徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

バーベキューをする

2014-06-03 15:01:23 | Weblog
今年初のバーベキューをした。私はインドア派だし、ソクチくんは『バーベキューは後片付けが大変だから、積極的にはしない』タイプなので、誰かに誘われない限りしない。ただ、ソクチくんにはバーベキュー大好きな親友がいて、10代のころは夏の間は毎週末バベーキューを手伝ったらしく、意外にも火をおこしたりはできる。

今回は、ソクチくんの友達の中国人&ドイツ人家族とその友達の日本人家族と一緒にした。日がずいぶん長くなり日中は暖かくなったので森でしよう、ということになった。ドイツには時々森や公園にバーベキューができる場所がある。かまど(?)や取り外しできない網、ベンチなどが設置されていて、炭や肉などを焼くためのアルミなどを持っていけばOK。一応今回は炭を持っていったけれど、さすがに森だけあって木切れがたくさんあり、

炭は全く不要

だった。

今回行った森はバーベキューできる場所が4つくらいあった。私たちが10時半ころに到着したときは誰もいなかったけれど、お昼が近づくに連れて人が増え、最終的に全部うまった。

私たちが食べているときに、すぐ隣の場所でバーベキューが始まった。2家族くらいで子供が7,8人と子だくさんで、東ヨーロッパぽい言葉を話していた。『どこの国の人だろうね』と話していた私たちだったけれど、彼らのバーベキュースタイルに目が釘付けになった。

直径50センチほどのお盆の形をした金属の入れ物を草の上に置き、その入れ物にクレープ生地のようなものを流し込み、ふたをする。ふたも金属製で、ふたの上に炭を置きかまどでふたを熱する。その熱で生地に火を通すわけだけれど、生地を流し込む→ふたをする、というのを何度も繰り返していた。

とてつもなく気になった中国人&ドイツ人夫婦が聞きに行った。彼らはコソボの人で、生地は牛乳やチーズだという。そして『出来上がったら味見してみる?』と誘ってくれた。

まだ時間がかかりそう、との事だったので、私たちは荷物を片づけて散歩に出かけた。森、と思っていたけれど、その周辺はワイン畑だった。

子供たちが『もう散歩は飽きた』というので、『じゃあ、

あのパンケーキを味見して帰ろうか

』ということで、バーベキューの場所に戻った。やっぱり味見させてもらうんだ…

戻ったら、コソボの人たちが『次のが出来上がるまでに10分くらいかかるけど』ということだった。私は『10分待つんだろうか、それとも帰るんだろうか』と思ったけれど、当然のように

10分待った

おいしかった。チーズはフレッシュチーズのような感じの味だった。

お礼がてら話をしたら、コソボでは牛乳は農家で分けてもらうこと、このパンケーキは油が多いので

2,3カ月に1度

しか食べないこと、彼ら自身は週に1,2回バーベキューをしていることなどを話してくれた。とても感じのいい人たちだった。

コメント
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