徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

一時帰国-犬山編

2015-08-29 18:57:54 | 日本


日本で休暇を満喫中、ドイツに住む日本人の友達から連絡があった。『タンデムパートナーが明日から日本に行くんだけど、あおちゃん、1日くらい会えない?』と。私も何度か会ったことのあるドイツ人女性で、日本語が結構上手。今回は名古屋を中心に2週間日本に滞在するらしい。

名古屋かぁ。どこに行けばいいんだろう…

と思ったけれど、彼女はすでに行きたいところは絞ってあったので、私は犬山に行く日に彼女と会った。
彼女の日本語力は、というと、

間違えて購入した電車のチケットを窓口で交換できる

ほどだった。駅員さんが私を見てからは私に話しかけるようになったけれど、私がいなくても彼女一人で十分対応できた。

犬山で最初に向かったのは犬山城(写真)。昔は個人所有のお城だったけれど、今は違うのね。
近代の観光地化されたお城と違い、興味深かった。靴を脱いでお城に入るのだけれど、階段は幅が狭く急で、また滑りやすく、転んでしまった人もいた。

4階は廻縁に出られるようになっていて、長めがいいのだけれど、

フェンスが低い

ので、ちょっと怖かった。


城とまちミュージアム(犬山市文化史料館)などを見学しながら、次は有楽園(日本庭園)へ向かった。ここには、織田信長の実弟の織田有楽斎が京都の建仁寺境内に建てた茶室(如庵・写真)が移築されている。



せっかくなので、私たちは弘庵でお茶をいただいた。
案内の人によると、弘庵には戸袋が4か所あり、そのデザインがすべて違うとのことだったので、4か所全部確認してみた。ちょっとしたことだけれど、素敵だな、と思った。

元庵には待合があり、

お正客の足元にはお正客の足を乗せる石1つ、その他の人のところはみんなで使う大きい石(?)

が置かれているのも面白かった。

茶花園では侘助など、主にツバキ科の花が植えられていて、きれいに咲いていた。

夕ご飯は犬山城下町で食べた。おいしかった。


後日、彼女が『アルバムを作った』というので、見せてもらった。

目次付きの立派なアルバム

だった。名古屋のほかは、松坂や那智の滝へも行ったらしい…