高野山真言宗の総本山「金剛峯寺」では、高野山全体の宗務が行われており、ご住職は高野山真言宗管長が就任するしきたりになっているそうです。
山門。
「金剛峯寺」という名称は、お大師さまが『金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経(こんごうぶろうかくいっさいゆがゆぎきょう)』というお経より名付けられたと伝えられています。
東西60m、南北約70mの主殿(本坊)をはじめとした様々な建物を備え境内総坪数48,295坪の広大さと優雅さを有しています。
あらかじめ「諸堂共通内拝券」1500円を中央案内所で購入。
金剛峯寺:500円・霊宝館:600円・徳川家霊台:200円・大師協会(授戒料):500円・大塔:200円・金堂:200円
これらを全部拝観しようとしたら、総計2200円のところ700円お得で、金銭の出入れもないのでおススメです。
狩野派の襖絵など、美しい作品を拝観しました。
素晴らしい襖ばかりで、感動的でした。
国内最大級の石庭「蟠龍庭」。
蟠龍とは、天に昇らずに地上でとぐろを巻き、潜んでいる龍のこと。
広さ2340平方メートルに及ぶ石庭に、雲海の中雌雄1対の龍が向かい合い、奥殿を守っているように表現されているそうです。
金剛峯寺では、国内最大級の石庭、蟠龍庭の中に建つ一般非公開の「阿字観道場」で、真言宗における呼吸法・瞑想法である”阿字観”を体験しました。
1時間くらいの時間でしたが、不思議な時間であり、不思議な体験でした。
「阿字観」を指導できるお坊さんは、日本全国でも数名しかおられないそうです。
おススメの高野山体験です。
週4日開催(金・土・日・月)
平成28年4月29日(金)から11月21日(月)
金剛峯寺の行事等により、開催の見合わせ、お時間等を変更する場合もあります。
1日・4回実施(所要時間 約1時間)
・9:30 ・11:30 ・13:30 ・15:30
各回定員20名(予約不要:売店で体験料購入)
お茶のお接待がある大広間に行って、夢中になって納札を書いていると・・・
お坊さんによる講話が目の前ではじまり、驚きました。
金剛峯寺で昔使われていたお台所。
大きな竈です。
金剛峯寺は、高野山に来たなら是非拝観してみて下さい。