徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

あの頃の私たち

2009-03-03 04:04:11 | Weblog
まだ残っている元クラスメイト5人が大学から比較的近いバーに集まった。出会ってから早丸4年以上が経過し、5人のうち2人が既婚者となった。時は着々と流れているようだ。

今後の話や、映画の話などをしていたとき、1人が別のテーブルをじっと見始めた。どうしたのかと思ったら、

私たちと同じプログラムを去年の10月から始めた人たち

の集団だった。私たちもあんな感じだったよね、と話をした。少しの間、思い出話に花が咲いた。

あの頃の私は。
30を過ぎてから新しいことを自分で選んで始めたのに、『もう若くないから』と勝手に

壁を作っていた

20代半ばの人が多かったけれど、彼らと同じように行動することは何となくできなかったし、ドイツでの生活に感動することはそれほどなかった(日本とそれほど変わらないから)。南米から来た男の子は、黄色に紅葉した銀杏の葉っぱに感動し、押し葉にしていた。『自分の国にはないから』と。そういう感動もしなかったなぁ。

ドイツに来てから4年たったから、私も4つ年をとった。今思うのは、

あの頃の私、若かったじゃない

ということ。なんでもっといろいろなことに挑戦しなかったんだろう。なんでわざわざ壁を作っていたんだろう、と思う。私より年上の友達は私よりも生き生きとして、生活を楽しんでいたじゃない。

今から5年後に2009年を振り返った時、きっと私は

あの頃の私は若かったじゃない

と思うはず。できるだけ壁をなくし、今できることを今しよう、と誓った。
コメント
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