているわけでもないのに、なんでお金が余らないのかな~と、すごいどんぶり勘定な、バカ夫婦です。
 ていうか、夫の給料振込の口座がどうなってるんだか、私は知りません。私がスーパーでカードを使って日用雑貨や食料を買うと、夫の口座から引き落とされる、その他に光熱費や家賃も引き落とされます。でも、それだけのことで、私は私の給料から現金で食料などを買ってくることも多いので、自分の給料は車関係の出費も含めて、毎月すべて使いはたしてしまうわけです。にもかかわらず、夫の給料まで使い切ってるっていったいどうなってるんだろう。そんな贅沢をしているとは思えないけどな~。
 やっぱり、元々安月給な上に、おそらく扶養家族がいないので、税金をいっぱい取られてしまっているのではないかと思います。きっと、子どもを養っていたときは、子どもの食費分くらいは減税になっていたんじゃないかな。だから、同じことなんだ。子どものいない共働きの夫婦はさぞかしお金が余るだろう、なんて思ってたけど、そうでもないのかも。
 だったら、真相を確かめるべく、過去の給料明細と現在の明細を比べればいいわけですが、なんと、過去のデータはすべて壊れたパソコンの中に埋葬されており、印刷もしていなかったため、もうわかりません。
 とにかく、生活するだけで、給料を使い果たしてるっていう現状は変わらず、旅行に行くどころではない。

 余計な話が長くなりました。そんなわけで、夫は3日間も休んでたわけですが、出かけたのは土曜日の三鷹の天文台だけでした。それも、朝から疲れが取れてないとかいって出かける気がない夫を、午前中で済むからと無理やり連れ出し、その通りに、さっさか見学して昼ご飯を食べて帰ってきました。後で考えたら、せっかく行ったんだから、もっとじっくり見てくればよかったなと思います。まだまだ見るものはいっぱいあったようです。スタンプラリーも8個中、スタンプ2個しか押してないし、クイズもやらなかったし、夫がそそくさと帰ろうとしているから、しょうがないですね。

 それで、その他は家でずっとパソコンとかやってて、夫はチャットだかパルトークだかというものをやってるらしいです。音楽流したり話したりしているようです。ご飯を作ってもすぐにはやってこないので、だいたい私が先に食べ始めて、料理が冷めてまずくなったころに夫がやってくるという感じです。それから、夫のパソコンが壊れて、なんだかいろんな操作をしたりするためにかかりっきりで、そこでまた夕飯はそっちのけ。こういうことには慣れているので何とも思いませんが、どんだけ間の悪い男なんだろう。そうやって、人生のチャンスをすべて逃して来たんだろうと思います。

 旅行に行かないんだったら、代わりに都内でも日帰りで出かけないかと言っていたんですが、いつになっても行き先を決める風もなく、本人は最初からパソコン三昧をするつもりだったらしいです。今週私は車でたったの26キロしか走らなかったので「こんなんじゃ運転うまくならないな~」とぼやいていると、「それで充分だろ、どこの奥さんもすぐそばのスーパーに行くくらいなもんらしいぞ」とのこと。
 なんか、目標低すぎ。ちょい乗りの買い物に行くために車の免許取ったんじゃないし、それじゃあ面白くもなんともない。なんだか、夫といるとやりたいことの20パーセントもやらないまま、満足しなくちゃいけない状況にされてしまう。つまらないなあ。

 なんか面白いドラマでも録画してないのかと言ったら、夫が「60歳のラブレター」っていうのを出してきたんだけど、これが悲しい現状。しょうがないよね、60歳なんかみんなそんなもんだ。たそがれどきにそれなりに頑張るしかない。体もガタがきてさ。
最後に中村雅俊が、離婚した妻を取り戻そうと若者みたいに頑張り、一応ハッピーエンドなんだけど、あの夫が改心して別人のようになるとは思えず、結局当然のように妻の作った料理を食べる毎日にもどるだけじゃないかな、と私は思ってしまった。こんな受け取り方はひねくれているのかもしれないけど、映画はともかく、現実には人はそんな簡単に変わるもんじゃないと思う。あの夫婦とウチとの違いは、妻が専業主婦じゃないということで、そのため、夫に従わず、勝手なことをすることができる点では、まだ救いがある。
 ウチの夫、途中で寝ていたが、終わった時はいいドラマだったと言っていたのに、その晩からずでに、夕飯をそっちのけでパソコンやってるのだ。全くわかっちゃいない。パソコンは、夫は2台持っているから1台調子悪くても、予備のほうでやったりしてるのだ。

 私もブログばっかり書いてるから、どっちもどっちですけどね。昨日は私が仕事で、夫は昼間中でかけもせず、やっぱりチャットでもやっていたのだろう。そして今朝も朝ごはんも食べず、パソコンに向かっていたから、私は勝手に出勤した。あれっ、今日も仕事ないのか?と思ったら、夜勤だったわけだ。

 今夜は夕飯を作る必要もないので、できたカラ揚げとナスの漬けもので夕飯を済ませた。
あとは、のびのびと自由の身だ。


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デロリアンDMC-12(CAR検にも)

2010-10-25 22:21:04 | 運転・車・道路の事
 車に関しては、本当に無知なので、クルマに関して書くことについても、知らない道路を初めて運転するようなもんです。試運転同様、試運筆といったところでしょうか。
しかし、そのようなことにも挑戦しなければ進歩はないぞ、ということで、あえて、書いてみたいと思います。

「デロリアン」
 これは、クルマや洋画が好きな人ならよく知っているものでしょうね。「バック・トゥー・ザ・フューチャー」のタイムマシーンになっている車です。このネタ、実は、ブックマークの女王様のブログでみつけてきたんですけど、NAさんのコメントに「デロリアン」のことが書いてあったので、さらに感化されました。
 私は、この映画は見たことあります。おもしろかったですが、タイムマシーンになっている車が何という車かなんてことは知りませんでした。

 でも、この問題が「CAR検」(自動車文化検定)の公式問題集をやっていたときに出てきたのは覚えていたんですよ。カー検の問題では、その他にディカプリオがどこそこで乗っていたクルマはどれ?なんてのもあったかな。だから、映画や俳優のことなんかも知らないとダメですね。(ちなみに、カー検は今年はないそうです。さらに今後の予定も未定だそうです。残念。ぜひぜひ、再開してください。)
 そこで、CAR検の例の問題ですが、
バック・トゥ・ザ・フューチャーでタイムマシンとして登場したクルマは?
というもので、4択となっています。
(ア) ロータス・エスプリ
(イ) いすゞ・ピアッツァ
(ウ) デロリアンDMC-12
(エ) ランボルギーニ・カウンタック
 答えは(ウ)ってことですね。映画の中の車の形はまるで覚えていないんですが、写真を見ると、確かにドアの開き方など、タイムスリップして飛んでいきそうな車ですね。

 バック・トゥ・ザ・フューチャーは1985年に公開された映画ですね。
 デロリアンDMC-12は、1975年にゼネラルモーターズの副社長だったジョン・ザッカリー・デロリアンが理想の車をつくるために辞職して、デロリアン・モーター・カンパニー=DMCという会社を作り、長い開発期間を経て1981年にやっとできた車だそうです。販売当初は売れたものの、価格が高かったため翌年にはあまり売れず、1982年にデロリアンがコカイン所持容疑で逮捕されるという出来事もあり、その後資金繰りができず、DMCは1983年に解散してしまったそうです。この会社が販売したのは、唯一このデロリアンDMC-12だけだったそうです。
 ですから、バック・トゥ・ザ・フューチャーが公開された時には、すでにこの会社は倒産していたということになります。映画で使われたことがきっかけで注目されたものの、新車はもう販売されていないので、中古車の価格が上がったとも言われているそうです。以上、カー検の解説とWikiから得た「にわか知識」です。

 あれから25年。主演のマイケル・J・フォックスは49歳、(私50歳。同じくらいの年だな~。ちなみに、25年前は長女が生まれた年でもあります。長女も年とったな~)
まだまだ若そうですけどね。パーキンソン病になってしまったんですね。でも、最近は病気の原因がわかり、効く薬があるということですから、治ってもらいたいものです。

 マイケル・J・フォックスさん、病気はお持ちですが健在ということで、じゃあ、デロリアンは???
 デロリアンは日本で電気自動車に生まれ変ったりしているらしいですよ。
タイムマシーンはプルトニウムで動いていたんでしたっけ、雷のエネルギーで動いたこともあったかな。電気ですから、ガソリン車よりももっとタイムマシーンに近いかも。

このようなものを発見しました。

デロリアンEV化計画
http://delorean.tumblr.com/
http://www.youtube.com/watch?v=YdcqKxO67V4&feature=player_embedded




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「ハナレイ・ベイ」に出てくる車

2010-10-25 18:48:32 | 運転・車・道路の事
村上春樹の小説に出てくる車の話の続きです。

東京奇譚集の2作目は「ハナレイ・ベイ」という題名の話です。ハワイ、カウアイ島のハナレイ・ベイでサーフィンをしていた19歳の息子が、足をサメに食われて溺死してしまい、主人公である母親(サチ)がハワイに駆けつけ、息子を弔い、それからその後も毎年ハワイを訪れるという話です。そこで2人の日本人の若者のサーファーと知り合いますが、彼らは片足の日本人サーファーが海岸に立っていたのを見つけたと言いました。それは、亡くなった息子の霊だったようですが、母親には見えませんでした。その後、東京でその若者の一人に偶然再会したというのが、だいたいのあらすじです。おもに、ハワイでの出来事が、書かれていますが、この人の住まいは東京で、ピアノバーを経営しています。

それで、筋とクルマのことは、ほとんど関係ありませんが、クルマについての記述を見てみます。

「彼女は、空港のエイヴィスでレンタカーを借りて、まず近くの警察署に行った。」

「エイヴィス」とは、レンタカーの会社の名前のようですね。これは息子の死の知らせに、初めて現地に行く時のことです。

そして、毎年行くようになったある年のこと。
「その日、具合のよくないレンタカーを取り替えてもらいにルフエ空港まで行った帰り、途中にあるカバアという町で、ヒッチハイクをしている日本人の若者二人を見かけた。」

これが、二人の若者とサチの出会いであり、一旦は通り過ぎたものの引き返して二人を乗せてあげるのでした。レンタカーの具合が悪くなければ、通りかかることもなかったわけで、まあ、物語の進行として、クルマがけっこう重要なきっかけを作っているとは言えますが、物語としては、別にレンタカーの調子が悪くなくとも、何かべつの用事のために空港に行ったのでもかまわなかったと言えるでしょう。いちいちなんのために走っていたかなんて省いたところでどうでもよさそうですけど、
ハワイって、エイヴィスっていうレンタカー屋があって、そこで貸しているクルマ(暗に日本車じゃない車)は調子が悪いなんてこともあるのか~
というような現地事情のようなものを感じ取れますね。
ちなみに、サチはアメリカで暮らしたこともある人なので、英語もべらべらで外国暮らしは慣れている人間です。

それで、最初に乗っていたクルマが何だったかはわかりませんが、取り替えた後に乗っていたクルマは「ネオン」。彼らは荷物をトランクにいれ、ネオンの後部座席に座ろうとするが、タクシーじゃないんだからとサチに言われて、背の高いほうが助手席に座ることになります。

「これ、なんていう車ですか?」と長身が長い脚を苦労して折りたたみながら尋ねた。
「ダッジ・ネオン。クライスラーが作ってる」とサチは言った。
「へえ、アメリカにもこんな狭苦しい車があるんだ。うちの姉貴がカローラに乗ってますけど、あっちの方がむしろ広いですね」
「アメリカ人がみんな、でかいキャデラックに乗ってるわけじゃないからね」
「でも小せえなあ」
「気にいらなきゃここで降りてもいいよ」
「いや、そんなつもりで言ったんじゃないっすよ。参ったな。ただ狭いんで、ちょっと驚いただけ。アメリカの車ってみんなうすらでかいもんだと思ってたもんで」

この記述から、アメリカにも小さい車があるということが分かりますが、ダッジ・ネオン(クライスラー・ネオン)についてWikiで調べてみると、クライスラーが1990年代から2000年代前半にかけて日本車や韓国車に対抗して発売したコンパクトセダン・クーペということがわかりました。
日本車といえばトヨタやホンダ等の車、韓国車といえば現代(ヒュンダイ)の車に対抗して造られたということでしょう。
北米ではダッジもしくはプリムラブランドで販売され、ヨーロッパやアジアではクライスラーブランドで販売されたとのことであり、ハワイでは「ダッジ」ということになるようです。Wikiの初代についての記述によると、価格が安く、日本車キラーとも言われたが、コストダウンに徹しているだけに、見えない部分の塗装コーティングを省くなどされ、ホンダのシビックやトヨタ・カローラと比べると見劣りするものだったようです。日本にも輸出されましたが、このような状況ゆえ、普及するには至らなかったようです。

「ハナレイ・ベイ」の若者の感想でも、「小型」であり「カローラの方がマシ」というところが、歴史的事実や評価と一致していて面白いですね。
アメリカにも小型車があり、キャデラックばかりではないとのことで、では「キャデラック」とはどのような車なのでしょうか?

キャデラックは、アメリカのゼネラルモーターズが展開している高級車ブランド。イギリスのロールスロイス、ドイツのメルセデス・ベンツ、アメリカのリンカーンなどと並び、アメリカのみならず世界の高級ブランド車として知られている。とのことです。
名前はきいたことがありますが、あんまり気にとめたこともありませんでした。なるほどね。

日本車と外国車との比較。物語の中の車に関するちょっとしたやり取りですが、村上春樹氏、さすがにウィットに富んでいるなあと思いました。




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国立天文台4

2010-10-24 18:27:53 | 旅行・街歩き
アルマ望遠鏡」について

三鷹キャンパスにある古い望遠鏡のことを書いただけで、なんだか疲れてしまいましたが、やはりこれを書かないで終わりにするわけにはいかないだろと思い、筆を取りました。いや、キーボードを打ち始めました。

今回の国立天文台の見学で、一番印象深かったのは、この「アルマ望遠鏡」に関するものです。

  

最近、南米チリでは、落盤事故のことが話題になっていましたが、その同じ国のアタカマ砂漠というところに、日本が主体となった天体観測所があり、そこには66台の巨大なパラボラアンテナを組み合わせた電波望遠鏡があるということです。地形の模型や写真などを見て、その大規模で壮大な光景には驚きました。
このアタカマというところは、標高5000メートルのところにある広大な砂漠で、標高が高いにもかかわらず、乾燥していて雪などがないこと、地形が平らなこと、安全にアクセスできるなど、天文台としての条件を備えた貴重な場所なのだそうです。
 アルマとは「アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計」の略称で、最近の望遠鏡はレンズで光を観るのではなく、電波をキャッチして、天体や宇宙の物質を正確に観測できるものだそうです。

しかし、標高5000メートルとは想像を絶する高さであり、とうてい人間が住めるようなところではないので、観測所に住みこんで観測するというわけではないようです。また、建設作業も大変なことです。
人間が滞在する場合は、酸素ボンベで酸素を補充しながらでないと、酸欠に陥ってしまうそうです。なかなか過酷な自然環境です。ビデオも見せてもらいましたが、スタッフの方は酸素ボンベから鼻に管をつなげていました。すでに観測は始められ成果も出ているとのことです。2012年に本格運用となる予定のようです。
そのうち、テレビ番組等でも紹介されるのではないかなと思います。日本もすごいことをしているんだな~と驚きました。宇宙船で飛んでいくとかいう華々しく目立つやり方ではないですが、このような研究開発を地道にやっていくところは日本人として誇りではないでしょうか。アルマは、日本が主導し、東アジア・北アメリカ・ヨーロッパ・チリの諸国が協力して建設しているものだそうです。この観測により、宇宙物質の進化や銀河の誕生や地球の生い立ち、他の太陽系があるか、などがわかるかもしれません。

アルマのほかに、国内では野辺山の天文台のビデオも見ました。直径45メートルのパラボラアンテナって、どんなに大きいのでしょうか?それにいくつものパラボラアンテナが並んでいる風景等、きっと写真や映像では実感としてわからないですね。アンデスとは違ってこちらは見に行ける場所ですので、そのうちぜひ行ってみたいと思いました。

三鷹天文台の見学では、古い時代のものと新しい時代のもの両方を知ることができてよかったなと思います。それでも、展示をゆっくり見たわけでもなく、見逃してしまったものも多いので、次回に行く時はもっといろいろなことが分かるように、少しは天文に興味を持って暮らすようにしたいと思います。

 

 



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国立天文台3

2010-10-24 17:17:02 | 旅行・街歩き
第一赤道儀室
 
これはコンパクトでかわいい感じのものです。階段を上って入るのですが、鉄筋コンクリート平屋建てとのことです。この三鷹キャンパスでは一番古い観測用建物で、大正10年(1921)に完成したそうです。ドーム内の望遠鏡は、口径20cmで、ドイツのツァイス製。架台は重錘式時計駆道赤道儀という方式(ガバー方式)だそうです。(といっても、私には意味がわかりませんが…)
昭和14年から60年間、太陽黒点のスケッチ観測をしてきました。現在、普段は使われていないそうですが、このような公開の日などには、特別に使われるようです。この日も黒点の観測をしていました。太陽の黒点は、11年くらいの周期で多くなったり少なくなったりするそうで、今は少ない時期なのだそうです。

ところで、私はドームの屋根がこのように開いている状態を初めて見ました。へえ、こんな風に開いて、ここから空を見るようにできているんだ、と初めて実感。ま、これだけでも、来た甲斐があったかな。
三鷹天文台では、時々天体観測などがあるようですので、本当の星を見に行くのもいいですね。でも、うちの近所にも区立の科学館があるので、まずはそこの天体観測にでも参加してみようかと思います。

この第一赤道儀室も平成14年に国登録有形文化財となっています。
あと、驚いたのが、この建物の隣に古墳があるのです。古墳は公開していないとのことで、立入禁止になっていましたが、こんもりと丸く土が盛り上がっているようでした。いったい誰が埋葬されているのでしょうか?  

それから、こんなものにも遭遇。



木がうっそうとしているので、色々な野生生物が生息できるようです。狸もいるとか。
動物園以外で、ヘビを見るのは30年ぶりくらいです。それも東京で見るとはね。何へびかな?(青大将?)写真を取ろうとしたら茂みの中に逃げていってしまいました。50㎝以上はありましたが、細くて、顔もすっきりしているので、マムシなどではなく、おとなしいヘビのようでした。

以上、1~3までは三鷹キャンパスの古い望遠鏡に関してでしたが、その他にも現在の活動や研究に関する興味深い色々な展示がありました。さらに折りを見て記載したいと思います。

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国立天文台2

2010-10-24 11:26:20 | 旅行・街歩き
太陽分光写真儀室(アインシュタイン塔)



 うっそうとした樹木の中に見えてきました。写真には写っていませんが、最初に地下からの出口がこの右側にあって、まるで防空壕のようでした。
これができたのは昭和5年(1930)だそうです。地下は大正13年(1924)にできたそうです。他の見学者にも「防空壕みたいだな」という人がいて、感じることは同じだなと思いました。この建物、戦前にできているので、戦争を越えてきたことになります。こんなうっそうとした木の中にあったら、爆撃もされなかったのではないか、(残ってるのですから実際爆撃はされなかったわけですが)本当に防空壕として使われたのでは?と思うほどです。
 望遠鏡部分は、鉄筋コンクリート造りの5階建てです。高さ約20mのところにドームがあり、そこから入った光が、直径65cmのシーロスタット(平面鏡2枚)に反射して垂直に取りこまれ、北に続く半地下の大暗室で七色のスペクトルに分けられるそうです。
そのため、塔全体が望遠鏡の役割を果たしているということで「塔望遠鏡」とも呼ばれるそうです。
 地下はまるで博物館のようで、昔の機材がそのままに展示されていました。大きなレンズやプリズムがあり、蒸留水の入れ物も並んでいました。機材の構造などは難しくてわけがわかりませんが、当時ドイツ製のレンズが一番性能がよかったことや、ここで撮影したものを現像していた様子などを肌で感じることができました。よくそのままに保存されているなあと驚くばかりです。

(昔のままの現像室)


 ポストカードの記載によると、ドームの下(コンクリート部分の上部)南側に曲線のあるバルコニーがついています。私が撮った写真では裏側に当たります。そういえば写真の塔右側にも曲線のある小さなバルコニーのようなものが写っていますね。入口にも曲線が使われているそうです。外壁のスクラッチタイルは焼きむらをうまく組み合わせているそうです。なかなかおしゃれなつくりのようです。そういえば、入口の電灯がとても素敵でした。樹木の中に調和している全体像もなかなかいいものですね。この建物も国登録有形文化財(平成10年)です。

 この塔望遠鏡は、別名「三鷹のアインシュタイン塔」と呼ばれているそうですが、それは、ベルリン市の郊外にあったポツダム天体物理観測所(アインシュタイン塔)と同じ研究目的で造られ、構造も同じことからつけられたのだそうです。
で、同じ研究目的とは? 「太陽スペクトルの波長を観測し、一般相対性理論の検証を行うこと」を目的としているそうです。難しくてわけがわかりませんが、以上でした。
今度行った時は、じっくり見てこようと思います。

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国立天文台1

2010-10-24 10:21:20 | 旅行・街歩き
 さて、国立天文台の見学そのものについて書かねばならない。とはいえ、正直って私は天文には日常なんら興味を持っていないので、専門的なものを見てもわけがわからないのだった。この日「天文マニア」と言われる一般人が開門前から門前に待機していたらしい(某ブログによる)。それほどの価値のあるものなのに、こちらには「ネコに小判」だった。展示の解説は読む気も起らず、素通りしてしまうが、説明の方が各所にいらっしゃり、わかりやすく説明してくれるため、そのおかげでいくらかは理解することができた。

 

 先ず、写真は「大赤道儀室」
 この建物は、大正15年(1926)年に完成したそうだ。鉄筋コンクリート造りで2階建てになっている。ドームの部分は木製で、焦点距離10mの屈折望遠鏡が収まるようになっている。このドームは造船所の技術が取り入れられているそうだ。
中に入ると、たしかに木製のドームが、何とも言えない風合いを持ち、船を連想させた。それは、外国の映画等に出てくる帆船のような昔の船である。あるいは、その木肌は、樽のようでもあった。望遠鏡の上げ下げに合わせて、2階の床が上下に移動するそうだが、おもりによってされるので、人間がたくさん乗っているとできないとのこと。
望遠鏡は、ドイツのツァイス製で、屈折望遠鏡としては国内最大の65㎝である。ここでは、土星の衛星や、星の位置観測をしていたそうだ。

  

 さて、建物だが、外壁に特徴がある。ドーム部分の下、壁の上のほうに、小さなアーチが並んだ装飾が施されている。これは11~12世紀のヨーロッパ・ロマネスク様式に多く見られるロンバルト帯というものだそうだ。ヨーロッパ歴史主義の影響を受けた明治建築に近い特徴なのだそうだ。設計は、東京帝国大学営繕課。施工は中村與資平。平成14年に国登録有形文化財に登録されている。

 以上は、現地に置いてあった東京都教育庁と書いたポストカードに載っていた情報をもとに書きました。望遠鏡のことはわからないけど、建物に関心を持ちました。
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