プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

金子準一

2012-06-10 13:28:15 | 日記
今治南高

高知商に代わり、センバツに初出場する今治南高は愛媛県の一位校として選考委員会へ推薦を受けていたチーム。昨秋の四国地区大会では一回戦に池田(徳島)に10-2で大勝したが、準決勝で高知商に7-3、三位決定戦でも徳島商に8-1で敗れた。
しかし、これには理由があった。今治南は昨夏甲子園に出場した。このメンバーが10人も卒業し、ほとんどが総がえで、新メンバーを十分鍛えるひまがないうちに秋のシーズンにはいった。このため地区大会では攻守ともキメの荒さを相手チームにつかれたが、素質に恵まれた選手が多く見受けられた。
エースの金子投手は西条が夏の甲子園大会で優勝したときの投手、金子の弟で左腕。速球、ドロップ、シュートとも球威はあるのだが、コントロールが不十分だった。とくに高めへはいる直球を高知商、徳島商にねらい打ちされたが、間のとり方をおぼえ、低めへのコントロールを身につければ甲子園でも立派に適用する。内野は甲子園経験者の美藤遊撃手のプレーがきわだってみごと。門田捕手は大型選手として注目の一人。足の速い好打者、大西をトップに、在間、門田、美藤、村上利とつづく上位打線は野性的な、力強い攻撃力を持っている。他チームより一ヶ月余もおくれたが、個々の力をチーム・プレーのうえにどこまでまとめあげることができるか。無欲で戦えるのは有利で、ひとあばれが期待される。

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仲根政裕

2012-06-10 13:13:41 | 日記
仲根クンさっそう

連続5三振奪う ヤクルト主軸、空を切る

近鉄5-4ヤクルト

「打たれたらぼくが打返す。いや打てないかな」「だれも知らない魔球を投げる」「ゆうべは熟睡できた」
オープン戦とはいえ予告つきの初登板というのに試合前の仲根は落着きはらっていた。
大物といっても高校を出たばかり。「無事に離陸できるだろうか」仲根とは逆に周囲の方が気を遣っていたが、そんな不安はたちまち吹飛んだ。武上、若松にはストレート一本で押しまくり、いずれも球威に押された平凡な外野フライで打ち取った。次は三原監督期待の荒川。2-2と追い込んだあと、胸元へズバリ、ストレート。荒川のバットは空を切った。
二回は三連続の三振で、荒川から三回先頭の奥宮まで5連続、いずれも空振りの三振。「よく振れている」といわれるヤクルト打線をキリキリ舞いさせた。ロペスには2-1からフォーク・ボール。仲根のいう魔球はかなりのスピードを持ちながら、打者の手元でストンと落ちた。「スピードもある。長身なのでボールがよく見えない。十八歳の少年がチェンジアップを投げるなんてショックだ。恥ずかしいよ」ロペスはあっさりカブトをぬいだ。
中村・小田の三振は仲根のコントロールのよさを証明した。中村には2-3からファウル四本とねばられたがストレートで勝負。さらに小田にはボール三つを投げ、そろそろ荒れるかなと思われたが、一つカウントを取りにいったあと、外、内とピシャリ速いタマを投げ込んでスイングアウト。「ベテランでもあそこは歩かせるところ。度胸もあるし、コントロールのよさも新人ばなれしている」女房役の辻はびっくりしていた。三回永尾を2-0と追い込みながらど真ん中の好球を右越え本塁打されたが、ヒットはこの一本だけ。武上に一つ四球を与えただけで、ヤクルト打線は球威に押されっ放し。打者14人に対して奪った三振は6.五回から投げたエース鈴木が2三振してかとれなかったのだから見事というほかない。62球のうちカーブは6、7球、フォークボールが2度、力で押す本格派といえよう。
「きょうのピッチングは80-85点。プロの選手は振回してくれるから面白い。永尾さんに打たれたのは失投中の失投。ポンポンと三振がとれたのでまた三振させてやろうと思った。小さな人でもひとつ間違えば本塁打するパワーを持っている。いい勉強になりました。」
「五回の予定だったが、タマが上ずってきたので四回までにした。スタミナともう一つコントロールがつけば十分やれる」(中原コーチ)「ヤクルト打線はねばっていたので三回までに2、3点でとどめてれば上出来だと思っていた。いいタマを持っているし、楽しみがふえた」(岩本監督)。ジャンボは離陸どころか近来にない大物の評価までもらってテスト飛行に合格、舞いあがった。
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佐藤敬次

2012-06-10 12:29:32 | 日記
フォーム・・・記載なし  球種・・・落差のあるカーブと手もとに食込むシュート

◇ジュニア・オールスター

イースタン5-0ウエスタン

勝 佐藤敬(ロ)  敗 泉沢(西)

イースタンは佐藤敬、ウエスタンは泉沢と両チームともリーグ最多勝投手をぶつけた。大宮工からプロ入り二年目の佐藤敬は落差のあるカーブと手もとに食込むシュートがよく決まり規定の三回をあぶなげなく投げ抜いた。被安打は門田の一本だけ、四球1、三振2と見事な成長ぶりを示した。
これに反して先日ノーヒットノーランを記録、公式戦も5試合の登板経験を持つ泉沢はタマの切れが悪く球威がなかった。
イースタンは二番手、間柴、三番手松原も力あふれるピッチングをみせた。比叡山高からことし大洋入りした間柴は公式戦で王を連続三振させるなど球威には定評があったが制球にいま一つ安定を欠いていた。しかし、この日は変化球もよく決まり、無四球で三回をつとめあげた。松原は立上がり連続四球を与え、不安定だったが、そのあとよく押えた。
打のヒーローは阿野。初回泉沢のシュートをうまく打って左中間に2点二塁打、三回には萩原を置いて2-1から植木のカーブをうまく左翼席に放り込んだ。
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宇佐美敏晴

2012-06-10 12:27:36 | 日記
後楽園第二 (中日13勝12敗)

巨人6-3中日 勝 宇佐美(1勝0敗) 登板2 敗 高岡(1勝1敗) 登板7

巨人の宇佐美投手(西条高出、二年目)は上手からの速球とドロップでプロ入り初勝利。

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