女房が今夜で、
フラメンコを習っていた
スタジオ・トゥリアーナをやめた。
5年いました。
理由は、お金がない、それだけです。
あんなに夢中になっていたのに。
口を開けば、
「トゥリアーナでね、トゥリアーナはね」と、
トゥリアーナがなければ夜も明けない状態だったのに。
公演の前の数週間は、
週に4、5日スタジオに行っていた。
何にもないときでも、週に2日は練習していた。
この前、九想話にも書いたけど、
スタジオのドアノブが壊れていて、
私まで直しに行ったことがあるトゥリアーナ。
トゥリアーナのホームページまで作ったのに、
あれはどうするんだ。
削除するほかないだろうな。
年に1度の公演に10万円かかるという。
ああ…、あいつはそれを、私に内緒にしていた。
でも、それを知っていたら、
私は黙って女房にフラメンコをやらせていたか。
毎月の月謝だっておそらく2万以上はかかっている。
はっきりとした金額を女房は私にいわない。
つよく訊かない私も私だ。
いや、私としては、
やっと見つけた好きなことに夢中になっている
女房を見ているのがよかった。
それに女房も働いている。
あいつの稼いだ金の使い道をとやかくいえない。
それにしても、習い事は金がかかる、といいますが、
すごいですね。
知らなかった私が、アホなのかな。
考えれば、私にそれなりの収入があれば、
続けさせられるのに、情けない。
私立大学に息子を2人通わせるだけでも、
今の私の稼ぎでは難しい。
でも、安心して下さい(ダレモ シンパイ シテナイヨ)。
あいつはフラメンコはやめません。
所沢に見つけたところに来週から行くのです。
トゥリアーナは公演のとき、
カンテ(歌)とギターはスペイン人を使う。
それは先生のプライドというかポリシーらしい。
だから、費用が高くなってしまう。
こんど行くところは、全部日本人でやるそうです。
そこの先生に、女房はこれまでカンテを習っていた。
こんどからは踊りも習うことになった。
練習場は、家から7、8分のところです。
明日、ASAHIネットの4つの会議室の合同オフが、
銀座朝日ネットスタジオで開かれる。
私がいつも女房のフラメンコのことを書いているので、
踊ってもらえないか、と誘いがあり、
トゥリアーナの仲間と3人で踊ることになった。
ギターもカンテも入り、本格的フラメンコ舞踊団です。
最後にトゥリアーナの仲間と踊れることを
女房はよろこんでいる。
明日、私は酔っぱらってしまうでしょう。
オフが終わってから2次会、3次会…。
九想話を書けるかどうか…。おそらく…。