8月の結婚式に招待され、どんな着物を着て行こうかと?
ロフトに上がると、家猫ミカエルも着いてきます。
いつもならロフトは猫の部屋。
今時期は家の中で最もあたたかい部屋なのです。
和服を選んでいる間じっとこちらを見ています。
20代半ばの時に購入した金の帯。
オシドリが入ったものが好きな私は、この帯が一番気に入っています。
でも、招かれるには、やっぱり派手すぎると感じます。
だから、おめでたい絵柄がいっぱい入った控えめの帯にしようかと思います。
かんざしはこれを使おうと思います。
螺鈿が入っていて、これもお気に入りです。
帯締め、帯留めはどうしようか、桐箱をひとつひとつ開けて楽しんでいると、家猫が退屈して箪笥のなかに入ってこようとします。
ミカエルの干渉で、その日の選択はここでおしまいです。
束の間の時間でしたが、久しぶりに着物を眺めてると、日本の女性に生まれたことを素敵に感じます。
季節柄、本来8月は普段着として着用するなら「絽」の着物になります。
昭和の昔と違い、昨今はホテルなどで挙式するため、「袷」で大丈夫ですが、ホテルで着脱することが必要となります。