京都一人旅のそもそものきっかけは、四国遍路と高野山参りの際、何人かの方に「西国三十三観音巡りも、お四国と違っていいですよ。」と言われたことが始まりでした。
四国遍路を3周もしたのに、私は心のどこかでまた四国遍路4周目も考えてしまう。
そういう自分が、なぜか自分でも不思議です。
まさに、お四国病罹患そのもの。
そんな時不意に、同じことを繰り返して「身につく」ことも時には大事ですが、新しい風を体にいれる「変化」も大事なのではないか、と思えてきたんです。
調べてみたら格安航空機peachさんのセールに繋がって、関空まで3390円と超驚きのプライスだったので、即購入!
これから京都旅行攻略を計画しました。
京都の中心部は碁盤の目に形成されていて、本来、とてもわかりやすい地形なんです。
ところが見どころがたくさんあり過ぎて、google mapだと全体感が見えないんですよね。
京都に宿泊したら、宿泊先で京都MAPを無料で頂くことができて、計画段階でこれがあれば、とつくづく思いました。
旅の最終日に、清水寺の生地やさんのおばちゃんと気が合って、4泊4日の行動を聞かれたのでお話ししたら「あらま~、あきまへんなぁ~」と言われてしまいました。
京都攻略法として、地図でいう縦割り、ブロック毎に動くのが一番無駄がない、とのこと。
でも東北からなんて、そんなにしょっちゅう来れませんし、世界遺産めぐりとかパワースポットとか観音様ほかご朱印めぐりとか、目的ありきであちこち移動することになってしまうのが現実的ですよね。
京都の方は、京都が一番だと思っている傾向にあるし、実際に京都を旅してみると、日本が誇れるエッセンスを凝縮した一流の都市だと実感します。
きっと京都に生まれていたら、きりがないくらい寺院めぐりができるし、ちょっと小路に入るといろんな発見があって、好奇心がウズウズして、それに慣れすぎちゃったら、どうなるのでしょう?興味深いですね。
京都弁も耳が気持ち良いと感じます。
1つ落とした計画スポットがありましたが、内面的に充実して気付きも多く、結果良い旅でした。
一言でいえば、「終わり良ければ全て良し」
結果がよければ、動機や途中の経過などは問題にならない。
ものごと終わりがすべてだということです。
旅のはじまり。
仕事を終えて、空港へ。
今回の旅計画は自信なかったから、なんとかなるさ、って思うしかなく。
ラッキーなことに、非常口付近の席があてがわれて、足の窮屈さがなく、隣もいないので、すごくすごく運が良かったと思えます。
もっとpeachを活用してもいいんじゃないか、と路線確認。
素敵なメニューあるのに、どうやって購入するのか、今回も「見てるだけ」でした。
通常のお席だったら、キチキチでバツが悪いので、結局はpeachで食事するまでには至らないと思います。
着いたよ、関空第一ターミナル。
預けた荷物はないため、即、京都行きのリムジンバスに乗り込む事ができました。
関空から京都八条口まで約2時間2550円、+カプセルホテル4180円。
伊丹空港、京都八条口までは約1時間1230円。
タイミングによっては、ANAやJALの朝一便を利用すれば、peachが安いとは思えませんが、
仕事の終わりと移動のギャップを感じることができました。
仕事は納得できないことがあっても、笑顔で従順。(時にはぶっちゃけるけど)
プライベートな時間は、自分が主役だから、主役を楽しまないと。
仕事と旅は、一連。
仕事があって旅があり、旅が好きだから仕事を頑張れる、その時間は私にとってとても大事な「たからもの」だと感じます。