徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

ドイツ生活の現実

2006-12-14 03:23:03 | Weblog
よく、

海外に住んで最初の2年は『楽しい』というだけで過ぎていく

と聞くが、私もそう思うし、今ちょうど、「楽しかった」時期を過ぎ、「怒り、落胆」の時期に入ってきた。日本と違う国で暮らしているのだから、システムが違うのは仕方ない、と思っても、納得いかない部分も多い。例えば、

滞在許可問題。保険会社のヘルプデスクにメールを何度しても音沙汰ないこと数週間。今日ようやく来たメールには

新しい住所を教えて

と。・・・最初に教えたし、その後も教えたのに、何をいまさら・・・日本では考えられない仕事の精度と遅さ。

次はドイツ国鉄(ドイチェバーン)。私はチケットを安く買える「バーンカード25」を持っている。それは、1年ごとに自動更新になる(勝手に送られてくる)ので、期限の切れる6週間前までに解除の連絡をすることになっている。

前に解除した人に教えてもらったヘルプデスク宛に、「解除したいんだけれど、どうすればいいの?」と期限の切れる2ヶ月以上前にメールした。やっぱり音沙汰なかった。が、カードの期限の切れるぴったり6週間前に、

文書で解除の連絡をいただけなかったので、更新の手続きをします

というメールが来た。結構むっときた私は、「2ヶ月以上前に解除の連絡をして、その後、どうしたらいいか、の連絡もなく一方的に『キャンセルできない』はひどいのでは?私はもうすぐドイツを離れるので解除したいのですが」と書いて再びメール送信した。

やっぱり2週間ほど連絡がなかった

「連絡がない」というのはよくない、と思った私はドイチェバーンに再びメールを送ってみた。

やっぱり連絡がない

もういいや、ドイチェバーンは私の新しい住所を知らないから連絡のつけようがないはず、とあきらめて数日。

あなたのバーンカードはキャンセルします

とようやく連絡が来た。ありえない遅さ。

ドイツに来ていろいろな日本人と会ったけれど、どの人も同じような経験をし、私のこういうような話をすると

分かる分かる~。ドイツってそうなんだよね

と、さらにものすごい話を聞かせてくれたりする。

他の国に来て文句を言うのもどうかと思うけれど、これだけは言いたい。

仕事はきちんと素早く正確にやって欲しい

コメント (2)
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