モーレという名のパンを作りました。
ケシの実をつけた角切りバターを乗せて焼成しているので、フランスパン用粉を使ったシンプルなパンが風味豊かに。
ちょうどお昼時に焼き上り、パリパリをほお張った後は、お天気につられて郵便局まで徒歩を決め込む。
車で行って時間を選択するのも良いが、散歩もままならなくなる日がもうすぐやってくると思うと身体が歩きたがっている。
それに、美味しいものを食べたあとは活動しなきゃ。
陽が照っていても、吹く風は冷たく、コートの襟を立てて歩いていると、
前を素早く横切った少年が「こんにちは!」ですって。
あっけにとられて、開いた口から出た音は「はっ」
とっさにつなげて「~い!」
つまり「ハ~イ!」と外国人みたいに、なんとか。
ダレだこの子、知らない子…北風小僧はそのままかけて行っちゃった。
私は小学生の男子にはモテるのだろうか(ハハハ)
なんでもいいや、嬉しいや。
大昔、ヒデとロザンナが「アモーレ・ミオ」って歌っていたっけ。
モーレ…愛情かな。
今夕の東の空にモーレが一つ。
赤い、そしてスーパームーン顔負けの大きさ。