自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

沖縄の顛末(3)

2006-11-15 | Weblog
 スタートして与那までの10kmあたりは平坦。追い風基調でAv40オーバーのスピード。50番手ぐらいで走行。センターラインにそって走行していたが、3台ほど前で左から急に右に斜行する自転車アリ。あっと思うまもなく倒れる。ガチャンガチャンと右側走行の自転車が巻き込まれる。私の隣の自転車も巻き込まれた。10cmの差で助かった。集団にはすぐ追いついて復帰。かがみさんも追いついてきてお互いの無事を確認。ハスったのだろうが、落車の山だ。
 与那からは山岳、普久川の登り。といっても350mの標高差。かがみさんが飛び出したが、私はマイペースを維持。前回は目一杯力走して、失敗した。
 流れに乗るような感じで無理せず登る。130に出場のK田さんがいた。彼は遅れ始める。同クラスの泥プロジャージのロラ男さんには抜かれる。(コナさんには気が付かなかった)補給所で水ボトルを交換。
 下りも脚を使わず、Max73km程度。前回は脚つりで休んだ、安波から高江の最初の登りも調子よく登れた。しかし、アップダウンが始まり、脚が攣る前兆がでる。「クランプストップ」を時々使用して、なんとか痛みは出なかっが、スピードが落ちる。後ろから同クラスの小集団が来るが乗り遅れる。これは我ながら情けなかった。
 一人旅で走っていたが、途中から、同クラスのディープリムを履いた人と、平坦は彼が、登りは私が、と暗黙の了解で交替で走ることが出来た。声も交わさずの共同作業だった。積極的に良いタイミングで交替するので楽しかった。平良の手前まで2人交替で走る。130、200の一人旅を吸収してグループとなり、平良の関門のあたりの平坦を私が35,6kmで引いたが交替してますますスピードアップ、ちぎれてしまった。
 しかし、しばらくして200の集団が来たので、乗ることに。平坦は40kmで走行するので、追いつくことができた。しかし、この集団、後ろを見ると、普久川のあたりで抜いてきた、同クラスのメンバーを何人か連れてきていて、ちょっとがっかり。
 慶佐次の坂も調子よく登り、補給所でボトルをゲット。有銘の3段登りでは、先ほどの集団ぶら下がり組みでグループが出来ていた。その先頭をはしるべくするすると抜け出した、つもりが、サミット手前で左のふくらはぎが突然攣る。登坂途中、とても乗っていられない。降りて休んでいる間に、先ほどの集団が通り過ぎる。少々痛くてもこがずにはいられない。サミットを越えて、最後の坂で今度は右ふくらはぎが突然攣る。とても乗っていられない。源河の関門時間には余裕があるので、あわてる必要はないが、最後の坂ということでやや油断したか。
 源河通過はさすがに前回のような感興はなかった。源河からは全くの一人旅となる。最後の緩やかな坂でようやく他の自転車を捕らえることができたが、他のクラスだ。結局、ゴール手前1km前で同クラスが一人追いついてきたので付く事に。そしてすぐ、コナさんが後ろから現れた。「なんで後ろから??」と思ったが、40km越えで引いてもらい、ひかれたままではみっともないので、最後の300mぐらいから並ぶように走った。
 最後は手をつないでゴール。沖縄で同チームメンバーと偶然にもこういうゴールが出来たのは全く良い気分だ。
 弱脚なりに思うのだが、「沖縄」はロードの王様だ。楽しさも苦しさも最大級ですね。これぞロード、と言う感じか。
 
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