ミヒャエル・エンデの作品を1つも読んだことのなかった私に、日本旅行中にソクチくんが、
読むのなら『モモ』を買ってあげようか
と言ってくれた。『読む読む!』と即答したものの、実際読むかどうかはわからないな、と思っていた。子供向けの作品だと思っていたし、本当に面白いのなら友達に薦められたりして子供時代に読んでいただろう、と思っていたから。
実際、帰国してからしばらくは部屋に放置されていた。
が、あまりにすることがなかったので読み始めた。
一気に読み終えた(ソクチくんもびっくり)
そして思ったのは、
一体、エンデはどの年齢をターゲットにしたのだろう
ということ。主人公のモモは子供だけれど、時間を盗まれるのは大人。時間泥棒たちの理屈が読んでいる子供たちに理解できるのだろうか。
と思い、ソクチくんに聞いてみた。
うーん。何とも難しいよね。子供から大人かな。
という返事だった。子供向けにしては語彙が多く、さらに、ドイツになじみのある『ハリケーン』ではなく馴染みの薄い『台風』が使われていたり、子供たちにとってはちょっと難しいのではないか、という。
たぶん、子供時代に読んだ感想と、大人になってから読んだ感想がかなり違う本だと思う。子供の時に読まなかったことが悔やまれる。
私の日本語版『モモ』は文庫本。ソクチくんのドイツ語の『MOMO』はハードカバー。厚さは『MOMO』が『モモ』の2倍くらい。大きさは1.5倍くらい。思わず、
この『モモ』は全部日本語訳されているんだよね?
と聞いてしまった。それくらい本のサイズが違う。
でも、紙の厚さが全く違い、『モモ』が400ページ弱に対して『MOMO』は270ページほど。全部翻訳されていると思う。
読むのなら『モモ』を買ってあげようか
と言ってくれた。『読む読む!』と即答したものの、実際読むかどうかはわからないな、と思っていた。子供向けの作品だと思っていたし、本当に面白いのなら友達に薦められたりして子供時代に読んでいただろう、と思っていたから。
実際、帰国してからしばらくは部屋に放置されていた。
が、あまりにすることがなかったので読み始めた。
一気に読み終えた(ソクチくんもびっくり)
そして思ったのは、
一体、エンデはどの年齢をターゲットにしたのだろう
ということ。主人公のモモは子供だけれど、時間を盗まれるのは大人。時間泥棒たちの理屈が読んでいる子供たちに理解できるのだろうか。
と思い、ソクチくんに聞いてみた。
うーん。何とも難しいよね。子供から大人かな。
という返事だった。子供向けにしては語彙が多く、さらに、ドイツになじみのある『ハリケーン』ではなく馴染みの薄い『台風』が使われていたり、子供たちにとってはちょっと難しいのではないか、という。
たぶん、子供時代に読んだ感想と、大人になってから読んだ感想がかなり違う本だと思う。子供の時に読まなかったことが悔やまれる。
私の日本語版『モモ』は文庫本。ソクチくんのドイツ語の『MOMO』はハードカバー。厚さは『MOMO』が『モモ』の2倍くらい。大きさは1.5倍くらい。思わず、
この『モモ』は全部日本語訳されているんだよね?
と聞いてしまった。それくらい本のサイズが違う。
でも、紙の厚さが全く違い、『モモ』が400ページ弱に対して『MOMO』は270ページほど。全部翻訳されていると思う。