徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

部屋の退去に立ち会う

2014-05-30 00:40:01 | Weblog
カナダ人の友達が職場の契約半ばにして帰国することになった。娘さんも『カナダに戻りたい』と言っていたので2人にとっては良かったと思うけれど、私はさびしい。

ドイツではたいてい、退去する3か月前に大家さんに伝えることになっている。彼女の場合は2ヵ月半前の連絡で、少し遅かった。

連絡後、リビングのソファの後ろの壁にカビが見つかり、大家さんは専門家を招き、原因を追究した。その専門家が言うには、

換気が不十分
室温が低すぎ

で、友達がカビの原因を招いた、という結論だった。その結論が大家さんに届いたのは退去1ヵ月半前だったけれど、友達が大家さんから伝えられたのは

退去1週間前

だった。1ヵ月半あれば自分で業者に見積もりを取ったり、自分で修復できる範囲なら修復できたけれど、退去1週間前では何もできず、大家さんは『壁紙を取り換えるから

700ユーロ

支払ってね』とのみ伝えてきた(業者の見積もりなし)。しかも、大家さん側は『自分たちが書類を受け取った日にあなたのポストに入れたから、「ついこの前書類を受け取った」なんてありえないけど』と言う。

彼女は大家さんに、換気は毎日20分しているし、室温に関しては、最初の年に大家さんから「暖房の使い過ぎ」を指摘されたから、今年は暖房の使用を控えたから、非は自分のみにあるわけではないし、さらに、同じ建物に住んでいる人もカビの被害があるから建物自身にも問題があるのでは、と伝えたけれど、大家さん側は『でも専門家はあなたの責任て言っているわよ』の一言。

結局、大家さん側が業者に見積もりを出してもらい(やっぱり700ユーロ)壁紙取り換えの半額を負担することになったけれど、とても気分が悪かった。

コメント
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