私の膀胱がん

2024年12月16日 | 健康・病気

「男性機能を維持したい」小倉智昭さんの命を奪った膀胱がん 医師が警告「浸潤性がんはスピード勝負」 
    (FRIDAYデジタル によるストーリー)

この記事では、小倉智昭さん(享年77)は、浸潤性膀胱がんと分かった最初のときに、
勧められた膀胱全摘をしていれば、5年生存率は70%超だったようです。
小倉さんは膀胱全摘の決断を躊躇した理由について、

>生前「男性機能を失うことへの恐れが、治療の決断を遅らせてしまった」と語っていた。

私が2020年8月末に膀胱がんと分かり、9月15日に手術を受けたとき、
私のがんの状態がどうだったのか覚えていない。
手術は1時間ぐらいで終わると聞いていたが、実際には3時間を過ぎていた。
2020年09月16日九想話「膀胱がん手術終了
今、このブログを読むと、
>医師の話では、膀胱の壁に食い込んでる腫瘍があったので(そのことは、MRI画像を見ながら、
>説明を受けていた)
それを取るのに時間がかかったようだ。
ということは私は、浸潤性膀胱がんのようですね。
(でも、非浸潤性膀胱がんだったのか?)
結果、最初の手術では腫瘍を取りきれなくて、11月に2度目の手術を受けた。
しかしその後、膀胱がんの再発があって私は合計5回、内視鏡での手術を受けた。
その後、診察のたびに主治医から「再発が続くようなら、膀胱全摘も考えて下さい」と言われていた。
私は、それは厭だなと憂鬱になっていた。
〝男性機能を失う〟ということではなかった。
人工膀胱での生活が辛いだろうな、と思ったのです。
それで人工膀胱のことをネットで調べてみた。
調べていて、落ち込んだ。

ネットに、膀胱全摘を避ける方法として陽子線治療があることが書いてあった。
筑波大学附属病院で陽子線治療をやっていることを知り、
もし私の膀胱がんが、膀胱全摘しか治療の方法がないと言われたら、
セカンドオピニオンで筑波大学附属病院に行こうと考えた。
実家から筑波大学附属病院まで車で1時間で行けると思う。
いや、家からだって高速道路を使えば、2時間はかからないだろう。
そんなことを覚悟したときがありました。

手術が終わってからのBCG注入療法が辛かった。
でもそのおかげなのか、昨年の5回目の手術以降再発はない。
来年の1月に膀胱鏡検査がある。
そのときに腫瘍がなければいいのだが。

「昨年から5年、再発がなければ寛解と言っていいかな?」と主治医が言う。
私はそれまで、がんの再発に恐れて生きなくてはならない。
現在、私としては体調はいい。
それでも心配です。

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