福岡県のナイフメーカー間狩純平氏の
Makkari ポケットスキナーです。
おやつの時など、スポンジ系の洋菓子や柔らかい和菓子を切り分ける際に、大きな包丁を持ち出すのは大げさですし、洗ってしまうのも面倒です。
ペティナイフもありますが、ハンドル材が天然木のため、洗った後乾かすのに少し時間がかかります。
そんな時、小型のスケルトンナイフをサッと出し、スッと切って、サッと洗い、サッとしまう。
そんなスマートな使い方がしたいと思い、購入しました。
仕様
全長 160mm
刃渡り 65mm (刃のついている部分65mm、ハンドルの色違いのところまで73mm)
刃厚 4mm
鋼材 AUS8A
シース タフビロン(カイデックス相当品)
ブレード ミラーフィニッシュ
ハンドル サンドブラスト+エッチング+ブルーイング
重さ 64g (シース込み84.4g)
外観仕上げ等
デザインが気に入りました。
ポケットスキナーという名称で、狩猟における獣の解体を意識して作られていますが、ユーティリティー性も持たせたデザインになっていて、日常生活における普段使いの刃物としてや、釣りやキャンプにもオススメとのことです。
刃はミラー仕上げですが、わずかに削り跡が残っている感じです。カスタムナイフの値段としては、安価な方ですので、この程度で十分でしょう。
ハンドルは、サンドブラスト+エッチング+ブルーイングと言うそうで、独特の模様があり、なかなかかっこいいです。
刃厚は4mmありますが、ホローグラインドでカッティングエッジ辺りの刃は薄く鋭い感じです。
使用感等
まず持って、やや重いと感じました。ハンドルに穴が開けられていますので、もっと軽いと思いましたが、刃厚が4mmあるためでしょうか、やや重さを感じました。
握った感じは、スケルトンナイフとしては握りやすいです。
リンゴとゆで卵を切ってみました。
刃体長が短いため、包丁の方が使いやすいですが、切れないことはありません。刃が短い分押し切るような感じなったりします。
表題の使用目的なら、問題なく使用できると思います。
まとめ
家庭で使うのにはやや武骨かもしれませんが、スケルトンナイフで手入れが簡単なのが魅力です。
キャンプや山行にも似合いそうです。
追記
最初は、本体がラップで巻かれ、油のようなものが塗ってあります。
シースも含め洗ったらきれいになりましたが、まだシースに抜き差しする度に汚れ?油?が付きます。
シースの中までは、十分に洗えないからかな。
使っている内に付かなくなることを期待します。
2022.06.11 ネットで注文
6/23追記
どら焼きを切り分けてみました。
刃体長があまり長くないのと、刃厚が厚いため、ササッとは切れないです。
ガクスタイルのパーリング包丁の方が使いやすいです。
ただ、スケルトンですので、洗ってしまうのは、簡単です。
ガクスタイルのパーリング包丁は、ライナーに水が残ってしまいます。