徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

つまみ細工をしてみる

2022-01-28 19:34:31 | Weblog


携帯を買い換えたら今までのものよりも大きくなり、

ジーンズのポケットに入らなくなった

ので、買い物などちょっと出かけるときは持ち歩かなくなったけれど、時々不便を感じるので、ソクチくんにポシェットを作ってもらうことにした。まだデザインも布も決まっていないけれど、たぶんシンプルなものになるので花でもつけたらかわいくなるのではないかと思い、簡単に作れそうで見栄えもするものをネットで探した。

布を切ってなみ縫いでギャザーを寄せて作る花が簡単そうでかわいいと思ったけれど、こういう

簡単にできるものこそセンスが問われる

のではないかと思い、かわいいけれど私には無理だな、と思っていたつまみ細工に切り替えた(きっちり形を作る分、センスがなくても「見れるもの」は作れるのではないか、と思った)。本来はちりめんを使ってかんざしにするものらしいけれど、普通の布で作ってもかわいいと思ったので、不器用な私が作るとどの程度の作品になるのか、早速やってみた。出来上がったのは写真下の黄色っぽい花2つ。隙間とか花びらの形や大きさがそろっていないとかいろいろ思うところはあるものの、真ん中にビーズやボタンをくっつけると

いろいろ粗が隠れる

ので、割と見られる作品になったと思う。

ネットで見ると、つまみ細工に適した布は、「薄くて張りがあるもの」が良いらしい。
が、ちょうど私の

穴の開いたジーンズ

を処分しようと思っていたので、そのジーンズから使える場所を切り取り、また花を作ってみた。出来上がったのは写真の青い花3つ。布が厚いと接着剤をたくさんつけがちで、そうすると花びらの形がそれぞれ変わってしまい、全然そろっていないけれど、ぱっと見は悪くないのではないかと思う。


さて、私のこのつまみ細工(ぽいもの)のコンセプトは

あるもので作る

で、材料や道具は何一つ購入していない。私は今まで、新しいことを始めるにしても「長続きしないかも」と思い、できるだけ購入しない方向で考えてやってきたけれど、今回、自分が満足できる作品が初回からできたのは

道具のおかげ

なのではないかと気が付いた。つまみ細工はそれほど道具は必要としないけれど、ピンセットと花びらを貼る台紙を切るのに小さなはさみが便利だった。ピンセットはソクチくんが持っていた中から使い勝手が一番良いものを選んだ。

ソクチくんの趣味が木工で、良い作品を作るけれど、「プロじゃないのにそんなに道具要る?」というくらい道具を持っている。現在は裁縫にはまっていて、道具を次々と入手(購入または実家から拝借)しているけれど、

納得のいく作品を作るには適した道具が必要

だと気が付いた。

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