徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

植物育成ライトを導入する

2021-01-15 15:48:43 | 植物成長日記
秋以降、キンカンの葉っぱが次々と黄色くなって枯れ始めた。これは2年前と同じ症状なので、病気や害虫というわけではなく、何かがキンカンと合わないんだろうな、と思い、今回のキンカンが全滅したらもうキンカンを育てるのは諦めようと思っていた。

ちょうどそんなとき、園芸ショップのウェブサイトで同じ悩みを持つ人からの質問を見つけた。ショップからの回答は、「室温が20度くらいの場所に置いていると、植物は光合成がまだまだできる、と思うけれど、秋以降は日照時間は短いし、窓ガラスがペアガラスの場合は、さらにエネルギーが減衰するので光合成量が十分ではなく、植物が葉っぱを維持できず、枯れます」とあった。まさしくこれだ。

解決方法は

室温5度くらいの日の当たる場所に置く



植物育成ライトの導入

とあった。室温5度は私が死んでしまうので、植物育成ライトを購入した。

私は日本で学生をしていた時、人工気象室のある施設に出入りしていて、ときどき人工気象室で実験中の植物に水遣りをしていた。人工気象室内は異様に明るく、太陽エネルギーってすごいな、と思ったことがある。

今回届いたライト。

薄暗いピンク

だった。人工気象室のあの明るさを考えると、ものすごく不安だけれど、このライトは光合成に不要な緑の波長を除いているんだろうな。実際、プリズムで分光してみたら、青と赤しかなかった。

ドイツの冬は、日照時間が一番短いときで日の出は8時過ぎ、日の入りは16時過ぎなので、ライトの稼働時間は

5時過ぎ~9時過ぎ、15時過ぎ~20時前

とした。まだ使い始めて1か月と少しなので、ライトの効果はよく分からないけれど、枯れるものもあるけれど、少し育っているものもある(ライト導入前からあった新芽が開いただけかも)。

そして、導入から1か月も経つと

ピンクの光が気にならなく

なる。