(またまた昨日の続きです)
私は持ち込みの七分袖ニットと、受付で売られていたシルクストールを染めてみました。
染める前。
じつは何年も前に後身ごろの首近くに500円玉大の脱色されたような跡が二つ付いてしまって(多分美容院で)、もう着られなくなったのに、好きで捨てられないでいたもの。
綿52%アクリル48%なので「しっかり染まらないだろう。脱色された跡も残る」と先生に言われ、愕然としたがダメ元でやってみると…脱色跡は跡形もなく消え、全体もしっかり染まりました!(濃すぎるくらいに)
「ドライのみ」の表示があったので内心気になりながらも、思いっきり水洗いをしたのに大丈夫!やってみるものですね。(風合いは少し変わりましたが)
捨てないで良かった。14年前購入のニットが蘇りました!
(浸け時間:1,2回目、それぞれ約3分)
地模様のあるシルクのストールはグラデーションを出すために捻って浸けてみました。
家に持ち帰ってから洗剤で洗い一昼夜水に浸けたところです。
薄目の色をねらったのでまあまあかな~。
(浸け時間:1回目徐々に引き上げながら2分、2回目10秒前後)
この後、薄暗い所で20日間休ませて出来上がり!
あの黒っぽい液に浸けて引き上げると深緑に変化、さらに空気に触れ酸化することで青みが出る。浸ける時間を調整しながらの繰り返し。
好みに近い仕上げにするための浸け時間は、素材の状態に合わせて感覚で判断。
それは経験の積み重ねによる職人技。
初体験の我々には当たり前だが全く見当がつかない(ので指導されるまま)。
同じ素材を使っても全部違って個性的、手作りの良さ楽しさ。
そこが面白くてみんな童心に帰ります
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