喝! ~since 2005~
ごく普通の日記と、旅行・登山・資格試験・家庭菜園などの個人的備忘録
 



旅行好きな親が、前回の山梨旅行で富士山がよく見えなかったからリベンジしたいというダダごねからGW中に旅行に行く話がだいぶ前から出ていたのですが、なんと天気がよくない…。ということで、どうせまた行っても富士山は見えないだろうと思い、急遽予定を変更して、福島に行ってきました(何が何でも旅行に行くという意思は変わらないようです^^;)。とはいえ、福島は今原発問題で海沿いはさすがに避けたい、ということで会津方面に行くことに。

予定は3月末に行く予定だったけど地震の影響でキャンセルした「喜多方・会津旅行プラン」をちょっとカスタマイズして日帰りで行けるようにしてみました。ということで富士山はまったく関係なくなりましたが、それなりによかった福島旅行を紹介します。




プロローグ
朝9時半に足利を出発。足利ICができたおかげでかなりゆっくりめの出発です。天気は太陽がまったく出てはいないものの雨もなんとか降らずに持ちこたえているといった状況。足利ICから乗ってなんと1時間弱で白河ICに到着。途中に寄った那須PAも駐車場は半分くらい空いていました。震災の影響は想像以上に根強いのか…!?

南会津方面は行き方がいくつかあるのですが、今回は甲子(かし)温泉を通って行くルートを選択しました。ここは2008年に甲子トンネルが開通したおかげで白河からは最短で会津地方に抜けられるようになりました。しかも山の景色もなかなか!途中にいくつか駐車場があり、山からの景色を眺望できるところがあり楽しかったです。


上の写真は展望台の一部が破損していました。地震の影響でしょうか?右側の画像は縞石といって、このあたりが昔は海底にあったことを証明するものです。今はこんな山の上にある石ですが、隆起や沈下を繰り返して土地が形成されていったことを示しています。


甲子地域は、ちょうど今が桜の見どころでしょうか?満開でした。右の写真は、甲子トンネルです。このトンネルのおかげで、南会津にも相当行きやすくなったと思います。




①道の駅しもごう

289号線を走っていくと、道の駅しもごうを発見!今回は、この道の駅でご飯を食べる予定です。ここまでの道はまったく混んでいなかったのですが、道の駅はさすがに少し混んでいました。地震のチャリティ活動なども結構盛んに行われているようです。しもごうでは>「じゅうねん」地鶏を使った親子丼がおいしそうだったので注文。卵とじの上にさらに卵が!こういうのいいですよねぇ。味もとてもよかったです。






②塔のへつり

道の駅しもごうから30分くらい走り、塔のへつりへ。この観光地は刑事ドラマなどで出てくることがあり、犯人の自白が似合う自然地形といった感じでしょうか。自分も何かの刑事ドラマで見て、行ってみたいと思ったところですw行ってみると想像以上にいい景色。人もたくさんいて結構人気スポットなんですね。ちなみに。“へつり”とは、方言で川に迫った断崖や急斜面の意味のようです。


入口を下っていくとまず売店があり、さらに下ると長い橋があります。人がたくさん歩いていると結構揺れるのでご注意を!渡ったあとは、えぐられた岩の上を歩いて観光するわけですが、手すりとかありません。人とすれ違う時落ちたりしないようにご注意を!^^;



橋の向こうには小さな祠があったり不思議な感じがします。道が壊れていて、一部通れないところがあったので、早く修復してもっと歩ける範囲が広くなると楽しいですね。


帰りに売店に寄って行きました。ここは試食がたくさんあり、かなり気前のいい売店です。しかもおばあちゃんが味噌汁飲んでけと言わんばかりに、無料味噌汁をよそってきます。山菜や大きいキノコが入ったりしていてとてもおいしかったです。このあたりの人は気前がいいですね!?なめこの置物は印象的でいたが、キノコは菌で増えることから、金が増えるとかけて、縁起物として売られていました。しかし20000円はきつい!^^;


塔のへつりは電車でも行くことができます。たまたま電車が通っていたので、追跡してみましたが、駅小さ!人はおろか、改札すらありません^^;代わりにホームにニヤけたこけしがいました。夜は結構怖いだろうな。




③大内宿

大内宿は僕が国内旅行管理者試験を受けた時に出題されたので印象にも深いところです。塔のへつりから20分程度なので、ぜひセットで観光を!大内宿は日光と会津をつなぐ宿場町で、その当時を再現したものです。かやぶき屋根の家が並ぶ様子は時代劇のセットみたい感じで、塔のへつり以上に混んでいました。


大内宿って、ほとんどの店が売店になってました。玉こんにゃくとかせんべい、あとは蕎麦屋だったり漬物屋が多いです。もっと、資料館とか歴史館みたいのが中心だと思っていたので、これはちょっと意外でした。飛騨で見かけた「さるぼぼ」があったり人形やお土産型も多かったです。なので、遊ぶというよりは買い物を楽しむところですね。


大内宿一番沖には、神社もあります。これまた急な階段ですが、ここを登れば、大内宿を上から見下ろすこともできます。この景色は見どころ!ぜひ登ってください。


歴史館も1つだけあります。大人250円ということで安かったので入ってみました。昔のお金持ちの家の中身をのぞけます。あとはかやぶき屋根の家の作り方をビデオで見ることができます。




④芦ノ牧温泉

旅行の〆は温泉で!近くには東山温泉や、湯野上温泉などもありますが距離的に芦ノ牧温泉がちょうどいいかなと思い選びました。到着が少し遅くなったせいもあり、日帰り入浴できるところが、芦ノ牧プリンスホテルしかないとのことで選択肢なし…でも芦ノ牧プリンスホテルは600円と、結構安かったし、露天もあったのでまぁまぁでした。芦ノ牧温泉は無職透明でにおいもないですが、やたら熱かった気がします。

帰りは雨が降ってきました。観光中は雨は一切降らないどころか大内宿では晴れていたのでタイミングとしては良かったです。白河まで1時間くらいかけて帰りましたが、夜の白河は節電のせいか暗すぎる!おなかすいたので、こちらも節約ということで、松屋でご飯を食べて帰りました。帰りはUターンラッシュに巻き込まれ3時間半くらいかかりましたが、それでも早いほうでしょう。日帰りの割には、密度の濃い1日でみんな満足でした。「喜多方・会津旅行プラン」もいづれやってみたいですね。

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