今回、西国三十三観音巡礼、紅葉の寺院、比叡山延暦寺の旅行を終えて、良かった事、失敗したことを先にまとめておきたいと思います。
西国三十三観音巡りの素敵なところは、花や紅葉など季節を通じて見どころがある寺院が多くあります。
そのお寺さんが一番素敵な魅力のある時期に拝観を合わせれば、三十三観音を巡礼したという充足感と共に、その寺院ならではの空気感、雰囲気、美しさを五感を通じられるのでは、と思います。
お四国の88箇所お遍路では「ひたすら進め感」を求められていると私自身感じていましたが、西国33か所では「どれだけ心を満たすか?」が私にとって問われていたように感じます。
例えて言えば、お四国は主観性、西国めぐりは客観性、って印象でしょうか。
さすが京都だけに、その寺院の一年で一番素晴らしい拝観のタイミングには、本堂に人が溢れ返っている状況でした。
西国の観音巡りと言えども、本堂にて般若心境、観音経をあげたりするのは、とても勇気がいりました。
巡礼したいと思ってお寺さんに辿り着いた私の、心の奥底を覗かれているような気がしないでもありません。
難しく書きましたが、もうやめましょう。
まずプランの反省点を残しておこうと思います。
まず私の生活圏が東北である、ということは京都観光を充実させるためには、きちんと自覚しなければならなかったと思っています。
googleマップ等で事前調べしても、全体図が見渡せなかった。
結果、効率の悪い観光ルートを計画してしまいましたが同時に、東北から京都に来るのは気軽な旅行ではない為、あちこちメインスポットをとまわることを考えてしまうのも当然と思えます。
最終日、清水寺の参道のおばちゃんと旅行についてどう回ったかおしゃべりした時「それはあきまへんな~、京都は縦割りで観光したら一番効率がよいねん」と。
でも貴重な経験もしました。
天授庵の紅葉ライトアップは魅惑的でした。
南禅寺の早朝座禅。
座禅には、歩行禅というものもあるのを初めて知りました。
座禅のあとは、通常ならば南禅寺の有料拝観施設である、方丈庭園をグルグルと皆で歩きました。
気付きにあい、心も体もデトックスできたような気がしました。
三十三間堂。
こんな狭いところにギューギューに観音様を立たせておくのは、すごいことだと思います。
他県の展示に派遣されていた観音様が全部l今回は、1001体揃うという珍しく希少な時期での参拝でした。
すごく身の引き締まるような感動を覚えました。
比叡山延暦寺の宿坊から。
温泉ではないけど、中浴場は穴場でした。
南禅寺のお豆腐料理「順正」さん。
延暦寺会館の夕食の精進料理。
はじめてのカプセルホテルデビュー。
走って、汗だくでギリギリセーフで入場した三室戸寺。
11月1日~3月31日は15時半で閉門するとともに、ご朱印場もそれとともに閉鎖。
嘘みたいな本当の話。
西国三十三観音巡礼デビューは、今熊野観音寺。
行願寺(革寺)は四国遍路に近い雰囲気を感じました。
毎日歩くこと、虹を2日連続で見ました。
京都の祇園は色香ありましたね。
京都はお宿から京都駅までの荷物宅配(私が利用した八条口受け取り:1000円)やレンタサイクルの宿泊先での引き取り(私が利用したレンタサイクル代に追加:300円)などあり、知れば知るほど、観光を楽しめる様々なサービスがあるのが魅力的でした。
つまり、知らないとイマイチ楽しめないかも??