今ツアーの参加者は北海道・青森・岩手・福島・山形からでした。
伊丹空港のターミナルは南と北があって、北海道組は南、それ以外は北へと、分岐点で左右に別れることに。
二日目の松江で夕食の店探しから居酒屋での食事までをご一緒した(させていただいた)ご夫婦は山形の方達で、私の母と同郷であることを知り、急に親しみがわいて、初対面だというのに思いのほか楽しい飲み会に。
分岐点で、私は叫ぶ「さよなら~、お元気で!」お二人は満面の笑みで手を振ってくださる、私も負けないくらいに。。。
三日目の夜、徳島では宿泊ホテルの前でちょうど顔を合わせた一人参加の女性8人が連れ立って店探し。手頃な居酒屋を見つけ、小上がりを占領して、ツアー最後の晩餐を楽しむ。札幌、帯広、青森、仙台から参加の方々でした。三日目とは言っても昼間は絵画などに向き合っているので、初顔合わせのようなもの。それでも三日間の同体験をした者同士です、それぞれの立場での話しや地震・津波のときの話しなど色々出て聞けて、時間の経つのが早かったこと。
盛りだくさんの芸術文化と人との出会い、こんなに楽しい旅になるなんて誰が想像しただろう。
この出会いと別れはまるで人生の縮図。名前も知らない、おそらくは二度と出会うこともない人達のこれからが、どうか幸せでありますように…
帰宅は、即、現実に戻ること…あぁ~~
でもね、知らず知らずについていた心の埃を落としたかのように軽くなって、ずいぶん寛容になっていることに気づく。
寛容になれれば楽。
ということは、これからも時々は心の洗濯に出かけよう!
という思いに。
おしまい(笑)