徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

タンデムくん

2005-07-10 16:31:09 | タンデム
ドイツには「タンデム」というお互いの母国語を教えあうシステムがある。私にもドイツ人のパートナーがいる。彼はたまにえっ、という日本語の文章を作るけれど、大体の意味は取れる。かれこれ半年近くの付き合いになる。週1回、多いときは3回くらい会い、ほとんど英語で会話している・・・全然タンデムになっていない・・・

だいたい、通常のタンデムは何曜日、何時からどこで、というのを決めて始めるが、私たちの場合、タンデムくんが「時間と場所を決めるのはつまらないよ」と言ったことからお互いの都合のいいときに散歩したり、イベントに出かけたりしながら少しずつ日本語とドイツ語の勉強をする。テキストを使ったのは2回くらい。おかげで、最初の頃は「これはデート??」と錯覚した。

ジョークが好きで、面白いヤツだし、顔は私好みだし、私が困っていると助けてくれたりしていいヤツなのだが、ドイツ人のせいか、あるいは若い(私との年齢差は片手では足りません)せいか、はたまた単なる個人差なのか分からないけれど、相当マイペースである。

例えば。休みの日の朝7時に電話してきて、「貸していた服、5分後に取りに行くから」。えっと・・・私まだ、寝ていたんですけど。二度と彼にモノは借りない、と誓っていたが、先日、雨が降っていたので傘を借りた。そしてまだ返していない・・・

もうひとつ。私が彼に手伝ってもらいたいことがあり、お願いしたら、「明日の午前中に時間がある」というので、その日の夜、Telして、「何時がいい?」と聞いた。彼は「何の用?」と。忘れているのか??しかも、彼はPartyにいて、「今日は帰らない」と。じゃあ、「明日の午前中は無理ね」と思っていたら、「10時くらいならいいよ」と。当日、10時少し前に携帯メールをしてみた。30分後くらいに、「ごめん、まだ家にいないんだ。あとでTelするよ」と戻ってきた。そして電話では「Sorry」はなかった。一度謝ったからいらないのか??スーパーマーケットで大量に買い物をして冷蔵庫に入りきらないよー、という話をして電話を切られた。

私は振り回されているのか?とりあえず試験も近いので、しばらく距離をおいてみようと思う。

試験

2005-07-10 07:38:14 | 勉強
もうすぐ試験2つ。1つはオーラル。2回目のオーラル試験。前回はドイツにやってきて最初の試験だった。教授の質問が良く分からず、「えっと・・・」と考えている間に教授は「この学生は分からないんだ」と思ったようで5秒後に次の質問。ちょっとまって!!
オーラル試験は、教授も必死。できるだけ救ってあげよう、というのがひしひし伝わってくる。これはどうだ、といわんばかりの簡単な質問もあった。

今回はどうだろう。1人は教授ではなく、企業の会社員。どこまで私の英語を分かって、どこまで救ってくれるのだろう(という前に勉強しろって?)