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徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

ストックホルム旅行2-ユールゴーデン島編

2014-06-26 00:35:42 | 旅行


午前中にあまり天気の良くない日があったので、その日は

午前中:ヴァーサ号博物館、午後:スカンセン

と、ユールゴーデン島で過ごした。今回は電車とバスで島に行った。

前回もヴァーサ号博物館とスカンセンは同じ日(その日の午前は別の観光をした)に行き、思いのほかヴァーサ号博物館に魅了され、スカンセンを楽しむ時間があまりなかったけれど、今回は1日で2つの博物館なのでゆっくり楽しむことができた。

ヴァーサ号博物館では、艦船にも関わらず、見事な装飾を施した船を見ることができる。ソクチくんの両親とは『1時間後にここに集合ね』と別れた。『1時間では全部見らんないよ』とソクチくんに伝えたけれど、ソクチくん両親は

1時間で見学終了

した…
私たちは、というと、やっぱり1時間では半分しか見学できず、小1時間延長して全部見て回った。

私は前回見学したときに圧倒されたので、今回は新しい感想は特にはなかったけれど、やっぱり船に乗っていて亡くなった人の過去の食生活、労働環境など詳細に分析された人骨を見ると『よく調べたな』と感心した。

前回時間がなくてスキップしたショップも今回は見ることができた。私は何も買わなかったけれど、面白そうなものが売られていた。




ヴァーサ号博物館から徒歩5分くらいでスカンセンの入り口があった。その入口の近くに『1930年代のスウェーデンの家』があり、ソクチくんのお父さんは『こういうもの、うちにもあった』と、懐かしそうに見ていた。

今回はばっちり営業時間内だったので、前回より説明してくれるスタッフが多かった。

写真は『貧しい人が住んだ家』で、壁は近くで集めてきた石で積み上げ、屋根は低く、家の外では2人のスタッフが『貧しい人たちがしていた作業』を見せていた。1人はソックスを編んでいたけれど、『かかとの部分で毛糸を変える』という。つま先部分が薄くなっても、かかとから上の部分は再利用できるから、という理由らしい。もう1人は木の枝の皮をはいでいた。後でそれらをまとめて泡だて器を作るという。

学校は先生家族が住めるようになっていた。当時、先生の給料は安かったので

副業

する先生が多く、特に蜂を飼ってはちみつを売る人が多かったという(スカンセン内のこの学校の庭でも蜂を飼っていた)。そして、しばしば

給料<はちみつの利益

だったらしい…

建物のほか、今回は動物園、水族園(というほど大きくないけど)もしっかり見て回れた。でも、オオカミの標識はあるのにオオカミの場所にはたどり着けなかった。

スカンセン内では

クジャクが放し飼い

されているようで、2,3か所でクジャクがうろうろしているのを見かけた。

また、園内のショップでは

リス

が紛れ込んできて観光客の注目を浴びた。

今回のスカンセン滞在時間はおそらく4,5時間ほど。前回行けなかったエリアにも行けたし、閉まっていた建物にも入れた(逆に前回は見られた建物が閉まっていたりもした)し、ガラス工房のデモンストレーションも見られたし、ものすごく楽しめた。