グリーンズ・テイブル

ppのピアニッシモな戯言でござ~い☆

今月の演奏2022.6

2022-06-25 16:03:38 | 音楽活動

昨日は暖房を入れ、今日は窓全開、極端な天候の動きに、こちらの動きは鈍くなり…

さて、文学館での演奏記録です。

フルートとピアノで。

1.E.A.マクダウェル/「森のスケッチ」より野ばらに
2.A.ルナール(編曲:安田芙充央)/「さくらんぼの実る頃」によるポエム
3.梁田貞(編曲:野田暉行)/城ヶ島の雨
4.P.チャイコフスキー/アンダンテ・カンタービレ(ピアノソロ)
5.B.バルトーク/「ルーマニア民俗舞曲」より1.棒踊り
6.  〃   /      〃      2.飾り帯の踊り
7.F.ドップラー/ハンガリー田園幻想曲1楽章
8.ウクライナ民謡(フルートソロ)
9.ウクライナ民謡/キーウの鳥の歌
10.安田芙充央/天上のフルート~遠くの空へ
アンコール
大中寅二(編曲:野田暉行)/椰子の実

入場者数約30名

前回はリハーサルまで進んだところで、コロナ蔓延防止のため中止となり、8ヶ月ぶりのコンサート。それに加え、今回は難易度の高い曲を入れてしまったので、前日から緊張状態。。。

プログラムは1~3が6月に、4~9が東欧に関した曲。日本歌曲はいずれも野田暉行の、私にとっては難しい編曲で、練習のし甲斐があったということでもあり。椰子の実はいきなりカデンツァから始まります。「ちむどんどん」で歌子が何度も歌っていましたが、プログラムを組んだのはドラマが始まる前! ピアニストが「持ってるね」ですって(フフ)

2はシャンソンを代表する曲の一つ。ジブリ映画「紅の豚」で加藤登紀子さんが歌い、最近ではCMで夏木マリさんが歌っています。

2月24日以降、東欧から目が離せない毎日。表現者の端くれとしてはその土地で生まれた音楽に取り組みたい発信したい思いがありました。8のウクライナ民謡はウクライナのヴァイオリニストがソロ演奏をSNSで発信したところ、世界中のヴァイオリニストが共感して、再びリモートで一斉に演奏された曲です。

9の「キーウの鳥の歌」は気持ちを丁寧に音に乗せることが出来、めったに無い充足感を味わうと同時に、客席からも何かが伝わってくる不思議な体験をしました。友人は涙が出そうになったとのこと。

5と6のルーマニア民俗舞曲は受け入れられるだろうか、7のハンガリー田園は吹ききれるだろうかと不安だったものの、コンサート終了後に、元教師でレコード鑑賞部の顧問だったという方に話しかけられ、「今日はバルトークとドップラーが聴けて良かった」と仰っていただいた。一人の言葉は千人力! 選曲は間違っていなかったと思いたい、ポジティブシンキングで行こう

練習の時のように出来なかったところが蘇っても、フルート吹き達の労いの言葉が栄養ドリンクのように(飲んだことないけど)ぱっと元気にしてくれました。

20代の頃、憧れて購入したハンガリー田園の楽譜は見ると真っ黒で、当然技術力も読譜力も及ばず、いつか取り組めたらいいなと思い、憧れのまま仕舞い込んでいました。それから20年以上経ってレッスンを受ける機会に恵まれるも、やはり難しさの確認のようなものでした。そこから10数年経った今、人前で演奏しちゃったのですから結果はどうあれ、ただただ(トライした自分を)褒めてやりたいと思います。

新年度の演奏はこんな調子でスタート出来ましたが、今年度はさらに1回減らすことを了承していただきました。フェイドアウトを進めます。

 

今回のコンサート中、一つ気になったことが……

演奏開始直前に「写真を撮っても良いですか」と後列からお声がかかる。

アットホームな感じのコンサート(私の緊張をよそに)なので、言いやすかったのでしょう。

突然だったので戸惑っていると館長がOKを出す。

写真については新聞社や館の人が時折撮影しているので「良し」としても、問題はその先。

何に使われるのか分からないことが嫌だなと。

で、「録音はだめです」とOKに追いかけて言いました。というのは

3年ほど前に別の企画で演奏したものが地方のラジオ局で流され、びっくり仰天!

本人の許可を得ないで勝手に流されたことがあったのです。

いとも簡単に、瞬時に無限に情報を流す事ができる現代にあって、

肖像権を改めて考えさせられました。

 

私もレストランのお料理画像をお店に許可をとらず、ブログにアップしていました。お店の宣伝にもなって良いんじゃないかという安易な考えでしたが、

だめですね。

盛り付けひとつをとっても肖像権。

食事どきの店の忙しさの中で許可を取るのは大変勇気のいること。

今後の外食記事アップは……

 

本日の画像は本番当日朝のホスタ、夜帰宅すると既に萎み始めていました一日花。 

生演奏も一期一会。


アマリリス復活!

2022-06-17 19:58:28 | 動植物

昨春、鉢植えを外に出した途端、大雪に見舞われ瀕死の痛手をおったアマリリス。

いつもなら年に2回咲くところ、昨夏に1回だけで1年ぶりの開花です。

完全復活と願いたい。

良い香りを放って、どこか誇らしげ(フフ)

 

嬉しいことがもう一つ。

撮影後、マスクをしていないことに気づくも、鼻水が出ません!

雨降りの翌日は花粉の飛散が多いにもかかわらず、なんともないので遂にシラカバ花粉からの開放か!

ウォーキングを休む理由が無くなったということでもあり………少しだけ


常設展示室/原田マハ

2022-06-08 12:38:45 | 

鼻水は花粉症からきているのか、朝晩の冷え込みで風邪をひいたせいなのか、はっきりしない昨日今日です

さて、原田マハさんの「常設展示室」読みました。

6つの短編が収められています。

いずれも美術館のキュレーターだった作家らしい、本当にあったのではと思わせるような美術界に関わる物語。

しかもどの作品にも名画が登場し、それが思い浮かべられる絵画だったことが嬉しい。

圧巻は最後の「道 La Strads」

涙で何度も読めなくなるなんて、いつ以来だろう…

これまで美術館を訪れたときには特別展だけで満足し、常設展示室までは行っていない。

今度はちょっと覗いてみようかなと思ったり。。。

 

表紙の絵画はフェルメール「デルフトの眺望」


うぐいす鳴くからうぐいすパン

2022-05-28 15:36:50 | パンとお菓子作り

今年は花粉の飛散がひどいですね~。窓を開けないように、洗濯物は外に干せず、散歩も控えるこの頃です。

裏山では鶯がだいぶ上手に鳴くようになり、それに誘われて、うぐいすパンが食べたくなりました(フフ)

以前「ロシニョール」としてアップしたと思いますが、ロシニョール=鶯。

生地は練乳も加えて甘めに、抹茶は粉の2%、油脂はバターで。

大納言小豆をアクセントにして、ミニ食パンケースに入れます。

 

焼き上がり!

抹茶と小豆は黄金コンビ


フェルメールと17世紀オランダ絵画展・春の院展観てきました

2022-05-19 09:47:32 | 鑑賞

フルート点検無料調整が札幌であり、コロナ感染者がちっとも減らない中だったけれど、年に一度のチャンスなので行ってきました。ついでに既に入手していた前売りチケットを無駄にしないように「フェルメール…」を観に近代美術館へも向かいました。

こんな時は、日常使っているバッグに入るコンパクトな楽器で良かったと、とつくづく思います。

今回の目玉は「窓辺で手紙を読む女」

劣化を修復している最中に、何者かによって塗りつぶされていた「画中画」が発見されたのです。

絵葉書を並べてみました。トップ画像↑

そもそもこの作品が200年以上もの間、違う人の作品になっていたことに驚き。

フェルメールはあの世で苦笑してるだろうか、怒っているだろうか。

同時代に活躍した画家たちの作品郡は、明るい絵といえどもどこか共通の陰りみたいなものを感じ、電気がなかったから? ロウソクの明かりだから柔らかい? などと自問自答。 

リュートを弾く人が描かれた作品が複数あってこの時代に流れていたバロック音楽を想像したり。

そんな中で異彩を放っていたのが、

ワルラン・ヴァイヤンの「手紙、ペンナイフ、羽ペンを留めた赤いリボンの状差し」

まるで現代アートのよう。 1658年の作品ですよ~

 

美術館のカフェレストランでランチ。

スモーク合鴨のサンドイッチとブラッドオレンジジュース。顎を外さないように食べました(笑)

ポテトはマヨネーズとつぶつぶマスタードを混ぜたものをつけて。

爪楊枝にはトマト・ブラックオリーブ・きゅうりのピクルス。

ここで終わる所でしたが、ラッキーなことに三越で「春の院展」が開催中なことをたまたま知り、この足で行ってみました。

院展を観るのは初めてでした。

もしかしてこれが岩絵具かなと。。

つきなみだけど、どれも素晴らしく見応え充分。

一つ気がついたのは観る距離の大切さでした。近くで観たときに何も感じなかった作品が、何メートルも離れた所から、たまたま視界に入ったとき、光輝いて、しかも立体的に観えたのです!

多面的にみる大切さ…何事も。

 

対象的な展覧会のハシゴ、運動不足の割には元気だった足、観たいがゆえの貪欲な自分で良かった。。。

 

そうそう、この日のメインだった楽器はすっかり調子が良くなり、演奏のまずさを楽器のせいにはできなくなったということでもあり


洞爺湖と梅林

2022-05-10 10:15:50 | ちょっとお出かけ

長和町の「ダイニングカフェあつみ」を後にして向かったのは洞爺湖。

斜面に広がる梅林が見頃であることを期待して。

海抜が幾分高く、湖面から急斜面に向かって吹き上げる強風も相まって、五分咲き?三分咲きといったところでした。(今日あたり満開かも)

それでも感激! 以前ここを訪れたときに今度は開花時期に来たいと思ったことが実現したのだから。

晴天なら中島の右側に、まだ白い羊蹄山がみえるはず…

マスクを外して、鼻を近づけるとちゃんと香ってました。

気分一新、重なる憂いは飛んで行け!


ダイニングカフェあつみでランチ

2022-05-09 09:15:12 | 外食

伊達市の「ちりりんロード」を歩き終わらないうちにお腹が空いてしまい、同じ長和町のダイニングカフェあつみで、早めのランチをすることに。

12時前だというのに、テーブル席はすでに埋まっていてカウンター席に。女性二人で切り盛りされていて、オーダーも待たされる。

パスタセット1500円。

 

かぼちゃのポタージュスープは濃厚、温かいパリパリのフランスパンで、スープ皿を綺麗に。

 

ペペロンチーノに生ハム、この組み合わせいただき!

 

トップ画像はサラダ。すべて地元産(だと思います) 伊達市は北海道の湘南と言われるくらい温暖な土地柄なので、新鮮な農産物が豊富。手作りと思われる美味しいドレッシングがたっぷりかかっているのも良かった。食後のコーヒー付き(待たせたお詫びらしくコロンビアをいれてくださった)

10年(?)以上ぶりの「あつみ」は味も混みようも変わってなかった…ことが嬉しい。


伊達市ちりりんロードへ

2022-05-08 09:25:22 | ちょっとお出かけ

伊達市に出来た「ちりりんロード」に行ってみました。可愛い名前の通りサイクリングロードですが、線路の跡地ということがわかります↓

道路沿いには桜が連なり、晴天ならもっと良かっただろうに…

 

山肌にへばりつくような桜も見えます。

 

途中には隧道もあり。

駐車場は入り口にある児童センターと共用。

トップ画像の山は有珠山。

歩き始めは肌寒かったものの、まもなく慣れて、自転車乗りが一組だけだったこともあり、ゆったりと散歩を満喫。


ババ・オ・ラム作りました

2022-05-02 09:15:31 | パンとお菓子作り

Eテレ「グレーテルのかまど」でサバランを取り上げていました。松任谷正隆(ユーミンのパートナー)お気に入りのパンだそう。それを観て久しぶりにババ・オ・ラムが食べたくなり作りました。

サバラン氏が作ったサバランの原型はババ・オ・ラムなのです。

10数年前初めて口にしたときには、美味しく感じなかったコレ、多分その時の体調が味覚に大きく影響するのかなと思います。

レーズンとレモンの皮と果汁が入ります(国産が出回っている時期で良かった~)

 

ババ型はプリン型に似ています。

 

焼成後、熱いうちにシロップにくぐらせます。

シロップは火を止めた後にラム酒を加えるので、アルコールが残っています。

冷蔵庫で冷やし、シロップが生地に馴染む翌日以降が美味しい。

ホイップクリームを乗せても良く、殆どお菓子、でもイースト菌を使うので限りなくお菓子に近いパンかな??

気になる小麦粉の値上がり…パン作りが贅沢な世の中になりませんように


君子蘭も咲きました

2022-04-30 10:58:30 | 動植物

5日前にこの地方でも桜の開花宣言があり、はっとして庭の梅を見ると咲いていました。

北海道は梅も桜もほぼ同時です。

蕾にも気づかず、その前には梅切らぬ馬鹿にもなって、この春はどうかしています。

家の中では君子蘭が目に鮮やか。その元気分けてほしい~~!

 

ついでに…

先日のたけのこの残りを使い、冷蔵庫整理を兼ねて色々一緒に煮たら七目豆に。

大豆・たけのこ・人参・ごぼう・しいたけ・昆布・笹かま(こんにゃくがあればなお良かった~)


楽しいこと、美味しいものは……新しい力にかわってくれる☆

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