徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

柔道

2005-07-11 03:56:41 | タンデム
タンデムくんは柔道をしている。そして、子どもたちに毎週1回教えている。柔道はする気はないけれど、機会があったので見学に行ってきた。学校の体育館で行われ、小学生くらいの子どもたちを対象にしていた。

恐るべし、ドイツ。ウォーミングアップがサッカー。タンデムくんに、「毎回サッカーするの?」と聞いたところ、「サッカーやらないと柔道やらないんだよね。それに、ただ走るよりも楽しんだほうがいいじゃん」とのこと。1時間半の稽古のうち、10分くらいかけてマットを敷き、稽古始めの挨拶をし、15分間サッカー。もちろんタンデムくんも一緒に。稽古は受身、技、とやり、その後、「自分の身体を知る」ということで縄跳びとフラフープが登場。なかなか面白い稽古だった。

日本で柔道、というと、上下関係がはっきりし、とてもとても先生に対して「疲れたー。休憩しようよ」なんて言えない雰囲気だと思う。でも、ここでは子どもはインストラクターに対し、15分おきに「休憩ー」と言ったり、説明を受けている間もマットの上でゴロゴロしたり、自由気ままだ。

ちなみに、別の曜日は成人を対象にしている稽古があるので、何気なく聞いてみた。
私:やっぱりサッカーするの?
彼:30分ね

1時間半の稽古の中で30分をサッカーに費やすドイツ人。楽しんでやることが長続きする秘訣かもしれない。柔道だけでなく、サッカーも楽しめる。一度で二度おいしい、ってことか?
タンデムくんも子どものころから始めて20年弱柔道を楽しんでいるようだった。
コメント (2)
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