ああ、眠い、今日も書かずに寝るか~と思ったけど、ちょっと書いておこう。
この頃の状況。
昨夜(月)は、京アニ事件のことをyou tubeで見ていて遅くなってしまってブログを書かなかった。
放火した犯人、青葉という男は、子供のころは明るくて良い子だったそうだが、両親が離婚して父親と兄妹と4人で暮らすようになり、その後父が自殺してしまったそうだ。
高校は夜間に行き、昼間は市役所の非常勤で働いていたが、その働きぶりは真面目だったそうだ。
だが、その後非正規社員としてどこかの会社で働いていたときに、派遣切りに合い失業。
住む家もなくなったとか。
だんだん暴力的になり、コンビニ強盗などもするようになった。
そして、自分の小説を盗まれた等と言い、アニメ制作会社に行き、ガソリンをまいて放火。
このことにより、36人の死者と32人の重軽傷者を出した。
本人も全身にやけどを負い、普通なら助からないところ、大学病院で高度な治療を受けて回復。
そして、事件から4年後の本日より裁判が始まるとのことであった。
罪のない多くの人を殺した罪は死刑に値するが、死ねばよいというわけではない。その前に自分がしたことによって、どのような尊い命が失われてしまったのか自覚しなければいけなし、なぜそのような過ちを犯したかもはっきり伝えなくてはならない。
犯人の行動は全く許されることでない。
だが、今になってあの建物を映像で見ると、あまりにも窓が少ないし、逃げる経路もなかったようであり、中央の螺旋階段が火の通り道になってしまう建物の構造にも問題があったように思った。
また、何よりも明るく普通の子だった青葉が、どうしてこのような人になってしまったのか。不幸な人は、人を不幸にする。その人の受けた辛さや不条理がそのまま別の人々に反射してしまうようだ。
逆に愛情を受けた人は、他人にも愛情を注ぐことができるのかもしれない。
裁判では何が語られるのか。罪を認めたということのみ報道された。
私は、アニメーションと言うのはほとんど興味がないので、京アニという制作会社のこともそこで制作されたアニメのことも知らない。
だから、あまり関心はなかったのだが、アニメが好きでこの会社に就職し、絵を描いたり制作をしていた社員たちのことを考えると本当に気の毒である。
何の罪もなく、一生懸命アニメ制作の仕事に取り組んでいただろうに、急にこんな人間がやってくるとは・・・。
事件当日、防犯カメラに写っている青葉容疑者は、体格がよく太っているくらいなので、仕事がなく、食べ物もろくに食べられないというような境遇ではなさそうな気がする。
何でこんな危険な人物になってしまったのか、これから裁判でこの人の精神状況や、色々なことがわかるのだろうか。
・・・
今日は今日のできごとを書こうと思ったのだけど、長くなったのでこの辺にしておきます。
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