6月3日(土)と4日(日)の2日間、仙台市太白区の秋保市民センターにて、「秋保蕎麦フェス2018」が開催されました。
3日は素人そば打ち段位認定会、4日は全日本素人そば打ち名人大会の東北予選大会が行われました。
写真は、4日の全日本素人そば打ち名人大会の風景。
最初から見てはいないのですが、私が会場に入った時は「20分経過」というアナウンスが流れて、蕎麦を打ち方々の緊張感を間近で感じました。
暫くすると、審査員が打ち手の前に佇んで、用紙に採点していくのです。
よっぽど慣れていないと、物怖じしそうです。
さて、この蕎麦打ち名人のそばが頂けるのかと勘違いしていましたが、別室で蕎麦4段さんと5段さんが、蕎麦を打っていて、その打ちたてのそばを秋保市民センターの中で頂けました。
入口で食券(500円)を購入。
イスに並んで、少し待ちました。
会議室のような場所に入り、食券を渡すと蕎麦がいただけます。
好きな席に座りました。
こんな感じ。
かき揚げ(100円)の券を渡すと、こんな盛付け。
見た目は全然美味しそうでないし、器を持ってそばを頂くのか、器を置いてそばをズルズル啜るのか全くもって悩ましいのですが、 蕎麦を食べてみてビックリ!
おいしい~!!!!!
蕎麦を啜ると、蕎麦の香りが鼻孔に抜けます。
蕎麦の甘味も感じます。
しっかりした蕎麦の角が、蕎麦ならではの食感を出しています。
啜ると蕎麦が口の中で踊って少しくすぐったいような・・・。
少し多めに蕎麦を啜ると、やってくるぅ~蕎麦の香りと甘み。
そうなんだ、チビチビ食べるものではなく、ダイナミックに摘み上げ、汁に浸して楽しむものなのか?と。
チビチビ蕎麦をつまんで頂いてたら、汁の評価になってしまいます。
奥が深いですね。
最高位の5段さんと4段さんの打つ蕎麦が、ワンコインで頂けるなんて、素晴らしいです!
間違いなく美味しくてね、それが店舗だったら、器とか店の内装や雰囲気や、アラカルトメニューや接客で、個性を出せるでしょ。
それが何もない中で、提供しなければならないから、本当に腕勝負なんですよね。
暫くは、この舌が覚えた蕎麦の味は忘れられないですね。
来年もこのイベントにはまた来たいです~~♪
さて秋保市民センターの外では、地場野菜等の販売が行われていました。
きのこおこわ(200円)。
あたたかい蕎麦は外で頂けますが、その日は冷たい雨が降り、「冷たい蕎麦」よりも人気のように感じました。
「あたたかい蕎麦」(500円)+きのこ(100円)。
あたたかい蕎麦の細打ちなんて、麺がクタクタになって出てくる蕎麦屋さんが多いですが、この蕎麦はコシがあって、角が立っていて美味しくいただくことができました。
そばつゆは、数種類のそばつゆをブレンドしているようです。
基本ですよね。
家庭の味噌汁も美味しくしようとするならば数種類の味噌をブレンドする、ラーメンのタレも数種類の性質の違う醤油をブレンドしてもとダレを作る、蕎麦の分野でも同じですね。
ご馳走様でした♪