山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

四国レンタカー遍路②徳島12番~19番、21番

2017年10月01日 | 神社・仏閣

7時少し過ぎ「旅館 八幡」さんを出ました。

車遍路コースに17番から順に12番さんを打つという方法もあるようですが、私は12番焼山寺へ向かいました。

昨年春は11番さんから繋がるお遍路道(山道)を7時にスタートし、13時台には焼山寺をおまいりし、その日の宿泊先「なべいわ荘」へのルートが解らず、車道を下っていたら、T先達一行に会い、宿まで同行していただきました。

歩きの時はたった一日にお寺ひとつしか回れませんでしたが、今日は車で21番さんまでを目指します。

歩き遍路の楽しさも苦しみも、車遍路なりにも違う楽しさも苦しみもあって、「歩きも車もお遍路さんは皆同じ」といわれる本当の意味が、こうして両方の巡礼を行うことで、しみじみと理解できる気がます。

あのお遍路ころがしの阿波三難所「焼山寺」に、今回は車で向かいます。

  

着いたよ、四国88箇所第十二番「焼山寺」。

今回も梵鐘を打つのを忘れてしまいました。

お手水のまわりには青苔が茂っていました。

四国霊場2番目に高い山の静寂に包まれて、心が清々しさに満ちてくるようです。

歩き遍路でも大変な思いでたどり着いたお寺ですが、車道でも時々すれ違うにはお互いにバックするか迫られる狭い場所もあって、運転も結構緊張します。

7時前に来ても、帰り道ですれ違いはあるだろうし、17時の納経が閉るというタイミングで来ても、その日の最後を打ち終えた車と出会うことになるから、これは運であり、結果なんとかなるものですと納経場の方がおっしゃるのを聞き「そうですね、何とかなるものですよね」と納得。

昨年は納経場の方とお話しするなんてあまりないくらい、混んでいたように思います。

四国では納経帳、掛け軸、おい摺りは原則、ひとり1点ずつしかいただくことはできません。

昨年私がこの山を下った直後、そのルールを守らず、納経場でごねた人がいらして、納経待ちの行列が何十分も続いて困ったと、後で合流したお遍路さんに聞きました。

帰りも運よく、すれ違うタイミングが良く、何とか山を下ることができました。

 

着いたよ、四国88箇所第十三番「大日寺」。

昨年はこのお寺の宿坊に泊りました。

お料理が精進料理で、美味しかったです。

昨年はここで、2番さんから10番さんまで一緒に歩いたOさんと再会して、隣通しの部屋だったからお酒のみながら、たくさんたくさんお話しして・・・。

その後お遍路終わってから、Oさん素敵な彼氏ができたってメールきて・・・もっともっと幸せに過ごしているかな?

さてこのお寺は江戸時代、一宮神社が阿波の総鎮守の別当寺でしたが、神仏離令で十一面観音が大日寺の本尊となったそうです。

「しあわせ観音」さんに思わず合掌。

 

着いたよ、四国88箇所第十四番「常楽寺」。

流水岩の庭園と名付けられ、自然美とお寺が一体になっていて印象的なお寺です。

豪華な野外休憩所ができていました。

昨年は「旅館 吉野」から一緒で、焼山寺越えを共に頑張ったYさんとここで別れたんだっけ。

女性なのに歩き遍路にこだわっていて、帰るの名残惜しそうだった。

元気かな?

着いたよ、四国88箇所第十五番「国分寺」。

住宅街の中に立っていて、道が細いので少し注意が必要でした。

ナビが示す場所に辿り着くのですが、その場所はお寺の駐車場ではなく、何度も何度もグルグル狭い道を行ったり来たりして。

少し離れた所の公会堂に車を置かせて頂いて、お寺まで歩きました。

お寺の方に聞くと、皆さん駐車場まで来てますよ~、とのこと。

古い歴史を感じる風格のある本堂ですが、今回は修繕のため、仮の本堂にて納経しました。

着いたよ、四国88箇所第十六番「観音寺」。

夜泣き地蔵があります。

納経場の方が、今日はどこまで行かれるのですか?と聞かれ、21番さんまでを目指してますと言ったら、ギリギリか間に合わないかだねと言われました。

どこから来たの?と聞かれ答えると「ええっ!おんなひとりで?」と驚かれてしまいました。

  

着いたよ、四国88箇所第十七番「井戸寺」。

昨年春の歩き遍路の時は、本堂が開いていてお守りや数珠を販売していて、おばあさんがいたのですが、今回は閉じてありました。

台風接近に伴って急に雨が降り出してきました。

このお寺好きな雰囲気なのですが、雨となると全く印象が違ってきます。

「面影の井戸」を覗き込んだら、菅笠の自分が見えました。

水道の蛇口から有料でお水取りができます。

仏前にお供えしたり、お米を炊くときに少し混ぜるとご利益があるそうです。

 

着いたよ、四国88箇所第十八番「恩山寺」。

今回も恩山寺は雨のなかのおまいりとなりました。

納経場で昨年も雨だったとお話しすると、ずーっと晴天が続いていたのにね、とのことでした。

かつては女人禁制のお寺で、修業中の弘法大師を訪ねてきた母のために解禁をご祈祷したとされています。

     

着いたよ、四国88箇所第十九番「立江寺」。

四国霊場には四つの関所があり、立江寺はその一つ。

昨年はこのお寺の宿坊に泊りました。

「特別室」がおススメです。

    

着いたよ、四国88箇所第二十一番「太龍寺」。

ロープウェイに乗り、おまいりしました。

明日午後に台風十八号が四国上陸となっており、ロープウェイに乗って少しすると周りはガスで覆われ、景色は真っ白に。

小雨降る中、幻想的な静寂がありました。

台風到来の準備で大師堂は閉められ、納札箱もしまわれていました。

 

下りのロープウェイの時間を待つ間に「きのこ茶」のお接待を頂きました。

昨年も頂いたのですが、結構おいしいのです。

一箱お土産に購入しました。

明日は台風上陸の安全対策で、おそらく正午くらいまでしか、ロープウェイは運行しないだろうということでした。

20番さんは車で行けるから明日に回したのは、やはり正解だったと思います。

ロープウェイを降りて、次はその日の宿、22番さんのすぐ横にある「山茶花」に向かいます。