山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

私の夏

2009年08月30日 | つぶやき
今年の夏は、梅雨もあけず、夏らしい感じは全くありませんでした。

せっかく春から成長を楽しみにしていた家庭菜園でしたが、日照不足から実りが少なく、収穫は投資額を下回りました。

不況のため、私の希望とする仕事の道も断たれたままです。

8月になって、これと思う求人を見つけ、2社どちらとも面接まで行きましたが、女性の営業というのは、採用の側もいろいろ考えることが多いらしく「ドブさらいできますか?」というのが、喉元まで出かかっているようでした。
利益確保のために鬼気迫るものを感じます。

やっぱり自分の道は自分で作らないとダメかと思う一方、仕事なしでは自信もすっかり枯渇してきて、自分の考えを人に伝えるのさえ、つまずきそうになってしまいます。
今の自分には、今成すべきことを信じて頑張ることしかできません。


今月、短期の仕事に誘われ、外の現実を知る上でも自己啓発にもよいと思い、引き受けることにしました。
一日中立ち仕事の販売です。

そこでは、山形の名菓の御曹司がイベントの販売に来ていて、目と呼吸が合うと、少しだけする会話に心が救われます。

「いや~、こんなに大変とは思わなかったな~、ねぇ、辛くない?」と御曹司。
「修業なんです。そう思わないと頑張れません」と私。
「んだにゃ~、なるほどな、そうだな」

つまるところ、モノが売れないのです。
だから、負け戦にしか思えないなりにも最善を尽くし続け、無意味を実感し続けながらも頑張り続け、まさに自分との戦いです。
そんな時間は長く辛いものです。



東北の短い夏、さまざまなお祭りがありますが、仙台の七夕は見て感じるという意味では、「静」の祭りです。



迎えたくない朝がやってきました。
体は鉛のように重く、一日立っていただけで血豆ができてしまい、まともに歩けません

相方は先に出勤してしまってました。
彼の手作りのお弁当が、すごくハッピーな気分にさせてくれました。



ある日、仕事が終わってから相方と待ち合わせ、お惣菜を買って、花火を見ました。
この日の花火は、今年の中で一番の美しさでした。




「修業」も日に日に慣れて楽になり、過ぎてみれば、乗り越えられたことで力になったように感じます。
自分を信じる力は自分を支えます。
それ以上に、家族は私を支えてくれています。
感謝の気持ちを忘れないように頑張ります!

私の夏は、こうして線香花火のように静かに終わりました。
そんな夏もあったよねといつか笑える日がくるといいです。