GWは徒歩で

2011年05月08日 | 健康・病気

 

5月4日(水)から私のGWは始まった。
女房は2日の夜仕事が終わってから佐久平駅まで高速バスでやってきた。
これは浅間山と湯川で、家の近所です。
18号(中山道)と平行に走る裏道を徒歩で旧軽井沢のほうへ行く。
最初は車で出たのですが、あまりの車の多さに驚き歩いて行くことにした。

 

こんな桜があった。なんか心細げでいいでしょう。
見て下さいこの渋滞。軽井沢バイパスから18号に来る道路です。

 

道路を歩いていたら池が見えた。
いつもは車で行くので見えなかった。

 

市村記念館です。


 
 

案内標識と歴史民族資料室の前にあった杉浦翠子の歌碑です。

 

民族資料室の中にあった囲炉裏で、私にとっては懐かしい物ばかりでした。

 

軽井沢警察署です。
先日、免許証の書き換えに行ってきました。
18日に講習を受けに行きます。
チューリップが可愛ですね。警察から少し歩いたところに咲いていました。

 

アスファルトの割れ目からタンポポが顔を出していた。 

 

中軽井沢から旧軽井沢までの道路で、車がいっぱいです。
桜の裏側に旧軽井沢の交番があります。

 

軽井沢銀座の入り口あたりです。                これが軽井沢銀座です。

 

軽井沢駅の入り口。
帰りは疲れたので中軽井沢駅まで電車(しなの鉄道)で帰った。
中軽井沢の駅は、現在、反対側に改札口をつける工事をしていた。
家にいったん帰ってからツルヤまで散歩した。
結局何も買わなかった。

4時間ほど歩いた楽しい散歩でした。
大雑把に計算すると10キロは歩いたと思う。さすがに疲れましたね。
軽井沢の歴史を調べるとなかなか興味深いことが沢山ありました。

コメント (2)
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江戸の土圭師

2011年05月07日 | 健康・病気

朝目覚め、寝ぼけた頭で枕の先のポケットラジオを手探りする。
いつもは私の寝る右側に安物のステレオがあり、そのスイッチを入れラジオを聴く。
女房が軽井沢に来ているとそのステレオのところに彼女が寝てしまう。
なので私は、ポケットラジオを聴くしかない。
ポケットラジオは電波の入り具合が良くない。
雑音の中にか細くラジオが聴こえる状態だ。
朗読のようだった。時間は8時を過ぎている。
土曜日のNHKラジオはこんなのを今はやっているんだ、と思った。
おそらく4月から番組が変わったのだろう。

物語の時代と舞台は、江戸のようで職人の話だった。
誰の小説だろう?
山本一力か?
しばらく目をつぶって聴いていた。
いや、この人間の描き方、話の歩みはちがうな、と考えた。
私にとって馴染みのある文章だった。
山本一力は数冊しか読んでない。

時計職人・三次郎は腕に自信があり有頂天になって仕事をしていた。
いつしか仕事がなくなり、女房にもあいそつかされ逃げられる。
途中からラジオを聴いたので、そんなところだった。
そして酒に溺れる日々。
他人事(ひとごと)ではない。
独り者のときの私はそんなふうに暮らしていたときがあった。
あるとき三次郎は、浅草の見せ物小屋に昼間から酔っ払って入る。
いろいろな出し物が賑やかに繰り広げられた。
ところが次にやる者たちが出たら客席が静まりかえった。
一組の男と女だった。
女は身体より大きな板に背中を合わせて立つ。
それから離れて男が両刃の短剣を持って立っていた。
あたりは無駄口をたたく者もいない。
水を打ったように静かだった。
女と男の視線が合う。
真剣そのものだ。
男の手元が狂ったら女の身体に短剣が刺さる。
男が短剣を一本一本投げる。
それらは見事に女の身体の輪郭を描くように板に突き刺さっていく。
それを見ていて三次郎は目が覚める。
おれは、自分の腕に自惚れていた。
あの男と女の真剣さに比べたら子どもみたいだ。
どんな仕事でも真剣にやれば人の心を打つ。
心を入れ替えて時計の仕事をしよう、と三次郎は考え直した。
それから三次郎は、一所懸命いい時計を作る努力をした。
時計が旋律を奏でる〝うた時計〟というものを作る。
その評判を聞いてある大名が、三次郎をおかかえ土圭師にしてくれるという。
そんなとき女房が長屋に帰ってきた。
それからちょっとした心温まるエピソードがあり、朗読は終わった。

私は、胸が熱くなった。
そうだ、落ち込んでる場合じゃねェ。
おれは書かなくてはいけない。
小説を書くんだ。

番組の最後に「山本周五郎作『江戸の土圭師』でした」といってた。
ネットでラジオ番組表を見たら、
ラジオ文芸館「江戸の土圭師」(NHK第一 08:05~08:45)
【作】山本周五郎【朗読】和田源二
と書いてあった。

やはり山本周五郎か、私の一番好きな小説家です。
また、周五郎を読もう。

コメント (6)
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すみません

2011年05月07日 | 健康・病気

気持ちが落ち込んでいて九想話が書けなくなりました。
もう少し休みます。

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帰れない二人

2011年05月02日 | 健康・病気

帰れない二人 井上陽水&忌野清志郎



今日は、忌野清志郎の命日です。
清志郎と陽水で作ったこの曲を聴きたかった。

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美海さん

2011年05月01日 | 健康・病気


九想話のブックマークにある「気がつけば82歳」のブログが2月21日以降更新がない。
その2月21日のブログには「二度有ることは三度ある」という題で、
> 膵炎で又入院しました。
と書いてある。
それからもう2ヶ月以上たっている。

私は心配で心配でしょうがない。
といっても、私は美海さんのメールアドレスは知っていても、それ以外は何も知らない。
(美海さんとは、もう18年のつきあいです。これまで「みみさん」と書いてきたので
 漢字で書くとみみさんじゃないような気がするので、「みみさん」にします)
入院しているみみさんと連絡のとりようがなかった。
もともとみみさんを知った朝日ネットの「かしの木亭談話室」に、
みみさんの様子を心配していることを書いても誰も同じ状態で、
虚しく私の書き込みが残っているだけでした。

ところが4月30日にteruoさんからメールがあった。
teruoさんとは、みみさんのことで何度かメールの交換をしてきました。
> みみさん、ご健在の様で良かったですねぇ・・。
とだけ書いてあった。
私は何がなんだか分からなかった。
すぐみみさんのブログを見たが更新されてない。
すぐteruoさんに、
> 元気だという連絡があったのですか?
> 今、ブログをのぞきましたが、更新されていません。
と返事を書いてから、そうだ「かしの木亭」のほうか、と思い、
すぐ見たら轟亭さんの「みみさん、ご健在です。」という書き込みがあった。

ほっとしました。
もうすぐ、みみさんの誕生日です。
早く退院して、「気がつけば82歳」を更新して欲しい。
毎日書いてくれなくてもいいですから、一行でもいいですから…。

 

コメント (4)
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