喝! ~since 2005~
ごく普通の日記と、旅行・登山・資格試験・家庭菜園などの個人的備忘録
 



3日目の朝。昨日は夜遅くまでハウステンボスにいたが、思ったよりも疲れは残ってなさそうだ。今日は13:30から軍艦島のクルーズツアーに参加することもあり、午前中は時間制限付きの観光になります。



朝の時点では今日も快晴。軍艦島は天候によっては上陸できないこともあるので、午後に夕立が来ないことを祈る!

(ハウステンボス付近散策 7:00-7:25 )


ということで、チェックアウトまではゆっくりしていてもいいのだが、せっかくなので周辺散歩をしてこよう。ホテルの中にも朝食を食べる施設があって、佐世保バーガーが690円と割と普通な値段で売っていました。これでもよかったな。



このホテルローレライの近くにはハウステンボスの駅があるので最初の目的地はそこかな。ホテルローレライの庭にはヤギや、鴨の姿が。



ハウステンボス駅は交差点をまたいで、すぐ。見た目もスタイリッシュだ。ハウステンボス駅は電車は特急含めて1時間に2本くらいあるのですね。



待合室の先には橋があって、そこからハウステンボスに通じている。途中学生とすれ違ったり、日常感もあった。というか、この橋から駅に向かっている学生は、どこに住んでいるんだろう?冬の時期は帰り際にハウステンボスのライトアップを毎日見ているのかねぇ。



ホテルからも見えていたが、時計塔がある。大きなホテルこれはホテルオークラだった。ここに泊まったらハウステンボスの道も近くていいだろうな。



わりとすぐ昨日の入国ゲートの近くまで来た。さすがにこの時間は店は全然やっていないが人は結構歩いている感じ。この時間に歩いてるって事は従業員の方でしょうかね。ホテルローレライから入国ゲートもすぐ行けるんだな。ホテルローレライって素泊まりだと大人1人6000円くらいだし、立地の割にとてもリーズナブルだなと再認識しましたね。でもさすがに次に来るときは、ハウステンボス内のホテルに泊まってみたいところだが(いつになるやら。。)

(朝食 7:50-8:10)


ホテルに戻って朝食。ホテルのプランには朝食はついてないので、昨日セブンイレブンで買ったパンやご飯をいただきます。3泊4日だと毎日旅館でご馳走では胃が荒れてしまうので、これくらいでちょうどいい。



このホテルはほとんど寝るだけになってしまって勿体ないので最後にもう一度「ばってんの湯」に入って、ハウステンボスを眺めて出発だ。

(チェックアウト 9:00)


外に出たら朝歩いた時より大分暑くなっていた。今日もきついな。軍艦島クルーズに行く前に、そんな暑さを吹き飛ばす涼しい鍾乳洞に寄って行きます。ハウステンボスよ、さらば!



ハウステンボスからは西海パールラインを使って高速で移動。橋が青空に映えてます。ドライブにも持ってこいですね。



⑪ 七ツ釜鍾乳洞(9:45-10:35)


七ツ釜鍾乳洞は駐車場が広くて、どこから入り口かがわからないぞと探したら、道路の向かい側にあった。空いているのに、ずいぶんと遠いところに停車してしまったな。



大人800円、子供400円で入洞券を購入。売店が併設されており、美味しそうな最中やサイダーが売っていた。鍾乳洞を出てからいただきましょうか。



鍾乳洞の手前には、季節限定の冷水の足場があり、鍾乳洞からの冷気が流れているのか駐車場に比べてめちゃめちゃ涼しかった。



鍾乳洞の気温は16℃。冬なら暖かいとなりそうだが、今日みたいに外気が既に30℃越えているときは汗が急激に冷えるので気を付けましょう。一応上着を持って行ったので装着。ちょうどいい感じです。



出だしはかなり狭い空間が続きます。ここは約3000万年前海底より隆起して出来た七ツ釜鍾乳洞群ということで、その材質と生成年代の新しさで他の鍾乳洞とは全く異なる特徴を持つ、世界でも稀な鍾乳洞と評されているようです。



川が流れていたり、アップダウンを階段を使って昇降するあたりを見ると、他の鍾乳洞とそれほど違いはないように見えるが、人が探索できるところは、結局コンクリートなどで舗装されてしまいますからね。



親子地蔵。ここの鍾乳石は1cm伸びるのに300年かかるそうですよ。普通は1cmで100年といいますが、このあたりが材質の違いなんでしょうか。



かつて海底だったことを思わせるように、ブルーのライトが照らす、「海底散歩」の空間も。相変わらず狭い道が多いです。大人だと屈んだり、横になったりして進む必要があります。汚れてもよい服装で来た方がよいでしょう。



約4mで直径60cmという大石柱。このあたりで2/3くらいでしょうか。



洞窟内でも、スポットライトが当たっている場所は植物が育っています。光と水と酸素があれば植物は育ちますが、そもそもこの植物の種はどこから入ってきたのか?スタッフさんが洞窟鑑賞のアクセントに持ち込んだのかわかりませんが、不思議でした。



最後に出口と金明の滝への分岐が出てきました。10mといいながらすぐなのでせっかくだから見ていきましょう。なお、この鍾乳洞は洞窟探検ツアーがあり、事前に申し込めばさらに深いところを探索できるようです。子供はこういうのやりたがらないですが、自分はいつか一般公開されていない部分も見学できるケービングツアーに参加してみたいなと考えています。





長いトンネルを通って出口へ。外はやはり暑いが、洞窟内の冷気で冷えているおかげでしばらく汗は出なそうです。出口には資料館が。



ここから歩いて売店の方に戻るが、途中にハチがいたりでてんてこ舞いだった。蜂だって脅かさなければ別に攻撃してこないはずなんだけどね。まだまだ自然に囲まれたところを歩くのには苦労しそうです。



売店で、ぴよぴよアイスという最中アイスと、名水らむねというサイダーを購入。アイスはみかんシャーベットが入っていてなかなか珍しい味を楽しめた。名水ラムネは、ここ七ツ釜の水を使っているらしい。りっくんはおいしかったみたいです。帰り際にオーナーが居て、少し立ち話させてもらったが、大雨が降るとこの鍾乳洞は水があふれてしまい入ることができないそうです。ホームページに事前に載るが、ちょうど7月末に長崎で線状降水帯が発生した時は水があふれて営業停止していたのだとか。どのように水が増して、引いていくんでしょうね。





この後はしばし角力灘の海岸ドライブ。「すもうなだ」と読むんだそうです。長崎らしくたくさんの島が見えて美しい光景だ。さて、長崎といえば隠れキリシタンの里が多く存在し、世界遺産にもなっているが、この近くにも世界遺産登録されている出津教会があるようです。少し時間があるので、見てこよう。



駐車場を間違えたのか、歴史民俗資料館へ来てしまったぞ。やはり教会を見てきたいので博物館に車を置いて自分だけ観光に行ってみるか。(子供たちは、暑いので教会を見るくらいなら外に出たくないんだそうだ^^;)



⑫ 出津教会堂(11:15-11:50)


出津教会堂への道は、細い道、階段通りを歩いて行き、徒歩で5分位。この暑さの中だとなかなかつらいが、こういう道を歩くのは結構面白い。教会は見えるがこの道でいいのか、ちょっとわからないが。。ちょっとずつ近づいている感はあるのでこのまま進もう。



そして何とか教会に到着、かなり勾配がある道で汗をたくさんかいてしまった。教会の横から入ると、どうもこの教会の中は土足禁止らしく、係員さんに呼び止められて正面の入り口から入った。教会内部は写真撮影禁止だが、教会の雰囲気は古めかしく厳粛な感じで印象的だったな。説明員さんがかなり懇切丁寧に説明をしてくださって、その話が面白かったので、ここに書いておく。

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・この教会は140年前に建てられ、その間改修はしているが建て替えは行われていない。
・改修の際に床材は1部取り替えられているが、ほとんどがそのまま使われている
・この土地は西海からの風がとても強いため、ド・ロ神父がとにかく丈夫な教会を作ろう
 と設計して、大きな材木を中心に立てた。
・このド・ロ神父は教会を立てただけでなく、私財を使ってこの住民の仕事を作ったり面倒を見てくれた。
・係員さんの祖母もド・ロ神父に大変お世話になったということで、小さい頃からその話を
 たくさん聞いて育ってきた。同じような人も多く、この出津地方の住民は、みんな泥神父に感謝している。

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ドロ神父はこの地域のヒーローなんですね。ただ名前だけ聞いた時は分かりませんでしたが、その功績を聞いて凄い人だなと思いました。1つ疑問なのは、なぜこの土地にそこまで骨を埋めるようなところまで貢献してくれたのでしょうかね。よほどこの地域が気にいったのかそれともこの地域の人がかわいそうに思ったのか?ド・ロ神父が日本に渡航する際に、「そこまでしないとあなたの魂は救われないのですか?」と、ド・ロ神父の母親に言われ、そこをYesと言って来たそうです。よほど強い信念があったのだと思います。
そんなことを考えながら教会を後にしました。短い時間ながらもすごい人がいるものだと感動させてもらいましたね。

さて、だいぶ時間も押してきているので、早速駐車場に戻ります。ここからは軍艦島の観光船を13時半から予約しているので、昼食を含めて逆算するとあまり時間に余裕はありません。さぁ急ごうと思いつつもめちゃくちゃ遅いトラックが前にいてもどかしい。



最悪、お昼ご飯をコンビニで買って移動しながら食べると言う方法もあったが、せっかく長崎まで来ているので地元で人気のあるバラモン食堂で食べたいと思っていた。一応時間は何とかなりそうだから予定通り行ってみるか。長崎市外は結構一方通行もあり駐車場も少なかったので道を間違えないか心配だったが、有料パーキングに止めて何とか店へ到着。

(バラモン食堂 12:45-13:15)


事前の調査だと、ここの人気メニューは松浦湾でとれたアジのフライだそうだ。この3枚と4枚版があるので、ここは4枚にトライ。ちなみに妻はお腹があまり減ってないそうで、自分の注文した定食にセットでつけたうどんのメニューだけで良いとの事。熱中症になってるんじゃないか?りっくんはいつも通りポテトフライ。この男、全くブレませんね。



アジフライは聞いていた通り、サクサクで中はふわふわでとてもおいしかった。何より4枚のせて980円とかなりお得。これは近くになったらまた食べたくなる感じです。時間は何とかギリギリかなぁ。13時半集合なので1時25分には着いておきたいところです。



で、観光船の受付センターに向かうが、一方通行のおかげでぐるっと回って意外と時間がかかりそう。これなら10分前に出とけばよかったと後悔。駐車場に停めてからも300メートルくらい歩きました(半分走ったという)。



集合時間に3分遅れるもなんとか到着。これ、迷う人絶対いるだろ!?



手続きをしたら、再び観光船が待機している船乗り場まで戻る。受付センターと乗り場までもっと近いと思ってたわ^^;



そして、今回乗船するブラックダイヤモンド号発見。既に多くの客が載っていて、室内の席は空いていなかったので暑い中だがデッキか、室外の椅子に座るしかなさそうだな。走ったので、涼しい室内がよかったがこれほど混んでいるとは誤算だったorz

(長崎港出発 13:45発)




全員そろったところで出発。14時出発予定だったが、揃うのが早かったのでやや早めの出発となったようです。せっかくなので、デッキに出て長崎の船旅を楽しむことにします。





今日は風は全然吹いていなかったですが、船が速いためかデッキにいると帽子が持っていかれるくらい風が強かったな。一方、風がないとジリジリ来るような暑さがデッキだと全く感じない。景色はずっと絶景で、この辺りのシンボルである稲佐山から始まり、長崎港に泊まった超大型客船やら、三菱重工の造船所やら、女神大橋やら、伊王半島やら右に左に見どころが続いていった。音声での解説も流れているが、デッキにいると風の音でほぼ聞こえない^^;かといって船内にいたらこの景色を自由に見れないから、やはりデッキから眺めるのが良いと思う。





さて、このクルージングツアーだが、軍艦島による前に、高島にも立ち寄るとのこと。高島は有人の島で、端島とともに炭鉱で栄えた町だそうだ。高島での観光時間はおよそ40分間、この間で何を見ることができるのか??


⑬ 高島(14:25-15:05)


島に着くと、みな一斉に移動。大体の人が近場にある石炭資料館に向かい、一部の方がフェリー乗り場でトイレ休憩や涼んでいる感じだった。一応レンタカーやレンタサイクルもあるので、40分の間でこれらを借りて島を一周しようとする人や、ちょっと遠くを観光する人もいるんだろうか??



とりあえずトイレを済ませてから、資料館へ。元々は三菱高島炭鉱の労働組合事務所だったようだ。石炭が主な燃料だったころは栄えていたんだろうな。石油や原子力が台頭して一気に衰退していったのだと思いますが、日本の産業を支えてきた元祖としてちゃんと知っておかなければならないですね。庭には軍艦島の縮図が展示されていました。



資料館には、当時使われていた機器や炭鉱の仕組みなどが説明されていました。軍艦島は多くの場所が立ち入りできないので、正式名称である端島の情報も展示されていました。この後観光する前の予備知識として参考になります。



石炭資料館のとなりには広場があり、入浴施設も。40分あれば、入ることもできそうですが、さすがに入浴している人はいませんでしたね。



40分ありますが、石炭資料館を見て少し散歩するくらいがいいところかなと。15分くらい残して船へ。早くしないと室内の席がなくなってしまうのでね。



今度はちゃんと室内の席を確保できました。まぁ、我々が座れたということは誰かが外に座らなければならないということ。座りたいならば早めに行動しないといけないということですね。



高島の次は、いよいよ軍艦島である端島へ。最初は遠くに見えて、形もあやふやですが、徐々に建物が見えてきます。





まずは、いきなり上陸せず、端島の周りを一周ぐるっと周遊。端島は上陸できても、ほとんどの地域が立ち入りできず、しかも端島の見どころである学校や社宅は船上からしか見えないといいます。上の写真が小中学校。下の4階が小学校で、それより上が中学校だったらしい。窓ガラスはなかったですが、建物はしっかりと残っていました。もう閉校して50年くらい経っているわけですから、いつ崩れてもおかしくはないのでしょうが。。そして下の写真が、鉄筋コンクリートの社宅ですね。すごい密集して建てられているのがわかります。日本で初めての海底水道、そして電気もすべて海底からだそうです。当時の最先端のテクノロジーが集約されているんだな。



これは島の中央くらい。緑に包まれているが、実は軍艦島には当時は緑なんてなかったらしい。これらはみな軍艦島が閉鎖してから鳥が運んできたとの事でした(フンの中に含まれている種という意味でしょう)。この軍艦島にはかつて住んでいた人もよく訪れそうですが、一番驚くのは緑があることなんだそうです。



これが軍艦島の由来となっている角度。後から見ると軍艦のような形でやっているので、この名前がつけられたそうです。でもここの住人はこの位置から島を見ることがなかったので、当時軍艦島と言われたのはかなり違和感があったそうです。ではいよいよ軍艦島に上陸だ!



⑭ 端島(15:30-16:00)


軍艦島に上陸する前の船寄せもダイナミックな作業でした。上陸時はちょうど干潮にちかかったようで、地面に貝がたくさん露出しており、りっくんが大喜び。しかし貝もこれだけ暑いとたまったもんじゃないでしょうね。



今日の長崎は36度だけあって、とにかく風がないので軍艦島は激暑でした。コンクリート上では、皮膚が焼かれるような感覚。体感が3℃くらい下がるように、説明を聞く場所は地面にコーディングされているようでしたが、、まぁこのレベルだとどちらにしても汗が止まりません^^;10月からは軍艦島が舞台のドラマが放送される。恐らくこの赤レンガの景色は出てくるだろう。みたいな時事ネタも披露されていました。



ここで働いていた人の仕事場は、600メートルくらい地下になりますが、そこに向けたエレベーターに向かう階段などの説明がありました。ちなみに仕事場の環境は気温40度以上、湿度96%以上だそうです。直射日光がないとはいえ、今日のこの天気よりも過酷かも。亡くなった方(帰ってこないという表現をされていた)もいたようです。給料はよかったんでしょうが、命がけの職場だったんですね。



社宅は日本初の鉄筋コンクリートのアパートとはいえ、6畳一間。立ち入り禁止で今後保全もされないので、「皆様が見ている今の瞬間が最も新しい光景です」と言う説明が印象的でした。今となって話せることでしょうが、一般社員の6畳一間のアパートに比べて高いところに立っている三菱の幹部の社宅については、6畳×2部屋+8畳という2広い部屋でお風呂も個別のものがついているとの事でした。うーん、格差ありますね。

見学コースの最深部で説明を受けて解散。せっかくなので家族写真も撮ってもらいました(Top写真)。実際に見学できる部分っていうのはごくわずかだったと思います。戻り道も直射日光がきついな。実は、上陸して見学している最中に、熱中症で倒れてしまった子供がいました。暑い日の上陸は本当に気をつけなければいけないと思いました。



帰りの船の中は、なんだか汗をかきすぎて、脱力してしまったのか、船の看板に乗ってボケーっとしていたら、あっという間に着いてしまいました。真夏のクルージングの厳しさを感じながらも日本産業の歴史と衰退を目で見れてとても印象に残ったクルージングでした。なにより、天候に恵まれたことに感謝だな。



今日は、ハウステンボスの疲れと、このクルージングがおそらく相当体力を使うと思っていたので観光はおしまい。ホテルに行って温泉に入ってこよう。



ちなみに長崎といえば、夜景がきれいなことでも人気。昔夜景検定を受けた時に日本三大夜景に登録されている稲佐山にはぜひ行ってみたいと思っていたんですよね。その稲佐山が目の前に。そう、3日目の観光は自分の中では実はまだ終わっていません。ホテルも中腹にあるので、そちらからの夜景と、稲佐山展望台からの夜景に期待が高まります。


⑮ ホテル清風(17:25 チェックイン)


ホテル清風は既に駐車場がいっぱいだったので、少し離れた第三駐車場に停めることに。この辺りの道は坂が多くてUターンも大変ですね。



長いエスカレーターをあがって、フロントへ。ロビーもガラス張りで、さらにはエスカレーターもガラス張りになっていて夜景が楽しめるようになっていた。稲佐山に立っている宿はそれだけで付加価値になるもんな。昼からの景色も十分きれいですが、いずれも夜が楽しみです。





もちろん部屋も全室夜景が楽しめる設計になっていて、パノラマで撮るとこんな感じ。さっき乗ってきたブラックダイヤモンド号も小さく見えるな。

(風呂 18:00-19:00)


ホテル清風も、屋上露天風呂があり男女入れ替え制となっています。男性は20時までということで、食事の時間と重なってしまうので夜景や見られなさそう。21時までにしてくれればいいのになぁ。とはいえ夕暮れ時の光景もなかなかよかったです。普通は手摺とかがあって、お湯につかりながらは障害となって見えにくいことが多いですが、ここの露天風呂は障害物もなく、そのまま長崎市内が一望できるので本当最高でした。りっくんはサウナの後の水風呂が気に入ったようです。温泉の泉質自体は、温泉らしさはあまり感じなかったけど、屋上からの景色を楽しむだけで入る価値十分だと思いました。



温泉から出た後の夕暮れの景色。あと30分くらいしたら暗くなったかもなぁ。西日本だから関東に比べて日の入が遅いっていうのがね。。


(夕食 19:30-20:40)


夕食は3階のバイキング。長崎名物のトルコライスや皿うどん、五島そうめんなどご当地グルメもいろいろ揃っていました。





お昼にアジフライをたくさん食べてしまったので、食べられるかなと少し心配だったが全然食べられましたw昨日も今日も相当汗をかいているからな、まぁいっかwデザートも充実していて、フルーツにケーキ、ソフトクリームにアイスクリームも食べ放題。さすが大江戸温泉チェーン店だけあっていろいろ揃っていました。



バイキング会場はとても混んでいたが、運が良ければ窓際席が取れて夜景を近くでみながら食べることができます。自分らが行った時間は一応最終案内の時間だったので、たまたま空いていたのでラッキーでした。普通に夜景を見て食べるだけでもチャージかかりそうなものですからね。まさに長崎の稲佐山に来て、そこで夕食を食べているご当地感を得られたのがよかったです。



すっかり暗くなり、夜景もいい感じになってきました。これは素晴らしい、長崎市内は勾配があるので、家が斜面に建っているところも多いのですが、それらの勾配が夜景の立体感を出していて奥に続いていくような照明を醸し出しているんですね。ホテルの向きから長崎市内の一部しか見えませんが、それでも十分です。



館内は娯楽施設も充実。漫画が読み放題になっていて、子供は鬼滅の刃の単行本を5冊くらい借りて夜景の見えるロビーで読み漁っていました。こうなると、夜景観賞に行こうとはならないでしょうから、稲佐山への展望台は自分1人で行ってくるか。



⑯ 稲佐山展望台(日本三大夜景)(21:40-22:00)


稲佐山の駐車場に入るところにくると、すでに山頂の駐車場が満車らしく待ちが発生していた。でも回転が良いのかすぐに4台ぐらいきて、入ることができた。タクシ―の利用者が多い印象でした。ここからは、やはりホテルから見た夜景を上回る素晴らしい景色が!ここからは、撮影場所と共に振り返ります。



長崎市街を駐車場付近から。





展望台と、展望台の中でも高い位置から。なんだか宇宙にいるみたいだ。



長崎市街とは真逆の方面。島でも結構明かりがついていることがわかる。



展望台の雰囲気。足元のライトが幻想的です。

といった感じで、どこからの景色もすべてきれいでした。さすがにこの時間でも人が多く、若者の集団やカップルが多かったかなと。北海道函館山からの夜景はまだ見たことがないので、近いうちにトライしてみたいと思います。



この赤くライトアップされた電波塔のようなものも印象的でした。これは稲佐山のふもとからも見えるので目立ちますね。さて、りっくんと22時半から卓球をやる約束をしているのでそろそろホテルに戻るか。



まだ漫画を読んでるのか、りっくんは卓球をやるって言っているが陽菜は漫画をまだ読み続けるらしい。まぁホテルでは自由に過ごすがいいよ。

(卓球 22:30-23:00)


ここでは卓球は30分制で、空いている時間帯に名前を書いておけば気軽に卓球できます。夕食を食べた後に書いたから、この時間しか空いていなかったが、、夜景を見てからだとちょうどよかったなwちなみに24時半までやっているようだ、こんな遅くまで卓球できるところは初めてかも。

(風呂2回目 23:30-23:50)


最後にもう一度温泉へ。今度は3階の満天の湯ということで、こちらも露天風呂があって夜景を楽しめた。でもサウナがあったり、障害物が全くない屋上露天風呂と比較すると、やはり屋上露天風呂がいいに違いない。



風呂から出る頃にはさすがに陽菜も部屋に戻っていたようでロビーにはいなかった。まぁこんな感じで各々が楽しい過ごし方ができるようになったのはいいと思う。これで長崎は十分堪能できた感もありますが、まだ原爆資料館や、世界遺産登録された建物などもあるので、明日はそちらを観光して気を付けて帰りたいと思います。

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佐賀長崎旅行も2日目。今日もめちゃめちゃ天気が良さそうです。早めにホテルをチェックアウトしてハウステンボスで遊んでくる予定だけども、せっかく嬉野温泉に来たのだから、街の散策と有名なシーボルトの湯に入ってこようと思います。







気温も早朝はそこまで暑くなく、散歩日和です。まずはあけぼの橋を渡って、街の方面へ。端には温泉や陶器のオブジェが埋め込まれていた。佐賀は陶器の有名な土地が多いですよね。嬉野もそうなのか?



あけぼの橋からホテルの方面を臨む。誰も歩いていない、閑静な温泉街です。



⑦ 豊玉姫神社(6:40-6:50)


豊玉姫神社への参道に入ると、蝉の声がすごくて近いところでシンシン鳴いています。参道にはラーメン屋があったり風情があって歩いている時も癒されます。



街を歩いていてもナマズのキャラクターをよく見かけるが、豊玉神社のナマズは美しい肌になる美肌の神様ですとの事。確かにナマズの表面はぬるぬるしているし、嬉野温泉ともマッチしていると思います。



こちらが本殿でしょうか。右に辰の旗、左に因幡の白うさぎの旗が飾られています。



天満宮の拝殿、ランタン。自由に空を舞う子供の姿に、子供がのびのびと成長するよう願いを込めているとのことです。温泉街の中ですが結構広いし、見どころもたくさんある良い神社ですね。



神社を出て再びシーボルトの湯を目指す。次に見えてきたのは湯宿広場。足湯であったり足湯と言うお風呂があります。ぱっと見、テーブルと椅子が並んでいるように見えて驚きました。9時からの営業とのことで、残念ながら入ることができず。



⑧ シーボルトの湯(6:55-7:30)


そしていよいよシーボルトの湯。外観は洋風チックです。ちなみに、ドイツ人医師シーボルトが訪れたことから命名されたようです。これが由来だとすると全国にあってもおかしくない気がするw



シーボルトの湯も嬉野温泉の泉質そのもので、入るとすべすべになる。地元の人たちは顔見知りなのかしながら、みんなであいさつし合って和気あいあいと入ってます。露天風呂はないが、窓が網戸になっていて、外の川を眺めながら入浴できるのが良いです。あまり遅くなるとこの後の予定にも影響してしまうので、泉質と雰囲気を楽しんで温泉を後に。



裏側から見たシーボルトの湯の外観。トンボがたくさん飛んでいました。



帰りは川沿いの遊歩道を通って温泉に戻ります。この道の方が近道かも。川の流れの音と蝉の声の中を歩いて大体10分位でホテルに戻りました。



みんな起きてますね。では早速朝ごはんにいきましょうか。

朝食 (8:05-8:50)


朝食は湯豆腐が出ていた。散歩の時も湯豆腐料理屋があったが、嬉野温泉は湯豆腐も有名なのかな。普通はぽんずで食べることが多いと思うが、ここではごまだれにつけて食べるのが特徴で、甘みがあってとてもおいしかった。



子供のデザートは、フルーツポンチとゼリーの2種類が付いていたが、大人のデザートはなかった。置き間違いだったとか?

(チェックアウト 9:25)


ハウステンボスは10時からなので、なるべく開始と同時に入れるように9時半位には出ておこうと思い、早めのチェックアウトです。



外に出ると一気に気温も高くなっていた。いやぁ、今日も暑そうだなぁ。こんな中、ハウステンボスを一日歩きまわれるだろうか!?



ハウステンボスまでは下道で行く方法と高速で行く方法があるが、今回は高速で行くことに。ハウステンボスに向かいながらアトラクションの待ち時間をチェック。なんと1番人気のVRアトラクションが既に240分待ちとなっているらしい。その時に少し調べて気づいたのだが、今日は9時から始まっていたらしい。夏休み期間だから開始が早いのか、事前にもう少し調べておけばよかった。



⑨ ハウステンボス(10:15-21:30)


ハウステンボスの入場口から近い第二駐車場に止める。トイレに行きたいと思っていたが、なんとトイレは閉鎖中だった。道路を渡って入り口の方向へ。



入り口付近では洋風な音楽が流れていて、入場のことも入国と言う呼び方をしているだけあって、雰囲気が出ています。りっくんは、「この音楽は腹が立つな!」と言っていたが何に怒っていたのだろうか??



事前のチケット買おうか迷っていたが、当日に買うのでも全然並ばないで買えた。事前に買う必要は特にないかも。





入国するとすぐに撮影スポットがあって全員で写真撮影(Top写真)。今回の作戦としては先に人気のアトラクションゾーンに行って待ち時間の少ないアトラクションをこなしながら、人気のあるVRアトラクションの待ち時間が短くなったタイミングでうまく間に入れ込んでいきます。結果的に1番混んでいるラフティングのアトラクション以外は、回りたいところは全て回ることができたのでこの作戦で良かったと思う。では、ここから回ったアトラクションと所感や印象に残ったところをダイジェストで書いていきます。

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10:45-11:15 ミッションディープシー
11:25-11:35 フォレストアドベンチャー
11:40-12:00 ホライズンアドベンチャー
12:05-12:15 ISラビリンス
12:15-12:35 トリックアート館
12:40-12:55 花のファンタジア
13:00-13:15 海のファンタジア
13:20-13:30 アートファンタジア
13:35-13:45 カロヨンファンタジア
14:00-14:15 スペースファンタジア
14:25-14:40 アスレチックファンタジア
14:45-15:10 ショコラ伯爵の館
15:25-16:15 VRワールド ウルトラ逆バンジー
16:25-16:45 恐竜の森
17:25-17:35 スカイカルーセル
18:35-18:45 ドムトールン
19:15-19:45 カナルクルーズ(1周)
20:00-20:20 ランタンショー
20:20-20:40 カナルクルーズ(タワーシティ⇒入り口)
21:00-21:25 帰り際のショッピング

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1つ目はミッションディープシー
こちらのアトラクションは20分待ちだったが、外で待つということで初っ端からかなり暑かった。中に入ると潜水艦のアトラクションだけあって暗くて涼しく快適だった。全面的に撮影禁止だったので特に写真は無し。

ファンタジーフォレスト


特にここに寄る予定はなかったが、待ち時間がないと言う理由で入場。低学年向けの遊び場という感じで、りっくんはこのぐらいであればまだまだ楽しめそう。



網のアスレチックに登って降りれなくなったり相変わらずだった。


ホライズンアドベンチャー




1600年代のオランダの街を背景に洪水を再現したアトラクション。800トンという水が短時間の間で溢れ出てくる光景はかなり見ごたえがあった。おじいさんの語りが聞きたくなった際はまた来よう。


ISラビリンス


鏡の迷路。前半のほうはサクサクと進んだが、後半で1カ所無限ループみたいなところにハマってしまい、しかも自分1人だけ取り残されてしまったと言う。。幸い後ろから人が来たので、その人についていって何とか抜け出した。もちろん家族には「迷子になったの??」と冷やかされたw


トリックアート館




ハウステンボスにはなんとトリックアート館も入っています。お決まりの遠近法を使った一枚も。最近撮っていなかったので、撮ってみました。2階もあって展示数はかなり多いです。こちらも待ち時間はないので、いつでも入れると思います。

まだまだ、VR系のアトラクションが待ち時間が長いので、先にファンタジアパークへ


花のファンタジア


基本的にはファンタジア系は待ち時間が0分。その中でも、この花のファンタジアは、全般的に綺麗で見ごたえがあった。特に最初に通った実験室のところは、ガラスがたくさんあり、花のファンタジアとはあんまり関係ないが綺麗だった。





奥のほうに行くと、その場にいる人に合わせた季節の花を咲かせてくれると言う部屋があり、2回連続で冬の花だった。さすが、私が冬の誕生日と言うことを知っているのか?


海のファンタジア

個人的には、ファンタジアパークではこれが1番オススメ。この暑い季節なので、海の中にいるような演出とイルミネーションはとても心地が良いです。





人の動きに合わせて、人の陰に魚をプロジェクションする仕掛け。カラフルな魚が追いかけて来たり、まさに癒しの空間でした。


アートファンタジア


昔の管楽器にプロジェクションマッピングを投影させ、きれいな音楽が聴けるアトラクション。見るだけでなく聞いて楽しむようないろんなアトラクションもあるんですね。ハウステンボスのアトラクションの幅の広さを感じます。

カロヨンファンタジア


カロヨンという日本に3台(滋賀県、兵庫県とココ)しかない楽器を使って自動演奏で3曲の音楽を聴けます。音楽を聴くだけではあるが、意外と館内は広くて、いろいろ見所もあります。



最後には、楽器を自分で回すと白熱灯が輝いて、イルミネーションを楽しむような場所もあります。ガイドさんの説明もとても丁寧でわかりやすかったです。


宇宙のファンタジア


ファンタジアパークの中では結構人気があるようです、参加型のゲームもあったがうちの子は、あんまりこういうのはやりたがらないからな。ファンタジアパークは、どのアトラクションも静かでだんだん眠くなってきた。


アスレチックファンタジア


眠くなってきたということで、次は少し体動かすアスレチックファンタジアへ。2階の高さで網が貼られていて、その上をトランポリンのように跳ねて遊ぶことができる。時間は10分だが、子供が本気で跳ねるので、動きが結構ハードだった。りっくんはずっと何かに捕まっていたなぁ。



最後は滑り台を降りて下に戻ってきます。ちなみに陽菜は高いところが苦手なので滑り台を滑らず、最初から元来た場所を戻って下で待機。ちなみに1階はYOKEROという人気アトラクションになっていて、こちらも常に1時間くらい待ちができていました。待ち人数はそれほど多くないようだが、回転率が良くないから結構待つことになってしまうんだろうな。


ショコラ伯爵の館


だんだん喉が渇いてきたので、ここらでショコラ伯爵の館へ。基本的にはチョコレートに関する歴史や展示物があるが、カフェにもなっていて、なんとチョコレートドリンクを蛇口から注げると言う。



1杯500円なのでみんなでやってみた。ちなみにいろいろなチョコレートをつまめるセットもあってそちらも追加。チョコレートドリンクはココアよりもチョコレートよりの香りと味がしてめちゃくちゃおいしかったです。いいおやつになりました。

ここで狙っていた。逆バンジーのVRが30分待ちとなっていたので、今のうちに行ってこようと思い、再びアドベンチャーパークへ

VRワールド ウルトラ逆バンジー


行ってみると、待ちは前に1組しかいなく、確かに空いていた。でもなかなか前に進まない。おそらく中で並んでいるのかな。やはり30分位待って中へ。



屋内では紙のメガネのようなものを渡される。確かにVR装置のようなものをつけるわけだから、この暑さじゃ汗もかいてる人も多いし、こういったガーゼ的なものは必要だよな。

そしていよいよVR体験場へ。一度に4組ぐらいは体験できそうなシートがあり、VR装置をかぶって待機。いきなりビルの間のようなところからアトラクションが始まり、座席がやや前に傾いたかと思うと勢いよく引っ張り上げられた。座席の加速度装置がうまく効いていて、リアルな感じです。実際に逆バンジーをやった事は無いし、やりたくもないですが、このくらいだったらば楽しめるかも。

イベント中は結構みんなキャーキャー言っていたが、高いところが苦手な陽菜もこれは楽しかったらしい。「バンジー中にしゃべったら罰ゲームねぇ」みたいなことを言ってまたやろうとしていた。でもこれもう一回並ぶと1時間かかるからね。

お次はアドベンチャーパークへ。ここでは恐竜の森やジップスライドなどいろいろあるが、ジップスライドは子供が怖いと言ってやりたがらないので、結局恐竜の森だけやってくることに。


恐竜の森


運良く待ち時間はなかった。この恐竜の森は、専用の端末を持って、森に隠されたQRコードを読み込んで恐竜の体のパーツを集めていくのだが、中には、トラップが仕掛けられていて、恐竜の体が消滅するなどなかなかクリア率が低いと言うものだった。



またアトラクションの途中がたくさんいて、少しでも立ち止まると血を吸われてしまう。まさにジャングルの中で恐竜を探しているような環境でリアリティーがあったな。結局最初のミッションで恐竜のパーツを探しきれず敗退。このアトラクション、どこまで続くのか分かりませんが、ファーストステージでさえなかなか難しいと思いました。



ハウステンボスのマスコットである、くまのキャラクターがゲットできるカプセルトイや、射的なども。もうだいぶ歩きつかれてりっくんも歩きたくないと言い始めてます。



自転車を借りると言うこともできるけれど1時間で結構お金かかるしアトラクションを待っているとなるとあんまりコスパが良くなさそうなんだよなぁ。いざとなったらりっくんを抱っこして歩くかな。

スカイカルーセル


ハウステンボスには、日本で初の3階建てのメリーゴーランドがあります。待ち時間はどれも10分位だからどうせならば1番高い3階のメリーゴーランドに行こう。





まぁ3階で見晴らしが良いところを除けば普通のメリーゴーランドです。というか、メリーゴーランドめちゃめちゃ久しぶりに乗ったなぁ。さて、だんだんと暗くなってきた。この後はランタンショーもあるので、タワーシティーのほうに向かいます。


ドムトールン


ここは地上80メートルまで上がり、ハウステンボスを一望できるタワーです。本当はもっと暗くなってから来る予定だったんだけれど、先に行っちゃいましょう。





屋上の展望塔からの景色はすばらしい!ハウステンボスってたくさん泊まるところがあるんだなぁっていうのがわかります。そしてこれまで遊んできた場所っていうのもほんの1部だと言うことも。めちゃくちゃ広いんですね。



さて、ランタンイルミネーションは20時からなので、それまでに観覧車でも見てこようと思ったが、みんな体力的にも限界のようでこのままショーが始まるまで会場で待っていようかな。でも自分はせっかく来たし、少しでも多くのアトラクションをこなそうと思い、カナルクルーズがやっていたので、軽く船旅に行ってくることに。ただし、ランタンイルミネーションの時間は混雑緩和のために、何本か運休になってしまうため、「戻ってくるなら乗らない方がいいかもしれません」とのこと(乗降場に着いた際は一旦全員降りて並び直しになるため)。まぁ、乗れなかったらその時は歩けばいいかなと思い、乗っちゃいましょう。


カナルクルーズ


さすがにこの時間から入国口の方に向かう人は少なかったので、すぐ乗れました。船から見るハウステンボスもいいですね。特にイルミネーションが点灯し始める時間なので、観覧車やプールなどとてもきれいでこの時間に乗れてよかったです。



ちなみに入国口で並び直しましたが、問題なく乗れました。お盆期間といっても1週前の平日ならそれほど混雑はしていないんでしょう。クルーズで園内を1周して家族と合流。



20時からのショーに合わせてみなさん夕食や酒を買っているのか、ショップは大混雑。一度は並んだものの、このままではショーに間に合わないなと思い、途中で断念しました。



ショーはオランダ風の建物にプロジェクションマッピングして、ミュージカルのような感じで進んでいった。一番の見どころはラストの花火と、ドローンを使ったランタンが天に昇っていくところ。ドローンを使った演出はオリンピックでも見たがきれいですね。



遅ればせながらショーが終わる頃にはショップも空いていたのでここで夕食を購入。タワーシティエリアにはたくさん飲食店がありますが、他に移動するのも疲れるのでショップでビーフケバブ丼と、ケバブプレートを注文。今日はお昼は食欲がわかず、甘いものばかりでしたが、さすがに夕食も食べないのは体力的にもやばいですからね。本来は佐世保バーガーやトルコライスを食べようと思っていたが、そのあたりは実現できず残念だったな。



歩くのも疲れているので、カナルクルーズで入国ゲート方面へ。夕食を食べていたおかげでそれほど混雑せずに乗ることができた。



もうこの時間になると園内も営業終了しているアトラクションが多いため、先ほどはきれいに光っていたイルミネーションも消灯している。これはこれで薄暗くて落ち着いた感じで良いが。



帰りはショップを通らないと出国できないようになっており、みんなお土産を買って帰っていった。あごだしが美味しいというので、調味料と、あとはお土産のカステラなどを購入。全体的に感じたことは、今日は普段に比べて空いていたのだろうなと。思った以上にアトラクションを回れたし、ショーも楽しめてよかった。今回は全体的にアトラクションやファンタジーエリアなど体験型が多かったので、あまりハウステンボスの北側の見学ゾーンを回れなかったので、次回はもっと北側の観光やプールも含めて遊びに来たいなと思いました。



さて、この後はハウステンボスから近いホテルローレライを素泊まりで予約しているので、セブンイレブンで朝食を購入して向かう。陽菜はスプラトゥーンのナワバトラーカードが売っていることを喜んでなんと6枚くらい買っていた。ここは朝食を買う所ですから!



⑩ ホテルローレライ(22:00 チェックイン)




予定より1時間遅れ位でチェックイン。温泉付きというので、この汗だくの体を早く洗い流したい!部屋は332号室。ホテルの部屋着を受け取って部屋へ。



ベッド2つと、畳の上に布団を敷くタイプの和洋室。今から布団敷くのめんどくさいわ~。



とりあえず風呂へ。陽菜はカードを開け始めるが、そんなのは後にしてくれよ~。



ここの温泉は、塩化ナトリウムがを含んでおりとてもしょっぱかった。りっくんは「こんな温泉初めてだ!」と言っていたが、鉄分が多い温泉はしょっぱいところが多いですよね。でもここは無色透明だったので、この色でこれだけしょっぱいのは珍しいかも。露天風呂があって、そこから閉園後のハウステンボスを遠くに臨むことができた。特にドムトールンと観覧車ははっきりと見えたし、ハウステンボスで過ごした1日を振り返りながら温泉に浸かれたのは忘れられないですね。



今日はよく寝れそう。しかし、部屋着が結構厚いのと、布団が厚かったということもあり結局服を着替えて寝ることにした。明日は軍艦島クルーズツアーもあるので、遅刻しないようにまた早めの出発になるが、ホテルローレライの近くにはハウステンボス駅もあることだし、また早めに起きて散歩してこようかな。
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今年の夏の旅行は、佐賀長崎へ。佐賀では、呼子でイカの刺身を食べること、嬉野温泉に入ること。そして長崎ではハウステンボス・軍艦島、そして稲佐山から日本三大夜景を見ることとやりたいことがいろいろ詰まった旅行になります。自身としてもまだ佐賀県と長崎県は未踏の地なので、日本全国制覇に向けた一歩にもなります。(他に、岡山、宮崎、鹿児島が未踏)。

そしてこの旅行から、iPhone15で撮影した写真による掲載になります。記事の趣旨からは逸れるが、iPhone15さすがです。もう性能も使い勝手もコンパクトデジカメを越えていると思うし、暗い場所も各段にきれいに撮れるようになったので、車移動中の写真は妻にお願いしながら旅の思い出を残していきたいと思います。


(出発 4:30)


出発は朝の4時半とかなり早いので、前日は早めに寝てこの日は3時半起き。まずは飛行機に乗り遅れないことが第一だ。出発はほぼ予定通りでも空港に行くまで何があるか分からないので油断はできませんぞ。



出発時は暗かったが、道中には朝焼けも。パーキングに行くには、成田空港方面には行かずに左側のレーンからバイパスに降りるルートでいくこと。久々だと忘れやすいので注意が必要だ。


(USAパーク到着 5:15)


とりあえずUSAパークには予定を早まって到着。この時間は混んでいるかなと思ったけれど、待ちもなくスムーズに手続きができた。



3泊4日で4400円(しかもお盆期間は洗車なし)。ここ5年で約1.8倍くらいになっているのかぁ。前の人が支払いに新10,000円札を使っていた。まだ自分は見たことがないので新鮮だったな。



USAパークの送迎車はターミナル2までなので、ターミナル3までは歩きで行きます。通路は両サイドともポケモンだらけ。


(成田空港ターミナル2着 5:40)


JETSTARは5年ぶりだが、搭乗手続きのやり方が大きく変わっていた。まず、手荷物検査は無人になっていて、端末があるのみ。オンラインチェックインを済ませていても、まずは手荷物タグを受け取る必要があり、手荷物検査の前にタグを手前の端末で払い出さなければならない点に注意(しかしこれは、成田空港特有の対応であり、他の空港はまだ有人のようだ)。。



手荷物を預けて、軽く腹ごしらえ。日本各地のご当地グルメが集まったフードコートもあるが、時間と朝というタイミングを考えるとここはコンビニで済ませておこう。自分は旅程のチェックなどをしていたので、手荷物検査してから食べればいいやと思っていたが、次に記載するトラブルがあり、結局食べそびれてしまった^^;



そのトラブルというのが、手荷物検査でなんとりっくんのバックに付いているキーホルダーの日本刀のおもちゃが引っかかってしまったということ。何でも周りのお客さんに恐怖を与えるような事はダメらしく、本物のものでなくてもおもちゃでも持ち込めないとの事。こうなると外のロッカーに預けるか捨てるかと言う選択肢を取ることになるが、捨てるとなるとりっくんが急に泣き出したので、とりあえずロッカーに行ってみることに。

しかし想像していた通りロッカーに4日間預けるとかなりの金額になってしまう。とりあえず刀はなんとかしてだんだん時間もなくなってきたので、自分も急いで保安上を通過。前回の二の舞になるのは嫌だったので走って搭乗口へ向かう。搭乗口はおそらく前回と同じ74だ。


(7:25 離陸)


何とか無事チェックイン。今回の飛行機は前から2列目ということですぐ座れたのがよかった。7時25分ごろ離陸。陽菜はすぐに「タブレットで絵を書きたい」というかそんなすぐにやらないでくれよ。大体フライトの時間は1時間4 〜50分位との事。今回はスムーズに進んだからか、定刻よりも20分早い到着になるとの事だった。



今回JetStarでは、500円分のバウチャーが付いているので、朝食を食べそびれていた自分としてはあんぱんとコーヒーのセットを注文。逆に空港で食べなくてよかったなぁと思ったのだった。久々の飛行機、やっぱり空からの眺めはとてもきれいです。

ルートとしては、琵琶湖の上空と岡山を通るらしい。琵琶湖はなんとなく上空からもわかるが、岡山はさすがにわからなかった。空の景色が珍しいからか、飽きずに眺めていると飛行機の1時間40分なんてあっという間だな。

(空港着 9:05)


そして無事福岡空港に着陸。福岡空港は、、父の還暦旅行以来だから11年振り!?北のゲートを出て、レンタカー屋さんに電話します(空港から離れているので、送迎車を利用)。



今回はスカイレンタカーで手配。4組待ちで1回待たれてしまった。福岡空港も相当暑いです。待ってる間にだいぶ汗をかいてしまったなぁ。


(スカイレンタカー 9:45-10:05)


駅からそれなりに距離があり、渋滞していると結構かかりそう。これは帰りの飛行機に乗る時も計算に入れておかないといけないなぁと思った。スカイレンタカーではこちらもチェックインが無人化していて、運転免許証をスキャンしたり、サインも電子入力だった。ここ数年でいろいろ変わったなぁ。コロナの影響ですかね。

今回はトヨタのルーミーと言う車。この車は乗ったこともないし聞いたこともなかったのだが、スライドドアが右は手動で左は自動と言う。ちょっと変わった感じ。ちなみに3泊4日で基本料金が16000円くらいで、NOCや保証をつけて23000円弱(1200円クーポン利用)で借りれました。





ちょっと最初のほうは、運転が慣れない上に、福岡の道路の複雑さに混乱したが、安全第一で最初の目的地虹の松原へ向かいましょう!



虹の松原は、唐津湾沿いに約4.5kmにわたり、100万本のクロマツが群生している美しい場所」とのことで、とにかく広い。静岡県静岡市の「三保松原」、福井県敦賀市の「気比の松原」とならぶ、日本三大松原になります。



①虹の松原(11:20-11:45)


虹ノ松原はどこに車を停めたらいいのかよくわからなかったけれども、とりあえず店が出ているところに停めてみた(地図でも正確な住所は出てこないので)。駐車場上近くに昭和天皇の訪問碑や遊歩道があるようなのでその辺を見てこようと思います。



車道を渡って遊歩道に入ると、途中には大きな蝶や蜂が飛んでいて陽菜がパニックに。。相変わらず虫がダメなのでかなり文句を言っていますが、せっかくの家族旅行で九州まで来てるんだからと、何とか説得。夏の旅行にはどうしたって虫はつきものですからね。



りっくんは早速海のほうに向かって海岸で海を探して楽しんでいます。やはり海の近くだからかものすごく蒸し暑い。



そして空の様子もなんとも怪しい感じ東の空ではかなり空が黒くなっています。アメダスを見ると、かなり真っ赤な雨雲が発生しているようだが、どうやらこちらには来ないようなので一安心。

松原をぐるっと1周して戻ってこようと思ったけれど、道がよくわからないのと、陽菜が相変わらず文句を言うので戻ることに。ちょっと事前の調査不足は否めないが、どこを観光していいかいまいちわからなかったのが残念だったな。



②唐津城(11:55-13:00)


次の目的地は、唐津城。唐津市の観光スポットとして、必ず挙げられる場所です。駐車場から地下の遊歩道を通って唐津城の方へ向かいます。



唐津城は階段を332段登った高台にあるが、この暑さではちょっと厳しい。そんな場合は、少し進むとエレベーターがあるのでそちらを活用しましょう。途中のトイレはめちゃくちゃ臭くて使えなかったと言う。。



エレベータは一人100円と良心的。斜めに移動するタイプのものでスロープカーのようだった。



あっという間に高台に登ることができた。ここからの景色もきれいですが、お城の展望室からも景色を楽しめるので、早速中に入ってみてみよう!


唐津城の内部は他のお城と比べるとデジタルが多様されている印象。一階は売店になっていて、アイスを食べたい!となるが、まずは上りましょう。2、3階は撮影禁止ゾーンだったがあんまり展示品の内容は入ってきませんでしたね^^;





4階は展望室はエアコンの効きがいまいち良くなかったな。でも、外に出ると意外と風が涼しく気持ちいい。







高校生が野球をやっているのが見える。この暑い中大丈夫か??



入城した時に後でアイスを食べるかというのを、しっかり覚えていたようで、お城の外に屋台を出しているかき氷屋さんへ。で、このアイスがとてもおいしかった。陽菜はチョコレート。りっくんはマンゴーを注文。かき氷のベースがふわふわしていて、氷を削った分とは明らかに違う。そして練乳のような味がついている。店員に聞いてみるとこのかき氷は氷の部分だけケーキ屋さんに注文して作っているらしい。土台だけでこんだけ味が違うとは。

そして自分と妻も他の味が食べてみたいと思い追加で抹茶を注文。抹茶については氷だけでなくっぽいものも混じっていて苦味を感じとても大人な味になっていた。屋台でこれだけおいしいかき氷が食べられるとはサプライズだったな。帰りはエレベーターではなく歩きで石段を下って帰ります。雲この辺はやはり上りはきついな行きはエレベーターを使って正解だった



少し時間が押してきてはいるが、いよいよこの後は呼子でイカの刺身を食べてきます。最初玄海と言う店に行く予定だったが、途中でなんと定休日と言うことが判明し、急遽別の店を検索海中レストランがあるみたいなので、面白そうだからそこに行ってみよう。



海中レストランに着いたときには、すでに1時半位にはなっていたが、なんと待ちが17組いて、70分待ちらしい。これではホテルの夕食が食べられなくなってしまう。一応名前を書いて順番待ちをしておくも、他を探すかということで海中レストランを出るとすぐ近くに「イカ太郎」という店があったので、そちらにイン。



昼食 イカ太郎(13:50-14:45)


ここも混んでるかなぁと思ったが、ガラガラだった。これだけ人気んさがあるとやや不安があるも、時間を考えるとここで食べるしかないだろう。店内にはいけすがあり、ちゃんと生きているイカが泳いでいる。さすがにいかが生きていればそんなに味が変わることもないだろうね。海中レストランはWebからキャンセルしておこう。



出てきました。これが呼子のイカの刺身か!完全に透明ではありませんが、イカが生きているのがよくわかり、赤い斑点が出たり消えたりしています。りっくんは興味深そうに見ているが、陽菜は「エグイ。。」と一言。確かにこれは子供が見るとちょっと衝撃を受けるかもしれません。食感はかなりコリコリしていて、スーパーで食べるイカとは全然違いますね。甘みもありおいしいし、インパクトを楽しむ感じかと思いました。ちなみに、半分刺身としてカットされていて、残りの半分はイカの天ぷらとして食べられるようです。



ちなみに、イカ定食が3200円で、イカセットが3900円ということで両方頼んでみましたが、ランチにしてはかなり値段が高いですよね。以下の刺身を単品で2000円だったので、このイカはやはり活き作りの付加価値が高いと言うことなんでしょう。



イカセットにはかなりたくさんの品数がついてきました。そしてお楽しみのイカの天ぷら、これはサクサクしていてイカはプリプリしていて本当に最高でした。自分は刺身よりも天ぷら派かも。



さて、時間がかなり押してしまった。。最初は日本三大稲荷神社である祐徳稲荷神社に行こうと思っていましたが、そちらに行っているとちょっと宿にはたどり着けなさそうだ。ということで、予定を変更してこの後は呼子大橋を通って展望台に行き、海中展望塔を見学したらそのまま嬉野へ行ってしまおう。こちらは呼子大橋。呼子の地域にいるといろんな場所から見ることができるが、近くに来ると存在感がある大きな橋です。



③風の見える丘公園(14:55-15:05)


山道を少し上って風の見える丘公園。駐車場はわかりやすいが、どれが風の見える丘展望台なのかがよくわからない。ちょっと迷いながら、資料室のような建物に入る。しかし、資料室から展望台に出ることができなかったので、結局外から展望台へつながる道を発見しました。



展望台からは呼子大橋が見え、呼子の街も一望できます。まぁ景色もよかったんだが、ちょうどこの日は株価が日経平均史上最も暴落した日となっており、午後には多くの銘柄がストップ安近くまで下落してしまいなんだかそっちの方を見るのにいっぱいになってしまった。自分の持ってる銘柄も大暴落なのでショックだがここは旅行に来てるんだし、気を持ち直して楽しんでいきましょう。

お次は、海中展望塔へ。先ほど海中レストランに行けたのであれば、この海中展望塔はコンセプトが近いので、スキップしようかと思ったが、行けなかったので行ってみます。笑



④ 玄海海中展望塔(15:25-16:00)


海中展望塔は遠くから見ると、なんだか水質管理の施設みたいに見えた^^;近くに行くと料金所があり、そこから海中展望塔へつながっています。



海中展望塔への道というと、風が強いイメージがあるが、ここは穏やか。入場料は4月のリニューアルに伴い結構上がって1000円か。どこも観光地は値上がりしていますからね。



地下への階段は灯台みたい。入り口でエアコンが効いており、入った瞬間、最高に気持ちが良かったです。



最深部につくと結構人がいるんだな。実はこの海中展望塔は4月のリニューアルに伴い、壁や天井にプロジェクションマッピングがされるようになったので、全体が水の中に居るような雰囲気になっています。涼しいしかなり癒しの空間になっているが、ゴホゴホ咳をしている子供もいるのでちょっとコロナは大丈夫かと心配にもなります。



展望塔の窓は、大体海藻が付いていて、窓によって魚が見える量がだいぶ違う印象。魚が多い場所では常に魚の群れが見えるような位たくさん泳いでいて、以前他の展望塔で見た時よりも魚を楽しむことができます。クロダイあたりが多かったかな。







ちなみに、定期的にプロジェクションマッピングの方で上映もしており、魚の群れが映し出されたりしていて、これもきれいでした。ただ入場料が大人1000円かかるので、冒頭20分見て笑を見た位ではなかなか割高感を感じてしまうのは否めませんね。海中レストランで食事をする方がお得かもしれません(翌日にハウステンボスに行って、なおさら感じてしまった)。



⑤ 波戸岬(16:00-16:20)


展望塔の近くにはモニュメントや遊歩道が整備されているので散策したりもできます。りっくんが砂浜で遊びたいと言っていたので、自分は少し遊歩道を散策してから砂浜に行くことに。





この辺りを歩いているときに思ったのが、あぁ自分は今九州の西の方面を歩くたびに記録更新しているなぁと言う事。なかなか九州って来れないですもんね。ゆっくり散策できているのが幸せだなぁと思います。



りっくんは海岸で靴を濡らすなと言われてましたが、やっぱり濡らしちゃってました。前回の松島に行った時も波でびしょびしょになってましたからね。浜辺ではフナムシなどを見つけて楽しかったようです。



さあ、ここからは1日目の宿である嬉野温泉へ。嬉野温泉は日本3大美肌の湯として知られており、お湯がトロトロでとても良い温泉だそうです。唐津から嬉野までは約1時間40分と長旅になりますが、もうひと頑張りだ。高速に乗っている途中、遠くでは稲光が見えた。お昼位からずっと雷雲が発生しているから、今日夕立に遭わなかったのは幸いだったと思う。




⑥ ホテル華翠苑(18:10チェックイン)


本日の宿である華翠苑に到着。ウェルカムドリンクは冷たいお茶でとてもおいしい。嬉野はお茶が有名なんですね。





本日の部屋は555号室、のどかな嬉野の市街地が見えます。先ほど昼食を食べたばかりだし、先に温泉に入ってこよう。名物の屋上の露天風呂は、男女入れ替え制で、男性が20時までとの事なので、まずは、りっくんと屋上へ

(風呂 18:40-19:10)


屋上の温泉は浅くて広いプールのような温泉だった。これだけ広いと泳ぎたくなる気持ちもわかるが、りっくん泳いじゃだめだぞ。



先に入っていたおじさんが「嬉野温泉はめちゃくちゃ良いと聞いていたが、そこまでではないなぁ」と言っていたのでそうなのかなと思ったが入ると肌がすべすべになる。素晴らしい温泉じゃないですか。おじさんにこれまでいいと思った。温泉はどこか聞いてみたかったなぁ。まぁ感じ方は人それぞれでしょうね。

(夕食 19:20-20:30)


温泉から出た後は夕食。一応開始を一番遅い19時15分からにしてもらったが、みんな食べれそうか?自分は何とかいけそうです。





メニューは佐賀牛付きの懐石料理。前菜は種類も多く甘い系が多かったので食べやすかった。冬瓜の銀餡の包みは優しい味だったし、メインの佐賀牛は想像通り美味しく豪華な夕食だったと思います。



ただ佐賀牛は出てくるのが最後だったので、結構それまでにお腹がいっぱいになってしまったな。子供の料理はハンバーグにパスタに唐揚げにエビフライなどトルコライスっぽいものでしたが、りっくんが「食べれるものがない」と言っている。お子様ランチの定番メニューで食べられないものばかりと言うのは困ったもんです。タルタルソースやケチャップなどを外して大人の刺身などをあげて何とか食べてもらえました。この宿はエンタメも充実していて、チェックインしたときに花火をもらったり、縁日のチケットをもらったりしたので、食後にやることに。

(縁日 20:35-20:45)


まずは、縁日へ。陽菜は金魚すくいでめちゃくちゃスーパーボールをとっていてびっくりした。



ただしもらえるスーパーボールは3つまで。りっくんは射的でお菓子をゲットしたらしい(自分は財布を取ってきたところだったので、あまり縁日は見られなかった)。


(花火 20:45-21:05)




その後はホテルの外に出て花火のスペースへ。ホテルからもらった花火は10本位の小さなものだったが、ちょうどお隣にいた組に余った花火をもらってずいぶんたくさんやることができた。



すごく気さくに話しかけてくれる方で、孫と福岡から旅行に来ているらしい。旅先で会う人との会話っていうのも楽しいものですね。

(ミニスーパーファミコン 21:15-22:15)


さらにこのホテルではミニスーパーファミコンの貸し出しも行っていて、昔のゲームソフトが遊べるようだ。ミニスーパーファミコンは自分も実物は初めて見た。借りられる時間は1時間だが、子供はマリオカートやスーパーマリオワールドなどを遊び盛り上がっていた。「パパこれ欲しい」と言っていたが、Nintendo Switchで無料でできるものばかりだなぁと思ったので買う事はなさそうだ。でも実物が見れてよかったなぁと思う。

さて、最後にもう一度お風呂に入ってくるか。風呂2回目は22時20分から、23時まで。風呂上がりの後の嬉野茶の無料サービスが嬉しいです!大浴場は露天風呂は無いものの、相変わらず泉質が良く、ゆったりつかって嬉野温泉を満喫できた。美肌の湯と言うのもわかる!

明日は朝から晩までハウステンボスで遊んできます。めちゃくちゃ気温も高いから疲れるだろうなぁ。その前にせっかくだから嬉野温泉の街も歩いてこようかな。
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初の夏油温泉に宿泊し、スマホもテレビも見ずいい感じで脱ITして過ごせました。明日は出社なので今日は早めに帰宅しておかないといけないということもあり、そんなにゆっくり観光する時間はありませんが、せっかくなので外湯は改めて入ってきたいと思います。



今日は午後からは雨の予報も出ていたが結果的には晴れでした。これで6月中旬というのに、まさかの4日連続晴れ!旅行的には大変恵まれた天気となりました。それにしても気温が高い。夏油温泉は山の中なので涼しいはずなのに部屋にいると暑く感じます(エアコンがないから扇風機で過ごすしかない!)


(朝食7:30-7:50)


まずは朝食から。和定食で見た目は質素ではあるが、ご飯は1杯おかわりでこれでちょうどよい量でした。





毎日食材を狭い道を通って山の中まで運搬しているのでしょうね。料理人だってそろえるのは難しいでしょうから、これだけの朝食が出てくるだけで十分と思います。



朝食の後は、無料コーヒーで一服。古き日本の宿という雰囲気で、癒されます。



玄関には既にチェックアウトをすませて出ていく客も。どうやら登山客が多いようですね。6人パーティもいれば、ソロ登山客も。この辺りは熊の目撃も多そうだし、個人的にはちょっと危ないんじゃないかと思います。



さて、出発が遅くなってもよくないので、早速温泉に行ってこようかな。昨日は暗くてあまり探索はできなかったけど、せっかくなので夏油温泉のマップに乗っているちょっとした立ち寄りスポットにも寄ってみます。それがこの薬師神社



大湯への道の反対方向に少し歩くくらいなので、さっと観光できますが、奥に生えていた杉がとても多きく迫力ありました。この杉は約900年前に夏油温泉が発見され、この薬師神社ができたと同時に植えられたそうで、かなり古い歴史があります。夏油温泉もそんな昔からあるんですね。

(温泉 8:10-8:45)


昨日は大湯が熱すぎて入れなかったが今日はどうか?うーん、熱い。熱すぎる!むしろ人があまり入っていないから余計に熱いのか。。。



隣を流れる川の水を混ぜて何とか温くできないものか。。。残念ながら水を汲むのは結構大変な上、1杯やそこらで入れる温度にはなりません。。



となるとやはり疝気の湯だな。この温泉はぬるめでちょうどいい。疝気の湯も大湯もこの直下から温泉が湧きだしており、明るいと泡がポコポコあがっているのがみえた。



ちなみに夏油温泉は冬場は2~3メートルもの雪で覆われてしまうため、11月10日までには大湯や疝気の湯の前に組み立てられた脱衣所は取り壊すようだ。ひと手間も二手間もかかっているんですね。

(チェックアウト 9:20)


ということで、温泉も十分堪能しチェックアウト。出発間際にオーナーと「大湯は熱過ぎますね~。川の水で埋められるといいんですけどね。」と、話していると、以前川の水を取り込んで調整したこともあるが、常連さんからクレームが入ったらしい。あと、夏は熱くて入れないが、春と秋は気温が下がるため他の温泉がぬるくなり、大湯がはいりやすくなるんだそうだ。なるほど、うまくバランスが取れているんだなと思った。また機会があったら、涼しい時期に大湯にチャレンジしに来たいと思います!



さて、今は入れないが洞窟蒸し風呂が近くにあるとマップに書いてあったので、夏油温泉を出る前にちょっと見てみようと思い山の中へ。



でも残念ながら見つけることができなかった。橋が崩れ落ちているようなものは発見したので、この先だったのだろうか。。手前には既に廃業となった夏油山荘があり、夏油温泉もなかなか経営が苦しい状況であることが伺えた。



夏油山荘に隣接する形で建っているこの夏油温泉観光ホテルも今シーズンからの営業を見合わせて、新しいオーナーを探している最中とのこと。1~2年で新しいオーナーが決まらなかったらボロボロになってしまうだろう。いい買い取り先が見つかると良いが。。日本の人口も減って、過疎化も進んでインドアの娯楽が浸透している今、多くの観光施設が同じような状態になっているのだろうな。



で、この後は中尊寺に行くことに。最初は歴史公園えさし藤原の郷に行こうと思ったが、帰り道に近い方が良いし、17年前に行ったときの記憶がかなり薄かったので、もう一度ちゃんと見てこようと思いまして。夏油温泉からは一時間もかかりませんでした。結構近いんだな。



㉘中尊寺・金色堂(10:40-12:15)


場所は去年の岩手旅行で来た毛越寺のすぐそば。毛越寺はちょっといまいちだったんだよな。天気が悪かったというのもあるけど。久しぶりの中尊寺に期待です。



最初はこんなに登ったっけ?というくらい登り坂ですね。母は大分疲れた様子。参拝路があって、その両側にお堂がたくさん建っている感じ。



弁慶堂、薬師堂など、両側のお堂を少しずつ見学していく。御朱印もあるが、全部もらっていたらきついから、本堂と金色堂だけ確実にゲットできればいいかな。



こちらが中尊寺の本堂。無料で中に入って参拝できる。にしても陽射しが強い。6月だけど真夏の陽気です。日陰に入りながら進まないとすごく日に焼けそうです。



本堂の御朱印はしっかりもらっていきます。しかし、本堂というわりには大分全体マップからすると手前にある気がします。やはり本丸は金色堂なのか!?



やがて大きな建物が左手に出てきた。これは讃衡蔵(さんこうぞう)といって中尊寺にかかわる資料館のようだ。この建物、前回来たときあったっけ??少なくとも金色堂は入った記憶があるが、この建物は覚えがなかった。今は金色堂とセットで入場料を払うので、前回は別々とかで讃衡蔵には入らなかったということかな。



蔵の内部は薄暗く、涼しく、外の猛暑を避けて一休みするという意味でも良かった。展示物も非常に多く、ビデオもあるし見ごたえありました。讃衡蔵を出るとお土産屋が。かりんとう饅頭がおいしそうと言っているが、さすがにここで買わなくてもよいだろうし、食べ物がジャンキー過ぎるぞ^^;





讃衡蔵を過ぎると、見えてきました「金色堂」。この金色堂は外観を守るために金色堂の周りにお堂を建てているわけでうが、さすがにきれいに保存されています。この金色堂の床等には藤原氏がそのまま安置されているそうでミイラがいるのか?と思うとちょっと怖いな。



そして金色堂の御朱印もゲット。中尊寺って思ったより参道が長く歩き疲れたなということと、やはり一番人気と印象に残るのは金色堂だなということを再認識したのであった。来た道を戻るのも一苦労でしたが、母が頑張ってついてきました。岩手から実家までは4~5時間かかるので、ここで昼食を食べて帰路につくのがよさそうかな。

(昼食 12:20-12:45)


お昼は駐車場に併設されている蕎麦屋でいただくことに。



すごく太い蕎麦だ!しかし、麺をゆですぎなのか食感がよくない。。店も混んでいるから一気に茹でて行かないと間に合わないんだろうけど、この太麺がデロデロしているのはちょっと残念だったかな。ごちそうさまでした。



ここからはガソリンを入れて、眠くならないように父と交代して運転するのみ。大和付近でこの旅行の総走行距離1000キロを達成したのだった。



仙台に入って、今回は常磐道の方から帰ります。ここまでくると、GWの旅行と同じルート。1年で3回仙台まで来ているんだよな、珍しい。

(南相馬鹿島SA 14:35-15:00)


セデッテ鹿島で休憩。コーヒーを買ってここで父と自分も運転交代です。



季節は七夕相馬野馬追は今年は5/26に開催だったようで、開催直後ですね。参加者の熱いメッセージが飾ってあったりして面白かった。



番外編:勿来ドライブ(16:05-16:35)


車の中では、昔勿来に泊まりに来たときの話などで盛り上がっていて、久しぶりに勿来に降りて、宿とか見ていくかということに。弟が高校に入るまで、ほぼ毎年勿来海岸の民宿に泊まっていたんですけどね、そのあたりの宿も今は閉まってしまい、大分新しい施設が立っていました。



特に自分が小学2~3年くらいまでは花車という宿に泊まっていて、この宿の裏手から砂浜に出て海水浴したものです。自分1人でも断片的な記憶がありますが、父母と話していると、そうだったかという気づきがあり、面白いです。あの頃の写真も実家のどこかに残っているのかもしれないけどなぁ。また今度探してみるか。父母も久しぶりに勿来や小名浜で泊まるのもいいかもなんて話していました。敢えて昔に行ったところを回るプランにして懐かしんでもらうというのもいいかもしれないですね。

(自宅着 17:45)


ということで、帰りは渋滞もなく予定通りに帰ってこれました。3月の紀伊半島一周の時と同じく、つくばに戻って、みんなで夕食を食べて解散という流れです。

(夕食 19:20-20:30)


最初はまた寿司がいいという話だったけれど、海鮮は結構食べたし、妻も自分が不在の間は妻の実家に帰省し寿司を食べてきたらしい。なら新しいところに行ってみようということで、あえて中華を選んでみた。近場にある「えん弥」というお店です。入ってメニューを見ると結構安いですね。1人それぞれ一品料理とチャーハンのセットを頼もうとすると、店員さんが「かなり量が多いので、6人なら3~4セットがちょうどいいです」と。たしかにりっくんはそんなに食べないし、妻も小食だから4セットと、追加で豆腐や小籠包などサイドをいくつか頼んでみたが。。。



想定より多く出てきました^^;これはぱっと見、食べきれる気がしない!とりあえず自分は1.5~2人前食べるかと思い、何とか食べていくが、、減らないですwちょっと時間はかかったがほぼほぼ食べたかな。特に陽菜が相当食べてた。このセットをだいたい1人前食べてたんじゃないか??間違いなく妻より食べていたと思います。頼りになるわ。



というわけで、旅行の終わりに中華で満腹という形で無事終わりました。今回の旅行は食も充実していたし、満足満足。父母とは、月末の弟の奥さんとの顔合わせで呼ばれているので、またそこで会う予定。大分この旅行の間も間食していたので、生活リズムを戻して健康に過ごしてほしいと思います。

まとめ
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投票制による、この旅で良かったところベスト5を決定!

■今回の旅行のベスト5
1.銀山温泉(⑥⑦⑧)
2.玉川温泉(⑰⑱⑲)
3.中尊寺金色堂(㉘)
4.蔵王・熊野岳(①②)
4.夏油温泉(㉗)

温泉旅行だけあって、ベスト5に今回の目玉温泉が3つランクインしたのは納得。銀山と玉川で票が分かれましたが、自分の中では初の銀山温泉ということもあって、やはり銀山温泉が上回りました。でも玉川温泉が初めてだったらインパクトの大きさからもっと拮抗したかもしれません。母は2回目とはいえ、なお銀山温泉を1位に持ってくるわけですからやはり一度は行くべきところだったなと。3位の中尊寺は最終日に決めたので驚きですが、17年振りに行って改めてよさが分かったというか、一度行ったところも時間を置いて行くのはいいものだなと思いました。蔵王とショート登山は、旅行の中に登山を組み込むという珍しい試みですが、景色も良くほどよい疲れで気持ち良かったですね。個人的には田沢湖遊覧船もすごくよかった。総じて言えるのは、6月中旬でいてすべて天候に恵まれたという気象条件もよかったこと。登山も田沢湖も、温泉散策も青空のもと実施できて全体的な満足感もあがったのだろうと思います。

【詳細】



■グルメ賞ベスト3
1.1日目夜 永澤平八の会席料理
2.2日目夜 玉川温泉のバイキング
3.1日目昼 ぐっと山形のさくらんぼと山形プリン

今回の旅行は、ご当地グルメが充実していてよかった。3位までにあげたもの以外でも、米沢牛ハンバーグ、横手やきそば、盛岡冷麺といろいろ食べられたし、3位にあげたさくらんぼは大袋でサービスしてもらえて、それこそ3日目まで食べ続けられとてもお得だった。


■残念だったで賞
・花火アム:上映の時間に間に合わなかったのと、時間がなかったので見学があっさりしすぎてしまったかな。
・田沢湖金色大観音:営業終了していたとは。。でも退廃的な雰囲気がとても印象にのこりました。今後の行方に注目です。


■旅の忘れ物
・秋田の湯沢、横手や大曲付近
・岩手の花巻付近

今回はかなり移動範囲が広かったのでポイントを絞ってしまった。もう少し時間があれば、じっくり観光してみたいところも多かったな(秋田の川原毛地獄など)。

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今回の旅行も早くも3日目、今日は朝から玉川温泉自然研究路を散策する予定だったので、早めの起床です。自然の力強さを感じられるので、是非母にも見てほしいところだが、大分お疲れのようなので休んでおいてもらうことに。一昨日は登山で、昨日は弾丸プランだったからな、少し厳しかったか。。





今日も良い天気だこと。山の中だからもっと涼しいかも思ったら意外とそうでもなかった。


⑱玉川温泉自然研究路(6:25-7:30)


自然研究路は玉川温泉からは近いのだが、新玉川温泉からは12、3分歩く必要があります。この間に熊が出ないかなという心配はあったが、大丈夫でした。



これはこれで、自然散策路のようで気持ち良いです。右手は高い崖になっていて、左手も切り落ちているから、あまり動物も通らないかな。





おっ、玉川温泉旅館が見えてきた。ここで繋がっていたのか。前回は自炊部に泊まったので、今回の新玉川温泉旅館と比べるのはできないが、何もない一間の部屋で過ごしたのが懐かしい。





自然研究路の入り口へ。奥にはたちこめる白いガスが。ここを見ずには玉川温泉を去れません。



この噴き上げ、9年前に来た時と同じと思うが、その間ずっと吹き出し続けているんだよな。どこにそんなエネルギーが。。と思ってしまう。何事も有限なのに、10年程度では全くそれを感じさせないです。



岩盤浴の場所でなくても、煙が吹き出している所は地盤が温かく、普通に寝転んでいる人も。結構虫もいるので直で寝るのは勇気が要りますね。





川底から湧き出す源泉。源泉は98℃というが、ここの川は何℃くらいあるのだろうか。



特に白いガスが吹き出している穴の周りは黄色く変色している。そしてとどろく轟音。個人にこれが自然研究路の1番の見どころです。



初めてみる父もこの景観には驚いていたようでした。地球に秘められたエネルギー、これでもほんの一部であることを考えるとスケールの大きさを感じます。秋田にはここのような地獄谷的なスポットはいくつかありますが、玉川地区ではここだけなのだろうか?この地盤の下がどのようになっているか気になります。



朝から5000歩以上歩いてお腹もすいてきました。戻って朝食だ。2時間後に再びこの玉川温泉に戻ってくることになるとは、、実はちょっと思っていました。


(朝食 7:40-8:30)


朝食会場は昨日と同じ。朝食もバイキングだが、やっぱり品揃えも料理の味も素晴らしい。バイキングの中でもレベル高いと思います。





今日は昼食もちゃんと食べる時間を確保しているが、つい食べ過ぎてしまう。デザートにマンゴーが出ていたのは珍しい。小岩井ヨーグルトと混ぜると止まりません。ごちそうさまでした。



まずは、田沢湖の遊覧船を11時から予約しているので、最初から制限時間付きの観光地からスタートするパターン。なので、10時に新玉川温泉を出る予定。せっかく玉川温泉に来たのだから、チェックアウトまでの時間を有効に使うためにも、もう一回温泉に入っていきたいというのが、家族全員の意見。問題は、新玉川温泉で手短にもう一度入るか、玉川温泉の方に移動して入ってくるかの二択ということ。


(チェックアウト 9:20)


実は、昨夜フロントで聞いたときに、新玉川温泉に泊まっている人は、玉川温泉の宿の大浴場も無料で入れると聞いたので、せっかくなら玉川温泉にも行ってみるかと考えていたわけです。で、せっかく来たんだし、最終的に両方入っておきたいとなり、ちょっと時間が危ないが玉川温泉に行くことにしたのだった。ということで早めのチェックアウト。前回も同じことを思ったかもしれないが、新玉川温泉と玉川温泉は直線距離の割には車道ではぐるっと迂回して行く必要があるので、時間的には5分は見ておいた方がいいです。しかも今回は道中に2か所も片側通行規制が敷かれていて、最大2分待ち位になるから余計に焦る。



⑲玉川温泉日帰り湯(9:30-10:05)


玉川温泉につくと、今度は日帰り客は下の駐車場までは降りられず、共同の駐車場を使う必要がある。この駐車場から玉川温泉までも3分くらいは歩く必要があるので注意だ。そんなこんなでバタバタしながら玉川温泉のロビーへ。こっちの旅館も棟が分かれていて空中廊下などでつながっている複雑な感じだった。何となく階段の雰囲気とか覚えている気がする。



そして大浴場へ。基本的には温泉の濃度は100%源泉、50%源泉、弱酸性の3パターンで、蒸し風呂や歩き湯などバラエティに富んでいるところまでは一緒。一方、以下のように違いがいくつかあった。
・玉川温泉の浴場は新玉川温泉の浴場の大きさの1/2である。
・新玉川温泉には露天風呂があるが、玉川温泉にはない。
・歩き湯の深さが玉川温泉の方が深い。(広さは新玉川温泉の方がダントツ広い)
・飲泉用の源泉の出が玉川温泉の方が勢いがある。
・打たせ湯は玉川温泉は2か所だが、新玉川温泉は1か所だけ。


温泉の成分は一緒だろうから、基本はやはり新玉川温泉が良いかなと思います。



新玉川温泉から田沢湖までは45分を見込んでいて、11時から遊覧船が出発することを考えると、10時には玉川温泉の建物を出ておきたいが、伝達ミスもあって10時に温泉からあがる形に^^;結果、10時10分くらいに玉川温泉発。朝からこのバタバタ感は印象深いです。

そして玉川温泉を出て田沢湖方面に向かおうとしたところ、、、前の車がパトカーじゃないか!これだと追い抜くこともできないので、この時点で11時の遊覧船間に合わないから、プラン替えるかと考え始めていたが、すぐに別の道に曲がってくれたので、まだツキに見離されてはいない!と思い、頑張って何とか遊覧船には間に合ったのだった。



⑳田沢湖遊覧船(10:45-11:40)


駐車場についてから急いで発券所へ。じゃらんの遊び体験で申し込み済だったから、この辺りスムーズでよかった。事前予約をしておけば、受付の時間節約できるしこれはもっと活用するべきだな。



乗船場は道路を渡って下ったところ。それほど大きい船ではないので団体客が来たら乗れないなんて場合もあるだろうな。ちなみに乗船チケットには、11時から乗船とかそういう記述はなかったから、このチケットを持っていれば、空きがあればどの時間でも乗れるものなんだろうと思う。



魚がたくさん泳いでいるが、この魚はウグイで餌も売っていることを船員が話していた。田沢湖は酸性度が高いので、普通の魚は住めないんだそうだ。玉川温泉の影響もあるんだろうな。





11時ちょうどに出発。「おすすめは右側だけど、後ろに乗るのが180度見られるから一番いいよ」、とスタッフさん。ならばデッキも心地よいし、ここにいようかな。そして、「デッキにいると船の通った後の波が盛り上がるのが面白いですよ」とも。下の写真がその様子。



田沢湖はとにかく水がきれいだからか、湖面が青かった。これは素晴らしいね。レストハウス側に見えるのは、秋田駒ケ岳とのこと。この辺りでは一番高い山かな。



ルートは40分で、御座石神社とたつこ像を通って田沢湖をほぼ半周するコース御座石神社前では青い湖面がさらに青く感じられた。本当に神秘的だわ。



ちなみにデッキにいるとエンジンの音が大きくて、解説がよく聞こえない。解説を聞きたいなら、船内がおすすめかな。





昨日も見てきた、たつこ像。休日の今日はたくさんの人が集まっていました。船から見られるのは後ろ姿か、横顔までです。ここらで大体20分。半分ですね。

元々田沢湖では遊覧船に乗ることだけ考えていたが、駐車場に思ったよりもお土産屋も多いし、秋田犬ふれあい体験みたいなのが気になったので少し見ていくことにした。



㉑秋田犬ふれあい館(11:40-11:55)


土産屋には、稲庭うどんの製麺見学ができるところもあって面白い。稲庭うどんの麺を機織機みたいなところに引っかけているところでした。この後、麺を乾燥させるのかな?

秋田犬ふれあい体験は、お土産を買った人は無料。そうでない人は100円のご協力をお願いしますということだ。ふれあいとは書いてあるが触ったりする体験ではなく近くで秋田犬を眺めたりできる程度かな。



秋田犬、元気がないな~。たくさんの人の目にさらされて疲れるんだろうなと思っていたが、急に元気に吠え始める。どうやら近くに犬を連れてきた人がいたらしい。警戒して吠えていたのか。穏やかそうな顔をしているが、吠える時はしっかり吠えるんだな。



秋田犬以外にも、比内地鶏が展示されていた。この時間なのに、「コケコッコー」と元気が良かったな。普通の鶏に比べると体が大きく、たくましい。なるほど、これで肉の噛み応えが全然違うんだな。(親子丼のイメージが強いので、比内地鶏をみたら親子丼を連想してしまう俺。。。)



わきには秋田犬の墓や、辰の模型の展示などがあり、やや不思議な雰囲気もあったが駐車場には観光バスも停まっていたし、見学客も多く賑わっていましたね。陽菜やリックンへのお土産も購入して次の目的地へ。

次は田沢湖金色大観音という名前だが、田沢湖からは少し離れたところにあります。ナビで行ってみると、、あれ何か変だな。


㉒田沢湖金色大観音(12:20-12:45)


土曜なのに観光客が居ないという点と、どうも見た感じ荒れ果てていて営業している感じがしない。これはもう廃業している??と思い進んでみると。



やはり受付には人はいませんでした。とはいえ、この程度の老朽化を鑑みると廃業したのはコロナ禍になってからかな。



いくつか観光ポイントがあって、基本的にはそれらはそのままの形で残っていた。これは七福神めぐりで、今でも金色に輝いているものの、メッキがはがれてきているものもあった。



そして七福神からさらに進むと、観音の前へ。ホームページを見た感じだと廃業については書かれていなかったきがしたけどな。営業していたころは、この台座の下から入って見学もできたらしい。迫力ある絵などもあったから楽しみにしていたんだけどな。



観音様から展望を眺めてみる。廃墟と言えるほどはまだ朽ちていなく、でもじきに廃墟と言われる場所になていくであろう、なんとも寂しい雰囲気です。ホームページがあったので少し調べてみると、、
・鋳造製としては日本で一番の規模を誇り、昭和62年(1987)に地域の人々の開運招運を願って造られた。
・新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、当面の間、営業を休止する。


これを見ると、潰れたというよりは、休業が継続しているように見える。現にHPは閉鎖せず残っている(サーバの費用も掛かっているわけだから、潰れたならHPも閉鎖するはずだ)。大分外的環境も痛んでいるが、また復活する日が来るのか?今後の行方が気になります。



スイレンの花がきれいに咲いているのを発見。周辺は草ボーボーだが、整備されていればきれいだろうに。小さなところからぜひ復活してほしいですね。



観音の傍には田沢湖レイクリゾートが。こちらは営業していて多くの車が停まっていました。今の状況としてはここに泊まった人が、ちょこっと観音を見に行くくらいでしょうか。



これで秋田の観光も終了。ここからは6月に2年連続の岩手観光に入ります。これまで観光できていない西部方面を中心に回る予定。



あねっこでは昼食を食べる目的で立ち寄った。ここでは盛岡名物冷麺を食べる予定。外気31度の今日にはぴったりだ。





自分は地鶏冷麺。オーソドックスな冷麺だがこれがいいんだよな。コシと味、具材を取っても美味しい冷麺だった。父はつけめん、母はトマト冷麺。どれも結構量が多くて食べきるのが大変だった。(最初から1.5倍とか書いてあるので大盛はよく見てから頼もう。)



母がエスプレッソがかかったソフトクリームを頼んでいたが、コーヒーが苦くてあまり美味しくなかったらしい。エスプレッソってそういうものじゃないか?ちなみにここで食べたソフトクリームがきいたのか、母は後からお腹を壊してました^^;



雫石の国道を走っていて、左に見えるのが岩手山。あちらには小岩井農場や、岩手山神社などがあり、雫石で一泊して温泉に入ったりそのあたりを観光するのもありかなと思う。



㉔宮沢賢治記念館(15:00-15:45)


宮沢賢治記念館へ。この記念館周辺には、宮沢賢治イーハトーブ館とか童話村など、宮沢賢治に関わる観光地が複数あり、まとめて時間をとって散策するのもあり。散策路もちょうどいい歩きごたえっぽいので少し歩いてみたいが、時間がないので、今回は記念館のみにします。



記念館に入るとすぐに、宮沢賢治の生い立ちから生涯までのビデオを上映していました。37歳でなくなったのか、私より若いんだな。詩人や童話のイメージが強いが、教員をやったり農業をやったりいろんなことをやっていたのですね。



記念館の中には宮沢賢治の自筆の詩集が多く展示されていました。この若さでこれほど多くの作品を出しているのだから毎晩机に向かって考えていたのでしょう。昔の偉人が今の時代に生きていたらどんな感じになるんでしょうかね。昔だからこそ有名になったのか、今だったらもっとデジタルを使って力を発揮できるのか?そんなことが気になります。

お次は北上市の鬼の館。16時半までに入館が必要だから急がないと。。今日も結構弾丸ツアーっぽくなってきたなw



㉕鬼の館(16:30-17:05)


到着はなんと16時27分!入館ギリギリ間に合った~。元々は高速を使うルートで時間を見込んでいたが、ナビだと下道を通るルートを提示してきたから、時間かかってしまった。ルートが違うと場合によっては大きな時間差になってしまうから注意だな。



明日はこの建物でイベントがあるらしく、特設会場が用意されていた。これは鬼の館のコンテンツでもないし、ここで鬼のショーをやるというわけではありませんw



入り口は様々な鬼のお面が並ぶ何とも言えない雰囲気。子供は怖いかもしれない。入るといきなり分岐になっていて、「右でも左でも進めます」なんて書いてあると、両方確認したくなってしまう仕様。両方ともディスプレイのある部屋につながっていて、ここで7,8分くらいのビデオを見て進みます。この映像、よくわからなかったな。





雰囲気は先ほどの宮沢賢治記念館に似ている。もちろん鬼の展示が中心だが、中には妖怪も。この河童、色が赤いようにみえるが、赤いカッパと言えば遠野か!そう、ここは岩手だった。あとは、生首というか首だけ展示されている鬼がたくさん。小さな子にはちょっときついかも。





じっくり解説を読んだり、映像を見たりすると1時間くらいかかるが、サクッと流し見するくらいなら20分くらいでも行けるだろう。今回はそもそも16時半に入って17時には出なければいけないから大分速足で観光したつもり。でも、最後の方で鬼にまつわる祭りや伝説などがやっていたので、ビデオを2本観てちょうど30分くらいだったかな。

(ARCSで夕食購入 )


この後は夏油温泉に行くのだけど、夕食がついていないので、どこかで何か食べるものを買って行かないと。北上市のスーパーを探してみたが意外とヒットしない!仕方ないので街中の方まで戻ることにした。そこで見つけたのが、「ARCS」。秋田というとITOKUのイメージがあるが、ARCSはCGCグループということで、店内の音楽とか聴きなれたものが流れていたwさすがCGCは安いです!



北上市というと、古墳で有名なのだが、結構近くに古墳が点在しているということを事前に調べていたので軽く寄ってみることに。ちょっと道路では行きにくかったが、、何とか看板にたどり着きました。



㉖五条丸古墳群(18:00-18:05)


少し散策してみたが、割と荒野になっていて、石が密集しているところがいくつかあるなという感じ。夕日に照らされ何とももの寂しい感じもあります。



通常はもっと厳重なセキュリティというか、入れなくしてあると思うけど、これだけむき出しになっているということは既に発掘されており中は何もないんだろうな。ちなみにこの古墳群はほんの一部。時間があれば他ももう少し見てみたいところだが、なんと言っても夏油温泉の外湯を明るいうちに入っておきたいので、そろそろ宿に向かいましょう!



車も全然いないし、途中までは快適なドライブ。水神温泉の看板を通り過ぎていきます。元々、水神温泉に泊まろうとも思っていたんですけどね。でもせっかくだから一足伸ばして夏油温泉にしようと、1か月くらい前にチェンジしたのでした。



ただ山に入ってしまうと、口コミ通り狭いところが多く、すれ違うのが困難。この時間だから誰ともすれ違わないでよかった。ちょっと崖崩れが心配なところもあったかな。何より熊がいつ出てきてもおかしくないというのもね。ここで車やられたらスマホの電波も入らないのにどうしろと。。。



そして山道を抜けると一気に視界がひらけて夏油元湯の宿が現れた!玉川温泉ほどではないが、結構車が停まってます!これだけの車が来ているということはさっきの道ですれ違う可能性もあると思うと、ここに来る時間帯も結構重要だなと思いました。あんな道をすれ違いながら進むのは結構しんどいです。



㉗夏油温泉 元湯夏油(18:45チェックイン)


秘湯を守る会の提灯が懐かしい。チェックインを済ませ宿泊棟である嶽館に案内されるが、結構歩くな。今は使っていない棟も多そうだが、昔は湯治宿としてにぎわっていたんだろうな。



建物は年季が入っておりも多い。これはうちの妻は絶対ダメなやつだ。。そして部屋も引き戸で履物の脱ぎ場はなく廊下からダイレクトに入る感じ。部屋の名前は「特2」か。他の部屋と比べると広い間取りのようだ。



部屋の特徴はシンプル。
・テレビなし
・エアコンなし
・スマホの電波が入らない
・電気にカバーがかかっていない。

電気にカバーがないのは虫が入ってすごいことになってしまうからと想像。確かにエアコンは必要ないな。一応テレビは共有スペースに行けば見れるし、電波については、フロント近くにいけばWifiが入ります。ちなみに、仕事のスマホも念のため持っていたのだがDocomoは電波が入った。やっぱりDocomoって頼りになるな~。ソフトバンクユーザとしては悲しいが。


外湯巡り(19:15-20:10)


さて、では夏油温泉で最も楽しみにしている外湯に行ってみよう。暗くなる前にちょっと写真も撮っておきたいし。まずは浴衣。赤文字で夏油温泉とシンプルなデザインです。



夏油温泉の入浴についてはチェックイン時にも説明を受けるが結構複雑だ。
・7つある温泉は全て源泉が違う
・そのうち1つはいまは使えないので6つ
・時間により、混浴・女性用が変わる
・結果的に今回男が入れるのは5種類(外湯3つと、内湯2つ)
・外湯のうち、大湯は一番人気でこの温泉に入るためだけに来る人も居る。しかし源泉が47℃でそうそう入れない。
・他の2つの外湯は適温かぬるめ。

大湯がダメでも、他の2つで何とか楽しめそうかな。



ということで、まずは「大湯」方面へ。ちなみに女性専用の外湯もあるので、母にはそちらに入ってもらおうと思います。他は全部混浴だからな。さすがにちょっとね。



大湯へは歩いて3~4分といったところか。薄暗くなってきたが、電灯があるので足元が見えないということはありません





で、これが噂の大湯か。。今日の温度は49℃らしい。先日遠刈田温泉で45℃の熱湯にすら入れなかった自分が、さらに4℃も高いところに入れるはずがないが、、まず足を入れてみよう…



…無理ですね。足くらいはどうにか、とも思ったが足一本すら入りませんわ。宿の主人が「かけ湯をするだけでもどうぞ」と、入るの無理な前提で説明していたくらいだからこんなものか。。そこで、桶を4つ用意して、温泉を汲んでかけてをローテーション。これでも熱いが何とかお湯を浴び続けることができて、大湯に入ったと言えるくらいの気分は味わえた。



お次は大湯の隣の「疝気の湯」へ。これはぬるめと書かれていたとおり、確かにぬるかった。父は「どうして大湯と近いのにこんなにも温度が違うのか?」と不思議がっていたが全くその通りと思う。源泉の深さが違うのかな?同じような階層だと50mくらいしか離れていないのだから混ざってしまうと思うんだけどな。何はともあれ、ここの露天はゆっくり浸かれた。空には月と星。灯りが少ないからこそキレイな夜空が見れました。



ちなみにこちらの建物が女性専用風呂で、熱湯と普通の温度の湯があるようだ。下の露天にだれもいないから、「こっち来てみな」と父が呼んでいたが、建物の中でははっきり聞こえず、母は野性の動物でもいるのかと思って怖くなって早々に出てきたのだとかw



折角なので自分と父はこの後も4つ目の露天風呂「真湯」へ。ここの湯加減が一番ちょうど良かったかな。もうあたりはすっかり暗くなってしまった。適度に浸かって出ます。



ちなみに、昔は橋の先に目の湯というのがあったらしいが今は使えないようだ。見るくらいはできそうだが、この暗さでは危ないしなぁ。ということで部屋に戻って夕食にしよう。


(夕食 20:20-20:50)


先ほどのARCSで購入した惣菜での夕食。案外こういう形式でも楽しく食べられるのでいいなと思いました。ここまでシンプルな部屋は久しぶりというか、これまでなかったレベルなのでいい話のネタになりましたね。やっぱり電波が入らないって不便だ。



雫石の道の駅で買った地酒をさっそくいただく。初日に買ったさくらんぼもついに食べつくしました。3日目にもなるとちょっと傷んできているものもあるので、今日で食べきって良かった!

テレビもないし、スマホも使えないので寝るだけだな。父は早々に寝ていたが、この宿には内湯も2か所ある。これは両方入っておかないとダメだろと思い、まずは1人で近いところにある「小天狗の湯」へ。ツアーの団体が泊まっているのか、廊下に出たら随分と大人数の笑い声が聞こえたな。



(内湯巡り 21:55-22:40)
建物の中は埃臭さというか独特の臭い。夜は灯りをめがけて虫も入ってきます。6月でこれなら8月や9月はどうなってしまうんだろうか?今来れてよかったかもな。



浴室も非常に建物の傷みが気になるが、ちょっと熱めくらいのいい湯だった。



少し時間をおいて、もう一つの内湯「白猿の湯」へ。こちらはフロントから近い。フロントの近くのみWifiが入るので、何名かPCを持ってきたりスマホをいじっている人もいた。漫画なんかもおいてあり、多目的スペースといった感じだな。



白猿の湯は岩から温泉が流れ落ちており、滝のようになっていた。自分は小天狗の湯とあまり違いを感じなかったが、母は一番白猿の湯がよかったと言っていた。自分的にはやっぱり外湯かな。真湯が一番入りやすかったと思う。

ということで、温泉を入り終わったらなんだかんだでいい時間に。やることはないけれど、温泉に入ったり館内散策をしているうちにあっという間に寝る時間になってしまったな。明日の予定だが、藤原の里にいこうと思っていたけど、距離を考えて中尊寺を久しぶりに見てくるプランに変えようかな。

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【関連ブログ】
2015/09/11 秋田旅行一人旅 1日目~尾去沢鉱山・大舘神明社例祭・玉川温泉~
2015/09/12 秋田旅行一人旅 2日目~大場谷地・宝仙湖・田沢湖・角館~

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念願の銀山温泉での宿泊。昨日のうちに温泉街の散策は完了しているので、この日の朝は普通に起床。1分1秒が貴重だなんて言いながら、ぐっすり寝てしまいましたね。チェックアウトギリギリまでゆったりしたいところだが、観光箇所が多いので、9時半には出ます。





今日もいい天気だ、ちなみにこの旅行は4日ともすべて晴れており、6月中旬の旅行としてはかなり異例(うれしい誤算)でした。しかし気温が高すぎる。今日も日に焼けそうです。まずは朝食から。


朝食(7:35-8:05)


朝食は和食御膳。牛肉のしぐれ煮がめちゃくちゃコクがあっておいしかった。これは尾花沢牛を使っているのかな。



総じておいしく、周りの席からはみんな「おいしいおいしい」という声が聞こえました。夜は食べきれない程だったけど、朝はちょうど良かったかな。この豆腐は銀山温泉でも人気の豆腐屋から買っているものらしい。ふわふわしている感じでいつも食べている充填豆腐とは全然違っていたな(比べちゃ失礼か)。


風呂3回目(8:20-8:50)


朝風呂は共同浴場へ。これで永澤平八の3つの風呂は全部入れました。さすがに共同浴場が1番広かったけど、外の空気を楽しみながら入るなら、貸し切り風呂がオススメです。



荷造りをしながら思うのは、これほど名残惜しい宿は滅多にないなということ。母が特に残念がってましたね。確かにゆっくりできるなら連泊したい。まあ、父母は仕事もないし平日来れるからその気になればいつでも行けるんだけどな。


(9:30チェックアウト)


旅館の前でスタッフさんに写真を撮っていただく。お世話になりました。





帰りも宿から送迎車で駐車場へ。この送迎というスタイルも名残惜しさを増幅させます。スタッフさんに聞いたところ、永澤平八は毎月1日で予約がほぼ埋まってしまうので、3ヶ月前の1日が1番取りやすいとのこと。それ以外はキャンセル待ちらしい。自分は今回じゃらんでたまたまキャンセル待ちを見つけて泊まれたんですが、奇跡に近かったな。5000円クーポンも使えたし、3人で52000位だったので値段も安かった。お世話になりました。



さて、まずは山形では未踏の地である鮭川村へ。隠れ人気スポットである、トトロの木を目指します。途中田んぼの脇にたっているシルバーの柵が何のためにあるのかが話題に。風よけかと思ったけど違そうだよなぁ。



ガソリンを給油、レギュラー176円は高いなと思いつつ、逃したらいつになるかもわからないからな。と、思ったらこの先で出てくるガソリンスタンドが、軒並み安くて少し凹んだのだった。ガソリンの相場も事前に調べておくと良いのだろうな。



トトロの木に向かう道中、昨日購入したさくらんぼを食べまくり。一方、やたらと庭月観音の案内が目に付くので気になってきた。事前にチェックしていなかったのでスマホで調べてみると、中々立派なお寺ではないか。ちょうど、トトロの木の行き道だったので少し寄ってみることに。結果的にすごく満足だった。



⑨庭月観音(10:45-11:15)




まず、大きな川の横という立地がいい!広がる田んぼも絶景で、そこに建つ立派な門にワクワクしてきます。



ここ鮭川では秋にはたくさんの鮭が川を上ってくるそうです。東北一の清流で送り盆の日には燈籠流しが行われて、その数は数千に登るんだとか。幻想的でしょうね、これは見てみたい。





本堂の中も自由に見学でき、これがまた静かで、お香の香りが心地よい。



狛犬の消毒液など笑いも取ってくるとは。。隙がないな。実際の燈籠流しの燈籠が飾られていました。ところでこれが数千個川を流れて、その後どうなるんだろう?見た目では水に溶けるようなものではなさそうだけど。



奥には観音堂の標識が、ここからが本番と言っても過言ではないです。登り階段が出てくるがすぐなので問題なし。



仁王像の像の横には、仁王様の足の模型が。人は足から弱くなるとのことで、この足をサスッテ足が良くなるようにとのことだが、この手のオブジェは見たことがないから斬新と共に、ちょっと不気味に感じてしまうな。



鐘がつき放題なので3回ついてきた。NHKゆく年くる年とかいてあったが、ここで中継されたのか!?鐘のつき方まで書かれてます。





お堂の中には木魚などの仏具があり、自由に叩いて良いらしい。あまり仏具に触れる機会もないので、いろいろと試しに叩かせてもらった、結構楽しいですw



ストーンサークルなんかも見つかっているようで、展示も多岐に渡っていたな。見どころ満載でした。旅先で見つけた観光地が、たまにめちゃくちゃ良いことがあるが、ここがまさにそんな感じ。さて、30分使ってしまったから先を急ぐぞ。



⑩小杉の大杉(トトロの木)(11:30-11:50)


トトロの木は、小杉の大杉と呼ばれていて、駐車場も整備されています。トトロの絵がかかれた黒板もあって、ほっこり。駐車場にはトトロの音楽が流れている車が。周りの自然も手伝って、とにかくトトロが出てきてもおかしくない状況が整っていますね。さて、木の方に向かってみよう。





ぱっと見て、どれがトトロの木かわからないぞ。ん、あの杉が広がっているところかな?でも全然トトロの感じではない。季節によって見え方が変わるのだろうか?そして、木の横にある小屋とブルーの網が何とも景観の邪魔になっています。





木の周りに遊歩道用の板が敷かれているから、ここで間違いはないらしい。それにしても太い杉だ。正式には曲川の大杉といい、樹齢1000年だと。この樹齢だとボロボロで修復されていたりするが、非常に活き活きしていた。遊歩道を半周したくらいで撮影スポットの看板が見える。なるほど、あそこから撮らないとダメなわけね。



撮影スポットからの景観はまさにトトロ。これには一同笑った。出落ちで終わる観光地は多いが、その逆でガッカリさせておいてから最後に持ってく観光地は珍しいのでは。ブルーの網もこの位置ならうまく回避できるし、よく出来たものだな。



トトロの木も素晴らしいけど、他にも杉がたくさん生えていて、自然に囲まれたスポットと言うのも良かった。夏は虫の声が凄いんだろうな。そんな状況もこの環境下なら大いにありだろう。いい観光地でした。



一方、観光時間が押しまくって既に1時間押しとは。そもそも、宿から送迎などで20分押して、庭崎観音で大幅に予定外の観光が入り、トトロの木も意外性にやられて予定オーバー。良い意味での時間オーバーなので、これは最後の方を削るしかないかな、なんて思いながら次の横手かまくら館へ向かう。道中はほとんどがバイパスか高速道路で、信号も全然ないから、かなり効率良く進んだ。



⑪道の駅おがま(12:35-12:45)


今日のお昼ご飯は、前後が旅館の料理を挟むからなるべく簡素にしよう(と言いながら観光に充てる時間を増やしたいのが目的)と思い、どこかの道の駅で惣菜でも買おうと思っていた。最初は横手あたりで買おうと思っていたけど予定より時間も押していたので、ちょうど近くに見えた道の駅おがまに寄ることに。



うーん、あまり惣菜らしいものがないなぁ。目に付いたのは「きのこダシおにぎり」。そこそこボリュームもあるし、これでいいか。足りなそうだから焼きそばもついでに買っておいた。これを食べながら横手に向かおう。



⑫横手かまくら館(13:20-13:55)


横手かまくら館はなんと市役所と一体になっていた。秋田の横手といったら有名なのはかまくら。それを-10℃の部屋で体験できるという。外の気温は30℃なので、その気温差はなんと40℃。70代の老夫婦が入ったら逆ヒートショックみたいなので倒れてしまわないかは心配だが、、ここは見逃せません。



入場料は100円。最初の方は普通にかまくらに関わる展示や、横手市の説明動画などを見学。母はウトウトしていたが、車の中でも寝てたのにそんなに眠いのか?



そしてかまくらの入り口へ。扉が二重になっており、冷気を逃がさないような構造になっている。外には「どんぶく」という上着が。一応上着も持ってきたが、こっち来た方がいいよなと思い、全員で着替える。さ、参りましょうか。



さっむ!やはり外気30℃で慣れた体で-10℃はやばいです。どんぶくを着てきて本当に良かった。ある意味かまくらまで一直線ですが、容赦なく冷気が吹き付けてきて凍えましたね。



かまくらの中に入っているところを全員で写真撮りたいが、、暗いしカメラが安定しなかったりでなかなか撮れんwやっとの思いで一枚(でもデジカメでは暗かったので、スマホで撮ったクリアなものを掲載)。実際はかまくらの中は意外と暖かいなんて話を聞きますね。確かに強い風を避けられるので、相対的に暖かく感じるのでしょうかね。

いい体験ができました。見どころはこれくらいなので、売店に出てここで秋田の地酒を買うことに。横手焼きそばも売っていました。先ほど道の駅で買って食べた焼きそばはもしかして横手焼きそばだった??(横手焼きそばってどういう特徴があるのかわかっていない。。)



トイレに行く途中に見つけた展示物。横手のお祭りで使われる梵天てこんなに大きいのか。神への祈願を込めて奉納する行事として300年の歴史があるそうです。

ちょっと時間を巻き返してきたかな。このままだと角館の武家屋敷が17時までなので、まだまだ間に合いません。次のラベンダー畑も効率よくまわるぞ。



⑬美郷ラベンダー園(14:30-14:50)




事前の情報では、まだ満開にはなっておらず見頃まであと少しという話だったが、到着したら見事に紫に色づいていたので十分楽しめました。平日でも出店が出ていたくらいだから休日にはもっともっと賑わうんでしょうね。



ラベンダー畑の敷地はなかなか広い。。ラベンダーというともっと香りがきついイメージがあるけど、父も言っていたがあまり香りはなかった。よく見ると花はあまり咲いていないんだな。だから匂いが少ないのかな。



ラベンダーの紫空も青、そして山々の緑。心癒される配色だこと。この暑さがなければゆっくりしていきたいところだが、、なんだか肌が焼けているのを明らかに感じるので進みます。



おっ、これが白いラベンダー「美郷雪華」か。珍しいですよね、白いのって。最近植えた苗が多いようでまだまだ小さいです。



ラベンダーの店では当然のごとくラベンダーの苗が売っていて、先日実家で買ったラベンダーと比べると少し安いらしい。美郷雪華は家が近かったら買いたいところだけど、さすがにあと3日は持たないだろうからな。



展望台もあり、そこからワイドで撮影。ちなみにこの展望台からの景色はライブカメラで見れる景色と一致しています。俺も一瞬ですがライブカメラに映っていたことでしょう。

サクっと観光してしまったので、時間を浮かせることができた。この調子で行けば武家屋敷の閉館時間には間に合いそうだ。続いて日本三大花火で有名な大曲のはなび・アム(花火ミュージアム)へ。



⑭はなび・アム(15:15-15:40)


縦に長い建物ですな。ここでは大曲の花火のビデオや、職人が花火を作っている映像、そして実際の花火玉の模型などが見られます。



もちろん大曲の花火を現地で見られるのが一番ですがね。それはなかなか叶いませんよね。8月最終の土曜日か、めちゃめちゃ混むんだろうなぁ。



見学している中で感じたのが、まず暑いということ。エアコンはさすがについていると思うが、、節電しすぎだろ!せめて夏の夜と同じくらいの気温にしてほしい。



花火の様子を見れるかと思ったが、残念ながら上映時間に間に合わず。。調べておけばよかった~。



撮影禁止のエリアも意外とあった。実際の花火玉を持ち上げて重さを体験したり、20号玉ってこんなに大きいんだと驚いたり楽しい発見もありました。考えてみると最近花火大会を現地で見てないなぁ。今年はどこか花火大会行ってみるか!という気にさせてくれました。



別館では花火ではなく、切手の展示をやっていた。なぜか戦時中の死亡電報や詐欺まがいの手紙なども展示されていた。なんだかここは怪しかったな。



外に出て、はなびアムの隣を流れる大きな川に気づく。ここが大曲の花火が行われる雄物川なのか??と思って後で調べてみると、丸子川という違う川だったようだ^^;はなびアムのポジション的に雄物川の隣に建っていてほしいところだw

ここで何と、時間の遅れを20分遅れまで取り戻した。では角館の武家屋敷いっちゃうかな。となると、ここからは2015年の秋田旅行一人旅2日目の逆再現に入ります。もちろん完全一致だとつまらないので、田沢湖遊覧船など、新規観光も取り入れて楽しんでいきましょう!



⑮武家屋敷通り・青柳家(16:15-17:15)


角館の武家屋敷通りは専用駐車場があるので、そちらに停めましょう。17時にはほとんどの店が閉まってしまうので、今から入場するのはうちくらいだろうな。



時間も限られているので青柳家に絞って観光していこう。そこに至るまでに古い町並みを通るので武家屋敷の雰囲気は楽しむことができると思います。



入場料は500円。まずは何とか間に合ってよかった。9年前なのであまり覚えていないが、とにかく武器屋防具、レトロなグッズが多く展示されていたのは覚えている(ブログとは別に、写真もあるから見返すこともできるのだが)。



でも、前回と変わったところはいくつかあるなと思った。まずは武器や防具が展示されていた建物の2階。ここが入れなくなっていた。そして入り口すぐに、予約者限定のツアー経路が用意されているところも前はなかったと思う。これ、後から聞いたら二階への階段がお年寄りには危険ということもあり、二階に展示してあったものを予約者限定のツアーの方に移して運営を続けているらしい。なるほど、そんな背景が。。



これだけたくさんの資産を持ってるんだから、子孫も安泰な生活を送っているのかなと思ったが、青柳家はすでに家系は途絶えていて、今は法のもと運営されているらしい。盛者必衰というか、、長い歴史の中にはあとを継ぎたくないという人も居れば、不慮の事件などで血筋が途絶えることもありますからね。事実を知って少し寂しい気持ちにもなりました。



他にも今年5月17日の雨風で武器庫が一部壊れて修復中だったり、樹木のメンテナンスもいろいろ大変らしい。でも、ガチャガチャなど、最近のトレンドを取り入れたりコンテンツも入れ替えてニーズの変化に対応しているのだと。スタッフさんからいろいろ話を聞いて応援したくなりましたね。




帰り際、父がソフトクリームを購入。さすがにこの後夕食だから自分は遠慮しておいたが。女子高生らしき2人組が休憩していたな。この辺りの高校生、武家屋敷通りでスイーツを楽しんだりもするのか、これはこれで特権かも。



駐車場に戻ると車は1台もいなかった。前回の伊勢神宮を思い出したな。ちょっと堤の桜並木の方に行ってみると、これまた夕方の陽気も手伝って素晴らしい景色だった。庭月観音、先ほどのはなび・アムに続き、今日は川辺の素敵な景色が多いなぁ。



さぁ、本日ラストの観光地、たつこ像へ向かいます。一応明日田沢湖遊覧船に乗るときに船上からも見れるのですが、玉川温泉への通り道だし、陸の上から見れる今日のうちに見ておこうと思ったわけです。こちらは途中に遭遇した一両編成の電車。秋田内陸線という鉄道のようです。一両編成は、関東鉄道常総線で見慣れているぜ!



⑯たつこ像(17:45-17:55)


たつこ像って、駐車場に困りますね。5分くらいなら路駐でと思って、邪魔にならないよう駐車。たつこ像は道路から近いしよく見えるのだけど、たつこ像を見た父は、「こぞうじゃないじゃないか」と。どうやら、たつ子像を、立つ小僧と 勘違いしていた様子。めっちゃ面白いじゃんw



あれ、前回見た時はたつこ像の近くまで歩いていけたのだけど、今日は水位が高いな。湖だけど貯水量によって結構深さが変わるんだろうか。水の中には魚がたくさん泳いでいます。さすがの透明度でした。



それはたつこさん、また明日。ここから玉川温泉までは信号もない山間の道ですが、ナビがとんでもない狭い道を案内して、こりゃ絶対熊が近くにいるだろうと思いながら進んだのだった。父も用心してクラクション鳴らしまくりです。結果、熊には遭遇しなかったが、、この旅で一番ドキドキした時間だったのではないだろうか??



⑰新玉川温泉(18:50チェックイン)


そんなこんなで無事到着。武家屋敷は一時諦めかけたが、何とか今日回ろうとしていた観光地を、庭月観音という臨時観光含めて回り切りました!これぞ弾丸ツアーだったな。2015年には玉川温泉に泊まりましたが、実はその時一度間違って新玉川温泉でチェックインしようとしてしまい、ここに来るのは2回目ですね。今回は間違いなく新玉川温泉で予約を取っていますから大丈夫でしょう。ここに来る道中車は全然見かけなかったのに、かなりの数の車が停まっていて驚きです。



館内はA、B、C、D棟の4つに分かれており、ロビーとも離れていて結構複雑。今回はC棟の361に宿泊です。まぁ、先日泊ったホテル浦島に比べたら移動距離は全然マシだよな(ホテルの中だけで合計10000歩は歩いた記憶が。。)。



部屋もとてもきれい。布団がセルフで敷く感じだったので(といってもシーツまでは被せてある)、母が「これどっちが北枕だろう?」と。どっちでもいいじゃんと思ったが、ロビーの方に旅館のマップと方角が書かれたパネルがあるので、そちらで確認すれば大丈夫。さて、チェックインが大分遅くなってしまったので夕食を先に済ませよう。



夕食(19:10-20:15)


ここの夕食はバイキング。メニューが豊富だし、天ぷらやホタテのバター焼きのオープンキッチンもあり、サービスレベルも高いですね。その分激混みではありますが。





料理はどれもおいしかったです。前回玉川温泉旅館に泊まった時も思ったが(その時は朝食だったが)、地場の食材が多いところがいいと思いました。秋田名物である稲庭うどん、きりたんぽ鍋、蕗の煮物、いぶりがっこなど、大抵ここで揃ってましたね。父はもちろん酒を注文。秋田を満喫できます。



デザートもたくさんいただいて、1時間以上食べてしまった。今日は疲れたし、pH1.2~1.3という日本で一番酸性度の高いお湯につかって癒されてくるか!


風呂1回目(20:40-21:20)


ここの温泉は前回の思い出として色々あって、
・酸性度が強い源泉100%のお湯は、体がピリピリした
・飲泉があって、源泉を薄めないで飲んでみたら、歯が溶けたのか衝撃が体に走った
・湯治の人が多いのか、体に手術の痕や発疹がある人が多い印象だった。

といった感じ。ガンに効く温泉としても有名ですからね。



そして1回目入ってみた感想。1回目はそれほど体がピリピリすることは無かった。ここも薄め、源泉50%、源泉100%とあるが、100%以外は全然大丈夫だったかな。飲泉もあったのできちんと決められた希釈度で飲んできた。それでもすっぱいレモンジュースくらいの酸味はあったからやっぱり酸度高いんだろうなぁ。

1つ気づいたのが、新玉川温泉は露天風呂があるのですね。玉川温泉旅館にはなかったはず。やっぱり「新」だけあって、こちらの旅館のほうが色々充実はしているのだと思う。ということで、風呂から出たが。。。父は大分ヒリヒリしたようで、陰部がただれていた!マジか、父がこれなら息子の自分もこうなる可能性はあるということ。確かにおしりはやたらヒリヒリするが。。。



そしてこの後、せっかく玉川温泉に来たのだからと、2回目(22:15-22:45)、3回目(23:35-24:00)に挑戦。結果、温泉に浸かる回数を重ねるごとに、痛みが増していきましたね。デリケートゾーンはやはりダメージを受けていたようです。ブログの記録によると、前回来た時は4回入っていて、そこまでのインパクトはなかったので、歳をとって体が弱くなっているのか、、、
やはり並の酸性度ではないということが分かりました。


明日は秋田の田沢湖を中心に観光して、岩手の夏油温泉に行きます。岩手は2年連続の観光。秋田にはまだまだ名湯がたくさんあるので、3日目も秋田にするかは迷いましたが、岩手はまだあまり温泉を回れていないので、ちょっとマニアックな秘湯という点で、花巻温泉郷でなく夏油温泉を選んでいます。どんな秘湯に出会えるのか?はたまた熊に出会ってしまうのか?それは分かりませんが、温泉をめぐる旅行って楽しいなと改めて思います。

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【関連ブログ】
2015/09/11 秋田旅行一人旅 1日目~尾去沢鉱山・大舘神明社例祭・玉川温泉~
2015/09/12 秋田旅行一人旅 2日目~大場谷地・宝仙湖・田沢湖・角館~

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今回は3泊4日で山形、秋田、岩手の名湯を巡る温泉旅行。一度も行ったことがない山形の銀山温泉、秋田の南部、岩手の西部の新規開拓をする一方で、既に行ったことがある玉川温泉に両親を連れていきたいという想いや、最短では一か月半前に行った蔵王お釜の再訪などいろいろ詰め込んだ旅行です。最近は両親と旅行に行くと朝3時出発が続いていたが、今日は少し遅めで5時半!一日目は蔵王や霞城公園を経て銀山温泉へ。途中、やはりこの時期に旬なサクランボも食べたいかなと。気温は31℃予想とこの時期にしては非常に高いがタオルたくさんもって行ってきましょう。


プロローグ(5:49出発)


昨日の時点でトランクケースに何も用意していない母だったが、何とか準備も終わったようだ。予定通り準備できるかと思ったら相変わらずの20分遅れ。。まぁ、この辺りはもはや想定内だ。車の中では今一番ホットな弟の結婚の話。母は弟の結婚について特に気にしていたからこれでようやく一安心かな。

(7:35-8:00 安達太良SA)


安達太良SAは久しぶり。ここで朝食をとることに。メニュー見てびっくりしたけど高くなったなぁ。朝定食850円に豚汁定植720円!少し前だったら、このくらいの定食なら半額くらいで提供していなかったか??



母は朝定食を注文していたが、塩サバも豚汁もしょっぱくて合わなかったらしい。豚汁定食も、豚汁と温泉卵と漬物だけではねぇ、、個人的に味はそれほど苦手でなかったけど、インフレの影響をマジマジと感じたのだった。

(8:25 福島JCT通過)


蔵王に行くには宮城側からも山形側からも行けるが、万一の蔵王エコーライン渋滞を考慮して、山形側からアプローチすることに
。さすがに6月の平日が混んでいることは無いと思うけど念のためね。山形道の途中、栗子トンネルが長いというのが話題になり、「何キロあるか調べてみて」、と父。母がスマホのAIを使って調べたが、870メートルと回答されて、母も「870メートルだって」とそのまま伝えるから、そんなわけないだろ!と。AIへの聞き方や、おかしな回答が来ても疑わずそのまま鵜呑みにしてしまう、これもAIの使い方のスキルだな。



上山あたりを走っていると突如現れる高層ビル。これはスカイタワー41といって、マンションらしい。このマンションの高層階から見える景色は絶景だろうな~。





さて、下を走っていたときは外気が27℃だったが、山を登るにつれて22℃まで低下してきたぞ。。しかし、やはり登るにつれて絶景が次から次へ現れるから運転していて楽しい!ひぐらしが鳴くような声もするし、前にGW前半に来たときに比べて、たくさんの生き物で溢れてきているなと感じます。



蔵王・熊野岳登山(10:00-12:15)


蔵王のお釜を見る時は、やはり下と比べて大分寒いから上着を持っていたが、今日は出番はなかった。普通に暖かい。


①蔵王リフト(10:10-10:20)




リフトは往復大人800円。受付でチケットを買って、そのままリフトへ。売店も併設されていますが、それほど充実はしていなかったかな。何気にリフトは結構久しぶりに乗る気がする。





久しぶりのリフトは最高。今日は晴れの予報だったけど、ちょっと天気が悪くて心配だったんですよね。でも、よい天気だし、風は寒くなくてちょうどよい感じだし、「ホーホケキョ」と、鶯の鳴き声が鳴り響くのもめちゃめちゃ風情がある。前に来た時も聞こえたな、この辺り多いのか?



②蔵王お釜・熊野岳登山(10:20-11:55)


リフトを降りると、右手には蔵王のレストハウスが!先日来たときは気が付かなかったけど、リフト乗り場とこんな近かったのか。今回はここから左手に進んで熊野岳山頂を目指します。



しっかり熊に注意の看板も。妻から「熊がいるかもしれないから早めに引き返してね」と釘をさされているからなぁ。でも正直東北なんて熊はどこでも出るでしょうからね。。熊野岳は人もたくさんいるだろうし、リスクも低いでしょう。



少し歩くと右手にお釜が。GWに来た時は半分くらい凍っていたが、さすがにすっかり融けているな。



熊野岳への道は、細かい石が多くて滑りやすいので注意。すり減った靴でくると危ないですよ。



母が「そろそろ戻ろうかな?」という、さすがに早すぎるだろ。もう少し進めばお釜がまた違ったか角度から見れて得だよ。とりあえずいつもの母のリタイアポーズを写真。いつもはベロ出したりしてへばった感じですが、今日は申し訳なさそうなポーズですね。じゃあ、父と頂上に登ってくるから、お釜をゆっくり見て戻ってくれ。



目の前の稜線に避難小屋が見える。この時点では山頂がどこにあるか分からなかったので、とりあえず小屋を目指して石がゴロゴロした斜面を登る。これ、下りの時は絶対危ないだろうな。



こちらが避難小屋。石とコンクリートで固められている様子でこれなら風や雨でもびくともしないだろうな。



中にはストーブと、毛布と寝床が。寝泊まりすることもできそうです。壊れた黒電話も置いてあった(思いっきりコード抜けてるし)。



下から見た時に神社のような祠が見えたが、どうやらそちらが山頂のようだな。尾根なのでほぼ平坦な道のりを進みます。





山頂には鳥居と神社が。こちらにも避難小屋があるようだな。小屋の中にはなんと御朱印があったので、スタンプを押してきた。お賽銭も忘れずに。



石で囲まれた神社は風対策!?今は少ないでしょうが、避難小屋に緊急で泊まるような方は、この神社で安全を祈願して泊まるんでしょうかね。



熊野岳1840mの柱の前で写真。ここも日本100名山の1つです。リフトからとはいえ、これで百名山の登頂が1つ増えたのはうれしい!旅行と絡めてこれからも百名山増やして行きたいものです。



うっすら上山市内の町並みが見えた。雲の形状は夏を思わせます。今日は午後1時くらいから雷マークが出ていたが、この後夕立が来るんだろうか。。



さて、ここからどう山を下るか。。。直線距離でいうと神社から直接お釜の方まで進んだ方が早そうだし、それほど急な下りでもないと思っていたら、父が大転倒。大丈夫か!?幸い手を少し切ったくらいの怪我で済んだが頭を打ったら大変だ。とにかく足場が悪いのと、父は靴がすり減っていることもあり、滑りやすいらしい。そのあと何度も転びそうになり、さらに1度転倒して何とか元来た道に戻ったのだった。「2転び3起き、3滑り」って感じ。後ろから見ててヒヤヒヤする。



母は、間違ってレストハウスをリフト乗り場と間違えて進んでいたので、急いで声掛け。リタイア宣言してから結構先まで進んでいて、「また違ったお釜の景色が見えたから良かったよ」と。リタイア宣言してそのままリフトの方に戻っていたら、レストハウスまで行っちゃってただろうな。リタイア宣言してからも、頑張ってさらに先に進んでくれたからこそ途中で捕まえられたと思うし、良かった。



下りのリフト。これはこれで下りの景色は素晴らしかった。何より6月でこの天気だからな。普通ならとっくに梅雨に入っていて雨か曇りだろう。この景色が拝めている時点で幸運だと感謝しなくてはならない!



③ぐっと山形(12:50-13:55)


昼食はぐっと山形で。道の駅と併設されているので、最初は間違って道の駅に停めてしまった。インフォメーションセンターで聞くと、建物の中でつながっているらしいので、ぐっと山形へ向かう。途中いろいろな飲食店が入っていて、この山形プリン美味しそうだ。とりあえず昼飯を食べてから考えよう。



せっかくだから山形名物を食べたい。米沢牛ハンバーグ1350円を注文。





この値段だと、何割くらいが米沢牛だろうと思いながら食べてみると、なかなかイケる!タレでなく、塩で食べるやつだ。一発目から大当たりだな。ちなみに母は山形名物「鳥中華」。ラーメンよりも甘い感じのスープが特徴的だ。父は「ラーメン+カレーセット」。それ、どこでも食べられるやん!



外ではさくらんぼが売っている。ここは山形、買わないわけにはいかないでしょう。パックに詰めまくって1500円だが、サービスしてくれて、パックなしで、そのまま詰め込んでくれた。これで3日は食べられるぞ。



戻りながら先程のプリン屋で、ソフトクリームが乗ったプリンを食べている人を発見。こ、これは食べるしかない。と思いさくらんぼと一緒に食べることにした。プレーンとレトロプリンがあって、硬めが好きならレトロとのこと。3人で別々に頼んで少しもらったが、個人的にはレトロが一番好きかな。何よりソフトクリームが絶品でしたね。さくらんぼも一緒にいただき山形の食を満喫できました。

ここからは北上して霞城公園へ。午後は雷警報もでているが、気温はますます上昇。これが梅雨前とは信じがたい。。



霞城公園散策()


霞城公園の中に入るのに少し手間取った。正解は北側から入る、だ。



野球場に停車。ここでは、山形市郷土館と城跡を見ていきます。まずは郷土館から行ってみよう。


④山形市郷土館(14:35-15:00)


外観からしてかなり特殊な感じ、1878年建立で、ここは元々診療所だったんだな。入館無料。畑では山形の県花や野菜など育てていて日常感があります。





8つの部屋と、2階が展示場になっていて、各部屋に当時の資料なとが展示されている。昔は医療もアナログだったんだと考えると、デジタル化で医療も超絶進歩したなと。



2階に向かう階段は手すりが低くて、当時のまま保存されていることがうかがえた。螺旋階段も登ってみたかったが危険とのことで封鎖。外観からは4階建てに見えるが、実際は3階構造で三層楼というらしいです。階段の上も見てみたかったなぁ。

外は一段と蒸し暑くなってきた、山形城址跡の方へ向かいます。



⑤霞城公園散策(15:05-15:15)


再現された門は中々に新しいな。日本百名城にも認定されているようだが、解説を見ても、いつから城がなくなったのかよくわからなかった。霞城公園はかなり広いので、昔は立派なお城が立っていたのでしょうね。





でも、門から先は草ボーボーで、なんとも寂しい光景が広がっていた。VRで当時の様子も見れるっぽい。井戸の跡らしきものも。綿毛らしいものが木から飛んできて、あれ何だったのか気になったな。



ここからはいよいよ銀山温泉へ。高速を走っている途中、やたら後ろの空が暗いのでアメダスを見ると、さっきの霞城公園のあたりが真っ赤になっているじゃないか!間一髪だったな。ちなみにナビの情報が古く、自分もウトウトしていて降りるところで気が付かず、ICをひとつ乗り過ごしてしまったという。。



標識にもいよいよ銀山温泉の文字が。早くも今回の旅行の本命です。銀山温泉の中でも予約を取るのが難しい長澤平八に泊まります。



永澤平八の駐車場を探すとなんと工事中??座っていたおじさんに聞いたら、臨時駐車場があるらしい。来た道を少し戻って見ると確かにあった!見逃してしまっていたのね。電話をかけるとスタッフの人が迎えに来てくれます。銀山温泉はどこもこんな感じのようですね。



乗車&移動中、若いスタッフの方が色々と銀山温泉の話をしてくれた。
・温泉街を流れる銀山川にはイワナやニジマスがいて、宿の人が餌付けをしている
・この時間にいる人は大体が日帰り観光客で、特にツアーの人が多い。
・永澤平八は大正14年にできて銀山温泉では一番古い宿と言われている。
 その前にも宿はあったそうだけど、銀山川の大洪水があって流されてしまった。

とか。復興を経て今の姿になってるのですね。



これが銀山温泉か。「やはり銀山温泉のよさは、夜を見てほしい」と宿の方がいうように、この景色が夜には幻想的になるんですね。



⑥銀山温泉 永澤平八(16:45チェックイン)


そしてチェックイン。階段がすごいテッカテカ。特長的なのが、スリッパがないのだが、履く必要がないほど綺麗ということなんだろう。そして大正の宿でかなり古いはずだけど、いやな臭いが全くしない。相当しっかりメンテナンスと掃除がされているのだろう。



部屋は狭めだが、爽やかな香りでどこをとっても綺麗に掃除されていた。少し休んだら銀山温泉の遊歩道散策へ出発だ。



夕食が18時からなので、1時間で戻ってこないとな。ゆったり散策コースは90分なので、少し早めに回らないといけない。とは言え、折角来たのだし見るところはしっかり見ていくぞ。


⑦銀山温泉周遊散歩(16:55-17:55)


割と最初から上り坂と階段が続く、熊野岳で結構疲れていたこともあり、いきなりしんどかった。



しかし振り返るとこの絶景。全部きれいな景色ですやん。紅葉の時はもっと素晴らしいんだろうなぁ。





階段の登りがピークに差し掛かるころ、銀鉱の発見者「儀賀市郎左衛門の像」が登場。気温も高くてここまでくるのに汗だくでした。母はさすがにここではリタイア宣言はやめてくれよ?



少し下ると見どころの1つ、銀坑道(延沢坑道)へ。ここから吹き出す風は冷たくて夏は本当気持ちいいが、中まで入ると結構寒い。汗をかいていたらしっかり拭いてから入りましょう。



ここの延沢銀山は、石見、生野と並んで日本三大銀山と呼ばれているようです。銀の取り方も解説されています。





坑道自体は5分くらいだが、これ以上いると寒いし、ちょうどいいかな。外に出ると気温差に驚きます。坑道の中の冷たい空気を持って帰りたいくらいです。





おもかげ園。奥には明治時代から昭和にかけての銀山温泉の様子が飾られています。これが面影ということ?



ちなみに大正2年の銀山温泉。なんとく面影がありますが、先ほどのスタッフさんの話だと、この後洪水が来て建物が壊滅して、最初に立ったのが永澤平八ということかな。遠い昔でありそうでまだ100年ちょっと前なわけですからね。



夏しらずは、洞穴から涼しい空気が吹き出していて、洞穴の前に設置されているベンチに座っていると夏の暑さを忘れられるということなのだろう。坑道の中は寒いけど、ベンチの上ならちょうどいいです。まさに天然のクーラーだ。



瀧見亭の方を通って戻る、帰りに父がヘビを見たといっていたな。基本は山の中の遊歩道だから、ヘビどころか熊が出てきてもおかしくない。万一を考えて、単独では極力行かない方がいいだろうな。



最後に白銀の滝。ここらは瀧見亭がすぐ近くにあるし、銀山温泉街の最終地点といった感じですかね(これまで歩いてきた道はほぼ山の中なので)。この辺りまでは観光客も多く、河原に降りている方もいた。



帰りにお酒のお土産やで、山形の地酒を購入。今週は父の日ということもあり、日頃の感謝を込めて、山形・秋田・岩手で1本ずつ酒を買ってあげることにしていたんです。銀山温泉で山形の地酒を買うなんてシャレていていいなと。



いやぁ、銀山温泉散策楽しかったです。50分くらいで回ったし、疲れました。宿前で記念写真を撮って、一休みして夕食会場へ向かいます。

夕食(18:10-19:15)




口コミでは料理も素晴らしいという評判が多かったけど、その通りだったな。特に尾花沢牛のステーキは絶品。これだけ種類があると2、3種はイマイチなものもあるが、ここは全部おいしかった。



おやつを食べすぎたからか、途中で満腹感が出てきて最後の方はなかなか食べ切れるかわからないくらい量が多かった。父はビールに日本酒にとよく入るな。



デザートはフルーツ3種。この手のものは甘いものを先に食べると、後から食べるフルーツが甘く感じられなくなるので、難しいw父はさくらんぼが一番甘かったようで、さくらんぼは最後に食べろと力説!酔っ払ってるのか?



⑧銀山温泉ライトアップ(19:20-19:50 & 20:50-21:20)
(16:42の写真)


(19:22の写真)


(20:58の写真)


食べ終わる頃には空も大分暗くなってきた。夜景は完全に暗くなる前の、薄暗い時間帯が一番綺麗と言う人もいるくらいだから、今回は日中・夕暮れ・夜の3パターンの写真を撮りたいと思っていた。まずはその3パターンを並べておく。こう見るとやはり夕暮れ時が一番コントラスト的にも美しく見える気がします。(ちなみに16:42はデジカメ、19:22と20:58はスマホで撮影)



銀山温泉には足湯やベンチがたくさんあるので、そこに座っていくらでも見ていられます。やっぱり夜景は必見だと思いました。ガス灯の優しい灯りと、ちょっと路地裏に入ってみたところ。

(永澤平八)


(古勢起屋)


(古山閣)


宿の1つ1つも個性があって素晴らしい。他の宿もいつか来てみたいものだ。



夜でも宿泊客で賑わっています。平日も休日もどこも満員だから、人の数はそれほど変わることはないだろう。



ずっと見ていられる景色だと思いましたね。やはり一番灯りが多めで、プロモーションで使われているアングルは永澤平八から奥の部分かな。足湯のベンチに腰掛けて贅沢だなぁと感慨にふけってました。次はいよいよ温泉だな。


風呂(20:05-20:30 & 22:05-22:30)
永澤平八は3つの風呂があり、そのうち2つは貸切風呂。事前予約はないが、そもそも1日7組しか泊まれないので、貸し切り風呂が全く使えないということはないだろう。まずは部屋の目の前の風呂へ。



銀山温泉は熱いというが、前に誰かが加水したのか、そこまで熱くはなかった。少し濁っていて、温泉らしい泉質です。これは3種全部入っておきたいな。



時間を置いて2回目の入浴。こちらの貸切り風呂の方が、先ほどより広くて4人家族くらいでも楽しく入れそうです。

銀山温泉の夜は噂に聞いていた通り最高でした。ここまでの世界観を醸しているのは銀山温泉だけかな。草津や箱根も温泉街として独特な雰囲気があるけど、建物と街灯だけでここまでのインパクトを出せるとは。。まさに1分1秒が貴重だなと感じます。それだけお金もかかりますからwいい発見ができました。



最近は旅行にPCを持ち込んで、思い出を忘れないうちに残しておくのが定着してしまった^^;(いいのやら、そうでないのやら。。)
明日は山形から秋田に入ってこちらも秋田の名湯である玉川温泉に泊まる予定。朝からもう一回温泉入って、とことん温泉旅行を満喫したいと思います。

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2019/8/15 台風に負けない山形旅行 1日目~山寺・天童将棋タワー・東根大ケヤキ・肘折温泉~
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明日から会社休日と有休をくっつけて4連休になるので、実家の父母と東北へ旅行に行くことに。3か月前も紀伊半島一周したばかりだが、親孝行の一環と、銀山温泉に連れて行くという約束をしていたので(そうとはいえ、さすがにハイペース!)。考えてみると1年前も岩手に連れて行っているので、仕事が終わってから電車で足利へ移動するというのも大分普通になってきたw



リバティりょうもうに乗ったが、どうも特急りょうもうより200円高いようだ。特にサービスには違いはないが、何が200円違うのだろうか。

今回の旅行の見どころは、やはり「銀山温泉」。自分もずっと行きたかったが、そもそも土日は宿が取れないし、木曜宿泊でようやく希望の宿がとれたので叶った感じ。2日目は「玉川温泉」。これは9年前に自分が秋田一人旅行した時にインパクトのあった温泉をやはり父母に入ってもらいたいということから選んでいる。そして3日目は岩手の秘湯「夏油温泉」。露天風呂を見る限り自然のままの温泉ということでこちらもかなり楽しみ。ということで、山形→秋田→岩手と東北をぐるっとするので、3月の旅行に準えて、東北ぐるっと温泉旅行楽しんできたいと思います。

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今日は福島県伊達市で32.3℃まで上がったという、4月にしては異常な高温でした。一方、蔵王は標高が高いがゆえにちょうど過ごしやすい気温となり良かったと思います(10℃以下を想定して、ダウンジャケットを持ってきたくらいですから)。さらに天気も快晴。ベストなタイミングでしょう。



昨日は曇っていたが、快晴だと部屋からの景色も見違えるくらい素敵ですね。これから向かう蔵王連峰が遠くに見えます。暑いとはいえまだまだ雪が残っていそうです。



朝早く起きて散歩と行きたかったが、移動で疲れたのか起きれず。。しばしだらけて朝食会場へ。

朝食(7:50-8:50)


朝は和定食。りっくんが最初食べようとしないから何とか食べさせようとすると。。



最後にはすごい勢いで食べだした。最初からちゃんと食べてくれよ~。りっくんが遅いので、妻と陽菜は先に部屋に戻ってもらったところです。



マイカメラをもって、撮影するりっくん。傍から見ると自分も同じような感じですからね。もっといいカメラを買ってあげて、写真を撮るのをりっくんに任せるかな。

チェックアウト(9:35)


ゴールデンウィークということもあり、蔵王エコーラインはかなり混雑が予想されます。10時チェックアウトだと完全に出遅れだと思って、チェックアウトを9時半にしました。この30分だけでも大分違うと思います。旅館の外に出てみると、紅葉したような木が。これはカエデだよな、なぜ赤くなっているのだろうか?



旅館前のブランコで1枚。



赤い鳥居をくぐって蔵王エコーラインへ入っていきます。やはり、同じ方角へ向かう車が多いです。ここからは一本道なので順番に駐車場に並んでいく感じですね。



素晴らしい新緑。天気も良いからか、これでもかというくらい明るい緑でした。





だんだん雪が積もってくる。この時期は蔵王エコーラインでは雪の回廊といって2~3メートルくらいの雪の壁が道路の両側に立っています。ぱっとみると寒そうですが、そこは今日の高温のおかげで薄い長そでを羽織っておけば全然普通に観光できます。



最後の方はさすがに渋滞していました。それでも、待ち時間は30分くらいだったか。過去に来たときはもっと待ったと思うし、口コミを見ると数時間待つことも普通ですからね。やはり遠刈田温泉に泊まって早めに出発するという作戦は成功だったと思います。


⑧蔵王エコーライン・お釜(11:00-12:30)




「山なんていきたくない!」と言っていた子供も、雪があるとなんだかんだで楽しくなるのか、はしゃいでました。とりあえず、俺に雪のボールを投げるのは止めてくれ!りっくんはミニ雪だるまを作って写真を撮ってましたね。



蔵王レストハウスでトイレをすまし、お釜の方へ。一昨日お釜の様子を見た時は、お釜の水が凍ってました。昨日今日で大分気温が高いので少しは融けていることを期待するがどうだろう!?



やはり半分くらい凍っていました!でも、確実に数日前より融けていたと思います。ともあれ、久しぶりのお釜。半分ですがコバルトブルーが見れて良かった!





この辺りの写真はどこを撮っても絵になります。りっくんはアドベンチャーだといっておおはしゃぎ!一方陽菜は、お釜の方が崖になっているので怖くて近寄れないということで上の方で待っていました。さすがにこれは高所恐怖症とは関係ないんじゃ。。



もっと近くまで行きたい!というので、雪道もありますが隣のお釜の展望台へ。雪はだいぶ融けていたので結構滑ったり危ない状況。「うわっ、これあぶね!」とかキャーキャーいいながら走っています。



お隣の展望台の方は大分雪が残っていました。少し近くなったかな。このまま、熊野岳の方へ歩いていくとまた違った角度からお釜を臨むことができそうですが、今回は雪も残っているのでここらでUターンすることにしよう。



刈田嶺神社の方にも行ってみます。こちらも道の上に雪が大分残っている。それでも神社には多くの方が参拝していました。。



ように見えたが、列を見てみるとどうも御朱印を目当てに来ているのかな?自分は御朱印帳を持ってくるのを忘れてしまいましたが、蔵王お釜の近くの神社の御朱印。。よく考えたらこれはぜひもらっておきたかったな。



刈田岳の山頂。蔵王も日本100名山の1つなので、ここに登ったということは、100名山の一角に登ったということにもなりますね。今回は何よりお釜が半分凍っていたのを見ることができたという点で新しかったし、たくさんの雪とお釜の組み合わせもきれいだったので印象に残りました。あとは紅葉の時期のお釜かな。機会があればまた来てみたいと思います。



帰りは来た道を戻りますが、渋滞がすごい。来た時とは比べ物にならないくらい並んでいます。右の写真の駐車場あたりまで並んでいましたね。まぁ待っている間ゆっくりと絶景も楽しめるのはいいところかもしれないです。



⑨不動滝(13:00-13:05)




道の途中に不動滝を見るために降りていく道があります。専用駐車場に車を停めていきますが、この不動明王像は前回来た時もあった。そうか、不動滝の入り口にあったのか。



ちょっと遠くなので迫力は写真からはわかりませんが、かなり大きな滝です。別ルートを使って近くまで行くこともできそうだけど、このあたりは熊もいるだろうから危険ですね。



さぁ、遠刈田温泉に戻ってきた。入り口ではこけしが迎えてくれます。そう、ここ遠刈田温泉はこけしの発祥の地でもあるようです。そのルーツを探りに、こけし館にでも行ってみますか(行き当たりばったりのようだが、元々予定していました)。



⑩みやぎ蔵王こけし館(13:35-14:20)




蔵王と違って大分気温が高い。確かに夏のような暑さだな。一方館内はひんやりしていて少し寒かった。見学だけなら大人300円とかなり安い。もちろんこけしの絵付け体験もできるが、うちには鳴子で作ったこけしもいるので、今日は作る方はいいかな。





こけしの展示数は世界一と謳っているように、館内はこけしが密集しています。東北にはたくさんの系統がありますが、それらが全部展示されているようで、遠刈田だけでなく、鳴子や青森のものまでいろいろ展示されていました。造りや模様が特徴があるんですよね。鳴子のこけしは、首を廻すとキュキュっと鳴るので、鳴子のこけしと呼ぶというのは聞いたことがあります。ちなみに、遠刈田のこけしは「赤い放射線状の花弁模様や様々なお花のモチーフの胴模様」が特徴の様です。





けん玉やコマなど昔の玩具で遊べる広場があり、子供はそれが楽しかったみたいです。けん玉は結構うまくやってました。個人的には、こけしの後継者が気になりました。ここに展示されているこけし職人が飾られているのですが、年齢を見ると大分高齢のようで、後継ぎ問題もいろいろ大変なのではないかなと。ただでさえ少子化、かつ、日本の伝統がオンラインの娯楽で取って代わられるような時代ですから、こけしだけでなく、他の伝統も危うくなっているはずですからね。

一方、自分位の世代でもこけし職人を目指して修行に取り組む人もいるようで、その方が作った作品などが売られていました。長い目で見ると、地方によって特徴あるこけしは、少しづつ統合されていく可能性はあるでしょうが、若い世代が魅力を感じでこけし職人を目指そうという取り組みも行われているようですし、日本の伝統工芸には頑張ってほしいと思います。

さて、そろそろお腹もすいてきたので、この旅行の〆として蔵王のチーズ工場に行ってチーズ料理をいただいてきます。本当はきつね村に行きたかったのだけど、時間の都合と、きつねが放し飼いになっているので危ないという口コミを見て却下になりました。。残念。



⑪チーズ工場(14:40-16:35)


到着するとまだまだ飲食店は待ちが5組あって人気店であることが窺えます。実は最初はチーズシェドという店に行く予定だったのですが、場所を間違たあげく、間違った場所にあったお店をチーズシェドと勘違いして入店してしまったのですよね。食べている最中に気が付いたのですが、この店はこの店でおいしかったからよしとしますw



こちらの店はラクロネットというスイスの家庭で出てくるチーズ料理を提供しています。1人前1320円とそこそこするが、せっかくなので頼んでみます。



チーズの他に、えびや野菜が提供され、これらをチーズと混ぜて焼いて、パンに乗せて食べるようだ。パンは12切れに対してチーズが多いので、パンを追加した方がよいかもしれません。



チーズを食べている感じが強くて、とても濃厚でおいしかったです。チーズって量はそれほど多くなくても、食べると大分胃もたれしてくるからこれほど食べてしまっていいものか心配だったけど大丈夫でした。他にバジルピザやチーズパイなどを注文して完食。これは相当なカロリーでしょう。



ちなみにラクロネットで提供されたチーズは量が多くて食べきれなかったので、持ち帰らせてもらいました。帰りにお土産を買って、クリームチーズの試食(100円で2種類をちょっとずつ食べられる)をして帰路へ。


17:19 白石蔵王ICイン


帰り道にも、宿泊した「さんさ亭」が見えました。遠刈田温泉もよいところでした。蔵王観光もですが、近所の登山をするときにも便利そうだと思います。

18:21 郡山JCT通過


帰り道は常磐道までは渋滞もなく順調。空に筋のような雲が縦に並び、なんだこれ?を話題に。飛行機雲でもなさそうだし、縦にクロスしたりするのって珍しい気がします。天気が下り坂になる前兆かな。

20:47 自宅着


最終的には友部SAあたりから断続的な渋滞が発生して、土浦北あたりまで混んでいるということだったので、石岡千代田で下道に降りることにしました。下道は全然混んでいなくて、全部高速で帰るよりは早く帰れたのではないかなと思います。初日は天気がイマイチでしたが、今日は快晴かつ、高温というのも蔵王の寒さを打ち消してくれて最高のコンディションだったなと思います。

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■今回の観光地ベスト3
1.蔵王エコーライン・お釜
2.松島遊覧船
3.さんさ亭

蔵王の景色は天気とこの季節が相まって、素晴らしかった。松島も久しぶりで楽しかったです。さんさ亭は老朽化こそ目立つものの、部屋の景色はきれいだったし温泉もよかった。次点でこけし館かな。

■グルメ賞ベスト3
1.1日目昼食 利久
2.1日目夜 さんさ亭の会席
3.2日目昼食 チーズ工場

久しぶりの牛タンはやはり最高。高いメニューだけあったな。チーズ料理もとてもおいしくて、ラクロネットは自宅でもやってみたい料理の1つになりました。

■残念だったで賞
今回は特になかったと思う。

■旅の忘れ物
・チーズシェド
・蔵王登山
・アクアテラス錦ケ丘
・みやぎ蔵王きつね村

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【関連ブログ】
2006/6/23 東北旅行 1日目 ~仙台・松島・秋保温泉
2006/6/23 東北旅行 2日目 ~蔵王・鳴子温泉
2009/8/12 仙台・山形旅行 其のⅡ
2016/4/29 りっ君初旅行1日目~仙台アンパンマンミュージアム・仙台城址・仙台大観音・鳴子温泉~ ※プロローグ部分のみ
2024/04/27 松島・蔵王旅行1日目 ~松島遊覧船・かまぼこ焼き体験・雄島・遠刈田温泉~
2024/04/28 松島・蔵王旅行2日目 ~蔵王エコーライン・お釜・遠刈田こけし館・チーズ工場~~

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今回の旅行は久しぶりに松島・蔵王方面へ。終わってみれば2006年に家族旅行でいったルートとほぼ同じコースになりました。観光1発目から遊覧船ということで、じゃらんの遊び体験で予約していたので遅刻するわけには行きません!w今年のゴールデンウィークは人出が相当多いことが予測されていたので、少し早めに出発です。



ちなみに1日目は天気がちょっと心配だったけど傘を使うことなく行って来れてよかった。日本三景の松島はやはり晴れていないと(しかし肝心の遊覧船に乗っている間は霧がかかって視界悪かったが)。


プロローグ(6:30出発)


朝から雨が降り出しそうな天気。関東には線状降水帯が発生するので、間もなく降るのだろうが、仙台のほうはかろうじて晴れているはず。。。実は最初湯河原に行こうかということも考えていたので、東北を選んだこと自体は良かったと思う。渋滞を覚悟していたが、少し交通量が多いことは仕方ないにしても、幸いにもひたちなか海浜公園の渋滞は今回はなかった

日立中央PA(7:25-7:45)


朝食をはやめに買っておこうと思い、日立中央PAへ。一旦高速を降りつつ途中の分岐でPAに入る形なので、高速を降りてしまわないか少し心配だったが大丈夫だった。ファミリーマートでは抹茶スイーツ祭りがやっていて、抹茶メロンパンを買ってみたが、これが甘くて朝食というよりはおやつだった。。

鹿島南相馬SA(9:15-9:25)


鹿島南相馬SAまではかなり時間も順調。ガソリンを入れ忘れていたので、190円とちょっと高いがSAのガソリンスタンドで10Lだけ入れておいた。



セデッテ鹿島に来たのは8年振りか。相馬市は観光したことないので、何かのタイミングで来てみたいところです。2か月前に浪江まで来たときにちょこっと寄っておけばよかったか。



このまま渋滞なく順調に松島に行けそうだと思っていたが、、事故があったようで仙台に入ってから渋滞が発生していた。下道を通って行っても間に合いそうだが、ルートを変えるのも面倒なのでそのまま高速で進むことにした。ひたちなかで渋滞があったらトータルで間に合わなかったかもしれないな。やはり長距離の旅行は余裕を持った移動が必要だなと。



松島観光(10:35-)


雄島前の駐車場に到着。天気も関東から北上するにつれて回復してきたな。意外と集合時間が近くなってきたので急いでいこう。



途中間違った建物に入ったりポカミスがあったが、集合場所である松島遊覧船のチケット売り場に到着。今回のチケットは遊覧船と焼き牡蠣とかまぼこ焼き体験チケットがついて1500円というお得なチケットです。遊覧船自体は1000円とのことで、他の観光地に比べて安いですね。



あと10分で出発ということで、桟橋には多くの人が集まっていました。ここから遊覧船に乗るのは実に18年振りか。まだ社会人になる前だったんだな。



①松島遊覧船(10:50-11:55)


今回のチケットでは1階、2階まで。3階に行くには追加で1000円かかるようだが、2階でも十分だろう。4人掛けの席について出発の時を待ちます。



11時発のところ少し早く出発したようです。まず右手に出てきたのは双子島。今回は干潮のため、コースを一部変更するようです。確かに島々の海から出ている部分が浸食されており、干潮である様子が見てとれる。



50分の観光船なので、船の中ではずっと見ているのも飽きる。ハーゲンダッツが食べられるようなので2つ買って食べ回し。デッキに出てみようと思ったけど窓が開けられるので、席についたままデッキにいるような気分になれたから結局デッキには出ませんでした。



ガイドさんが生実況をしてくれていて面白かった。「右手に見えますのが、、、何も見えませんね」みたいなくだりはこの天気ならではですね(なんか遊覧船に乗っているときだけ急に天気が悪くなったような、、)。

・島の数は260あまり
・鐘島は4つの穴が貫通しているところを同時に観れるタイミングがある(上写真がそのタイミング)
・人が住んでいる島が4つある。小学校もあって、授業で潮干狩りがあったり
 運動会のバトンの代わりにナマコを使っている(妻が爆笑)
・震災の時、松島は遠浅のため津波がゆっくりで避難する時間があった。
 また、島々に守られて被害も少なかった。


ガイドさんの話を聞きながら乗る遊覧船もよいですね。ちなみに、前回来たときにウミネコに餌をあげていましたが、そちらは今はやっていないようです。ウミネコに襲われたとかそういう事故が起こったのか!?



50分の遊覧、あっという間でした。景色はあまり見えなかったけどやはり松島に来たからには遊覧船は欠かせないでしょう。他の船は、また違ったアナウンスがされている(最低限のマニュアルはあるが、知識はガイドさんが自分で勉強している)そうなので色々乗ってみると面白いですね。



昼食 利久(12:15-13:05)


昼食はやはりここまで来たなら牛タンにしよう。松島の付近には利久が2店舗あり、それぞれメニューも違うので両方見比べたうえで松島海岸店の方へ。



せっかく来たのだから、ここは奮発して牛たん極定食だ。とろけるような食感には、当然「うまい」しか出てこない。昔の人はこれを捨てていたというのだからもったいないねぇ。お腹もいっぱいになったが、まだかまぼこ焼き体験と焼き牡蠣がついている。お金は払っちゃっているから食べに行ってくるぞ。



②瑞巌寺(13:10-13:25)


五大堂方面に行くのに、瑞巌寺を通っていく。2006年にも瑞巌寺には来ているが、ここを通るのは初めてな気がする。



りっぱな岩窟。松島はこんな感じの岩窟が多い気がするな。「お腹が赤い蟻がいる」といってりっくんが虫に見入っていた。危ない蟻じゃないだろうな?後で調べたらムネアカオオアリというようだ。



瑞巌寺の入り口。時間の都合上、今回は中に入るのは断念。



津波到達点の看板が。先ほどの遊覧船で、遠浅や島のおかげで他より被害が少なかったとはいえ、ここまで来ているんだな。





入り口の方にも岩窟が。ここの岩窟は特に大きなものでいくつも並んでおり迫力があった。



鰻塚の碑。松島は天然鰻の産地であり、この鰻塚を供養塔として建てたようです。どちらかというと牡蠣のイメージがあるが、牡蠣塚なんてものもあるのだろうか?



③松島蒲鉾本舗(13:35-13:55)


仙台・松島といえば笹かまぼこが有名だが、松島で蒲鉾の焼き体験ができるのはここだけだそう。まだお腹が空いたわけではないが、チケットを持っているのでここで食べておこう。ちなみに1本300円払えば、すぐに焼いて食べることもできそうです。生地から作る体験は事前に予約しておかないとできないくらい人気があるみたいですね。



手順は簡単。串付きのかまぼこをもらって、焼き場で焼くだけ。7分くらい焼くと焦げ目がついてくるので、両面焼くと少し時間はかかりますが、焼き立てのかまぼこはプリプリ感と、皮がパリっとしていて別格のおいしさだと思います。生のものは食べていないから食べ比べはできていないけど。





かまぼこ焼きは人気のようで、店内はかなり混んでいました。大きなかまぼこの串と一緒に写真を撮ることもできますが、これがなかなか重い!りっくんは体を持っていかれてましたね。さて、このまま焼き牡蠣の方も食べてきちゃいましょう。



焼き牡蠣は、「みちのく伊達政宗歴史館」の横にある店で1人1個交換できます。個人的には生カキの方が好きなのだけど、焼き牡蠣もおいしいですよね。



妻は昔牡蠣にあたって以来、食べられなくなったというのと、陽菜は牡蠣がそもそも好きではないということで自分とりっくんで2個ずつ実食。何もつけなくても塩味が効いていておいしいです。牡蠣ってすごい深い味ですよね。あとは、、、せっかく来たんだからずんだもちも食べて行こうと思って、利久のずんだ団子串を食べてしまった。これが結構重くて晩御飯までお腹が空かなかった。。味は美味しいんですがね、食べ過ぎたな~



④五大堂(14:45-14:50)


五大堂は来たことがありましたが、ちゃんとした写真が残っていなかったので、妻や子供がお土産など買い物している間に一人で回ってきたwこの赤い橋、板が敷いてあるので落ちることは無いが、隙間が空いているのでスマホを落としたら取りに行けない!人によってはかなり怖がっていたので、小さい子など連れていくときは気を付けたほうがよさそうです。







現在のお堂は1604年建立ということでかなり歴史があります。お堂の中にある五大明王像は33年に一度開帳されるとのことで次回は2039年とのことです。五大堂は海に突き出した形になるので、景色良かったです。お堂を見ているうちに妻たちの買い物も終わったようなので、そろそろ戻ります。



改めて広場を見渡すと、いろんな記念碑が経っている。来たときは遊覧船に乗るのに忙しくて、降りてからは昼食の場所を探すのに集中していたからちゃんと見れていなかったんだな。



大分予定が押してしまっているが、最後に定番の雄島を見ていきます。



⑤雄島・松島海岸(15:10-16:00)


これまでは、渡月橋を渡って雄島に入っていたが、今回は遊覧船乗り場方面からなのでこれまでとは違った入り口から入ります。雰囲気あっていいですね。陽菜は虫が居そうといって拒否っていたが。



坂を走って転びそうになるりっくん。日当たりが悪いから地面が滑りそうだし気を付けて。



あ、渡月橋は結局渡るんだったか。この島に入るのは14年振り!印象に残っている島です。



入って分岐にああたり、どっちにいくか決めているところ。右に行くと展望台、まっすぐ進むと跡地がたくさんあります。





まず右に行って、奥州御島頼賢碑へ。この碑はなんとお堂の中に保存されています。ここからの景色もきれいですね。虫もたくさんいる島なので、ここで陽菜は戻るという。じゃあ自分1人で駆け足で1周していくかな。







先ほどの分岐をまっすぐ進むと、跡地がたくさん出てくる。雄島も昔は修業の島ということで色々施設もあったんだろうな。岩窟がたくさんあり、相変わらず不思議な雰囲気です。



遠くに福浦橋が。この辺りが天気も回復してきて一番視界もよかったかな。





タイムトンネルのような抜け穴。今回は逆側から抜けましたが、また違った雰囲気を楽しむことができました。ところで、ここはどういう目的で使われていたんだろうか。。



急ぎ足で回ったつもりではあったが、さすがに妻や子供は雄島からは出ていて、海岸にいるとのことなのでちょこっと海岸にも寄っていくことに。



面白かったのが、ワカメのようなビニール。写真に写っている緑の物体はどう見てもワカメですが、触ってみるとビニールであることが分かります。りっくんも最初はワカメだと思ってさわって気が付いたようです。ビニールがいい具合に藻がついたんだな。他に養殖の牡蠣と思われる牡蠣の殻がたくさん打ち上げられていました。まだ生きている牡蠣もありましたね。沖の方に投げておきましたw

おまけに急に強い波が来て、りっくんはおしりまでずぶ濡れ!時間も大分押しているし、この後水族館に行く予定だったけど、こんな状態じゃ行けないからもう宿に行きますかね。



今日の宿は、遠刈田温泉のさんさ亭。明日蔵王に行く予定なので、蔵王から近めの温泉地を選びました。遠刈田温泉は公衆浴場もあるようだし、時間があればぜひ入ってきたいところです。



⑥さんさ亭(17:10 チェックイン)




まず宿に着いたときに見えてきたのが黄色の古い建物。妻が思わず「え~っ!」と絶叫していたが、、どうやらこれは別館の方で本館はきれいな感じ。今日泊まるところはどっちだ…??



結果的には泊るところは本館の方で、別館は客室としては使われていない様子でした。とはいえ本館も結構年季が入っている。基本的には清潔になっていますが、壁にはヒビが入っていたり少し臭うところがあったりしました。個人的には泊るには十分ですけどね。





全室、蔵王連峰が眺望できる部屋ということで天気はいまいちですが川も見えるしいい眺め。カウンターがついていて、座ってのんびり眺められるよう工夫されているのも良いです。



ちなみにちょっと館内を散策してみたが、来たときに見えて黄色い壁の建屋は従業員の寝室になっている様子。特に入場禁止になっていなかったので、別館にも入れたが、赤いライトがついていて明らかに不気味な雰囲気だった。これはちょっと怖いな。



UNOや黒ひげ危機一髪、ジェンガ、将棋といった遊び道具が無料で貸し出しされているので、黒ひげ危機一髪をレンタルしました。他に卓球やカラオケなどは有料ですが、いろいろと娯楽が揃っている旅館だと思いました。

(夕食 18:35-19:30)


夕食は「蔵王」の間で。入り口には熊のはく製が。1m50センチくらいで、パパはこれに勝てるのか?という謎の話題に。ちょっとこの大きさは無理だろうな。爪の鋭さがすごいし、これがすごい速さで突っ込んでくるとなるとどう戦ったらよいものか。。普段登山しているからには、そういったシミュレーションもしておかないといけないよな。とりあえず飯だ!





夕食はかなりの量。これ全部食べられるだろうか、、松島でずんだ団子を食べたことを少し後悔。結構変わった料理もあって、全部おいしい!という感じでもなかったが、刺身やお肉はもれなくおいしかったし、食べたことがなかったホヤを食べられてよい経験になった。釜飯が炊き上がるのに30分くらいかかっていたから、最初にある程度炊いておいてくれたらおかずと一緒に食べられたんだけどな。





子供の料理も豪華。特にデザートのパフェは大人のデザートより豪華だったし。生卵がついていたが、これどこで使うの??というのが分からなかった。結局卵かけごはんにしていたが。。とにかくお腹いっぱいです、ごちそうさまでした。



⑦公衆浴場 神の湯(19:55-20:25)


遠刈田温泉には神の湯壽の湯という2つの公衆浴場があり、ここに来たからにはぜひ入っておきたいところです。どちらも営業は20:30までで、最終入場が20:00までなので急がないと。両方に入っている時間はないので、とりあえず神の湯の方に入ってきます。ホテルから神の湯に向かう途中、用水路からは湯気が。温泉が流れているんでしょうかね。



神の湯には「ぬる湯」と「あつ湯」の2つの浴槽がありますが、ぬる湯でも42~43℃と結構な高温です。あつ湯は44~45℃ということで、さらに一段あつい。ちょうど風呂から出たお客さんが、ぬる湯ですら入れなかったという話をしていました。確かに42℃はきついな、、と思いましたが何とか入ってきましたよ。でもあつ湯はさすがに無理でした。45℃あったら、ちょっと使っていたら皮膚やられちゃいますからね。



夜のさんさ亭の外観、きれいでした。もちろん、この後さんさ亭のお風呂にも入りますよ。


さんさ亭の風呂(21:10-)




遠刈田温泉の効能について。特に臭いはなかったが、少し褐色の色がついている感じかな。水面に位置するところに固い結晶ができていた。さんさ亭の温泉も「ぬる湯」と「あつ湯」で分かれていたが、正直さんさ亭のあつ湯は、神の湯のぬる湯よりもぬるかったな。遠刈田温泉がどこも熱いというわけではないようだ。りっくんはゆる湯の方につかって、暑いと言っていました。自分はあつ湯でちょうどよかったです。

温泉から上がって、なんだか疲れがどっと出たのか、この日は早々に寝てしまった。ちょっと勿体なかったなぁ。

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