土曜日、私が仕事帰りにバス停から家に歩いていると、この虫が歩道に転がっていた。
あ、懐かしいな、と思った。
タマムシです。
ネットで「タマムシ」と入力して検索したら、同じような写真があった。
私は、私の庭にある岩の上に置いてこの写真を撮った。
でも、タマムシが岩の上にいることなんてないかな?と思った。
それにしても綺麗な色ですね。
昨夜、友人にいただいたゴキブリホイホイを台所に2つ設置した。
女房とゴキブリがかかるかね? と話した。
今朝見てみると、1匹が入っていた。
やっぱりいるんですね。
しかし、わが家でのんびり暮らしていたゴキブリくんにとっては、とんだ災難ですね。
今日は週末の天気予報で、いい天気だと知った。
そうだったらぜひ白鳥を見に行きたいと思った。
去年、行こうと思いながら行けなかった。
私の住むところの隣町に、川島町がある。
ここを流れる越辺川に、白鳥が冬の間はいるとテレビやラジオで知った。
今年はなんとしてもその白鳥を見たいと考えていた。
今朝私は5時半ぐらいに起きた。
女房もそのあと起きてくれた。
女房が焼いたパン(冷凍してあるのを解凍した)を食べ、
自分が作っているヨーグルトを食べて6時半ごろ家を出た。
私の場合、朝家を出るのはお腹との相談です。
排便がうまくいってないと家を出られない。
これは毎日のことです。
私は、毎日出勤するのも排便がうまくいかないと難しい。
これは小学生のときからの悩みです。(尾籠な話ですみません)
7時過ぎに川島町の越辺川に着いた。
沢山停まっている車の一番うしろに停め越辺川に行く。
土手を下って行くとカモの群れが越辺川にいた。
かわいかった。
3分ほど歩くとカメラマンが沢山いた。
みなさん、すばらしいカメラを持っていた。
スマホしか持ってこなかった私はみっともなかった。
ああ~せめて私のミラーレス一眼レフカメラに望遠レンズをつけて持ってくればよかった。
その先に行くと、白鳥がいた。
美しかった。
動物園以外で白鳥を見ることは初めてです。
それにしても沢山のカメラマンがいた。
女房は白鳥の飛来している越辺川に行く車の中で、
「観光地じゃないから30人も来ないんじゃない」などと言っていた。
ところが私の感じだと100人以上いや150人はいたと思う。
ほとんどの人が望遠レンズを装着した一眼レフカメラを持っていた。
スマホで白鳥を撮っていた者は私しかいなかった。
私は恥ずかしかった。
白鳥は7時半過ぎぐらいから、捕食のために越辺川を飛び立つ。
私は毎日、マンションの玄関前にある水道メーターの数値を見て、管理日誌に記入している。
日々の水道の流れる量を記録して、異常を発見するという作業です。
その水道メーターは、植栽のある土の中にある。
縦20cmX横40cmx深さ20cmほどの四角い穴にある。
7月のある日、フタを開けるとゴキブリがちょこまかと動き回っていた。
なんでこんなところにゴキブリがいるのだろう?と思った。
次の日から水道検針のために植栽にある四角い箱のフタを開けると、ゴキブリに会った。
おそらくその四角い穴に、ゴキブリくんは落ちてしまったのだろう。
毎日対面していると情がわく。
もうその穴には、ゴキブリがいることが当たり前になった。
ところが今週の月曜日、水道検針のためにフタを開けると、
ゴキブリくんがひっくり返っていた。
私は、心の底から悲しくなった。
心のどこかで、あのゴキブリくんはずーっと生きていてくれる、と思っていた。
今日なんかはゴキブリの身体と足が分解していて、
そこに小さなダンゴムシのようなのが沢山いた。
おそらくゴキブリの身体を食べているのだろう。
なんか自然の摂理を見たようでした。
私が生まれた茨城県が、
今日の「にんげんドキュメント」(NHK 21:15)
の舞台だった。
毎週末、
「サイエンス・キッズ」と名付けた自然科学教室を
筑波大学教授を退官した
生物学者の芳賀和夫さん(68)がやっている。
芳賀さんは、子どもたちを筑波の野山に連れ出し、
植物や昆虫を直接触れさせて
自然のいろんなことを教えていた。
戦時中に父親を失い、山形に移り住んだ芳賀さんは、
地元の言葉がしゃべれず、
子どもたちの輪から取り残された。
それを救ってくれたのは
森の中で出会うさまざまな虫たちだった。
大学を出た芳賀さんは、高校の教師になった。
40歳で大学に戻り、研究者になった。
アザミウマという昆虫が、
芳賀さんの研究する対象物だ。
なんの変哲もない昆虫だ。
それまで誰もアザミウマを研究している人はいない。
サナギになっても活動し、
何度か変態するアザミウマは、
昆虫というものを知るのに興味深いものらしい。
「サイエンス・キッズ」に
翼クンという素晴らしい生徒がいた。
8、9歳だったかな。
家にいろんな昆虫を飼っていて、
分からないことを芳賀さんに訊く。
去年、サナギから蝶にならなかったことを質問して、
今年は蝶になって欲しいと願う翼クン。
翼クンの熱意はすごい。
観ていて嬉しくなってしまった。
無事、アゲハチョウになったことに、
テレビを観ていた私も“拍手”してしまった。
翼クンは、協和町に住んでいる。
それにしても茨城訛りが少ない。
このぶんでは、
そのうち茨城弁も絶滅してしまうな。
茨城弁保存会ヒラ委員
今夜の「地球・ふしぎ大自然」(NHK PM8:00)は、
オーストラリアの珍鳥、アオアズマヤドリだった。
ブルーイーと名付けられたアオアズマヤドリのオスが、
メスをゲットするまでの物語だ。
アオアズマヤドリのプロポーズの3つのポイントは、
1、青いもの 2、あずまや 3、ダンス
なんだそうです。
小枝を地面にさし、あずまや(ひなびたな家)をつくり、
その前に青いものを置いてメスの気を引く。
念願のメスがあずまやに入ったら、ダンスを踊る。
この3つがそれぞれ素晴らしくないと、
メスを手に入れられない。
あずまやといっても、
20年もつくっているアオアズマヤドリのものは
なかなかのものなんです。
大人になったばかりの(大人になるのに7年かかる)
アオアズマヤドリのものはお粗末だった。
青いものは、人間のキャンプ場から失敬してくる
プラスティックのスプーン、ストロー、キャップだ。
こんなものがないむかしはどうしたんだろう。
青いもので最高の“お宝”は、
なんとかというインコの青い羽根だった。
ブルーイー君は、きれいな曲線のあずまやをつくり、
その前に、スプーンやストローを置き、
集めたインコの羽根も沢山飾った。
しかし、彼が外出しているときに、
ライバルのアオアズマヤドリが来て、
あずまやを壊し、“お宝”のインコの青い羽根を
全部持っていってしまった。
いくらなんでもひどいことをするな、と思った。
帰ったブルーイー君は落ち込んだろう。
(鳥が落ち込むかどうか知りませんが…)
でも、気を取り直してあずまやを修理し、
またインコの羽根を集めてくる。
あれは見習わなければならない。
そういう努力が実り、
恋の季節が終わる頃、
1羽のメスがブルーイー君のあずまやに入った。
彼は賢明にダンスをする。
メスが受け入れる素振りをすると、
ブルーイー君はよろこびいさんで、メスの上に乗る。
あっというまの出来事です。
生まれたひなは、メスが“ひとり”で育てる。
オスは関わらない。
ブルーイー君を見ていて、むかしの自分を想った。
私も若い頃はああだった。
今は、あんな元気はない。