プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

里見祐輔

2019-05-26 11:06:49 | 日記
1987年

くしくもドラフト当日は、母校の開校記念日。校内で待機中、佐野邦男監督の知人から「ロッテ2位氏名」の一報が届いた。「もっと下位だと思っていたので、びっくりしている。本当にうれしい。(入団については)前向きに考えたい」上気したほお。切れ長の目がギラリと輝いた。身長182㌢、体重75㌔と長身。左上手から投げ下ろす直球は打者のひざ元を鋭くえぐり、多くの強打者をきりきり舞いさせた。夏の地方大会では開幕戦で静岡工に1-2と逆転負けを喫したものの、三年間の通算成績は42勝21敗。防御率も2.20。夏の大会後、広島、近鉄などセ・パ8球団が接触。迷った末、十月初めにプロ入りを決意した。「監督は進学を勧めてくれたが、小さい時から野球一筋だったし、どうせやるならプロで、と思った。体力的には不安もあるが、自分で決めたことですから」と、決意を語った。理想は、直球で押し通すピッチング。「西武の清原選手とぜひ対決したい」と、笑顔をのぞかせた。

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