プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

陳義信

2018-10-07 23:37:53 | 日記
1989年

登録名は「ヨシノブ」。親日家の両親は幼少のころから、同じ日本語読みで呼んでいたという。輪仁大卒で郭源治の後輩に当たる。社会人の名門チーム「兄弟大飯店」に在籍、台湾ナショナル・チームのエースとして君臨した。昨年5月の世界選手権では、優秀選手賞に輝く実績を持つ。過去、日本チームとの対戦では3試合、18回1/3を投げ3失点、防御率は1.47という抜群の成績を残す。柔軟な右腕から投げこむ速球とスライダーの切れ味は、十二分にプロでも通用するだろう、との見方が強い。常時、145㌔のスピードを出し、やがては150㌔台も夢ではない。俳優を思わせるハンサムなマスクだが、シンは太い。「後半戦から一軍で投げるのが目標」という言葉にも、強い自信がのぞく。日本のプロに、いかに早く馴れるか。それが差し当たっての課題だろう。
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原田賢治

2018-10-07 23:08:16 | 日記
1989年

門田とのトレードでオリックスから移籍してきた右の本格派。長崎県・対馬から初めて生まれたプロ野球選手である。原田の加入で、層の薄かった中継ぎに厚みが増し、先発組も楽になるはず。社会人時代を過ごした福岡の地で、いいところを見せたいと燃えている。決め球はフォークボール、先発に回っても十分通用する。
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高木孝治

2018-10-07 22:37:23 | 日記
1983年

昨年のプロ入り10年目で貴重な初勝利を記録した。事実、竹口、平沢、川本といった左腕のなかでは、カーブ、ナックル、チェンジアップと変化球の多種多様性では、高木の器用さに軍配があがるのかも知れない。要はその変化球をより効果的なものにするための速球の使い方だろう。
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水谷茂雄

2018-10-07 22:28:16 | 日記
1980年

中央球界では無名だが、シュート気味の速球は高校球界では一級品。打力も抜群で、野手顔負けの長打力を持っている。
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加茂川重治

2018-10-07 22:20:37 | 日記
1989年

「あんないいピッチングをするのに、巨人はどうして使わないのだろう? 」-ここ、1、2年というもの、加茂川の周辺でこんな声が聞かれた。とくに一昨年(昭和62年)はイ・リーグで11勝3敗、2セーブを挙げた。その秋のジュニア日本選手権では、中日を相手に完封勝ちをやってのけ、若手のホープとして一躍脚光を浴びた。昨季は5勝1敗、3セーブ。一軍では、この2年間で5試合に登板しただけで、勝敗はゼロ。伸びのある速球、それにカーブ、スライダーのコンビネーションを得意とする右投げのピッチャーだ。「大きなことはいえないが、新人のつもりで頑張りたい。今度は巨人キラーになる」と宣言している。外見はおとなしそうだが、シンはズ太い。心機一転、大化けする可能性も・・・。
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小美濃武芳

2018-10-07 22:00:05 | 日記
1989年

東都リーグのエースとして、東洋大から入団して今年で2年目。ウ・リーグでは主に抑え役として働き2勝1敗3セーブの成績を残した。フォークボールの切れは絶品で、どちらかといえば変化球主体に打たせて取るタイプだ。入団早々、キャンプの出遅れを取り戻そうと、張り切りすぎて、足腰からヒジ痛にまで見舞われた。それだけに「アセったらいけない。とにかく、じっくりと体力をつけることが先決です」と反省の言葉も忘れない。マウンドのかけ引き、勝負度胸も十分心得ている完成品。あとは、さらに球威を増すことが、一軍へ浮上する条件だろう。2年目の今季に期待。
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青井要

2018-10-07 21:53:38 | 日記
1984年

今年1軍に登録される投手の中で、左投手は竹口が一番手。サウスポーの希薄なホークス投手陣にとって、川本とこの青井の奮起が大きなポイントになる。カーブの切れに非凡なものがあるだけに、首脳陣の期待も大きい。同期の畠山らにつづいて1軍入りを果たし、クインテットを形成して欲しい。

1985年

同期の大久保同様、肩を痛めて昨年は不本意なシーズンだった。左腕からのキレのよい速球と変化球は威力十分なだけに、年間を通じて体調を維持できれば、1軍登用のチャンスは大いにある。
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坂田和隆

2018-10-07 21:41:21 | 日記
1987年

「あの度胸のよさはプロ向き」と杉浦監督も大いに認める。ストッパーに最適の資質だ。横手からのストレート、カーブ、シュートも威力を増してきた。あと一歩のがんばりで今年は一軍のリリーフ陣にぜひ加わってもらいたい。
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大津一洋

2018-10-07 21:31:45 | 日記
1981年

ドラフト外、契約金2000万。九州屈指の好投手とうたわれ、昨夏の熊本県予選では5試合中、3完封勝利をマーク。甲子園でも好投している。11球団がマークしていたが、東洋大進学が希望だったため、ドラフトでは無指名。西武など4球団が争ったもの。

東尾さんのような投手になりたいと早くも目標はエース。身長に比べて体重がちょっと足りないような気もするが、バネを使って投げるフォームはまとまっている。甲子園にも出場した経験があり、本格派投手をめざす頼もしい存在。

1982年

成長著しい本格派。天性のバネを生かしたピッチングは2年目を迎えて磨きがかかってきたあとは実戦を通して打者との駆け引きなどを覚えていくことが課題。目標とする投手は東尾さんとキッパリ。大型投手が1軍のマウンドに登るのも、そう遠い日のことではなさそうだ。

1984年

藤村とともに西武に入団した。熊本工時代は、現西武の伊東捕手とバッテリーを組んで甲子園出場、高い評価を得ている。長身から投げおろす速球には良いものがある。今後の課題は実戦での経験を積むことと制球力。一日も早くファームでの1勝を。

1985年

西武から移籍して1年。ウエスタンでもまれて、じっくり力をつけてきた。1試合だが1軍でも登板。長身からの速球はかなり威力があるだけに、試合経験を積めば出てくる可能性を秘めている。
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中嶋治彦

2018-10-07 21:15:51 | 日記
1989年

ドラフト4位、契約金3700万。マウンド度胸は満点で重いストレートにカーブが武器。60、62、63年と都市対抗に出場。昨年はたくぎんの補強選手だったが、未登板に終わった。ノンプロ出身だけに即戦力。

ドラフト4位指名。社会人出身の右投げ投手。140㌔台の速球、それにシュートで、思い切って打者を攻めこむ強気のピッチングが身上だ。「都市対抗」に王子製紙苫小牧のエースとして二度出場。巨人に入団した吉田には「絶対負けられない」と闘志を燃やす。星野監督好みの投手になりそうだ。

23歳の若さだが、百合子夫人との間に、昨年10月誕生した長女桃子ちゃんがいる子連れルーキー。子連れといえば、担当した谷木スカウトも現役入団(昭和48年)したときは、子連れだった。偶然にしても面白いところだ。チームの現役では、米村投手(昭和60年入団)に次いで2人目。いずれも社会人出身というのが共通している。
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大塚賢一

2018-10-07 21:06:09 | 日記
1988年

「西川につづく左の先発候補の1人」と杉浦監督の評価が高い。背番号「50」から「34」に変わったのも期待のあらわれだ。速球と変化球のコンビネーションがよく、昨秋からシンカーをマスターして投球の幅が広がった。秘密兵器として、かなり早い時期に出てきそうな気配。
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右田一彦

2018-10-07 20:37:06 | 日記
1982年

ドラフト1位、契約金5000万。九州学院高入学と同時に外野手から投手に転向。甲子園の経験はないが、注目された。ノンプロでは九州№1の速球投手で、140㌔は魅力的だ。フォーク、シュート、カーブと多彩だ。
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本間哲郎

2018-10-07 20:30:18 | 日記
1987年

母校、旭川東高の先輩、スタルヒンにちなんで「スタルヒン二世」の愛称で呼ばれる。「そんな大投手のなで呼ばれても恥ずかしくないようになりたい」高めのストレート、縦横2種類のカーブが武器。スカウトしてきた稲川コーチは「三年後を見ててごらん。本格派投手に成長しているから」と断言する。「三振の取れる投手になりたい」と闘志を燃やしている。
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名取和彦

2018-10-07 20:23:28 | 日記
1983年

大きな体を折り曲げるようにして投げるサイドスローのピッチングはスピード申し分なし。キャンプでも首脳陣がつきっきりで指導、真価の問われるシーズンとなりそうだ。本人もやる気十分なだけに中継ぎとして起用されるケースが多くなろう。期待のひとりといえる。
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鈴木正幸

2018-10-07 20:17:59 | 日記
1981年

ドラフト外、契約金2000万。昨年は公式戦4勝1敗、防御率2.07で道社会人野球連盟から敢闘選手賞を受けた。長身からの速球、シュートにはかなりの威力があり、技術的なものをマスターすれば即戦力とさえいわれる。一軍入りか。
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