徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

教授たちの年齢

2009-03-04 05:53:48 | Weblog
日本で私が通っていた大学の学部の教授たちは50歳くらい以上だったと思う。私の研究室で考えてみると、私が研究室に配属になった時、

教授・50歳目前、講師・30代半ば

だった(最近、肩書きが変わったけれどよくわからないので当時のままの肩書き)。その後、30代後半で講師→助教授になった(そして今は教授の退官待ち?)。

この研究室の教授・助教授の組み合わせは学部でも若いほうだったと思う。そしてたぶん、ある程度年齢がいかないと教授になれなかったように思う。別の講座のとある研究室では、教授がいなかったにもかかわらず、40代前半の人が助教授で研究室を取り仕切っていた。助教授では学位を出せないから、ほかの研究室の教授に主査を頼んでいた。


さて、私が今通っている大学では。

40代の教授が多い

私のところの教授もまだ40代前半。下手したら、学生仲間より教授のほうが私と年が近い。その教授は、2000年くらいから同じ研究室で教授をしているようだから、

30そこそこで教授になった計算

ずいぶんと早い出世だ。優秀なんだな、と思う。私がふらふらと過ごしていた歳にはすでに教授だったんだ、と思うとめまいがする。

周りを見渡してみると、類は友を呼ぶのか、その教授仲間も40代前半。もちろん、私の研究室にも退官された教授や、もうすぐ退官だろうな、という教授もいるから、全員が若いわけではないけれど、日本よりははるかに若い教授が多いと思う。

若くて教授になることだけがすべてではないけれど、若いうちに教授になると、自分の裁量でできる範囲が増えるから、計画的に研究ができて業績が上がるんだろうな、と思う。