女房が転んだ-2

2020年06月02日 | 暮らし

女房が転んだ翌週の5/25に、私は町役場の道路河川担当者宛てに手紙を書いた。
西友から続くいちょう通り・こぶし通りのあたりの道路面がゆがんでいて、
街灯も暗いのでよく見えなくて妻が転んで顔にケガをした、と。
どうせ無視されてしまうだろう、と考えていた。
1ヶ月たってなんの返事もなかったら、地域の町議会議員に相談しようと思っていた。
歩道があのままでは、必ず別の人が犠牲者になります。
この**ニュータウンは、今から40年ぐらい前に作られ、
そのときに移ってきた人たちがみなさん70歳前後になっている。
老人たちの“ニュータウン”です。
私と女房は、6年前にこの**ニュータウンに引っ越してきた。
貧しい私たちが、なんとか買えた埼玉の山の中の中古住宅でした。
女房が勤務する東京の会社への通勤には2時間かかります。
私の通勤時間は、1時間20分ほどです。
でも私たちはここで死ぬまで暮らすつもりです。
この町を安心安全なよいところにしたいと思っています。

今日の午後、私の携帯に電話がかかってきた。
出てみると、
「**町役場道路河川担当のMといいます。奥様のおケガはいかがですか?」という。
「顔の腫れも引いてずいぶん良くなりました」と私。
その道路河川担当Mさんは、女房が転んだ「いちょう通り・こぶし通り」を歩き、
歩道の状況を確かめたという。
「なるほど道路面がゆがんでいますね」といってくれた。
私の家にも行ってくれたようだった。
そして道路の補修を約束してくれた。
私はうれしかった。
まったく無視されるだろうと思っていたのに、電話をくれた。
私は、さっそく女房にLINEでそのことを連絡した。
彼女も、町役場には無視されるだろうと考えていたようだ。
これからの町役場道路河川担当者の行動を見守っていきます。
いい方向に向かえばうれしいです。
しかし、こんなことがあると、声をあげてみるもんだな、と思った。

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漫画家のジョージ秋山さん死去

2020年06月01日 | 暮らし


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASN6156RMN61UCVL01J

ジョージ秋山が亡くなったことを今日の午後、iPhoneでニュースを見ていて知った。
私が若い頃、ジョージ秋山の「浮浪雲」が好きだった。
この「浮浪雲」が、2017年に最終回を迎えたこともその記事で知った。
去年なんかにどこかでビックコミックオリジナルを見たときに、
載っていたような気がしていたが、終わっていたのですね。
おれの記憶もいいかげんなもんです。
「浮浪雲」大好きでした。
主人公の雲とい人間がよかった。
元々は武士だったが、品川宿の問屋「夢屋」の頭として生きている。
仕事は二の次で何を言われても暖簾に腕押しという男。
人間社会に拘泥するものがなく、でも女が好きで、奥さんも愛していた。
女を見れば老若美醜にお構いなく「おねえちゃん、あちきと遊ばない?」と決め台詞をいう。
ときには真剣な眼差しで世の中を見ていた。
あんなふうに生きたいとおれは憧れていた。
雲はかみさんのことを「かめさん」と呼んでいた。
おれは結婚したときにそれを真似て、女房のことを“さんづけ”で呼ぶようにした。
なぜかおれは“くんづけ”で呼ばれ、女房を“さんづけ”で呼んでいる。
それはそれでいいんだけれど、おれは「浮浪雲」の雲が大好きだ。
ああいうふうに生きたいと、今でも思っています。

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