喝! ~since 2005~
ごく普通の日記と、旅行・登山・資格試験・家庭菜園などの個人的備忘録
 



昨日までは3月ではかなり寒い期間が続いていましたが、今日から真逆で最高気温が25℃を超えてくるらしい。寒暖差が激しすぎだろ^^;天気もよいので、最初海鮮バーベキューをやりたいという声が出ていたので、ロピアで何か魚や貝を買ってこようと思いお昼過ぎに出発!もう半そでですw



でも今日は、「これ!」といったものがあまりなかったな。イカやエビも単品で買うと量が多くてそれなりの値段なので、タイヨーで海鮮セットとか買った方が使い切りでよいのかもしれないな。海鮮でなく普通のバーベキューでいいか、となり肉の方を購入。一応ブリの切り落としがあったので、それは買ったが、あまりバーベキュー向けではないかもな。



そういえば、先日バーベキューで使っていたテーブルとイスを廃棄してしまったことを思い出した。買ってこないとできないじゃん!ということで、買い出しに行った後、山新にいって急遽テーブルとイスセットを購入。前回購入したのは木がベースになっていたので、テーブル拭くときにトゲが刺さったりで不便ということもあり、今回はアルミ製のものにしました。アルミ製のものは、これはこれで座った時結構ヒヤっとしたので、座布団でも置いて使うのがよさそうです。夏は夏で熱くなるのか(でも夕方だから大丈夫か)



今回もテントを出して、先日楽天の余りポイントで購入した寝袋を投入。もう少し暖かくなったら、テントの中で寝袋使って寝るというのも面白いかもw



17時から19時半くらいまでゆっくりとバーベキューを楽しみました。ブリはとろとろで、焼いて食べるのも全然アリでしたね。もう少し夜でも明るくなるように、照明入れたほうがいいかな。おしゃれな電球タイプのものでも検討してみようと思います。

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1Fの蔵にかかっている引き戸が最後まで閉まらなくなってしまった。どうも後ろから見ると部品が欠けているか、外れているかで引っ掛かっているようにも見えるが。。。素人の力ではどうにもならないので、ハウスメーカーの方を呼んで検査してもらうと、やはり部品交換をする前提で詳しく見てみないと修理できないという。

部品の確認と、後日見積もりを送ってもらったがなんと55000円。これ扉を抜きにして、レールの部品交換と工賃でこの値段だっていうのか!?やっぱり住宅のメンテは想像していた通り、お金がかかります。この家も築9年目に突入。そろそろガタが来るところはこんな感じでメンテをしていく必要があるのだろうか。

今のところ5cmくらい閉まり切らないだけで特に生活に支障はないので、一旦様子を見ることにしました。でも、冬になるとこの5cmの隙間から風が入り込んでくるから、それまでには何らかの方法で直さないといけないんだよな。数万ならまだしも、突発的に数十万くらいのメンテが必要になることもあるんだろうか。扉については他にも見積もりを取ってみるとして、家は大事に使わないとなと改めて思い知ったのでした。

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外出でもしようかと考えていたけど、行くタイミングを逃してしまったので、午後からお昼ご飯をかねてイーアスに行ってきた。休日って、予定を立てておかないとあっという間に午前中が終わってしまう。一日の計画って大事ですね。





今日はミートシノワへ。恐らくお初です。ステーキとカキフライも魅力的だったけど、ローストビーフ丼にしてみました。ハンバーグステーキも美味しかったです。物価が高くなっちゃって、ランチも1500円くらいが普通になってきました。ワンコインとは言わないけど、ワンペーパー(1000円)ランチとかないかなぁ?



小島よしおさんがイベントに来ると聞いていたので、広場で見てきました。さすが人気がすごかったです。つくばを「つくぼ」と言い間違えて、お決まりの「下手こいた~」から、そんなの関係ねぇへ繋いでましたw生で見たのは初めてだったのでいいものが見れたなと思います。

あとはカルディでワインを買ったり、Moffというペットカフェを窓越しに見て、でっかいトカゲがいるとかはしゃいだり。休日のイーアスはやっぱり激混みです。Moffは一日料金で1000円くらいなので、暇なときに本を2~3冊持ち込んで遊びに行きたいなと思います。

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今日が陽菜のスイミング最終日でした。入会が2019年9月ということで、4年半頑張りました。今一番上の級で、ここ半年くらい合格のタイムが切れなかったのですが、最終回に何とかタイムを2秒上回り、クイックターンもできるようになって、一番上の級に合格して終了という、悔いも残らないいい終わり方ができたのではないかなと思います。ちなみに個人メドレー(クロール、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライそれぞれ25mで計100m)のタイムは2分15.2秒でした。水に慣れておくどころかバリバリ泳げるようになりました、よく頑張った!お疲れさまでした。最後にスイミングスクールの前で1枚(TOP写真)。

これで習い事は習字だけになったな。視野を広げるために、代わりに新しい習い事を始めることも検討ですが、あまり外で遊ばないからスポーツ関連で何かやって心技体を鍛えるというのもよいかな。本人はやりたいことがあまりないようなので、少し話あって考えようと思います。

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2月11日受験した漢字検定準1級の結果は合格でした。詳細は以下です。

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【2023年度第3回 日本漢字能力検定 準1級】
・受験日時:2024/2/11(日)
・受験地:麗澤大学@南柏
・受験回数:1
・受験料:5,500円

【成績】
・得点:163/200点(合格点160)
・平均点:116.6点
・合格率:?

【受験の様子】
2024/2/11 受験当日
2024/2/10 受験前日
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いやぁ辛勝でした。自己採点では161点で、漢字の止め、跳ね、払いなどを考慮すると多少減点があるだろうと思っていましたが、結果的に減点はなかったようです。しかも何で自己採点より高いの?と思って正誤表を見ると、、、(というか漢字検定ってここまでフィードバックしてくれるんですね、すっかり忘れてました)



「環濠」集落という漢字。自分は「環壕」と書いたのだが、なんとこれが正解になっていた。採点ミスではないよな?どうやら許容漢字というものが存在するようです。

ちなみに気になっていた「リンカ」。
・市街地でリンカに遭って重傷を負った→正解「輪禍」、自分「隣禍」
・雨夜の墓地でリンカが冷たく燃える→正解「燐火」、自分「輪花」 これは両方×でした。
考えてみれば、漢検準1級で輪花ってことはないか。。「燐」は化学で出てくる元素のリンのようです、全然わからなかった。



今回使用したテキストと本番型の試験問題集。どちらも役に立ったが、四字熟語はこれだけだとちょっと網羅率が不安(ちょうど8割くらい)なので、完璧にするなら、漢検専用の辞書を買った方がいいな。最後の方に気づいたのだが、四字熟語は数も限られているから得点源にして28/30点くらいを狙った方がいいです。(共通の漢字や正誤問題は、問題の幅が広く点数が伸びにくいのでその保険にもなる)

漢字検定準1級を通じて、漢字への興味がまた一段強くなった気がします。次は漢字検定1級になるが。。これはちょっと強敵過ぎるんだよなぁ。本気出して1年くらいやれば可能性も出てくるけど、どこまで時間を投入するべきか。。他に取っておきたい資格もある一方で、準1級が合格水準に達している今こそ始めるのが一番効率は良いので、バランスが難しいところです。4月くらいで決めようかな。

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ついに最終日。これまで天気には頗る恵まれてきた今回の旅行だが、ここでついに悪天候に見舞われる!まぁ天気予報を見て雨なのはわかっていたからなぁ。今日の予定は御在所ロープウェイから山頂のリフトなどに乗って軽くトレッキングして、琵琶湖や運がよければ富士山が見られたらいいなと思っていたが、、少なくとも景色は期待ができなさそうだ。



窓からの景色。朝の散歩も予定していたが、外は結構寒いしこの天気では無理だ。。仕方ないから温泉にでも入ってこよう。



昨日の夜は、露天の方に打たせ湯があったのだが、朝は稼働停止していた。。。それでもこの旅行最後の温泉だからな。露天で雨に打たれながら入ってきました。

朝食(7:55-8:30)


朝食は和食膳。打ち上げ客が多く宿泊しているのかテーブルはいっぱいだったので座敷の方へ。座敷から山が見えて時々晴れ間がのぞいているもののすぐ曇りになってしまう。でも、これなら天気がもっと回復すれば普通に行けるんじゃない??と兆しが見えてきた。



和食膳はこんな感じ、こうしてみると精進料理のようだ。(レンコンの裏に鮭が隠れていますが)


9:00 チェックアウト


さて、今日の予定はどうするか。。。御在所ロープウェイの行けるならもう出発した方が良いし、動いていないなら10時まで旅館にいてゆっくり帰るのもありか。と思ったら、ロープウェイがなんと動いているじゃないか!よく見たら断続的だったので、従業員が山頂に向かっているだけかなと思ったが、いずれにせよ明日は仕事だし、早めに帰らないとだからもう出るか。



チェックアウトの時に、オーナーに「この後どこに行かれるのですか?」と聞かれたから「ロープウェイに行ってみようと思います」と答えると、なんと今のところロープウェイが運営していないことが発覚。やっぱり止まっていたのかぁ。。でもこの後動くかもしれないし、少し時間稼ぐか。雨もやんでいたので、せっかくだから早朝散歩で行こうと思っていた大石公園へ。オテル・ド・マロニエを振り返るとこんな感じなのか。夜の雰囲気とは全然違ってヨーロッパ風なのね。



少し道路を歩いてみたが、既に廃墟となった旅館や研修センターもあり、もの寂しい雰囲気だなぁと。歩いている人も何人かいましたが、みな登山者のようでした。この天気で山に登るのか、道がぬかるんでそうだが。。そして、歩きながら御在所ロープウェイの先を見ると、、なんと雪が積もっている??これ、天気が回復したところでまだ雪だらけだとしたら歩けるのか??とさらに心配になってくる。



㊵大石公園(9:00-9:25)


そんなこんななうちに大石公園到着。赤い橋が目印です。



川がとてもきれいで、川に転がっている大きな石も印象的。公園の奥には梅の花が満開でした。やっぱり湯の川温泉自体、標高が高くて多少気温が低いんだろうな。



川に転がっている大きな石が、大石公園を表しているのかと思ったけど、この大石に因んでいるっぽい。大石内蔵助という人が、湯の川温泉に立ち寄った時、この石を訪れてこよなく愛したと説明されていました。どこから流れてきたんでしょう。



特にこれといってみるところはないですが、きれいな空気の中の早朝散歩で訪れると良さそうでした。



そして車に戻るとこの青空(ただし、全体的には雲が多い)。まだロープウェイが動いている気配はないが一応行くだけ行ってみるかな。


㊶御在所ロープウェイ(9:35-9:40)


向かう途中、何台か車が戻ってきたので、この時間で戻ってくるということは。。。。と思っていたがやはり運転停止していました。しかも、山頂は風がめちゃくちゃ強くて、運転の見通しが立たないと。ここにいても結構寒いのに、山頂に行くと風が強くて、雪もある。これじゃ、どちらにせよダメだったということか。もし天気が良かったとして、まだ雪があるとは誤算でした。仕方ないので戻ります。



で、いよいよこの後どうするかと考えていると。急にが降ってきた。しかもすごい量!これには父も驚いたようで、「スタッドレスタイヤじゃないから気を付けないと!」ってテンパっていましたね。まぁすぐに止んだのでよかった。このまま帰ってもさすがに早すぎるので、近場でさがしたところ、長島スパーランドの方にあるなばなの里が見つかりました。せっかくだから、三重県内の観光地で締めたかったんですよね(他に信楽焼きでも見てくるかという案もあったが滋賀県なので。)



ということで、なばなの里へ。東に向かうにつれて天気も回復してきたような。。



㊷なばなの里(10:45-12:45)


なばなの里は植物園のようだが、ここに来るのは全くの想定外だったのでどこが見どころかいまいちわかっていない。でも大人1人2500円は高いな。どんなところだろうか。。(と思ったら、うち1000円は飲食代クーポンでした)



一番のみどころはなんと夜のイルミネーションだったっぽい。確かにイルミネーションの仕掛けが至るところにありました。なるほど、一日居れば花も見れてイルミネーションも見れて、食事してで2500円というのも納得。でもこの時間にきたらちょっと元を取るのは厳しいと思う。



見どころの1つであるしだれ梅苑も残念ながら散ってしまった後か~。水仙はまだ見頃でしたけどね。母は、しだれ梅を大分珍しがっていましたが、確かにあまり見ないですね。満開だったらきれいだろうな。



ネットで調べた時に気になっていた空中散歩。残念ながらこちらも停止していました。空中散歩ってどういうことかなと思ったが、この富士山の形をした乗り物が空中に上がって、そこから景色を楽しめるいうことか!見た感じあまり園内できれいに咲いているものがないですが、動いているなら乗ってみたかったですね。



やたらと白いトンネルが。これもイルミネーションかぁ。はぁ、2500円のうちいくら元を取れるだろうか^^;



と思ったら、ここから素晴らしいチューリップ畑が登場。こんなに広いチューリップ畑は見たことがない!しかもほぼ満開です。自分の家にも小さなチューリップ畑があるので、比較して圧倒されましたねw





そしてチューリップの種類もすごく豊富。個人的にはこれが見れただけで満足だったかも。同じ色のチューリップを一列に並べるというのもありだなぁ。



昼食は園内にあって、和食・中華・イタリアンといろいろあります。どこにするか結構まよった末に、この旅行では一度も行っていないイタリアンへ。コース料理で、ステーキがついていたり、ピザ・パスタもついて豪華でした。





味も美味しい。旅行って和食が多くなりがちだけど、さすがに5日もいるといろいろ食べてみるのがいいなと。個人的には中華でもよかったですからね。でもこの店で良かったと思います。さて、お昼も大分まわっているし、帰るのが遅くなるとまずいからそろそろ出るか~。5日間の旅行もとうとう終わりだな。でも名残惜しさというよりは、さすがに疲れたからそろそろ家で寝たいという気分だw十分すぎる程満喫できました。

(12:55 湾岸長島ICイン)


帰ると言ってもすぐ帰れる距離ではありません。渋滞なしで5時間、渋滞があれば6時間くらいかかる見込み。妻から、つくばは天気が荒れているという情報が入っているが、、今日は全国的に荒れ模様なようですね。



来るときにも通った長島スパーランド。まさに紀伊半島ぐるっと一周旅行だったなと思います。



帰りは新東名高速で快適に。しかし横風が強くて、120km制限速度までスピードを出すと、風に煽られるときの影響が大きくちょっと怖かったな。この区間を120kmで走り抜ける前提で到着予定時刻が組まれていたのか分からないが、だんだん予想時刻が遅くなり18時を過ぎてきてしまった。遅くなると明日が大変だからなぁ(帰ったら、家族と夕食に行く予定なので。)

駿河湾沼津SA(15:10-15:30)


半分来たので、ここでコーヒータイム。駿河湾沼津SAは初めて降りた気がするが、祝日ということもあってか非常に混んでいたな。



駐車場から見える駿河湾が広大。この辺りの景色が良いところで天気が良かったのはツイていたかもしれない。この後崩れたり、また晴れたり慌ただしい天気だった。

(16:26 海老名JCTを圏央道へ)


海老名JCT辺りはいつも混んでいるが、今日はそれほどでもなかった。しかし珍しく圏央道に入ってからが渋滞していたな。事故渋滞だから仕方ないが、このあたりはいつも混むことはなかったから、ここも到着時刻の誤算の原因だった。

(17:35 鶴ヶ島JCT付近通過)




つくばは土砂降りというが、確かにずいぶんとおおきな入道雲が出ている。この時期にしては珍しいですよね。暗くなってくると赤っぽい色を帯びて不気味だった。局所豪雨なんでしょうか。ということで、最後まで強風に煽られながら何とかつくばへ。父と交代で運転していたからやはり疲労感もあまりないし、長距離運転もなんとかなったな。



エピローグ(18:45 つくば着)


父と母が、うちに来るのはかなり久しぶりだったと思う。ちょっと一休みしたら、あまり遅くならないように夕食に行ってこよう。

夕食 くら寿司(19:05-20:15)


陽菜が、ちぃかわのイベントをやっているからくら寿司に行きたいというので、意外と4日目、今日は海鮮は食べてないなと思い、くら寿司へ。なんとちぃかわのグッズは大人気なようで品切れになってしまっていましたが、さすがに今更店を買えるわけにも行かないだろう。



くら寿司のカプセルにちぃかわがくっついていたり、一応イベントっぽいものを見ることはできた。くら寿司はシャリの酢の加減がちょうどよく、なんだか前よりもおいしく感じた。ちょっと前来たときは少し落ちたかなとも思ったが、たまたまだったのかな。

(21:15 父母 足利へ出発)


家に戻って、しばし団らんして父母は帰路へ。りっくんはじいちゃんとサッカーで遊んでもらいました。この時間で運動して明日学校大丈夫か?布団とか揃っていれば泊まってもらっても良いのだけど、父も母も既に仕事を引退しているので、多少帰りが遅くなっても問題ないようです。今回の旅行は観光数も多いし、距離も長いということで少し心配だったけど、見たいところはほぼ回れたし、最後の御在所ロープウェイを除けば100点に近い観光ができたんじゃないかと思います。いやぁ、楽しかった。ハイライトは以下でしっかり振り返りましょう。

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投票制による、この旅で良かったところベスト5を決定!今回は観光数も過去最多でした。

■今回の旅行のベスト5
1.熊野古道巡り(㉗㉘㉙㉚)
2.奈良の寺院巡り(③④⑤⑥)
3.高野山の寺院巡り(⑩⑪⑫)
4.ホテル浦島(㉚㉛㉜)
4.伊勢神宮(㊱㊲㊳)

【詳細】


今回はいいところが多くて、どう点数を付けたら良いかみんな悩んでいたようですが、やはりもともと行きたい期待が高く、見ごたえ的にも間違いなかった熊野古道が一番だったかなと思います。奈良の東大寺もこんなに立派だったんだと改めて驚いたり、シカのハプニングがあって、印象に残りました。3位の高野山めぐりは特に金剛峯寺。見事な庭園と襖絵でした。実は高野山の奥の院含めて寺院巡りにするか迷いましたが、日にちも違ったので、奥の院は別にしたんですよね。その奥の院が6位だったということは、「トータルで見ると、高野山が一番だった」という考えもできそうです。4位に入ってきたのが宿泊施設であり、忘帰洞のインパクトがすごかったホテル浦島。でも忘帰洞だけでなく、ホテルの広さや、日本一長いエスカレーター、展望台とみどころたくさんでこれまで泊ってきたホテルの中でもそのスケールはけた違いだったと思います。これで4位なんだから逆に驚きです。5位は伊勢神宮。王道中の王道ですが40歳を超えてようやく行けてよかったですw
個人的には南紀白浜の観光や、本州最南端もよかった。小原洞窟恐竜ランドや鬼が城など、普通の旅行なら全然TOP3に入ってもおかしくないところが10位以下になるんだから今回は本当にレベルが高かったと思います。さすが世界遺産巡りでした。


■グルメ賞ベスト3
1.2日目夜 松風の夕食
2.1日目夜 高野山宿坊の精進料理
3.3日目夜 ホテル浦島のバイキング

1位と2位がダントツだったと思います。松風の夕食は刺身盛り合わせと大盛すき焼き。これは圧巻でした。精進料理も味付けが優しく最高でした。道の駅や観光地などいろんなところで買ったみかんを食べたのもいい思い出です。


■残念だったで賞
・御在所ロープウェイ
 →何と言っても、この時期に雪がまだ積もっていることを事前に確認できなかったのは調査不足でしたね。天気が良くても結局行けなかったかも。


■旅の忘れ物
・御在所ロープウェイ
・南紀白浜の観光
・友ヶ島
・ホテル浦島の船、外観写真
・伊勢神宮周辺の観光
・熊野本宮大社
・龍神温泉方面  など

ぐるっと一周はしてみたが、まだまだ見たいところはたくさんあります。次に来れるのはいつか分からないけど、機会があったらホテル浦島にまた止まって、熊野本宮大社や龍神温泉なども行ってみたいな。


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いよいよこの旅行も4日目。普段ならばとっくに帰っているんだが、まだまだ続きます。ただ本来は伊勢神宮を観光したら帰る予定だったんですけどね、そのまま帰ると深夜になってしまうので、足利に戻るなら伊勢の近くで一泊して次の日早めに帰った方がいいかなと思ったわけです。ということで今日も結構遅い時間までフルで観光を楽しみたいと思います。



今日もいい天気。海辺のドライブが多いので、ありがたい。昨日といい、本当に天気に恵まれました。



せっかく念願のホテル浦島に来たので、朝からフルに散策と温泉を楽しもうと決めていました。まずは朝起きて、山上館から続いている狼煙山の散策ルートへ。その後は温泉に行って、この旅行では初のチェックアウトぎりぎり10時までホテルに滞在します。



㉜狼煙山遊歩道(7:05-7:40)
なぎさ館から狼煙山へは徒歩でも結構あります。既に何度往復したかわからないが、まずは本館へ移動。それにしても今朝は寒い。。浴衣から着替えてきて正解でした。



世界で一番長いエスカレーターが7時から動いているので、このタイミングで乗っていこう!実際は1つのエスカレーターではなく、短いエスカレーター2基と、長いエスカレーター3基が連続する形になっています。それらのトータルが世界一長いということですね。単体で考えると多分もっと長いエスカレーターはあったと思います。(長野のパラダとか、野沢温泉の遊ロードとか)



外に出るとやはり寒い!標高高いだけに少し気温も違うのか?でもきれいに整備された道です。筋トレしている外国人も。なんか赤い手摺で懸垂していたけど、大丈夫か?



これだけの遊歩道がホテルの庭にあるという感じでしょうか。ホテル浦島はホテルもめちゃくちゃ大きいが敷地もとても広くて驚きました。国内最大級!?



遊歩道からの分岐でいくつか展望台がありますが、那智勝浦の街が展望出来て素晴らしい。こうしてみると結構船で行き来する場所って多そうに見えます。





浦島稲荷神社。昭和38年に作られた赤い橋です。結構歴史がある神社です。ホテル浦島が1956年設立されたとのことなので、ホテルができた後に作られたということですね。





そして最終地点には展望台が。ここからの景色も非常によかったです。何より草などであれていないしよく手入れが届いているというのにも関心。ホテル浦島、一体何人の従業員が働いているのだろうか!?「相当な雇用を生み出しているんだろうね」と父の言葉にも納得です。



いやぁ、朝から気持ち良い散歩ができました。戻って朝食にしよう。この長い廊下、実は岩の中を通っています。格子越しに見えるのは岩肌。この通路自体が洞窟の中みたいなものですね。考えてみるとすごい!


朝食(8:10-8:55)




朝食もバイキング。品数も多いのでなかなか迷う所。一皿目は大分和食中心に選んでます。



朝食ではまぐろのぶつ切りが提供されていてまぐろ丼にして楽しめました。ちょうどパイナップル食べ放題したかったところなので、パイナップルがあったのはうれしかったですね。





初日の精進料理から始まって、すき焼き・刺身から、勝浦でまぐろ食べまくりと大分食は満喫した気がします。父も母もちょっと食べ過ぎではないかな、お昼はその分控えめにしたいと思います。


朝風呂(9:00-9:35)


最後に忘帰洞にもう一度入ってこよう!忘帰洞は日が変わると男女入れ替えになりますが、入ってみてびっくり。全然地形が違っている!昨日は手前から温泉が4つくらい海に向かって続いていただけだったけど、今日は洞窟が大きく2つに分かれていて、その洞窟間をつなぐ通路があり、各洞窟に温泉が2~3あるという、より洞窟感の強い造りになっていた。こっちの方が面白いですね。そして最高だったのが、青い海が見えること。やっぱり海を見ながらの硫黄泉は別格でした。「これ、ずっと入っていたいなぁ。」そんなことを考えていたのがチェックアウト直前の9時20分。忘帰洞と言われる理由を再認識しましたね。



ついでにまだ入っていない滝の湯にも入ってきた。名前の通り温泉内に岩があって、そこを滝のように温泉が流れていました。忘帰洞や玄武洞に比べれば地味ではあるけど、外湯もあるし、これだけでも十分立派な温泉でしたね。本当贅沢すぎる温泉だ。これでスタンプもコンプリート。全部集めると、チェックアウト時に入浴剤がもらえます。かっこいいパッケージだ。


(10:10 チェックアウト)


ホテルの中は最初は迷路みたいでわからなくなったけど、最終的には地図なしであるけるようになった!ホテルの中だけで10000歩くらい歩いただろうからな。これまでで一番広いホテルだったのは間違いない。



まだまだこのホテルは知らないところ、探索したいところがあります。絶対また来たいわ~、でもいつ来れるかなぁ。。



帰りもシャトルバスで。せっかくだから玄関からでて写真でも撮ればよかったな。結局外観を見ないまま去ることになったホテル浦島なのであった。さすがバスも満員です。発車時間を見ると20分に1本なのかな、予定が詰まっている場合はチェックアウトの時間もうまく調整した方がよさそうです。



さて今日は紀伊半島ぐるっと一周のうち、反時計回りに勝浦から伊勢神宮まで上っていきます。昨日の熊野那智大社や青岸渡寺の方角に卍マークが見えるな。昨日の思い出話で車の中で盛り上がりましたw



㉝熊野速玉大社(10:55-11:25)


割とすぐに熊野速玉大社に到着。昨日の熊野那智大社に続いて、2つめの熊野三山になります。ここまできたら本宮大社にも行ってみたいが、ちょっと距離が遠く、今回は断念です。ちなみに熊野速玉大社でちょうどこの旅行の走行距離を1000キロ記録しました。





熊野三山にしては、熊野那智大社に比べるとアクセスも簡単(街中!)だし、全体もこじんまりとしていて観光もしやすいところだなと思いました。ここにも八咫烏今年「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界文化遺産登録から20周年を迎え、令和10年に御創建1900年を迎えるとのことで益々盛り上がっていくことでしょう。



御朱印とお守り。カラスのお守りは「勝」と書かれていてかっこよいです。





こう観光していて思うのは、熊野三山についてもっと事前に由緒など調べておけばよかったなということですね。世界遺産にもなっているほどの場所ですが、予備知識がないので「何か神々しいわ~」という感じで観光してしまってますので^^;
熊野三神(熊野速玉大神、熊野夫須美大神、家津美都子大神)を神殿を建てて迎えしたことに創始する、と説明されていますがこの熊野三神がどんなものかもわかっていないからなぁ。



最後に鳥居の前で写真撮影。鳥居の外には普通にお店や家が建っていて、本当に街中という感じです。帰りに駐車場横で売っていた、みかん(せとか)3個500円を購入。和歌山の旅行だからかやたらと車の中でみかんを食べている気がします。父はさらに三宝と言われるみかんを何と1000円分も買っていました。みかんというより夏みかんに近いそうで。。車の中だから種を出したり、皮をむいて食べるのは難しいと思うのだけど。

続いて、日本最古の神社といわれる花の窟神社へ。歴史的な名所が近いところに点在しているものですね。



㉞花の窟神社(12:00-12:25)




入り口からしてなかなか神々しい雰囲気です。少し歩くと、売店や食事処があって軽食を食べたりもできる様子。あ、ここでテイクアウトして食べて行くのでもいいなと思ったが、あまりテイクアウトできるようなものは売っていませんでした。。めはり寿司は昨日食べたしなぁ。





奥に待っていたものはこれまた見上げる程の大きな岩。岩の壁の上を仰ぐと、何やらロープが垂れ下がっている。お綱掛け神事といって、2月2日と10月2日に藁縄7本を束ねたものと、花をつけた3本の縄旗が吊るされるとのこと。今ぶら下がっているものがそれなのか?



日本最古なら、、、ここはやっぱり御朱印もらっておくべきだろ!と思い、この旅何回目の御朱印かわからないが手帳を差し出す。。父は御朱印帳を忘れたといって、車に取りに帰ってました。こじんまりとしていますが、何となく印象に残った場所だったかな。



お昼ご飯は花の窟神社のとなりのファミリーマートで。この旅行、お昼ご飯は捨ててますからねw自分はサラダラップにしておきました。



㉟鬼ヶ城(12:50-14:04)


花の窟神社からすぐです。実はこの観光地はずっと前から気になっていたんだけど、天候不良だと途中で閉鎖されていたり、そもそも天気がよくないと景色も一気にトーンダウンしてしまいますが、まさに快晴の今日に来られてよかったなと思ったところです。



穴場だと思っていたが、かなりの車だ。観光バスまであるぞ。少し進むと鬼と、真実の口のようなオブジェが。是非突っ込んでみたいけど、このご時世なかなか入れにくいですな。(まさかコロナやインフルエンザウイルスが!?)





で、なぜここに来てみたかったかというと、鬼ヶ城は海沿いの歩道を歩く景勝地でまさに冒険しているような地形を歩くことと、ものすごい絶景と書かれていたので。期待していた通り、入口からいい感じの雰囲気です。



さすが鬼が城!鬼が口を開けているように見えなくもない。ここから素晴らしい絶景となかなか恐ろしい岩場道が続きます。注意事項にもあるけど、ハイヒールとか歩きにくい恰好では来ない方がいいです。





最初の方は結構緩やかな道ですが、、、



だんだん険しくなってくる。道はどんどん細くなってきます。



この辺りで引き返す人も多いようです。母は、どちらかというと体力が厳しそう。「もう戻ろうかな…」と言うので、一応区切りの良いところで父は母には戻ってもらうことに。これは子供がきたら無理だったろうなぁ。陽菜は特に最初の時点でムリってなりそうだ。そして、悪天候だと滑る危険もあるので、ちょっと歩くのが憚れるというのはわかる。これはいつ崩れてもおかしくないぞ。。





峠を越えると、割と緩やかな道に戻ってくる。絶景が続くんだが、単調なのでだんだん飽きてきて、まだ続くんかなぁという気分になってきますw



蜂の巣という名の地形。これも海蝕地形か!?昨日の三段壁や虫食い岩で見たものに近いので驚かなくなってきたが、後から見返してみると、やはりすごい模様だなと思う。



どこまで続くやら、、、と思っていたらようやく鬼ヶ城の遊歩道が終わったっぽい。ここから上がると神社があるんだろうな。父も母を待たせることになってしまうので、さすがにここで引き返します。一応国道に出てぐるっと一周するルートもあるのですが、、せっかくだから早足で何分かかるかタイムトライアル。対向から来る人には道を譲って、休まず歩いて帰りは14分でした。初めて来る時は景色を楽しんで休みながらだと片道40分くらい見ておいた方がいいと思います。かなり急斜面で焦ったりもするので。



帰りにレストハウスによって一休み。復路は急ぎ足ということもあり、汗だくになってしまった。気持ち悪いので服を着替えて、神聖な気持ちになって、伊勢神宮参りと行きましょう!



伊勢神宮まではさすがに結構時間がかかる。さきほど買ったせとかを食べながら行こう。こちらもはるみのように、オレンジとみかんの中間のような感じで、酸味と甘みがちょうどよかった。みかんの大トロとも言われるが、大トロと言われると、よくわからないが^^;おいしかったです。



㊱伊勢神宮外宮(15:40-16:15)




伊勢神宮も有名で行きたいなと思っていたのがようやく叶いました。外宮と内宮があるが、基本的には外宮→内宮の順番で回るようです。ちなみに父は伊勢神宮は来たことがあるが、それは内宮で、外宮には来たことがなかったので、内宮だけまわるということもあるのでしょう。ということでまず外宮へ。



外宮は内宮に比べるとこじんまりとしていますが、いろいろ宮があって、全部回っているとそれなりに大変そうです。帽子被っていたが、何回脱着したかwここも熊野速玉神社同様、各お社が何を祀っているのかわからないので、ただ巡っている感じになってしまった^^;



広い空き地もある。将来個々に何か建物が経つのだろうか。



こちらが本宮。さすがに内部は写真撮影禁止になっていました。この時間でも人がたくさんいて、多くの人が何かしらの想いを持ってここに参拝に来ているのかなと思うと共に、伊勢神宮ようやくこれた~という達成感もありました。



ぐるっと一周して駐車場へ。帰り際に建物があり、「神馬の健康を害するのでフラッシュ撮影は遠慮ください」と書かれていたので普段はここに神馬がいるのだろうか?時間が遅くていないのか、普段からいないのかは分からなかった。。

さて、今日も大分歩いてへばってきましたが、最後の観光地にして大物、内宮に行きます。ちなみに内宮に行く際に駐車場がどこかちょっと迷ったが、すぐ横に大きな駐車場があったのですね。



㊲伊勢神宮内宮(16:45-17:25)




時間的に人いないかなと思ったが、この時間でもまだまだ入っていく人がいるのに驚きました。割と子連れの地元っぽい人もいます。内宮にも、外宮と同じように入り口に大きな鳥居が。父はこれを見て、「そうそう、この鳥居の向こうに大きな橋があったんだよ」と思い出したようです。もう何十年も前の話ですね。





驚いたのは、内宮のスケールの大きさ。特に通路などスペースは外宮に比べても断然広い。なんだかすべてが小さく見えてしまいます。多くの人が参拝することを考えてキャパシティ持たせているのでしょうか。



時間的に御朱印は無理かなと思ったが、営業していた!ちなみに伊勢神宮の御朱印はハンコと日付記入のみです。普段すごく混んでいるし、格式も高いところだから、人によって御朱印のスキルにばらつきがでると良くないという考えからなのだろうが、これはちょっと悲しいなぁ。(まぁ御朱印の文字通りではあるが)



そしてかなりの距離を歩いて拝殿へ。広い階段の前で一枚と、参拝を終えて広場で一枚(TOP写真)です。内宮は外宮の何倍もの広さがあったような気がします。宿への到着もちょっと遅れそうなので、この辺りで到着が20時くらいになりそうな旨を連絡。薄暗くなって、燈籠にも灯りがつき、いい雰囲気になってきました。



さて、今日の宿は夕食を付けていないのでどこかで食べて行く必要があります。ちょうど内宮を出たところに、おかげ横丁というお土産や飲食店が密集した大通りがあるので、そちらで伊勢の名物でも食べて行こうかなと思っていたのだが、、、


㊳おかげ横丁(17:30-17:50)


なんと閑古鳥が鳴いている!というか、店が閉まっているようです。夜はやっていない店が多かったのか、、というかむしろこの人通りを見ればやっている店なんてないんじゃないかな、、と思いながらとりあえず歩いてみることに。



で、結局店はやっていないことが判明しました^^;仕方ない、こうなったらどこか地場の食堂でも入って食べるしかないか。。一件だけ丼物屋さんがやっていたな。松坂牛丼とか、イセエビ丼とかおいしそうなメニューもあったが、もう少し探してみるか。。で、車を少し走らせてみたが意外とないものですね。ちょっと範囲を広げてみたら、高速のサービスエリアである安濃SAにいろいろと飲食店が集まっているらしい。しかもおかげ横丁の雰囲気を出しているんだとか。

ならば、おかげ横丁のリベンジとして行ってみるか!


安濃SAで夕食(18:45-19:30)


安濃到着!まったくのノープランで来てしまったが、なにか地元のおいしい食事が食べられるでしょうか!?外に確かに出店みたいなものがあったが、夕食にするにはいまいちの量だなぁ(串ものとかが多い印象)



中に入ると定食屋があって、松坂牛定食や、味噌カツ定食などが注文できそうなので、そういえば名古屋も近いよなと思って味噌カツ定食を注文!



ちょっとしょっぱかったが久しぶりの味噌カツでおいしかった。陽菜とりっくんへのお土産をまだ買えていなかったので、SAでちぃかわのグッズを買ってそろそろ宿に向かいましょう。



菰野ICで降りて、湯の山温泉方面へ。途中、地元っぽい料理店がいくつかあって、こっちで食べてもよかったなぁなんて思ったり。写真は湯の山温泉駅前だが、ここから先の道は急に暗くなり、なかなか分かりにくく、そして狭く難しい道だったな。ナビの案内が悪かったのか、後半はとても対向車とすれ違えそうにない道ばかりだった。



㊴オテルマロニエ(20:20チェックイン)


ホテルに到着して驚いたのが、なんと駐車場が空きがない!ホテルの支配人に確認すると今日は団体客が入っていて、宴会をしているそうだ。確かに外にいてもどんちゃん騒ぎの様子が聞こえる。明日は祝日だからなぁ、近場の人がお疲れ会でもやっているのかな。そして駐車場がちょうど1台空いたので、そこに停めてなんとかチェックインを済ませられたのだった。。



部屋は405号室。今回はホテルのアニバーサリー割引とかで30%オフという大変お得なプランであるがゆえに、部屋はお任せという内容。和室になったのは良かったのだが、アメニティはないし(歯ブラシもなし)、布団を敷くのも自分でということで、疲れた一行には厳しかった^^;母がほとんどやってくれたのですけどね。



さて、気を取り直して温泉でも入るか。ここの温泉は無色透明で無臭だったので忘帰洞の温泉とは大分違ったが、打たせ湯があって、疲れた足を湯に打たせてリラックスできた。夜になって雨が降ってきたので、露天風呂は雨に濡れながら気持ちよかったな。



晩酌は2日目に買った日本酒と紀州南高梅の酒漬け。いよいよこの旅行もラストが見えてきた。明日は御在所ロープウェイに乗って、山を少し歩いたりリフトに乗ったりしようと思っているが、、明日はついに天気が崩れる予報になっています(2日目も午後は大雨だったが)。雨が降るとさすがにロープウェイでハイキングは無理だぞ。。。天気は祈るしかないですが、代わりのプランは何か立てておかないとなと思ったあたりで眠くなってきました。明日考えるか~。



宴会が終わって、一部の人は帰ったみたいですが、大多数は宿泊なのでしょうね。しばらく海の近くを観光していたので、部屋から見える山の雰囲気が懐かしいです。明日は多少早めに出発して、早めに観光して夕方には自宅に着くようにしないとな。同時にリフレッシュ休暇も終わりか~。あさっては出社だし、やることも溜まってきてるからな。明日は祝日だし、せめてあと1日は休暇気分で楽しく旅行を終えたいものだ。

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今日はいよいよ和歌山ぐるっと一周の中の中核本州最南端~熊野古道を観光。天気によって印象も大きく変わるところだけど、幸運なことに今日は快晴!朝起きて天気が良かったことが何よりです。南紀白浜は観光するところはたくさんあるけど、今日も観光箇所が多いのでせめて散歩で白浜の風を味わってきましょう。

南紀白浜散策(6:20-7:10)


と思ったが、これでもかというくらい風が強い!オーナーに聞いても今日は特別強風のようだ。風も冷たいのでちょっと外に出るのも迷ったが、この機に行かないとしばらく来れないからな。まずは千畳敷へ。


⑱千畳敷(6:30-6:35)


千畳敷は海辺ということもあり、より一層風が強かった!でも水平線がきれいで見晴らしも良いです。



ここはドラマの撮影なんかでも使われることが多いようで、ロケもよくやっているのだとか。長い歴史の中で波に削られてこのような滑らかな岩肌になっているのでしょうね。横から見ると層になっていて模様もきれいです。



父と記念写真。カメラは岩においてタイマーかけてシャッタ―押していますが、飛ばされないか心配なくらいです。朝はかなり寒いので、ずっとここにいると頭が痛くなってしまいそうだ。せっかくなので、もう少し町の方まで歩いてみます。



南紀白浜はさすがホテルが多い。昔はハネムーンで南紀白浜というのもよくあったみたいですからね。その頃の名残か。。コロナで大分施設も減ってしまったと思うけど、今残っているところは頑張ってほしいものです。



お、これが有名な「崎の湯」か。こんなところにあるんだ。崎の湯は、海を眺めて温泉につかれる露天風呂です。父が「これはぜひ入りたいな」というので、今日のプランには入っていないが、後で来てみるかなと、この場では思ったのだった(そして結局自分も入ることに。)



こちらは白良浜方面。さすがにここから歩いてさらに1.2kmとなると遠いなぁ。白良浜もぜひ見たいので、この後行ってみるつもりです。さて、大分歩いたので戻ります。ここまででもう5000歩歩いてしまった。この旅行はホントよく歩いてます。


朝食(7:10-7:30)


昨日の夕食は肉と魚がっつりという感じでしたが、朝は完全な和定食。おかずが少しずつ乗っているワンプレーとタイプでしたが、おしゃれでやはりセンスあるなぁと思いました。



何よりこの雰囲気の個室で音楽を聴きながらというのもよいです。自分が欲しかった暖炉型のストーブもあり、インテリアとしても参考になりました。


8:35 チェックアウト


この宿もゆっくりしていたいなと思うところでした。プレミアムルームだもんな、ここに泊まれてよかったと思います。


⑲三段壁(8:40-9:20)


宿から程なくして三段壁へ到着。相変わらずすごい風だ。三段壁への道には店も出ていてみかんなど売っていた。平日だからかあまり賑わいはなかったかな。





これはすごい景色。やっぱり天気の悪い昨日に来なくてよかった!3日目が一番海沿いを走るし、今日が晴れてくれたのが一番うれしいです。



三段壁へはエレベーターで28メートル下ります。エレベーターには解説員も付いていて、想像していたよりスタッフの数も多いし、謎解きのイベントともコラボしていたり盛り上がってます。



エレベーターで最下層に着くと、イルミネーションで彩られた部屋に着き、海蝕地形をバックに写真サービスも。





驚いたのが牟婁大辯財天。洞窟の中にこんなものまで作ってしまうとは!昨日の小原恐竜洞窟も良くできているなと思ったが、ここはお金も相当かけているんじゃないだろうか。自然に「いや~すごいわ」っと声が出ながら歩いてます。



熊野水軍小屋の再現。源氏と平家戦いの中で、熊野水軍は源氏に加勢し、勝利に貢献したそうだ。そして熊野水軍が船を隠したところが、ここ三段壁だったといわれているとのこと。





海蝕地形もたっぷり。波がザバっと大きな音をたてながら洞窟の奥に当たって、飛沫が飛んでます。荒れている時には、展望ゾーンにいても濡れることがあるのかな。そして漣痕(リップル)。海底の潮の流れで畝ができて、そこに泥が積みかさなって、こんな地形になっているようです。その場所なりの自然条件に沿った地形ができるものなのですね。



一方、こちらは最近できた自然の造形物。2018年の超大型台風21号が去った後に突如現れた岩ということで驚きです。さすがに海から打ち上げられたというのは、そこまで水位が高くなっても考え難いと思うが、空から降ってくるわけでもないし、、何があったのだろうか。



三段壁洞窟内は、見学が終わると1周まわってもとのエレベーターに戻ってくるので、気が済むまで周回できますねw思っていた以上に手の込んだ展示物もあり、見ごたえありました。帰りに売店でまたみかんを購入。車の中ではみかん食べまくりの旅となってます。



⑳崎の湯(9:35-9:50)


崎の湯は1400年前に湧き出していて、大正時代ぐらいにボーリングでちゃんとした温泉施設として作られたという非常に歴史を持った温泉です。源泉は80℃とかなり熱め。最初は父が温泉に入っている間に、自分と母は白良浜でも観光してこようと思っていたのだが、、崎の湯を見ているうちに自分も入りたくなってきた。これは行くしかない!



タオル1本だけ持って突入。とにかく風が強くて冷たいので早く湯に入らないと風邪ひいてしまう!脱衣所から先は撮影禁止だが、あまり風よけのようなものもないので、急いで脱いで入ってきます。



この写真は温泉の外から撮ったものですが、雰囲気はこんな感じです。露天風呂が2つあるだけで洗い場もないので、湯につかるだけですが、海辺の岩場と海中展望台を見ながら入ることができて最高です。やっぱりせっかく来たからには、入らないとと改めて思います。いい経験になりました。



㉑白良浜(9:55-10:05)


続いて白良浜へ。駐車場に停めて白良浜に降りると一同おぉ~となりました。とにかく浜が白い!名前の通りでしたね。青空と白良浜の素敵なコンボが見れたこと自体に感謝。



ちなみになぜこんなに白いかというと、調べるとたくさん情報が出てきます。この砂、オーストラリアから輸入しているらしいです。「昭和の終わりごろ浜の砂が減り、平成に入ってから同質の砂が13万トン以上、輸入された。」とのことですが、地元の人からは「昔はもっと白く、踏むと音がなる『鳴き砂』だった」と不満の声も聞かれる。といった記事もありました。これよりきれいな砂浜だと…?これでも十分きれいなんだけどな。



白良浜では、どこかの部活がトレーニングしていたり観光客が歩いていたり賑わっています。夏は海水浴場としてより人が集まるのでしょうね。時間があれば、、、ゆっくり座ってコーヒーでも飲んでいたいが…この先もビッグな観光地が続きますからね。また白浜に来れることを祈って出発だ!



本州最南端への道のりも快晴で、快適な海辺のドライブでした。しばらくは無料高速区間を走りますが、降りてからはまさに昨日オーナーから聞いた、千葉の房総半島に似ている雰囲気の道を運転する感じだったな。



偶然にも特急列車(くろしお)が!正面がパンダの顔をしているのがかわいいですね。父も母も一生懸命写真を撮ろうとしているがうまく撮れず。。昨日の和歌山城に続き、なかなか難しいですな。



㉒潮岬灯台(11:15-11:35)


最南端が近づいてきた。潮岬灯台は日本では限定的な登れる灯台の1つ。駐車場から少し歩いたところにあります。まずはトイレ休憩だ。



テンションあがってきた。この天気で灯台は最高のシチュエーションです。



近くの小学生が書いたスイミーの絵が。懐かしい!



階段を上る前に、資料館もあるので見学してきました。串本は黒潮が本州とはじめて合流する町だそうです。カツオやトビウオが豊富なのだとか。あ、だから昨日の宿でもトビウオの刺身が出てきたのか!



通路が他の灯台に比べて非常に狭いなと思いました。すれ違うのは問題ないですが、壁に張り付かないと厳しい!そして極めつけは登った後も展望台も狭い!これは太っている人は通れないのではないだろうか??





でも景色は最高です!何やら森の中に神社の境内らしきものがあるぞ。こういうのを見ると、観光時間に見込んでいなくても行ってみたくなりますからね、行ってみよう(行ってみると潮岬神社でした)。



ちなみに灯台の内部はこんな感じ。最後の階段が急で子供が居たら怖がって登れなかっただろう(そもそも陽菜は高所恐怖症なので灯台自体ダメかもしれないが)



㉓潮岬神社、見晴らし(11:35-11:50)


灯台を出て左に進むと、早速潮岬神社の石碑発見。事前に調べた時は潮岬灯台が有名すぎるからか、神社が知名度が低いのかわからないが、ヒットしなかったところなので、どうなっているか楽しみです。



大正3年に建立された鳥居。歴史ありますね。





本殿は立派でしたが人はいませんでした。でも本殿に入ると、無人販売で御朱印やお守りが売っていて、特にいいなぁと思ったのが、主が「ご自由に持って行ってください」と書き記したメッセージ。
「どんなものをもらったかより、どんな気持ちで送ってくれたかを気にすること」これ、いい言葉じゃないですか。そもそもこの主はどんな気持ちでこのメッセージを書いていたのか?そこを考えるところから始めましょう。



ちょっと気になる「潮岬の鯨山見 80m」。当然時間は押しているが行ってみます。



岬の先端に近づいているはずなのに木々に囲まれている。しかし、海辺の近い雰囲気を感じる。これ、私が大好きなヤツですね。



良い景色だ。ちなみに木がなかったら断崖絶壁になっていると思います。さーて大分寄り道してしまったな。戻ろう。



㉔本州最南端の碑(12:00-12:15)




潮岬灯台から本州最南端まではすぐです。駐車場に到着すると、ちょうどお昼のサイレンが。父は「ここで食べて行くのかい?」とお腹が空いたようだ。そうなんだよな、あまり遅くなると今夜はバイキングだからもったいないし。。次の観光地で食べることにしよう。



本州最南端は、この辺り一帯を指すようで、記念碑がいくつかありました。Top写真に乗せているのが多分一般的な本州最南端の碑だと思います。これでようやく、本州の東西南北制覇です。
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本州最東端 魹ヶ埼 2013/04/06 
本州最西端 毘沙の鼻 2013/11/2
・本州最北端 大間崎 ①2012/05/02 ②2018/07/14
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父も母も最東端以外は制覇。魹ヶ埼はちょっと特殊ですよね(片道4kmくらい歩くんだった)



このあたりは一面芝生。観光タワーが目立っているが、灯台も登ったし今回はパスすることにしよう。



無料の資料館もあります。本州最南端のスタンプをゲット!まぁ来てしまえば、すごく見どころがあるわけでもないので、最南端の碑と写真を撮って帰れば10~15分といったところですかね。

朝から予定していなかった崎の湯に入ったり、潮岬神社に行ったりで大分時間が押してます。次は、、、



㉕橋杭岩(12:35-13:10)


これも紀伊半島の奇岩群。串本に来たら外せないでしょう。ぱっと見、岩手の浄土ヶ浜のような雰囲気がありましたが、大きさはそこまで大きくないのと、数が多いところが違います^^;道の駅が併設されているので、父もお腹空いているようだし、まずは食べますか。



道の駅の売店にはあまりテイクアウトできそうなものがないなぁと思っていたら奥に食堂があった。入ってみると、橋杭岩を眺めながら食べられるようだし、ここいいじゃんと思い注文。



頼んだのは和歌山ラーメンと、めはり寿司というご当地グルメの組み合わせ。めはり寿司は初めて食べたが、味を付けた葉でおにぎりを巻いたもので、目を見張るくらい大きいとか、食べる時に大きいので目を見開くように食べることからこの名前が付いたという由来があるようです。和歌山ラーメンは醤油とんこつ系であっさりしていておいしかったな。母は2日連続ラーメンということで、しょっぱすぎると嘆いてましたw



食堂を出て、橋杭岩の看板と共に1枚。





ところどころ水たまりはありますが、結構岩の近くまで行くこともできそうです。でも、歩いているとなんだかんだで水たまりに入ってしまって、濡れてしまったようですね。それにしても見事な景色。このような岩群がなぜここにだけ列をなして残っているのか。不思議なものだ。

お次の目的地は虫喰岩。自然地形が続きます。海辺を離れて山の方に入っていきます。



㉖虫喰岩(13:35-13:40)


こちらも道の駅併設です。着いた瞬間に穴が無数に空いた岩が現れるのでおぉ~となるでしょう。でも、橋杭岩と違って観光客は少なめです。



穴のあいた小石に糸を通して願掛けをすると、耳の病気が治る言い伝えがあるようでよく見ると糸が通された跡がいくつもありました。この地形は雨風の浸食によるものとのことですが、やはりここの岩肌だけこうなっているのが不思議だなと。





天井を見上げると、スズメバチの巣がいくつかありました。こういう地形だから壊されにくいしハチにとっても危険が少なくて好都合なのでしょう。そんなところもまさに自然ですね。



ちなみに道の駅の中には食べ物はほとんどなかった。橋杭岩で食べておいて正解だった!気になったのはロケットの旗。串本町でのロケット発射(カイロス)はまさに先週の3/13に行われたわけですが、失敗してしまったとニュースになっていましたね。がっかりしたろうなぁ。そんな時事的な話に触れられるタイミングに来れたのも縁ですね。



お次はこの旅行の目玉(いくつもあるが)である熊野古道。ここは母が5年位前から行きたいと言っていたところだし、自分も世界遺産として注目してましたからね。熊野古道は和歌山に広く渡っているので全部歩ききるのは難しいですが、今回は一番有名ともいえる、大門坂~那智大滝まで見学できる2時間半コースを予定しています。今日は歩数すごいな!



熊野古道散策(14:20-17:25)


まずは観光案内所に到着。どこからが熊野古道かよく分からなかったので観光案内所で聞いてみようと思ったら、スタッフさん昼食中でした。まさかの外国人の方が案内してくれたがとても流暢な日本語でした。



㉗大門通り(14:25-15:05)


スタッフさんからもらった地図をもって、大門坂へ。昔の人の衣装に変装した方が歩いています。当時の衣装になりきって参拝するのも気分がのって良さそうです。





いよいよ熊野古道らしくなってきた。夫婦杉を過ぎれば、遠い昔の時代を思わせる古道が続きます。この夫婦杉は太すぎです。両手でさわってパワーを吸引したくなる!



多富気王子跡には、九十九王子 最後の王子跡と記載されています。九十九もあるというのか?いきなり最初に出会った王子跡が最後というのも珍しい。



ここで杖が登場!母は既にバテ気味なので、ありがたく持っていきましょう。階段になっているからそれほど急斜面というわけもないが、あとどれくらい続くのか?そんなことを考え始めた頃…



杉の並木を抜けました!大体40分くらいでしたかね。ちなみに階段の数でいうと267段だそうです。階段が広いので間に数歩歩きます。そのため267段と聞くと、もっとあったんじゃない?となります。



しかし那智大社まではまだ階段が続く。。。父は昔職場の旅行で来たことがあるらしく、その時はこの大門坂は通らず、上の駐車場から階段を上ったようです。大門坂から那智大社までの参道の階段は全部で「467段」とのことだから、ここからまだ200段あるのか~



途中には売店も。那智黒石で作られた置物などが多く売られていました。真っ黒ですね。碁石なんかに使われるようです。





さぁ、那智大社まであと一息。鳥居のあたりまでくるとツアー客も増えてきます。やっぱり駐車場までバスで来るのがスタンダードなのだろうな。大門坂は健脚者向けってところですかね。


㉘熊野那智大社(15:15-15:30)




やっと到着。これが熊野三山の一社か。やはり祀られているのは八咫烏熊野の神様のお使いですね。今回の旅行では三山のうち、もう1つ熊野速水大社も観光します。事前に観光ルートを調べた時は、熊野那智大社と青岸渡寺も少し歩いて移動するのかと思っていたけど、階段は別々だが、上でつながっているようなの観光時間的にも少しゆっくりしていけそうだ。



樟霊社(しょうれいしゃ)と言われるご神木。樹齢850とのことです。なんと、ここを胎内くぐりできるようだ。たしかに老木は内部が空洞化して、充填されているのはよく見るが、胎内くぐりに応用するとは。入り口は狭いが、内部はそこまで狭くもなく、はしごを登って出口へ向かうという面白体験でした。


㉙青岸渡寺(15:30-15:50)


続いて、西国三十三所第一番札所である青岸渡寺へ。看板には青岸渡寺と熊野那智大社は江戸時代(1603年から1867年)お終わりまで那智山と総じて信仰されてきたが、明治時代になって仏教と神道が分離されてから僧侶が追放され、その後1874年に空になったお堂を青岸渡寺として新たなお寺として使う許可を得たという歴史があります。




御朱印は本堂の中に。世界遺産に登録された寺院の御朱印は確実にゲットしていきます。ここまでで大分歩きましたからそろそろ足も疲れてきましたが、那智の滝もやっぱり見て行かないと勿体ないからな。時間もちょうどいいしもうひと頑張り歩きます。



ちなみに青岸渡寺からも那智の滝は見え、有名な写真スポットになっています。3人で撮りたかったが、カメラ置くところがなかったんですよね、残念。



那智大滝・飛瀧神社までの距離はなかなか長い。。でも下り坂なので体力は問題なし。三重塔の正式名称は那智山青岸渡寺三重塔ということで、青岸渡寺に属しているようだ。看板の解説によると、中に入ることはできないが、各階に仏像が安置されているようです。


㉚那智大滝・飛瀧神社(16:15-16:30)


石段をくだると、また道路に合流。バス停があって結構な待ち行列ができていました。帰りはここからバスに乗って帰るという手段もありますね(結局徒歩で帰った訳だが)。那智大滝への参道があるが、下り階段だな、最後は上りか~。



長い距離歩くことになるか心配だったが、割とすぐに到着。それでも母は大分遅れてきたな、大丈夫か!?さすが大きな滝だ。これほど大きな滝を間近で見たのは久しぶりだな。お金を払えばさらに近くの展望台から見学したり、延命水を飲めたりするが、も階段を上る気が起きないなぁ。。でも下から見るだけでも十分な迫力でした。



さて、これでここのチェックポイントも制覇かな。ちょっと上の売店で甘味でも買って休んでくるか。



道路沿いにはお土産やがたくさん並んでいる、さすがに16時以降になると店も閉まり始めてくる。この辺りの名物は黒飴のようで、結構どの売店でも見かけます。黒飴ももちろん買ったが、黒飴ソフトも売っていたので購入。黒蜜風味のソフトクリームだがなかなかに甘くて疲れた体には良かった!



他にもみかん団子とかいろいろ売っていて、5000円分くらい母が買っていきました。この後帰り道もあるから、何もここでそんなに買わなくてもねwこの時間でも、熊野那智大社への階段を上っていく人が何人かいたな。この辺りに宿泊するお客さんもいるんでしょうか。



自分らはここから大門坂を下っていきます。行きに比べると半分くらいの時間で戻れました。母は持っていた杖を中間地点で返却したが、下にも杖置きがあったのをみて「あの子、1本だけ中間地点で置いてきちゃって、かわいそうだったん」と嘆いてましたね。杖はそんなこと思ってないから大丈夫だって。



さて、ここまでで既にスマートウォッチの万歩計では2万歩を超えています。今日は朝からずいぶん歩いたからなぁ。しかし、この後ホテルについてからもまだまだ歩くことになるのだった。いよいよこの旅行の楽しみの1つ、忘帰洞のある「ホテル浦島」へ。ホテル浦島は島に経っているので一般車では直接行くことができず、亀の遊覧船に乗って島に上陸する方法と、ホテルから出ているシャトルバスに乗って、一般車進入禁止のルートでホテルに向かう2つの方法があります。ホテル指定の駐車場につくと、遊覧船で行くには少なくとも15分待つ必要があるとのことだったので、早く行けるシャトルバスで向かうことにしました。子供と来ていれば船で行こうと思っていたんですがね。大人だけだし、遊覧船じゃなくてもいいかって。


㉛ホテル浦島(18:00チェックイン)


ホテルの裏口のようなところに到着し、そこからイン。ホテル浦島は、山上館、なぎさ館、本館など合計4つのエリアに分かれていて、全体フロントでチェックインして、詳細はエリアごとのフロントでルームキーや食券を受け取るというシステムになっていた。



今回はなぎさ館に泊まるのだが、フロントからものすごく距離があります。外も通るから寒いし。ホテル浦島の広さにまず圧倒されましたね。エリアのフロントでチェックインした後も結構な距離w両サイドはゲームセンターやお土産やになっています。なんと賑やかな。



部屋は6617号室。荷物置きようの小部屋とわかれていて、広さも清潔さも快適な部屋です。1日目といい、2日目のサプライズプレミアムルームといい、今回の旅行はいい部屋が多いです。



全室オーシャンビューで、なぎさ館は那智勝浦町方面を見渡せる位置になります。ちょうど薄暗くなってきたタイミングで那智勝浦の複雑な地形が幻想的に見えました。少し休んで夕食会場へ。


夕食(18:30-19:25)


ホテル浦島は広いだけにバイキング会場も複数あるようですが、そのうちの1つの会場だけでも人がたくさんでした。那智勝浦はまぐろが名産というだけあって、まぐろの刺身やまぐろのから揚げ、まぐろメンチカツなどまぐろ料理も豊富。



自分もせっかくここに来たんだからまぐろたくさん食べて行こうと思って、刺身中心にいただきました。宿泊客はやはり外国人が多いようだな。アジア系も中国や韓国の人が多かったように見えます。



母はいつも、「バイキングだと食べ過ぎちゃうん」といっているが、今日も大量摂取。結局バイキングの料理を目の前にすると意思が変わってしまうのでしょうw昼食はなるべく控えめにできるようにプランを調整してますが、ラーメンなど割としっかり食べてますので、旅行が終わった後体重計に乗るのが怖いものですねw



さて、部屋に戻ったら温泉。今日は本当いろいろ観光地を回ったし夜も深まってきたところですが、実はここからが本番という説もあるくらい楽しみなホテル浦島の温泉巡りへ出発!


洞窟風呂巡り:忘帰洞・玄武洞・磯の湯(20:30-22:10)


ホテル浦島には分っただけでも温泉が5つあって。洞窟温泉である「忘帰洞」、「玄武洞」と、内湯である「滝の湯」「磯の湯」「ハマユウの湯」から成り立っています。(山上館にももう1つ温泉があるみたいです)。忘帰洞と玄武洞は両方ともぜひ入りたいところだが、結構距離が離れているので、ハシゴするにも結構大変。まずは忘帰洞から。



忘帰洞は山上館の方なので、また長い廊下と一旦外に出て向かいます。残念ながら脱衣所から先は撮影禁止で(どっちにしろ常に人がいるので)、外の雰囲気だけだがやはりすごい温泉だった。





洞窟自体はかなり人工的に作り直したものとは思うが、海に続いていて、4つくらい温泉があってそれぞれ熱め、普通みたいな感じで違った温度管理がされている。そして温泉も白色で硫黄の臭いがして、いかにも温泉という感じの温泉で雰囲気もよかったです。ちなみに次の日の朝にもう一度入ったら、全然違う地形になっていました。男女入れ替え制なので忘帰洞は2日連続で入るべきですね。



さすがにすべての温泉に入るのは難しいから、今日は玄武洞ともう一つくらいにしておこう。上記で書いた通り移動が大変です。ホテル浦島の中にはローソンもあるし、日本で一番長いエスカレーターなど見ておくべきところはいろいろあります。エスカレーターは午後8時までということで停止していたので、明日の朝身に来ようと思います。



そして玄武洞。こちらは忘帰洞と比べるとやや縦長で狭い浴場でしたが、同じように海に面した通路が続いており、温泉に入りながら海を眺められるような温泉でした。こっちは朝には入らなかったから昼間の景色がわからないが、温泉からホテルが見えたのでまた忘帰洞とは違った景色が見えるのでしょう。男女入れ替え制ではないみたいなので、同じ構造になっているのかな。



温泉めぐりのスタンプラリーなんかもあります、この後内湯の磯の湯にも入ってきました。こちらは無色透明でしたが、硫黄の臭いがして、また泉質が少し異なるようですね。ホテル浦島の温泉めぐり、日帰りでもできるみたいなのでここは温泉好きなら一度はやはり来ておくべきところだと思います。

ということで、ホテル浦島でも歩き回って、今日の歩数はなんと25000越え。これはここ数年でも一番だったと思います。登山してもこんなに歩かないからなぁ。母もよくついてきてくれました。明日も引き続き歩き回る観光地が多いですが、温泉効果で体力回復して旅行の後半戦、楽しんでいきたいと思います。

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昨日はチェックインの都合上、金剛峯寺を見れなかったので、夜に観光プランを作り変えて高野山をたっぷり2時間見られるプランに変更。やっぱり高野山まで来て十分見たいところ見れなかったら悲しいからな。



あいにく天気はいまいちな予報。午前中は大丈夫そうだが、午後は雨らしい。白良浜で夕日でも見ようかと思ったけど、これは100%無理だろうなぁ。まずは今日は宿坊ならではの見どころ、朝のお勤めへの参加からです。



朝のお勤めは6時半からということで、6時に起床すると、「布団を下げてもよいですか?」といきなり声がするのでさすがに「ちょっと待ってください。」と。この辺りはさすが宿坊というか朝6時に布団を片付けるのは初めてだったのでびっくりしたな。食事のコールといい、お坊さんもフル活動でしょう。



それにしても宿坊の朝は寒い。。。と思ったら暖房消えてるんかい!昨日の風呂といい、部屋といいこの辺りは宿坊の方針なのか、単にここだけなのか分からないが風邪ひきそうだったな。朝のお勤めに行く最中も極寒。これ1月とかだとどんだけ寒いのだろう。。ちなみに今日は最低気温2℃でしたが、これは暖かい方で、明日だったら-3℃の予報ですからね。つくばの冬みたいだ。



朝のお勤め(6:30-7:00)


本堂へ。本堂の中には既に他の宿泊客も来ていて一列に並んでいた。30分のお勤めというかどんな内容だろう。と思っていたら、、、30分通して読経!その後住職さんからのお言葉という流れだった。ううむ、最初は正座をしていたがさすがに途中から足を崩しましたね^^;



一応読経中、自由にご焼香をしてよいとのことなので、ご焼香をあげてきた。父は奉納と書かれている箱の中にご焼香をあげようとしてきたみたいだ。一番経験あるのは父じゃないのか??こういうのは案外外国人の方の方が詳しいですね。上手にご焼香されていました。



最後に住職さんからの言葉。簡単に言うと何気ない、代わりのない毎日が幸せなのだということでした。そうですね、自分も最近コロナになり、体がだるい時期がありましたが、健康な時ってそのありがたみが意外と分からないのですよね。朝起きて元気にごはんが食べられる、こんな当たり前が幸せなのだと思います。戦争の時なんて、「無事この朝を迎えられてよかった」から始まるのでしょうから。



朝食(7:10-7:30)


お勤めが終わると、そのまま朝食へ。「昨日食事された部屋で用意しております」って、昨日どこで食べたか忘れている人もいるんじゃないか??「昨日どこで食べたんだっけ?」と母。ほらね、幸い自分が覚えていたので良かったけど。



朝ももちろん精進料理。しかし、ここで気になるものがあった。それは。卵は精進料理なのか?無精卵ならば命あるものとカウントされないのか?
※後から調べてみたら、やっぱりそうみたいで昔は有精卵も無精卵も産み分けできないから卵は禁止されていたらしい。今は産み分けができるから卵が使われることもあるんだとか。



朝もやはり揚げ出し豆腐おいしかったな。2食連続で精進料理で、もっと肉が恋しくなるかなと思ったけど、この内容なら全然大丈夫ですね。昨日は見えなかった庭園も見えてよい朝食でした。



(8:10 チェックアウト)


さて、今日のチェックアウト目標は8時!パソコンを出しっぱなしにしておいたら、父がパソコンをお茶台だと勘違いしてお茶を入れようとしていた!「黒い板だからお茶台かと思ったよ。」そりゃないだろ、父よ。チェックアウト後は、駐車場に車を停めたまま、上池院の近くの寺院を軽く見てきます。


高野山散策(8:10-10:50)


まず行ったのは、上池院を降りたところにある苅萱堂。ここの住職さんは気さくに話しかけてくれて、栃木から来たと言ったら、U字工事のいるところだねと。和歌山からしたら栃木の事を知っているって結構レアだと思うけど、お笑いが好きなのでしょうかね。



日曜の朝ですが、あまり観光客はいない様子。ここも外国人が多いですね。やはり和歌山の高野山となると、奈良に比べるとアクセスが難しいからかな。



⑨成就院(8:35-8:50)


ここはガイドブックを見て行ってみようと思っていたが、昨日時間がなくて行けなかったんですよね。なんだか建物も不思議な雰囲気です。



数珠占い。これどこかで見たなぁ(山寺だったかな)。父は凶、自分は吉!まぁ、何だろうとそんなもの気にしないがなw



戦争の遺物などがなまなましい。展示物はホント様々だ。



戒壇巡り。真っ暗なイメージだが、降りると薄明るいイルミネーションもあり、完全に真っ暗というわけではなかった。17年前に高野山に来た時もどこかの戒壇巡りに入ったのだけど、ここだったかなぁ。



でも、こんなイルミネーションはなかった気がする。写真で撮ると分からないけど、ほんとに薄い灯りです。



成就院に行った後に清高稲荷社にも寄った。赤い鳥居が連なって階段があるので、目にしたら行ってみたくなるだろう。





この稲荷はなんだろう、土砂崩れとかで社が崩れてしまったのかな。こんな感じで即席の建物の中に祀られていました。少し寂しい感じがしますが、たくさんの奉納がされていて、大事にされている神社だなと思います。

さて車に戻っていよいよ高野山の見どころでもある金剛峯寺へ。自分も初めて観光するので楽しみですが、想像以上に大きなお寺でした。



⑩金剛峯寺(9:15-10:00)




道路を挟んで入り口があるが、既に入り口からして立派。入場料は1000円と結構しますが、展示内容は素晴らしいので見る価値十分にありです。





建物の中は、ちょうどお坊さんが読経をやっていてお経が響いています。展示品はいろいろありますが、襖は撮影禁止になっています。



高野杉の輪切りの展示。こうしてみるとやはりすごい太さです。2.7メートルだったかな。もっと太いものも奥の院などには生えているでしょう。





見どころの1つ蟠龍庭(ばんりゅうてい)。なんと広くてきれいな庭園だ。京の白川砂を敷き詰めていることで、非常に白さが際立っています。また、「500坪におよんで、我が国最大の庭園」と解説されています。見学できる部分以外にも広がっているんだろうな。ここで雨が降ってきた。建物の中にいるから良いが、傘を持ってきていないな。止んでくれると良いが。。



父がお土産にお香を購入。お香を焚く台まで買って4000円くらいしたみたいだ。他にも杉のアロマなど、香り系のものが多く売っていました。



さすがに金剛峯寺の御朱印はもらわないと。さすが金剛峯寺のお坊さんが書いてくれただけあって、迫力ある御朱印でした。他にも、たくさんの部屋を見学出来て、それぞれ襖に動物であったり、もみじであったり見ごたえのある絵が描かれています。人が切腹した部屋なんかもあり、びっくりするところもありますが、さすが金剛峯寺、来てよかったと思います。



金剛峯寺から近いところで、高野山大学も見てきた。自分の学生時代の友人も通っていた大学になります。ここで4年過ごすのはまさに修行。そして今も多くの若い僧がここで修業しているのですね。まさに霊場、高野山だ。

さて、そんな高野山も最後の観光地。壇上伽藍を見ていきます。



⑪壇上伽藍(10:15-10:40)




中門を通っていきます。これも立派な門ですね。この門自体は平成27年に再建されたもののようです。



壇上伽藍には1人500円を箱の中に入れて入るが、、あれ意外と見るところない??正面の観音様は迫力すごかったけど、他にはぐるっと堂内を一周するくらいでしたね。しかも写真撮影禁止という。。中には観音様が3体か4体くらい並んでいて、ぜひ写真撮りたかったなぁ。なんだか堂内にもスズメバチ注意の看板がありました。まさか中に巣を作っているんじゃないだろうな??無料で香料が置いてあったからちょっと塗ってみたらすごい匂いだ!



三鈷の松。なぜここにだけ松が?と思うが。樹だけでいえば高野山の杉がやっぱりインパクトすごかったですね。



六角経蔵があったので廻してみた。2人で回すと軽いが、1人で回すと結構重くてガクっとなる。そういえば六角経蔵を廻すのは今年は2回目だったな。足利の鑁阿寺の方が廻しやすかったかも。



帰りに近くのお土産屋でごま豆腐を買って高野山の観光もおしまいです。いやぁ、奥の院、金剛峯寺、壇上伽藍とメインどころは何とか全部見れて良かった!
ここから恐竜ランドへ。ちょっと高野山からは離れますが、HPを見ていて面白そうだったし、この機に行かなかったら一生行くこともないだろうと思い、足を伸ばしていってみます。期待しかない!



道中かなりのくねくね道車酔いなのか、さっきの壇上伽藍の香料にやられたのか気持ち悪くなってしまった。山の工事ってタイミング悪いと2分以上待たされるからな、意外と複数ハマると目的地までの時間に地味に影響してきます。そして一時再び晴れたのだが、ここから再び天気は崩れてしまうのだった。。



⑫小原洞窟恐竜ランド(11:35-12:25)




最初、ここまでくる人あまりいないだろうなと思っていたが、駐車場には7台くらい停まっている。意外と人気スポット??そして車から降りてびっくり。いきなり野性のジャングルみたいなBGMが聞こえてきた(恐竜の鳴き声)。しかも結構大音量なのがこれまたすごい!



恐竜のオブジェも結構リアルだ。大きなも中々だし、目もギョロっとしているぞ。



入場料は900円。一見結構するが、この中の洞窟を見れば900円なら安いんじゃない?とさえ思えるクオリティなのだった。





まずこの洞窟、ワクワク感がすごい。どうワクワクするって順路が書いてあるものの寄り道したり、順路にない分岐があったりで中はまるで迷路のようになっている。恐竜の活かし方もうまいなぁ。



洞窟の中にはもある。落差23メートルって相当なものだろ。山形の滝観洞は約30メートルだったがそれに近い高さなのか。この滝の面白いところは、上も下も覗けて、この洞窟のルートの中で、滝の上の部分も下の部分も見ることができるということ。それだけ縦にも深い洞窟なんだろうな。



法師海順像。ここで入定(生きながらにしてお墓に入る行)したとのことです。でも、けわしいコース「トラコドン」の方が気になるな。ここで2手に分かれて自分はけわしいコースへ進みます。



トラコドンコースでは、低い天井と、勾配の急な階段があるくらいでそれほど危険なところはないかな。先ほどの滝を上から見ることもできます。



さらにティラノサウルスも登場。このあたりで洞窟の中のスタンプもコンプリートに近づいてきます。



洞窟の最深部には、光にあてると光る石が。これは、いわゆる蓄光であって、光が反射して光っているわけではないという珍しい石らしい。この空間はナレーションも流れていて、癒しの音楽と共にきれいな石を見てリラックスできました。



恐竜ランドと名前はついているが、地獄めぐりができるのも見どころの一つ。派手な下り坂を通るとそこでは六道界のうち、修羅界、餓鬼界、畜生界の3つを体験することができます。



閻魔様が「ばかめ、舌抜きじゃ。釜茹でじゃー!」と言っています。子供にはちょっと怖いか。



でも最後には、無事極楽浄土へ行くというよくあるパターンへ。虹の滝は上から流れていて、穴を除くと先ほど見た光景が。なるほど、こうしてこの洞窟は3層になってつながっているんですね。よく考えられて作られているなぁ。

ということで、子供向けかと思いきや、大人でも楽しめる、もはやテーマパークのような洞窟でした。よくできていたなぁ、これ近くにあったらまた行きたいですけどね。さて、ここからは和歌山市の方へ向かいます。高野山をゆっくり見てしまったのでちょっと時間が押している。お腹空いたぞ。



⑬道の駅かつらぎ西(13:15-13:40)


ちょうどICに乗るところにある道の駅。ここからは雨がやみそうにないので、傘を買うこととお昼を食べるために寄っていきます。時間があまりないので、テイクアウトして食べても良かったけど、かつらぎ西食堂のメニュー的にすぐ出てきそうなものが多かったのでここで食べて行くことに。



自分は紀州南高梅が入ったうどん。さっぱりしていておいしかった。父と母は和歌山ラーメン。ちょっとしょっぱかったそうな。



和歌山らしく、みかんがたくさん売っていたので、普段食べることのない「はるみ」を購入。みかんとオレンジの間のような味でとてもおいしかったです。これ家で育ててみたいな。みかんを食べながらドライブも最高だ。



⑭深山砲台跡(14:45-15:30)




結構なザーザー降りの中、深山砲台跡へ到着。ここは砲台の火薬を保管していた遺構などが残っていて、遊歩道に沿って見学していくのだが、山道っぽいところもあり、かつ、距離も長いので雨なのはちょっと辛いが、、行ってみましょう!



スタートからそれなりの坂道が続く。予想通り母がきついので「もうだめだ、車に戻ろうかな」と言い出すので、まぁ最初の火薬倉庫くらい見ていこうということで何とか進んでいくと、、分岐かぁ。右側が展望広場と思うので、ちょっと自分1人で行って写真撮ってくることに。





展望はこの天気なので、いまいち遠くまでは見えないが、晴れていたら絶景だろうな。解説には、ここからは、友ヶ島と遠くには淡路島が見えるようです。友ヶ島は天空の城ラピュタに似ているということでちょっと調べたことがあったのですが、船でないといけないのでね。。ぜひ機会があったら行ってみたいものだ。



すると、ここで父母と合流。あれ、自分は展望台を見たら元のルートに戻るつもりだったのだけど、道がつながっていたということか。既に火薬庫を見てきたというので、自分も下に降りてみるとレンガ造りの火薬倉庫が出てきました。



火薬倉庫はフラッシュを使って撮ったので中まで見えていますが、実際は灯りがないので真っ暗。一応スマホのライトで照らして軽くみてみましたが、さすがに中に長時間いる気が起きない場所です。当然、中はもぬけの殻状態。ここに火薬を運んで保管して、取り出して。。。明治25年に着工され、太平洋戦争が終わるまで使われていたということですから、当時は国のためにとみなさん一生懸命働いていたんだろうな。



ここからは山道のようになってくる。雨だから滑らないよう慎重に!



砲台跡と思われるところを何か所か見たが、こんな遠くから海に侵入してきた敵の船に当たるものなのですかねぇ。山の上には休暇村の宿が見える。



こんな感じで、割と最初の方にお目当ての砲台跡と火薬倉庫が出てくるので、後半はハイキングといった感じでした。熊とか猪が出てこなくて良かったです(地面が猪が掘ったような跡があったので、イノシシはいそうな感じ。)

和歌山市では、この砲台跡から近いところにある淡島神社に参拝していきます。



⑮淡嶋神社(15:40-15:55)


淡島神社は人形供養で有名な神社です。駐車場は30分まで無料(無料の手続きが必要)ですが、参拝するだけならば20分あれば十分でしょう。

人形供養として預けられた人形がまとまっておかれています。割とゴミ箱に捨ててしまいそうなぬいぐるみまでおかれていました。こういうのも供養に出すべきなのかな。それとも亡くなった人が大事にしていた人形だったとか…?人形の祟りというのも聞きますからね、怖いです。





本殿自体は見た目は普通だが、、よく見ると両側に無数の人形が。右サイドは童女の日本人形がずらりと並んでいるので迫力あります。



こちらは左サイド。境内の下には、干支の置物がずらりと。



ある程度同じ種類の人形やお面がまとまっておかれていました。一種のコレクションのようにも思えてきます。ここまで集めるの大変だったろうな。一方、これもぜひ置いてくださいと寄付する方もいるんじゃないでしょうか。



雨の強い中でしたが参拝客も多かったです。ちょっと変わったところで和歌山市の端の方にはなりますが、やはりその奇特さにひかれて訪れる人も多いのだと思います。友ヶ島や深山砲台跡に行くときは立ち寄ってみると良いかもしれません。


(16:40 静岡ICイン)


さて、雨は強まるばかり。和歌山市から南紀白浜まで約2時間のドライブです。高速にいく途中、和歌山城を発見。父や母に写真撮って、とお願いしたが天守閣は残念ながら撮れませんでしたねぇ。。


⑯とれとれ市場(17:40-18:10)


夕日が見れれば、白良浜や円月島から夕陽が沈むところを見てみたいと思いましたが、この雨で見れるわけもないので、気になっていたとれとれ市場に寄っていくことにしました。雨ということもあり、大混雑でしたね。お土産も本当豊富でした。



父は日本酒、自分は日本酒のつまみに梅の実(梅酒漬けのやつ)を購入。母は、、、関東ではもう売っていないおやつのカールが売っていることに感激して、たくさん買っていました。西日本ではまだ売っているのかねぇ。確かにカールは見なくなったな。海鮮丼もいろいろ揃っていたし、夕食をここで食べて行くというプランを組むのもありだったかもな。



⑰美酒の宿 松風(18:20 チェックイン)


ということで、やっと今日の宿に到着。朝早かったから疲れました。こじんまりとした民宿というイメージだったけど、入ってみてびっくり、なんと洒落たところでしょう。入り口でオーナーに話しかけると、いい部屋が空いたので、無料でアップグレードさせていただきました、と。このアップグレードされた部屋がとてもすごかった。



リビングと寝室が分かれていて、洗面所も広い。そして部屋が暖かい!昨日の宿坊が寒かっただけに、超快適でしたwトイレには置き暖房まであるし。そして、ジブリのピアノ演奏がかかっていて、とても落ち着く空間になっていました。民宿というより離れの個室という感じ。

夕食(18:10-18:55)


昨日が精進料理だったので今日は、肉と魚づくしにしようと思い、すき焼きと刺身盛りのプランを頼んでいました。料理もすごい豪華です。すき焼きは熊野牛とのことですが、山盛り!



刺身はこの時期に旬な太刀魚とのこと。大きいと皮が硬いので軽く炙って提供しているようです。刺身はどれもおいしかったな。



後だしのカレイのから揚げと、すき焼きの〆のうどん。お腹いっぱいになりました。そういえば、オーナーの話も聞きごたえがありました。紀伊半島には白浜と勝浦という地名があるが、千葉の房総半島にも同じく白浜と勝浦ってありますよね。そこは元々和歌山に住んでいた人が千葉に移住して、紀伊半島と似たような地形だったから、同じ名前を付けたらしいです。そんな面白い話があったんですね。聞いてなるほど、と思いました。



最後はパンダのシュークリーム。かわいいじゃないですか。白浜といえばアドベンチャーワールドのパンダも有名です。今回は観光の予定はないけど、動物園でパンダをみて、カフェなどでパンダのスイーツを食べるなんていうのもいいですね。ごちそうさまでした。



お腹もはちきれんばかりだし、しばしゆっくりしよう。この空間ならいくらでもダラダラできるな。ちなみに風呂は、ここの貸し切り風呂を使うか、外の提携ホテルの温泉を選ぶことができます。貸し切り風呂は温泉ではないので、やはりここは外の温泉にしよう。父は酒を飲んで早々に寝てしまった。風呂入らないでよく寝られるもんだ。


温泉グランパスSea(21:05-22:00)


温泉はグランパスSeaという松風から3~4分歩いたところにあり、母と2人で出発。提携ホテルに着いたら、入浴券を忘れて急いで松風に取りに帰ったという自分らしいミスをしてしまった。母も呆れていたなw



温泉はいい湯でした。無色無臭だったが、肌がすべすべになりました。このホテル、学生が多かったが、合宿でもしていたんだろうか。昔はかんぽの宿だったそうで、今は別の会社が買い取ったそうです。



夜は音楽を聴きながらパソコンで今日の日記を。。この空間最高ですね。どんな部屋なのだろうと思って調べてみたら、過去の口コミにプレミアムルームが空きが出て、部屋を無料でアップグレードしてもらったという方がいらっしゃったので、この部屋はプレミアムルームなのだなと。オーナーにも感謝ですね。



ということで、酒を飲んで、明日のプランの復習。これチェックアウト10時にしたいけど、明日も観光したいところたくさんあるからな、悩ましい。。と考えているうちに眠くなり、布団へ。部屋の間接照明もとてもきれいで快適に寝れました。

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いよいよ始まりました、4泊5日の紀伊半島ぐるっと一周旅行三重→奈良→和歌山→三重と回り、今回の見どころは世界遺産も盛りだくさん。個人的に和歌山は17年前に高野山に行って以来だったし、奈良も高校の修学旅行依頼。三重に至っては長島スパーランドのアンパンマンミュージアムしか行ったことがなかったので、新規開拓の意味でも大きな経験になることを期待しています。まぁ、一番の目的は親孝行です。父の退職祝いも、両親の古希祝いもできていないので自分がナビゲーターとなって同行することで皆にとっても記憶に残る旅行になるに違いない!



天気も、ころころ変わる3月の中ではかなりいいタイミング。少なくとも1日目は快晴の中まわれそうだ。

プロローグ(3:17出発)


前日に足利に帰り、午前3時出発。一応自分は2時には起きていたのだが、、相変わらず3時になっても出てこないなぁ。結局今回のスタートは3時17分。でも17分の遅れくらいなら何とかなります。昔はもっと平気で遅れていたのでこれでもマシになった方かな。4泊5日ということで極力ペットボトル飲料は持参。ビニール袋一杯ですw

車の中では随分いろいろ話したなぁ。4泊5日なんて初めてだねということ、気象予報士の話、母の体たらくな生活の話、最近行った旅行の話、、まぁ最初の目的地まで6時間乗っているわけですから、いくら話題があっても足りません。

(5:39 更埴JCT通過)


更埴JCTを松本方面に行くのも自分は久しぶりだ。だんだん気温が低くなって雪景色も出てきた。今日は暖かいと言っていたが当たり前ながら標高高いところはまだまだ雪積もっています。伊那の近くまで来た頃には外気1℃まで下がってきたぞ。


駒ヶ岳SAで朝食(6:10-6:35)


そろろろおなかも空いてきたので駒ヶ岳SAに寄って食べて行きます。車から出ると寒いこと!今日の高野山も寒いからダウンジャケット持ってきたけど、正解だった。まさか行きのSAでこれほど役に立つとは。。



朝食は自分はきのこきしめん。母は朝定食にしようか迷った挙句、かきあげうどんを選択。注文した後も、やたら朝定食にこだわっていましたね。そんな納豆と生卵が食べたかったんだろうか?きのこきしめんは、きのこがたくさん入っていて、味も美味しかったです。何より体が温まるのが助かる。牛乳パンとアップルパイがご当地グルメかな。アップルパイを買ってみたが、5日通じて食べきれなかったなぁ(道の駅とかで途中色々買ったし)。


(7:50 内津峠PA)


内津峠で父から自分へ運転交代。そのまま高速を進むとやがて名古屋へ。ナビが古くて高速が更新されていなく、元々予定していたルートと違うルートを進んでしまった。何とか伊勢湾岸自動車道で合流できたからよかったが、、名古屋の高速でルート誤表示するのはさすがに怖いわ~。

(8:38 四日市JCT通過)


湾岸自動車道では、長島スパーランドが左手に見える。この時、5日目にこの辺りを観光(なばなの里)することになるとは全く想像できなかったんだが。。



まずはちょうど奈良への行き道にで伊賀を通るので、伊賀上野城と、伊賀流屋敷博物館に寄っていきます。忍者博物館は、からくり屋敷のようになっているのでこれも楽しみの1つ。もっと市街地にあるかと思いきや結構田んぼの多いのどかな地域にあるのですね。



上野公園(9:35-11:00)


公園の駐車場に到着!鳥のさえずりと朝の空気が気持ちいい!しかし母が速攻で疲れたようで、、この5日の旅行の最初の数十メートルで疲れるとはこの後どうなってしまうのか!?



が良くでるのですかね。蜂注意の看板をよく見かけました。3月だからさすがにいないとは思うけど。。。



まずは城に行ってみます。立派なお城だ。桜がもう咲きそうです。後2週間したらもっと見ごたえのある景色になっていたでしょう。



①伊賀上野城(9:45-10:05)


受け付けの横には資料館が。資料館といいながら井戸が展示されていました。網で覆われているけど、結構深くておぉっとなります!間違って何か落としたら回収できませんので注意!



城に入ると、いきなりマスコットキャラの虎が。伊賀と「たイガー」をかけているのか…?そして藤堂高虎の虎か。いろいろ掛かっているのだな。



城の中はかなり寒かったです。これ、冬だと暖房入るのかな?1Fと2Fはこんな感じで展示品が数多く飾られています。



基本は戦時中の遺品が多いですが、敵の首を狩ったら、それを包む網が展示されていたのが衝撃だったな。血痕あり、とか書いてあるし!そしてこれはすごい形の。これ、敵がみたらウサギか?って思わないか?



急な階段を上り最上階へ。城の窓にはしっかりとガラスがはめ込まれているのも現代っぽいw



城からの景色。時代が変わって建物もたくさん経っていますが、昔の人はここからどんな思いで何を見ていたのだろう??



天井には多くの絵が飾られていて、展示内容の解説もきちんとされています。展示物が多めなので、1つ1つ見るとこれだけでもかなりの見ごたえがあるお城だと思います。今回は弾丸ツアーみたいなものなので、じっくり見ることはできませんが、やっぱり首を包む布のインパクトが強烈でしたね。(いろいろ展示されていた鎧も、死体がつけていたものかもしれないが)



②伊賀流忍者屋敷(10:10-10:45)


お次は忍者博物館へ。ここはからくり忍者屋敷と忍者の使った道具や生活が展示された博物館があり、忍者のショーも追加料金で見ることもできます。地図では結構離れていそうだけど、お城から結構近かったです。



入り口には忍者が。足元にいるのは、、イタチ?(風来のシレンか!?)。屋敷の中には忍者の格好をしたスタッフがいて、ちゃんと説明してくれるからわかりやすいですね。



仏壇の下に隠し扉が合ったり、回転する扉が隠されていたり、、見ごたえがありました。こういうカラクリをみて思うのは、カラクリにも王道パターンというのがあって、結局予測されてしまうようなカラクリだとあんまり意味がないんじゃないかなと。からくりがあると分かっていて侵入してくる相手もどうかと思うし。そのあたりどうだったんでしょうか。



個人的には、からくり屋敷を自分で体験しながら進むようなものをイメージしていたので、ちょっと仕掛けの解説を見ながら知るというのは予想と違っていたかな。自分でからくり屋敷の謎を解いて進むみたいなお屋敷はないかなぁ。。。



この床の下に刀が隠してあるところは、スタッフが実演をしてくれます。床が外れるようになっていて、足でザッと踏むと床が浮かびあがってすぐに刀を取り出せるようになっています。すごい素早い動作で実演されていました。博物館はこれで終わりではありません。地下に降りて資料館へ。



様々な形の手裏剣が。手裏剣については解説があって、1枚1枚が結構重いので、せいぜい2枚くらいしか持てなかったみたいで、いざというときに使うくらいであまり使われていなかったとのことでした。母は「手裏剣についた毒が間違って自分に刺さったら危ないよね」と。確かに、あまり持ち過ぎているとそういう確率もあがるわけなのでそれも理由の1つかもしれないな。まきびしについては、実は植物で、いざとなると中に種が入っていたので食料にもなり、撒いて敵の足止めをして、食べることもできる、二度おいしいアイテムだったと言っていました。これも衝撃でしたね。





今回は見られなかったけど、500円で忍者ショーも見られるし、忍者に変装して忍者気分を味わうこともできるみたいです。また、今回は伊賀の里ですが、近くに甲賀もあるわけで両方行って比べてみるのも面白いかもしれないですね。



最後に全体をざっと散策して終了。鳥居がたくさんあったり、大きな謎の建物があったりと見どころたくさんのエリアでした。三重の観光は一旦4日目までとっておいて、次からは奈良の観光に入っていきます。



奈良の寺院観光(11:55-14:20)


奈良公園に近づくと、いきなり鹿が。奈良公園の領域って広いけど、この中のどこまで鹿が自由に散策しているのか?そしてこのエリアから鹿が逃げ出したりしないのか?がいろいろと気になるところです。駐車場でどこに停めるか迷ったが、春日大社近くの駐車場が空いていたのでそちらへ停車。東大寺までは700メートルくらいあるので結構歩きます。



③奈良公園(12:05-12:15)


東大寺の方に向かうにつれ鹿の数も増えてきた!鹿せんべい屋さんもたくさんいます。こうして念願の鹿せんべいを買った母に悲劇が!



母がせんべいをあげようとしたら数匹寄ってきて、もう頭でつついてきたり、母のコートにかぶりついてくる。シカによっては催促がすごいなぁ、気性の粗い子もいますね。こりゃ修学旅行の女子が泣くわけだ。草食動物はここまで気が狂ったように夢中になる鹿せんべい。どんな味なんでしょう?(さすがに食べる気にはならない)





たくさんの人がいますが観光客は半分以上は外国人。外国の方から見ても鹿とお寺の組み合わせはインパクトが大きいのでしょう。



④東大寺(12:15-13:00)


東大寺南大門。これは本当に大きいし立派だ。さすがは世界遺産。この歳になってみると、改めて奈良のすごさがわかります。高さ25メートルで日本最大級なんだとか、確かにこんな大きさ他では見ない。



門を通る間の金剛力士像も迫力すごい。網が邪魔だが、、、





受付を済ませて内部へ。東大寺ミュージアムも見るならお得な1000円セットがあります。東大寺だけなら600円。



青空に映える東大寺。この赤色はやはり青空が似合いますね。今日が快晴で良かった!



東大寺の大仏は盧舎那(るしゃな)仏といい、開眼供養会は752年。ということは約1300年前ですか。母は正面から撮ろうとしたら、スタッフに注意されたらしい。この斜めの角度だったら大丈夫ということかね。



大仏殿の中では、大仏のまわりをぐるっと一周できる。大仏を横から見るなどなかなか機会もないから貴重だな。それにしても、自分は高校の修学旅行で一度来たことがあるはずなのだが、全然記憶がないなぁ。昔はお寺とか興味なかったからかな。昔の自分にもったいないことしてるぞ、と言ってやりたいw



御朱印は4つの窓口があるが、どの列も5人は並んでいて大混雑。10分くらい並んだので、観光時間に含めておいた方がいいですね。ちなみに父はここで御朱印帳自体を購入。篠原ともえさんプロデュースで、表面に大仏、後面に鹿の絵がプリントされた、めちゃくちゃ東大寺らしい御朱印帳です。ご当地の雰囲気が味わえる御朱印帳っていいですね。外にはおびんずる様が居ましたが、残念ながらハザードがあって足くらいしか撫でられませんでしたね。



予定では奈良公園、東大寺と見たら平城京跡でも行こうかと思ったけど、この奈良公園、これだけで離れてしまうのは勿体ない。せっかくなので東大寺から近い二月堂と、駐車場の隣の春日大社も見てこようと思います。



二月堂へ向かう道中、母が鹿に足をかじられたようで大騒ぎ^^;鹿せんべいの力おそるべしです。樹もそのままにしておくと鹿に食べられてしまうものもあるでしょう。しっかり囲われているものもありました。



⑤二月堂(13:15-13:25)


ふぅ、東大寺からここまで結構な距離を歩きました(地図でみるより遠かった)。二月堂は修二会(しゅにえ)が旧暦の2月に行なわれることからこう呼ばれているようです。





この景色、なんとなく清水寺に似ている気がします。境内から見えるのは奈良の街ですが雰囲気は近いです。ここからの景色でも眺めながらゆっくりお茶でもできるといいのですがね。





奥には休憩所が。そろそろ母の体力が心配ですが、あまりゆっくりもしていられない。というかそろそろ昼食食べないと、夕食が食べきれなくなるぞ。。



ここから駐車場までも1kmくらいあるか、、、ひたすら春日大社を目指す。左手には若草山鹿せんべい飛ばし大会というのをやっていたみたいです。鹿せんべいが円盤型だからそれを投げて距離を競うのかな。



疲れたので途中の売店でソフトクリームを購入。今日は気温高いからなぁ、長い距離を歩いて汗もかいてる。この後、高野山に行くから気温下がるし、あまり汗はかきたくないんだが。。



こっちの鹿は東大寺方面に比べると、やや痩せている?やはり餌をもらう機会が少ないからだろうか。春日大社に近づくにつれて燈籠が増えてきたぞ。時間も押しているけど、春日大社も世界遺産の1つだし、近いから軽く見ていこう。



⑥春日大社(13:50-14:10)


団体ツアー客が多く、非常に混んでました。もともとプランに入れていなかったので、春日大社がどういう位置づけなのか分かっていないが、後から調べたら春日大社の神様は鹿島神宮から迎えられたらしいではないか。事実を知って少し身近に感じました(観光地の予習ってやはり大事だ)





もう時間もないので、人がたくさんいるところが有名の法則に従い、若宮大社に参拝してきました。こちらも燈籠が両サイドに並んでいます。夜になると灯りがつくのですかね、そしたら相当きれいだろうな。



駐車場に戻る途中にあった鹿の像。鹿島神宮から来た神様は鹿に乗ってきたという言い伝えがあるようで、以来、鹿は神様の使いとして神聖な動物として扱われていたということですね。それで奈良公園にもたくさんの鹿がいると。高校の時に来た時も全然予備知識なしだったけど、今回も全然奈良の事を分かっていないで来てしまいました。次来るときはもっと歴史を勉強してから来たいところです。でもこの歳になって来てみて、改めて奈良のすごさが分かった気がします。



さて、予定より大分時間が押しているので、平城京跡は諦めて、かつ、高野山の観光も金剛峯寺と奥の院のどちらかは諦めないとチェックインに間に合わないぞ。とはいえ、まずは昼食。コンビニで軽く買って、車の中で食べよう。朝がうどんで、昼がパスタ。夜は精進料理だから、何か肉でもつけるかと思い、焼き鳥追加w。ガソリンも入れないとまずいと思い、ここで満タンに。



奈良から高野山に向かうには、無料の高速も使っていくのだが、ここでも高速道路がナビで表示されない問題があって、走行ルートや到着予定時刻が大きく変わったのが混乱した。ただでさえ時間がないのに!山は道路補修工事中のところがいくつかあって、長いと2分半くらい待たされた。これも結構痛いよ。



高野町へ。ここに来るのは17年振りか。高野山にはお寺が113件あるのだが、変わらずなのだろうか。車で移動しながら高野山観光のリプランニングをしたが、やはり高野山の観光は外せないからなぁ。。金剛峯寺は明日に回すように調整しよう。次の目的地奥の院へ。



⑦高野山奥之院(16:45-17:50)


奥の院では最初1時間50分の観光時間を確保していたが、18時チェックインとすると1時間ちょっとしか見られないぞ。。やはり宿坊だしきっと普通の宿と違って制約も厳しいのだろうから、遅れる旨を宿に電話しておこう。奥の院の中の橋駐車場はこの時間でも結構車がありました。特に参拝時間は決まっていないしな。



入り口の鳥居で記念撮影。気温は12℃とやはり奈良より5℃くらい寒いようだ。上着を忘れずに。ここはもう燈籠の灯りが付いています。





ここには企業のお墓もあって、業務中の事故などで亡くなられた方を供養しているようでした。自分の会社はなかったけど、同業の企業があったから見落としかも。



無縁仏の塚。高野山でも維持管理ができなければ、無縁仏になってしまうのか。。かなり大きいです。



この奥には御廟橋があって、その先が弘法大師の霊域となっているようです。奥の院の中の奥の院という感じですね。カメラ撮影禁止で、向かう人はみな橋の手前で丁寧にお辞儀をしていました。霊域はものすごく幻想的。天井から吊り下がっている金色の筒(名称がわからない)に明かりがついていて、厳粛な雰囲気でした。あのぼんやりした灯りはぜひカメラで撮りたかったなぁ。





帰り道は行とは別のルートへ。太い杉の木とお墓が並んでいます。樹の太さは他のお寺と比べても断然太いので歴史を感じさせますね。



豊臣秀吉の墓。他にも有名な戦国武将のお墓はたくさんありますが、少し奥まったところにあるので、全部見つけて参拝するのは時間もかかりそうです。



時間は17時40分。戻る時間も考慮すると、そろそろ帰路につかないと。一の橋の方に向かえばぐるっと一周できるのだが、その時間はないので、中の橋駐車場の方に戻ります。紀伊半島ぐるっと一周旅行ですが、奥の院ぐるっと一周はできなかった。。



⑧宿坊上池院(17:55チェックイン)




高野山には宿坊も多く、1日では回り切れないので宿坊に泊まる方も多いようです。自分も宿坊体験は初めてですが、もうほとんど旅館と変わらないなと思いました。



部屋もとてもきれいで広い、快適な和室。掃除も行き届いていて旅館よりも清潔な感じがします。この辺りは宿坊といったところでしょうか。夕食がもともと最終が18時からということで、着いてすぐですが、お坊さんが夕食のコールをかけて夕食へ。


夕食(18:10-18:55)


夕食は精進料理肉や魚を使わずに、野菜中心に素材の味を活かした料理になります。肉や野菜はないですが、大豆を甘じょっぱくにて肉に見立てた料理や、てんぷらなど、重めの品もあり、物足りないということは全然なかったですね。味付けの濃さもちょうどよい感じで、とても上品な味で楽しめました。



よくよく考えると、肉と魚を使わずよくここまでバラエティに富んだ料理が提供できるなと思わされます。宿坊とはいえ、さすがに料理人を雇っているのでしょうね。この辺りは思っていた精進料理のレベルと比べて断然質が高かったです。



なぜか夕食に紛れて数珠のプレゼントが。この旅行中はつけておこうか。


風呂(19:10-)


風呂の脱衣所が寒い。。。ただでさえ高野山寒いのだから暖房くらい入れておいてほしいなと思いつつ、これも修行なのだろうとポジティブに捉え早々に風呂へ。なんかシャワーも冷たいぜぇ。。1分くらい出したらようやく暖かくなったが、お湯もぬるめだし、全体的に暖が足りてないよねと父と会話していた。



自分らが風呂を出る頃に、修行僧の方が入ってきたぞ。普通に宿泊客と同じ時間帯に風呂に入るのか。スマホを持っているし、割と普通な生活をしているのかな。ここで何と父が修行僧の方を質問攻めに。
・お寺の人は本当に肉や酒は食べたり飲まないのですか?
 →100日くらいの修行の時は本当に肉とかは食べない
・宿坊はお料理が上手ですよね、修行僧の方もあんな美味しい精進料理を食べているのですか?
 →客が食べる料理とは別です
・高野山のすべて寺院は真言宗なのですか?
 →はい。

修行僧の方も早くお風呂に入りたいだろうに、、、参考になるので私は特に口を出さずに聞いていましたが。。



風呂からでて朝2時起きだったし寝たいところだが、明日のプランについてやっぱり高野山をもう少し観光したいなと思ったので、2日目と3日目のリプランニングをした。2日目が雨で3日目が晴れと思い、三段壁洞窟の観光を3日目の朝に持ってきた。これでちょっと3日目がハードになっちゃったかな。



みんなには先に寝てもらって、追加で今日の印象に残ったポイントのメモを作成。たぶん5日もあると記憶がごちゃごちゃになる可能性もあるし、できるだけ記憶が新しいうちに情報を残しておきたいですからね。なんだかんだで就寝時間は0時くらいになってしまった。明日は朝のお勤めもあるから楽しみです。

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