私の大好きな新宿御苑界隈。
木立からやわらかい緑の風が通り抜け、光が一層キラキラと輝いて見えます。
仕事が休みの、フリーな快感に酔いしれながら、おいしい中華を食べに行きました。
「古月 新宿店」
赤い外壁がポイントです。
店内が見えないのは残念ですが、この入口を入ると、二階へと続くらせん階段があります。
階段のお店は何となく窮屈な感じがするものですが、河童さんがお出迎え。
その日は土曜日の昼下がり。
店内は満席につき、この階段で待つことになりました。
カフェのようなテーブル席。
無条件に、ポットのお茶が運ばれてくるのはうれしいサービスですね。
先に、蒸籠に入ったかわいらしい演出のサラダと、中華式のお漬物が並びました。
土曜日のランチは、1500円で好きなメニューを2つ選べます。
ふたりで別々のものをオーダーし、シェアし合うことにしました。
その日のメニューは・・・
・四川正統マーラー豆腐
・芝エビとたこのフライ
・鮮魚としろうりの炒め物
・豚バラ肉と卵のピリ辛炒め
・香港風焼き物盛り合わせ
マーラー豆腐は、豆鼓と花椒の個性が強くて、印象的な味わいです。
豚バラ肉と卵のピリ辛炒めは、中華のスパイスの奥の深さを感じる強めの味つけ。
パプリカの赤と青菜の緑の色彩も綺麗で、ご飯がすすみます。
あっさり中華が好みの私は、鮮魚としろうりの炒め物が一番のお気に入りでした。
揚げた白身魚、きくらげや、レンコンのそれぞれの食感の違いが面白く、とてもからだにやさしい味わいです。
主菜の他には、ご飯とスープ、またはおかゆと薬味のセットのいづれかを選べます。
お粥大好きの私にとって、その日のお粥は、食の記憶に残る味でした。
米の粒粒感が残っていて、とても楽しい食感なんです。
どうしても、とても小さいタピオカを食べているような錯覚に陥る・・・
気が付けば、薬味の投入も忘れ、もうお粥が無くなりかけていました。
夢中でお粥を食べていたのでしょうか・・・
食の最後は、メロンの入った杏仁豆腐。
メロンと杏仁の相性がこんなに良いとは・・・感心しました。
お店はカジュアルな感じなので、夜の雰囲気はどうかと思いますが、
それにしても古月のランチは、お得感がありました!
■古月 新宿店 (コゲツ)
TEL 03-3341-5204
住所 東京都新宿区新宿1-5-5 2F
交通 地下鉄丸の内線新宿御苑前駅下車5分 新宿御苑前駅から67m
営業時間 [月~金]11:30~14:30 / 17:30~22:00
[土・日]11:30~15:00 / 17:30~22:00
店休日 水