12月2日に発表された新語・流行語大賞は「ふてほど」だった。
私はこのニュースを知ったときに「?」となった。
最初に「ふてほど」と聴いて、意味がわからなかった。
そして、TBSドラマ「不適切にもほどがある!」のタイトルの略語だと知った。
そうわかってから、「これは流行語か?」と思った。
私は、2024年02月05日九想話「ドラマ『不適切にもほどがある!』」を書いたほど、
このドラマを夢中になって観ていた。
しかしそのときに「ふてほど」という言葉は知らない。
いったいどこで使われていた言葉なのだろう?
週刊文春の宮藤官九郎のエッセイ「いまなんつった?」を毎週読んでいる。
「いまなんつった?」第810回 宮藤官九郎「これがほしい」
>「紅白の出場者、知らない人ばっかり」「流行語大賞、知らないのばっかり」
>そんな声が聞こえて来ると年末だな~って思います。
ノミネートされた30の「新語・流行語」一覧
このなかの言葉だって、私の知らない「新語・流行語」がある。
私は、九想話というブログを毎日書いているので、世の中のことには注視している。
朝5時頃からラジオを聴いて、8時前後からテレビのワイドショーを観て、
昼前後も、午後も、夕方も、家にいるときはテレビを観て、ラジオを聴いている。
なにしろ年金暮らしの72歳の男は、社会の出来事を毎日見続けている。
そんな私が、「ふてほど」という言葉を知らなかった。
「流行語大賞」というのだから、流行っていなかったら「流行語」ではない。
今年の新語・流行語大賞はおかしい。