プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

貝塚博次

2012-06-30 15:37:01 | 日記
フォーム・・アンダースロー  球種・・・カーブ、シュート

三田5-0柏原

三田がシード校の貫禄をみせた。一回、無死から林、若松、西岡が3連続長短打する速攻で2点。二回にも若松の2本目
の二塁打などで3点を加え、1回戦で川西緑台を3安打に完封していた荻野をあっさり打ち込んだ。貝塚は5点を背負って
のびのびとした投球。下手からくり出すシュート、カーブは低目にコントロールされ、威力があった。特に四回、一死満塁で
中野に対し0-3からポンポンとストライクを決め、最後、外角いっぱいをつく速球で三振に仕止めた投球は見事。三田は六回
以後、金岡をマウンドに送るなど余裕ある試合運びだった。
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倉橋寛

2012-06-30 15:31:03 | 日記
球種・・・スライダー気味の速球、カーブ、シュート フォーム・・・サイドスロー

育英学園 東北・宮城

県大会四試合でのチーム打率が0・205と低打率に悩み、一回戦でコールド勝ちしたほか、残りは苦戦の連続だった。ただエースの倉橋がサイドスローから大きく曲がるカーブを持っており、球速が乗れば大きな武器となる。打線も早坂、佐藤、高久、加藤と長打力はあるが、全国大会で通用するか疑問がある。ピンチをはねかえすねばりが感じられないのが不安だ。

滝川1-0育英学園

滝川1点を守る 育英バント失敗ひびく

育英、滝川とも投手を中心に好守にまとまったチームで、1点をめぐる接戦となった。だが、試合は滝川が終始押し気味。先取点をめぐって滝川の攻勢、育英の防戦でゲームは展開した。
滝川の芝池はアンダーハンドから内角にシュート、外角にカーブとコーナーいっぱいに散らし、育英にツケ入るスキを与えなかった。
育英の倉橋は外角低目をつく直球で対抗したが、しばしばピンチを招いた。だが、ピンチで真価を発揮した。初回、四球と犠牲バントの野選などで一死二、三塁、三回には安打、死球で一死一、二塁と二度ピンチに滝川四番の好打者、左の石丸を迎えたが、外角いっぱいをシュートで攻めたあと、一転して左打者の足元をつくスライダー気味の速球で二回とも三振に打ち取って切り抜けた。
そして、この倉橋が立直ってきた四回、滝川が三度目のチャンスをものにした。先頭の金沢が遊ゴロ失に出て二塁、二死後九番の石崎がファウルでさんざんねばったあとライトへ流して金沢を迎え入れた。芝池が好投を続けていただけに、この1点は重味があった。このあとも滝川はしばしばチャンスを迎えた。とくに五回按田、石丸が長短打を連ねながら按田が本塁、石丸が二塁と併殺に終わり、七回の無死一、二塁もトップに回る打順の強攻が倉橋に押えられて無為。試合の進め方にもう一工夫がほしかった。
育英は四、六、九回に走者を出したが、バント失敗が大きく響いた。この試合ではやはり予選六試合完封の芝池の好投が目立った。正確なコントロールでタマを左右に散らし、攻めのポイントを与えなかった投法はみごとだった。

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