徳島空港からレンタカーを借りて4日目の早朝。
6時前に「ホテル なはり」をチェックアウト。
前日の夕方に上陸した台風の荒れようが嘘のような、朝の清々しい空気。
着いたよ四国八十八霊場大二十七番霊場「神峯寺」。
台風が過ぎ去ったばかりの朝の参道は、小枝や葉っぱが飛び散って、車道がけもの道のように、落ちたものを踏みながら進みました。
7時に納経場の前を通りましたが、先発の小集団がもう納経を終えたらしく、昨晩の台風のこと等しばしおしゃべりとなりました。
昨日最後に打ちたかったのがこのお寺でしたが、26番さんで出会った男性遍路さんたちは、台風目前の27番まで打って、そのお勤めを終えたようでした。
彼らの精神力には脱帽しかありません。
昨年は歩きでこの山に登ったのを思い出します。
カウボーイハットの公共交通利用の遍路さんにしつこくされて、ひとりでの歩き遍路が怖くなりました。
いろんなお遍路さんがいるものですね。
このお寺は高知県の名水にも指定されている「神峯の水」は。病気平癒に霊験あらたかとされています。
着いたよ、四国八十八霊場大二十八番霊場「大日寺」。
昨年はこの寺で春の歩き遍路を終えました。
車で来てみてわかったのですが、駐車場までの少しの車道は1台しか通れないと思うところもあり、大きな対向車が来ないかと、ドキドキしました。
歩きでも良いので山の下に駐車場があれば、と私は思ってしまいます。
奥の院「瓜彫り薬師さま」もおまいりしました。
着いたよ、四国八十八霊場大二十九番霊場「国分寺」。
行基が開山、その後弘法大師が「星供の秘法」を勤修され「星供の根本道場」となっています。
「酒断地蔵尊」がお祀りされていました。
着いたよ、四国八十八霊場大三十番霊場「善楽寺」。
廃仏毀釈により、奥の院となっていた「安楽寺」にご本尊が移され30番礼所となり、善楽寺は一時は廃寺となっていたが、昭和5年に復興し、30番札所が2か所あった時代もあったそうです。
現在は「善楽寺」が30番札所。
「梅見地蔵」さんがお祀りされています。
着いたよ、四国八十八霊場大三十一番霊場「竹林寺」。
着いたよ、四国八十八霊場大三十二番霊場「禅師峰寺」。
「ぜんじぶじ」と呼ぶこのお寺は土佐湾が一望できる山頂にあります。
昨年は駐車場のあたりで猫をみましたが、無事なようで「猫に餌をあげないでください」との貼り紙がありました。
山門横のお不動明王が印象的なお寺です。
着いたよ、四国八十八霊場大三十三番霊場「雪渓寺」。
開基時代は「高福寺」という名で真言宗だったが、鎌倉時代以降に廃寺となり、戦国時代に長宗我部元親の援助により、臨済宗の寺院として再興され寺号も「雪蹊寺」となりました。
住宅街の中にある平坦な道なので、駐車場に停めるのもラクでホッとしました。
着いたよ、四国八十八霊場大三十四番霊場「種間寺」。
観音堂のまわりには安産祈願のため底の抜けた柄杓が並んでいるお寺。
着いたよ、四国八十八霊場大三十五番霊場「清滝寺」。
35番さんと36番さんは全く違う寺号なのですが、「清」と「青」。
「滝」と「龍」が私の頭の中でうまく整理できず、ナビに忠実に従って進めばよいものを、標識をみて勝手にナビを無視したりして、行ったり来たりしてしまいました。
30分もロスしてしまいました!
疲れてきてたのかも?
着いたよ、四国八十八霊場大三十六番霊場「青龍寺」。
このお寺の駐車場への道は細く、手に汗握るほどでした。
それなのに大きな車で上がってくる方もいます。
本当に祈るような気持ちになりました。
次があるのなら、少し遠くのスペースのあるところに停めて、歩いておまいりしたいと思いました。
今日のお宿は足摺岬の温泉宿の予定でしたが、昨日の台風で予定が狂い、今日は36番でタイムアウトとなってしまいました。
37番「岩本寺」さんに電話したら、泊るだけなら宿坊を開けて下さることになり、ホッと一安心。
ここから本日の宿泊先「岩本寺」さんへ向かいます。