山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

腰掛庵のかき氷

2009年08月25日 | 
夏にしか、味わえないものがあります。
去年も、タイミングを逃した腰掛庵のかき氷。

8月になってからというもの、多忙極まりなく、たとえ休日があったとしても、遠方に出かけるよりはむしろ、体を休むためだけの日々が続いていました。
待ちに待ったその日は、いざ山形へ。
大好きな、ぽかぽか陽気です。
というか、山形の夏は暑いほどです。

あれ?
お店の前には警備さんがいて「満車ですので入れません」と
私「それでは待ちます」
警備さん「それはできません。どこかに車を停めて歩いていらっしゃるか、ぐるりと回って、もしもその時空いていれば停めれます」
私「かき氷は、今日食べれますか?」
警備さん「勿論!」

「勿論!」に心が救われた気がしました。
それでは、近くのホームセンターさんに停めさせて頂いて、トボトボ歩くことにします。
歩きながら汗をかいたので、かき氷は美味しく頂けそうです。

たかが「かき氷」。
されど「かき氷」。

店内に入っても、半時間以上は二階の屋根裏で待たされましたが、お庭の竹林で鳴く蝉の声とノスタルジックな雰囲気に、すっかり心は解放されていました。



来ました~。
「木イチゴとすぐりミルク」(630円)

想像以上の美味しさ!
甘いものに消極的な私でも、これならイケる!
上品な、かつ淡雪のような、何かはかない命を思わせるような口どけ。

もしも私が病院で最後に口にするなら、これがいいな~とさえ思いました。



日曜日のその日は、かき氷か蕨モチ(480円)のみの2種類しが対応できないようです。

高島屋さんで蕨モチが取扱いになったそうだと、屋根裏にいた時ちらりちらり聞こえてきました。

初めて食べた腰掛庵の蕨モチは、かなりの衝撃に似た感動でしたが、この頃、その気持ちに戻れることはありません。
慣れ?というほどではないけれど、やっぱり慣れですか??