「道の駅 あいづ 湯川・会津坂下」は平成26年10月2日にオープンした新しい道の駅」です。
地元農家から50品目以上の農産品を確保し、地元高校と連携した特産品を活かした製品を販売しているそうです。
会津のいろいろな小物がお洒落にディスプレイされ、立ち寄りスポットとしておススメです。
ちょうど小腹がすいたので、軽食コーナーで何か試してみることにしました。
「会津の三大ラーメン」が気になったのですが、その日は完売してしまったようです。
気軽な感じで食事できる店内。
郷土料理「こづゆ」に好奇心が沸き、オーダーしてみました。
今まで「こづゆ」は食べたことがなかったので、ルンルン♪
運ばれてきたそれは、ほとんど皿と思える薄い陶器に盛り付けられてきました。
180円だし、それにしても汁ものが少しだけ深い皿に入ってくるなんて、独特な盛付けです。
そこで調べてみました。
会津を代表する郷土料理のこづゆ。会津各地域で呼び方や入れる具材が少しずつ変わるが、南会津の一部を除き、会津全域で昔から食べられてきた。こづゆは、手塩皿と言われる浅めに作られた小さい朱塗りの椀に盛られることから「こじゅうのつゆ」となり、訛って「こづゆ」になったのではないかと言われている。別名、煮肴、重のつゆ、かえつゆとも呼ばれている。
さらに・・・
こづゆは、元々は庶民の口になかなか入らない貝柱を使用しているため、武家料理であったと言われている。それが庶民の料理となり、祭りや祝い事の晴れ食として、また冠婚葬祭の時の膳にも必ず付く伝統食となった。干し貝柱でダシを取り、塩や醤油で味付けをする。具材としては、里芋、しいたけ、豆ぶ、きくらげ、こんにゃく、人参の7種類に、旬の物や青味などを入れる。祝い事の場合は、割り切れないようにと奇数にこだわる。会津の郷土食、代表的なおもてなし料理である。
そうなのですね。
確かに具材がたくさんあって、水で戻したり、細かく刻んだり、手間がかかった郷土料理です。
しかもトロミがついていて、少量なのに体が温まります。
野菜もたくさんとれて、健康的なお料理だと思いましたし、味がとてもやさしかった。
また食べたいな・・・。