徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

記憶力

2014-05-19 12:03:49 | ソクチくん
ソクチくんと一緒に住むようになってしばらくしてからソクチくんの記憶力の一部に疑問を持っていた。予定を入れてもしばらくすると忘れる。その一方で

帰省する約束(ソクチくんの親との約束)は忘れたことがない

しかも、その「約束」も『来週末は帰省しようと思っているよ』と親に伝える程度のもの。なので私はソクチくんが本当に約束を忘れているのか、それとも忘れたふりをしているのか、なかなか判断がつかなかった。

ある日の朝、ソクチくんが出勤する直前に夕方5時に私がソクチくんのオフィスにソクチくんを迎えに行く約束をした。『じゃあ5時にね』と出かけて行った。

夕方5時少し前に私はソクチくんのオフィスに到着した。ソクチくんの机は片付いていてソクチくんはいなかった。しばらく待っていたらソクチくんの同僚が『ソクチくん、

30分くらい前に帰った

と思うけど』と教えてくれた。あわてて電話をしてみたら『Hiあお!』と普通に電話に出た。『今どこにいるの?』と聞いたら『Uバーンの中だよ。帰る途中』と、あたかも

なんで電話かけてきたの?何かあった?

という感じで答えられた。『いや、オフィスで5時に会うって約束したよね?』と言ったらやっと『あ…忘れていた』と思い出したようだった。普通だったら私が電話した時点で気がつくものではないだろうか。
『本当にごめん。次の駅で降りて待っているよ』と、肌寒い中吹きさらしの駅で待っていてくれたけれど、心の底から「大丈夫か?」と疑った。



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