
今日はたまやんの誕生日

正確なところは分からない、捨て猫だったから。
だから、息子が拾ってきた日を誕生日と決めた。
離乳は済んでいたが、私の手のひらに乗る大きさだった。これから真冬に向かうというときにそんなんで生きていけるのだろうか。それとも厳冬を生き抜き、大人に成長することが出来た猫は、猫の中の猫としての栄誉が待っているのだろうか。
たまやんの場合はそれどころではなく、「猫のエイズ」という言葉を初めて耳にした年だったので、数ヶ月後には去勢手術とあいなり、幸か不幸かわからない猫になった。
猫が犬より芸が出来ないのは知能が低いせいではなく、覚える気が無いかららしい。
だから、大好物のイカを食べたさ一心でしかたなさそうにおすわりだけは覚えた。
(骨折の後遺症が出て来た近年はさせていません)
呼んでも無視のときもあれば、こちらの話しに相づちを打つときもある。何か要求してくるときの鳴き方と表情は豊かで、それらのギャップがおかしい。
今日で16歳、人間にすると80歳らしい。
よく食べ、よく寝る。あと何年生きてくれるのかな。


先週撮影
首輪は娘からのフランスのお土産
飼い猫だと分かるように、出歩く時だけしていたが、最近は家の周りだけで直ぐに帰ってくるので使っていない。