今夜のニュースで、原宿駅が2020年の東京オリンピックに向けて新しくなるといっていた。
私としてはちょっと寂しい。
あの駅舎がいい。
私が21歳のとき、昼間、日本女子大生協で午後5時まで仕事をしてから目白駅に行き、
山手線に乗って原宿駅まで行き、桑沢デザイン研究所という学校に通っていた。
去年、目白駅に行ったらまったく変わっていて昔の面影がなかった。
原宿駅は昔のままで変わってないと安心していたら今夜、原宿駅が変わるという。
時代の流れだからしかたないと思う。
今の駅舎のとなりに新しい駅を作るらしい。
だったらあの駅舎は残して欲しい。
永遠に…。
埼玉に家を買ってから、女房が軽井沢に来ることが少なくなった。
去年は何回来たのだろう? 2回ぐらいだったと思う。
家を買うまで女房は、東京都清瀬市の狭いUR賃貸に住んでいた。
なので休みになるとしょっちゅう軽井沢に来ていた。
女房が軽井沢に来れば部屋の掃除をしてくれる。
女房が来ないということは、家の掃除は私がやらなくてはならない。
ところが私は、掃除なんてやることはないと考えている人間です。
家が汚れていてもさほど気にしないというオトコです。
掃除をするくらいならその時間に本を読んでいたい。
ギターを弾いていたい。
尺八を吹く練習をしたい。
家が汚れていたって死ぬことはないんだ!!
と、大声で言いたいが、女房は許してくれません。
埼玉の家に行ったとき、軽井沢にいても電話でチクリチクリささやく。
「部屋はキレイにしてる。掃除してる」
私としては、本を読みたいし、楽器を練習したい、九想話を書かなくてはならない。
なんといっても小説を書く時間にしたい(まったく書いてませんが…)。
正直に書かさせていただきますと、ほとんどテレビを観ています。
そんなわけで(何がそんなわけだ)、部屋の掃除はまったくしていません。
ですから、私の家はかなり汚れている。
なにしろ、女房が軽井沢に来なくなってから私は、掃除をあまりしていないのですから…。
いえ、季節のかわりめなどには、掃除機をかけたりはしていますよ、私でも。
そんな私が今日、やってしまいました、家の清掃を!!
実はここ1ヶ月前ほどから家をキレイにしなくっちゃ、と考えていたのです。
私一人が暮らすには、ハッキリいってどうでもいいんです。
ホコリがあったって、命はとられないのです。
しかし、なんと、7月に、所沢の友人たちが5・6人、私の家にやってくるのです。
私が軽井沢にいるのが今年限り、だったらいるうちに軽井沢にもう一度行きたい、ということです。
これでは、私は家をキレイにするしかありません。
私だけだったらどうでもいいのです。
ところが、所沢の大切な友人たちが私の家に来るのです。
私は充分なオモテナシをしたいです。
なので、これから友人たちが来る7月までに家を少しづつキレイにしたいと計画しています。
バス・トイレにある洗面台です。
今日は、これだけで終わりにしようと思ってました。
でも、ほかの汚いところを見たら、しないわけにはいかなくなった。
台所のシンクが汚かったのですが、スッキリしました。
レンジの横の棚を磨きました。
ガスレンジもついでにやった。
これで台所がスッキリした。
全部写真に撮って女房に報告した。
これでしばらく、あの人の言葉はやさしいでしょう。
清掃の嫌いな私ですが、やってキレイになれば達成感は味わえたし、よかったです。
老人はすぐ死ぬほっかり爆ぜる栗 坪内稔典
2015年12月28日(月)に上の句を紹介してから、
清水哲男さんは「新・増殖する俳句歳時記」に句の紹介を書いてない。
この日から今日まで月曜日の俳句の紹介はお休みになっている。
清水さんが、現在どうしているのか私はわからない。
なんどか九想話にもコメントを書いてくれた清水哲男さん、どうしているのでしょうか?
清水さんのことを知りようもない。
ものすごく心配しています。