結婚式はCrailsheimの役所で行われた。まずは
2人の馴れ初め
から始まった。自分のも含め、過去3回は馴れ初めはなかったな。
新婦は結婚後の姓に新郎の姓を選んだ。書類にサインをしたときに、新婦が『あ、旧姓でサインしちゃった』と言ったけれど、特に問題なく、2つ目の書類にサインをした。役所の人が『これは間違えないでね』と言った程度。
指輪の交換がすんだあとはなぜかディズニー映画『アラジン』の『A Whole New World』を聞いた。役所での結婚式は意外に堅苦しくなく、CDを持ち込んでもいいし、生演奏をしてもいい(時間内なら)。きっと、彼らには『アラジン』に関連する思い出があるのだろう、と想像はできるものの、イマイチどんなことなのか分からなかった。
その後、新婦のお母さんがスピーチをした。ドイツ語だったのでよくわからなかったけれど、ある詩人の話から最終的に『仏教にはハス、クリスチャンにはバラ、と宗教が違っても共通点があるね』みたいな感じだったと思うけれど、
新郎は仏教徒ではなかったような…
新婦のお母さんのスピーチを受けて今度は新郎のお父さんがスピーチをしたい、と言った。
『みなさん、今日は来てくれてどうもありがとうございました。晴れて結婚式がすんだので、これで
新婦は私たちの娘になりました
』と。うわ、これはきついわ、と思っていたら、新郎の友達がドイツ語に訳したときにさりげなく
新婦は私たちの娘『でも』あります
としていた。
これでセレモニーは終了し、外に出てフラワーシャワーとグループ写真を撮り、結婚式第1部が終了した。