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自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

成人の日に

2009-01-09 | Weblog
 報道番組で、「成人」の特集。成人年齢を18歳に引き下げることの是非を路上アンケートしていた。結果は、賛成より反対が3倍近く多かった。
 さてはて、人間は現状の環境が変わることに不安を覚える動物である。現状で生命が安寧であれば穴倉から出る必要を感じないものである。
 しかしながら、穴倉生活が長くなると、そとの変化がわからない。
 世界中では選挙制度がある国189のうち、166が選挙権18歳である。
 中学卒業してもそうだが、多くは高校卒業して、働けば税金は払う。税金払って選挙権がない状態が2年続くと言う状態が恒常となっている。
 どうもこのモラトリアム的状態がこの国の青年(のイメージ)を内向きにしているのでは、と思うのである。
 アメリカの大統領選(期間が長いから)では、翌年有権者になる高校2年生に訴えに来ると言うではないか。社会への興味、目の向け方、社会からの働きかけが違うのである。卒業式には大人の自覚を持たせるように教育体制を敷くべきである。これが政治・経済活動を含め国力の差となって行っている様な気がしない訳でもない。
 子どもの教育を考えても、せいぜい4、5年程度の移行準備期間さえあれば、変化を生み出すに十分であると思うのだが・・・。まずは決断である。
 
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